2019/08/12 のログ
ご案内:「奴隷都市バフート(過激描写注意)」にキルシュナさんが現れました。
キルシュナ > 【約束ロルの待機中です。】
ご案内:「奴隷都市バフート(過激描写注意)」にエインセルさんが現れました。
キルシュナ > 真昼の熱気を些かも緩める事なく、紅蓮の色彩で街並を塗りつぶされた夕刻の奴隷市場。軒下の日陰で裸身を晒し、時に試用の名目で金持ち共に弄ばれ、大勢の下卑た観衆にその痴態を視姦されていた性奴隷達の多くもそれぞれの店舗へと連れ戻される時間帯。
そんな奴隷都市の大通りを、一人の貴婦人が歩いていた。
純白の長手袋で包まれた繊指にてクルクルと日傘を回し、スラリと伸びやかな脚線美を際立たせるピンヒールが染み付いた淫液に薄汚れる石畳に硬質な足音を響かせる。夕日の赤を一層強めるワインレッドのドレスはピタリと肌にフィットして、グラマラスなボディラインで衆目を惹き付ける。
ボリュームたっぷりの双乳はベアトップに押さえつけられ、弾力たっぷりの丸みを強調する。

それだけ見れば貴族趣味を拗らせたどこぞの令嬢、もしくは一晩でたっぷりの金貨を稼ぎ出す高級娼婦といった風情。
しかし、奇妙な事にこの娘の周囲には護衛と思しき人影が見られない。
スカートに深々と刻み込まれたスリットや、布地を大きく切り取られた背筋などが覗かせる褐色の色彩は、異国の姫君といったエキゾチックな魅力として見る事も出来るだろう。
しかし、上品な歩みに合わせて揺れる臀部の丸みを浮かせるスカートが、秘めやかに開けた小穴からにょろんと伸ばす黒色の猫尾―――この王国では差別と迫害を黙認されるミレー族の証は、その服装から明らかに浮いていよう。
にもかかわらず、誰一人としてこの猫娘に絡まぬのは、金色の流し目が送り込む意識操作が周囲に働いているからだ。

さて、そんな手間まで掛けてこんな危険地帯に踏み込んだのは、いつも通りの気紛れという訳ではない。今回は非常に珍しい事に確固とした目的があった。

「――――にひひひひっ、いやぁ、随分遅くなってもうたけど、セルちんってばどないな事になっとるやろ?❤ まぁ、あの娘は相当ハードなんも好きそうやったし、特殊な能力も持っとるようやったから取り返しのつかんことにはなっとらん思うけど」

貴族令嬢の如き服装に見合わぬ品のない笑みを浮かべつつ、変態猫は狼少女の気配に近付いていく。

エインセル > じりじりと熱い日差しがようやく収まり始める頃合い。
差し込む赤い斜陽は、少女の居る荒屋の中も等しく照らしていた。
かつては厩舎だったのであろうそこは、今や雌奴隷の待機場所となっている。
それなりに広さがある上に、首輪を繋ぐ太い支柱がある為、改めて改築する必要がないのだ。
ベッドを客が望むなら、藁をたっぷり敷き詰めてからその上に白い布を敷く。
或いは畜生と同じ様に扱いたいなら、踏み固められた土に四つん這いになる。
いずれの使い方も容易であるから、奴隷商人としても願ったり叶ったりなのだろう。

――そして、今日の少女はどうなっているかと言うと、その姿は荒屋の奥まった所にあった。
木製のパーティションに区切られていて、足元は地面より一段掘られていて、床は石造り。
そこは、奴隷を借りた者達が用を足したり、奴隷に用を足させる為の場所。つまりはトイレだ。
少女はトイレの奥にも存在する支柱に首輪を繋がれて、何やら金属製のリングを跨がされている。
姿勢は胸も秘所も隠すことが出来ない蹲踞で、両腕は背中の後ろに縛られていた。
しかし、何よりも重要なのは、少女の頭上――形の良い狼の両耳に嵌められたイヤリングの様な装置だ。
魔法具に知識のあるものならば、それが何かを録音しておいて、再生して聞く為のものだと理解できるだろう。
通常であれば、貴族が移動の無聊を慰める為に音楽を入れておくのだが、少女の耳に入っているものはもっと単純で。

「んぃっ、ひ、ぅぅううっ――んふっ、これ、とめ、てぇえっ♡また、でりゅ、でりゅぅうっ♡」

聞き取れない小さな音が鳴る度、少女の尻穴から茶褐色の蛇がずるりと漏れ出て、金属の円環に消えていく。
仕掛けは単純。耳の魔法具に仕込まれているのは『エインセルちゃん』というキーワード。
キーワードを聞けば、腹に刻まれた刻印が作動し、少女の腹を膨らませる程の泥濘を生み出す。
また、尻の下に置かれた円環は、吐き出したものをここではないどこかへと転送する役割を持っている。
――聞かされる度に糞便を生み出す少女は、好き者の貴族に買われて、排泄奴隷にされていた。
ついでに言えば、少女の前にはぼんやりと光る魔法具の球体が浮いている。撮影用の水晶玉だ。
恐らく、ここではない快適などこかで、買い主の貴族が見ているのだろう。
汗まみれで糞便をひり出し続け、絶頂する少女の姿を。

キルシュナ > 少女に刻んだ淫紋。それが発する特徴的な魔力の流れを追って辿り着いたのは、奴隷商館の裏手に建てられた厩舎。すぐ近くに真新しい厩舎が建てられ、そちらからは家畜の気配が感じ取れる事からすれば、恐らくこちらは比較的安価な奴隷達が押し込められた下級の宿泊施設兼、ヤリ部屋となっているのだろう。
使用目的を変えてどれほどの時間が経っているのかは分からぬ物の、ランタンの淡い光に照らされた厩舎内に足を踏み入れたキルシュナは、むわっと纏わりつくかの様な熱気と、そこに含まれた匂いに思わず顔を顰めた。
この小屋に入れられている奴隷達は余りいい扱いをされていないのだろう。若い娘の汗と排泄物の織りなす発酵臭が、それを上回る濃厚な性臭と絡み合って厩舎内に充満していた。

『へっへ、申し訳ありやせんねぇ、猫の姐さん。予め教えておいてもらえりゃあ、しっかり洗浄してお引渡し出来たんですがね』
「んふふっ、別に構へんよ。むしろ、セルちんがこない汚らしい場所で飼われとったかと思うと、それだけでもうゾクゾクしてくるわぁ❤」

白濁だけでなく様々な汚濁に塗れたまま、光の消えた瞳を虚空に向けてピクピクと小さく震える少女や、木柵に繋がれたまま丸々と太った豚に伸し掛かられ歪な獣根でゴスゴスと肉穴を貫かれる娘などを尻目に、案内役の小男と共に厩舎の奥へ。

「んほぉぉおっ、こらまたえっぐい事になっとるねぇ❤ 何なに、これ、どないなっとるん?」

そうして薄暗い小屋の最奥、不浄の悪臭の染み込む浅い石堀のスポットライトめいて明かりの集中する中に拘束された狼少女の姿を見つけた猫娘は、なんとも品のない喜声を上げて久方ぶりに再会する友人へと近付いた。下劣な濁音を伴い円環の先の暗がりに野太い泥蛇を産み落とす彼女の頭頂、弱々しく震える獣耳に己の猫耳を近付けたキルシュナは

「うはっ❤ うちの刻んだ淫紋、見事に活用してくれたんやねぇ❤ お、もしかしてそっちでスポンサー様が観覧しとるんかな?」

糞便製造機と化した友人の有様に、むしろ機嫌良さげに猫尾を振りつつ移動して、汗濡れた頭髪を鷲掴むと力なく俯いていた顔を無理矢理上げさせる。そして汗と涙に濡れ火照っているだろう少女の頬に己の頬を擦り付ける様に顔を寄せ、トイレの入口側に設置された撮影水晶に金瞳を向けると

「ほれ、セルちん。お買い上げしてくださった方に、今、何がどないなっとるんか説明したって。サービスは大事やで❤」

少女の汗に高価なドレスの布地が濡れるのも厭わず、柱ごと少女を抱きすくめるかの様に腕を回して淡い乳房の先端を白手袋に包まれた指先でコリコリと刺激する。

エインセル > 普段はもう少し上等な場所で飼われている少女だが、今回の責めにはこの場所が相応しい、と詰め込まれた次第。
安価な奴隷の詰め場所ともなれば、清潔感や開放感とは無縁だ。淀んだ澱の様な空気が吹き溜まり、暗澹を助長している。
そんな中を進んだ奥に、彼女の求める少女は居た。新鮮な甘酸っぱい汗の匂いと汚穢の腐臭を纏いながら。

「んぃっ、ひっ、ふぅうっ♡おしり、こわれりゅっ♡ずっとうんちっ、無理、無理ぃいっ♡」

震える度に飛び散る汗は、孤独なステージにきらきらと煌めく。
同時に、完全に捲れ上がって閉じることを忘れた尻穴からは、ずるずると汚穢が漏れ落ちた。
朝から夕方までのほぼ半日、少女は排泄と絶頂以外許されず、今に至っている。
水分と養分の補給は、必要最低限を維持しているらしく、常に空腹で、しかし排泄は止まらない。
飢えれば飢える程に少女は従順になり、従順になった分だけ汚穢を生み出し続ける。
久々にハードなスパイラルを味わいながら、少女は喜びに蕩けつつ、緩やかに衰弱していた。
最愛の親友とも言える彼女が訪れたのに気付きながらも、返事出来ないのは頭が回ってないからだろう。

「んひゅっ、へ、ひっ――あうっ、ん、んぅうっ♡きる、しゅなぁ♡あひ、ん、んぅうっ♡
 そ、だよぉっ、キルシュナが来るまでのご主人様っ、その向こうで、ずっと見てるのぉっ♡」

今の排泄奴隷としての契約は、朝から日が沈み切るまで。つまり後少しである。
夜になったら、少女は身も心も彼女の所有物になる。そこは今の契約主も承知の上だ。
むにゅり、と擦り付けられる彼女の頬。汗と涙と涎に塗れた蕩け顔が彼女の前に晒される。
くにゅ、と胸の先をこりこりと嬲られると、カメラに隠された少女の身体はビクビクと震えて。

「んぃっ、ぅ、ぁ、ぁあっ♡い、今っ、えいんしぇるはぁっ、乳首っ、コリコリ弄られながらうんちでイってますぅううっ♡
 あひっ、ひっ、ぅううっ♡また、やら、あ、あぁあっ♡おにゃか、ふくれ、くるし、の、おぉおおぅっ――♡♡♡」

きぃん、と耳元の魔法具が鳴って、少女の腹部が急激に膨れていく。
数分に一度行われる、排泄物のリチャージ。こうして空っぽになりかけていた少女の腹は、再びみっちりと満たされてしまうことになる。

キルシュナ > 眼前の少女はミレー族であり、肉付きに物足りなさの感じられる小娘である事を加味しても、もっと良い待遇で迎えられて然るべき上物である。芳しい香りを放つ柔らかな長髪、シミ一つ見られぬすべらかな柔肌、表情こそ乏しくとも美少女と呼ぶに相応しい整いを見せる顔立ちなど、高値のつく条件をいくつも備えているのだから。
にもかかわらず、斯様な扱いを受けているのは、キルシュナが少女を売り払う際に付けた条件がそれを強要していたがため。1プレイ辺りの利用料が破格といって良い程に低く、その癖永続購入を許さぬ設定となっているのもまた同様。
結果として、この半年近くの間、エインセルはまさしく肉便器といった扱いを受ける事となったはず。金遣いの荒い肉体労働者は当然として、浮浪者ですら利用出来る程の低料金。普通であれば、廃棄目前の出汁殻に対する値段設定が、これ程の美少女に付けられていたのである。
その回転率は凄まじく、宣伝効果も合わせれば少女を購入した奴隷商は相当な利益を得た事だろう。犯し殺されると思うような事さえ幾度もあったはずだ。
セックスフレンドであり、倒錯的な性癖を共有する友人でもある少女の淫獄の日々は、想像するだけでキルシュナの下腹を熱く疼かせる代物と言えるだろう。
そして、そんな少女の痴態の全ては記録水晶に保存され、王国中に売り払われて、その売上の一部がキルシュナのお小遣いとなっていたのだ。それだけで買い戻しのための金額を大きく上回るのだから、少女の肉便器ぶりはかなりの大多数に知れ渡っている事だろう。

「うっわぁ、これ、セルちんや無かったら、とっくにけつまんこぶっ壊れてしもうとるよねぇ❤」

トイレの只中という汚らしい環境にあってなお、飛び散る汗に甘露の如き価値を感じさせる美少女が、『うんち』などという品のない単語を、含羞の色どころか爛れた肉悦さえ滲ませて口にする背徳。
その間にも淫術によって無理矢理に生成された汚泥の肉蛇が、開きっぱなしの排泄穴から円環の暗がりに向けて勢いよく放流されているのである。
淫術すら使わぬままにふたなり巨根を飛び出させるかの興奮を覚えつつ少女の背後に回り込んで膝を折った変態猫は、ドロドロに蕩けていてさえ目聡くこちらに気付いた少女に大口の笑顔を向けた。

「んふふふふっ❤ そっかそっかぁ、小便小僧ならぬうんち狼の置物として購入されたんやねぇ❤ よかったねぇ、セルちん。奴隷生活の締めくくりにええ人に買ってもらえて❤」

伸ばした長舌が、汗と涙と涎で汚れた首筋から紅潮しきった頬までを舐め上げる。一方の手指でこりゅこりゅと尖りきった乳首を弄びながら、もう一方の手を汗濡れた下腹へと滑らせる。
終わる事無き連続排泄が、肉付きの薄い下腹の内に不気味な蠕動を与えていた。それはまるで、少女の臓腑を獰猛な寄生虫が食い荒らしているかの様。
そんな少女の腹肉が、巨大な浣腸器による薬液の注入を施されたかの如く膨れ上がる。妊婦めいて腹部を膨らませる不浄の圧迫は、紅蓮の色彩が夜闇の紺に完全に塗りつぶされる直前、常人であれば過剰分泌された脳内麻薬によって廃人と化してもおかしくない程の排泄快楽を刻みつけつつぶち撒けられる事となるだろう。

「にひひひっ、最後の最後にすんごいの来たなぁ❤ ほれ、セルちん、遠慮せんでええよ。お腹の中身ぜぇんぶぶち撒けて、気持ちよぉなってまうとこウチに見せて❤」

乳首の尖りを摘んだ指先で引っ張って、ボテ腹の底へと滑らせた指先でキュッと剥きあげた雌核を押し潰す。そして、排泄のキーワードを繰り返すイヤリングを、二つ纏めて八重歯に捉え、排泄のタイミングに合わせて無理矢理に外そうとする。
それらの耳輪がピアシングによって装着された物だとしても『まぁ、セルちんなら痛いのも悦んでくれそやし♪』なんて軽い気持ちで引き千切るつもりの鬼畜な所業。

エインセル > これまでにも苛烈な責めは何度も受けてきた。全てのお膳立てを彼女がしてくれたから、あらゆる責め苦を享受した。
肉便器の様な扱いも、浮浪者達の雌畜生となることも、実験動物の様に薬や器具の被検体になることも。
しかし、それら全てが少女にとって心地よく、甘美で、そしてどことなく物足りなかった。
理由は単純。行われる遊びに新鮮味がなかったのだ。ただの輪姦等、少女にとっては日常茶飯事だ。
首輪をつけて飼われるのも、淫具で責め立てられるのも、どれもこれも経験済みだった。
何度か死にそうな程にも責められたが、それすら経験済み。数度の内に飽きてしまった。
無論、彼女に喜んでもらう為、あらゆる行為を受け入れて誠心誠意喘ぐのだが、それでもどことなく虚脱感があった。
それを埋めてくれる彼女が、今は後背にいる――案外、恋慕や親愛というものに飢えていたのかも知れない。
ともあれ、淫猥な雌として名の売れた少女は、しかしその生活を楽しむだろう。そういう性分なのだから。

「ひひゅっ、ぅ、にゅぅっ♡そ、だけど、これ、きっつぃ――ひ、ぅうっ♡」

閑話休題。刻印の力でひたすら茶褐色の蛇を産み続ける少女は、法悦の蕩け顔を水晶に晒していた。
十時間以上の尺を持つ、うら若き少女の排泄映像。それ以外は一切映っていない、最高純度のニッチな動画。
そのフィナーレに向けた準備が、次の買い主の登場と共に着々と進んでいた。

「んぎっ、ぃ、ぅぁ、ぁ、ぁああっ、ひゃめっ、連続で、聞かせるのっ、やら、やらぁあっ♡」

恐らく遠隔制御なのだろう。耳元の魔法具が連続して明滅し、キーワードをリピートする。
その度に少女の腹部はみちみちと満たされていき、やがて臨月の妊婦程まで膨れ上がった。
もうすぐ日が暮れる。その瞬間に叩き込まれた多量の汚泥は、少女へのプレゼントなのだろう。
或いは、映像を少しでも長引かせる為の稚拙な作戦なのかも知れないが、今の少女には関係なく。

「んぃっ、ひっ、ぃ、ぁ、ぁあっ♡でりゅっ、れりゅっ♡おにゃかのなか、ぜんぶ、ぜんぶぅううっ――♡」

その後、少女の声は音に変わって、意味を失いながら爆ぜた。
尻穴が限界まで拡がって、奥から極太の大蛇が顔を出す。むりゅむりゅと粘着質の音が立つ。
始まった排泄は、ちょっとやそっとでは終わらず、数分の間、ただただ続いた。
潰される陰核。外される耳輪。生憎、傷物にしない為、少女の耳が千切れるようなことはない。
純粋に煮詰められ、飽和しきった快楽が爆ぜる。理性が磨り潰される感覚。ぷつぷつと脳細胞が焼ける音が聞こえる。
時を戻す魔術を会得した少女でなければ、致命的な後遺症が残る筈の快楽を浴びながら、その意識も千切れ飛ぶ。
それこそが、少女の奴隷生活の終焉にして、彼女の雌としての生活の始まりを告げる号砲だった。

キルシュナ > 大口が覗かせる白歯に捉えられた耳輪が、止めとばかりに連続して垂れ流すキーワード。それが排泄の追いつかぬ勢いで汚泥の塊を醸造し、愛らしい声音が断末魔の如く響くと同時に噴火した。

「うっは❤ なんやこれ、むっちゃくちゃぶっといんやけどぉ❤ トイレ穴からはみ出してしまいそうやん♪ セルちんのけつまんこ、完全にぶっ壊れてしもたんちゃうん?❤❤」

幸いにしてピアシングこそ施されてはいなかったらしい物の、それでも獣人にとってはかなり敏感な耳朶への刺激は、乳首やクリトリスへの鋭撃と共に排泄快楽の中、鮮烈なる悦楽を与えた事だろう。とは言えそれも、止まることのない汚泥の濁流に押し流されてしまうだろうが。



―――――ドロドロのアクメ声の中で少女が口にした通り、それこそ腹腔内の全てを噴出させたかの大量排泄。その過剰な快楽に耐えきれずに意識を途切れさせた少女が再び目覚めたのは、空調魔術によって一定の室温と湿度の保たれた快適な部屋の中。
ふかふかの座り心地が否応もなく高級感を感じさせる長椅子の上、濃朱のドレスに包まれたキルシュナの太腿を枕に横たわっていた己が身に気付いた狼少女に

「――――お、よぉやっと目ぇ覚めたみたいやね。おはようセルちん。体力回復した?」

ベアトップに押さえつけられ拉げた豊乳の段差の先、縦割の瞳孔の特徴的な金瞳を優しげに細めつつ少女を見下ろす。白手袋に包まれた繊手が、変態猫とは思えぬ所作で狼少女の茶髪を撫でる。その際には未だ排泄のキーワードがこびりついているかの錯覚を覚える獣耳にも擽りの戯れが加えられる。
そんな少女の体躯は、汗と汚辱に塗れていたつい先程までとは一変している。
気を失っている間に丁寧に洗い清められ、着替えさせられたのだろう。
白肌を覆うのは繻子の様な肌触りの漆黒布。ショーツは履かせられているようだが、ブラの付けられていない双乳が、淡い膨らみどころか先端の尖りまで浮かせてしまう様な薄手の生地。
Aラインのキャミドレスは太腿の半ばまでしか裾長の無いデザインでありながらも、上品に少女の肢体を飾り立てている。

「おし、したら料理運んできたってな。マナーとかどーでもええし、この子、こう見えてかなりの大食いやから、もうバンバン運んできたって」
『かしこまりました、すぐに準備致します』

未だ状況をつかめていないだろう少女に説明すら向けぬまま、部屋の片隅に控えていた2人のメイドに指示を出す猫娘。
二匹のミレーが隣り合って座るソファの前には純白のテーブルクロスが掛けられた長机。白大理にて作られていると思しき壁面は精緻な紋様に飾られていて、見るからに高級店といった雰囲気を醸し出している。

エインセル > 凄絶な排泄絶頂で意識を飛ばした少女が再び目を覚ますと、そこは見知らぬ天井だった。
身体はふかふかとした柔らかなクッションの上にあって、沈み込む感触がなんとも心地よい。
そして、頭の後ろに当たっているのは、暖かくてすべすべした彼女の太腿。何より上質な枕だ。
もふ、とわざと頭を動かして、沈み込む感触を楽しみながら、甘えるように頬ずりを一つ。

「――ん、ふふ……いい気持ちだったよ?――身体も回復したみたいだし、うん」

あふ、と一つ欠伸を零すと、自らの肢体に視線を向ける。
全身はさっぱりと清められていて、汗のベトつきは微塵も感じられない。
また、体を覆う黒い薄手の布は、滑々とした上質な肌触りで、いつまでも触っていたくなる。
下肢に感じる布の感覚から、ショーツの存在はわかる。胸元は擦れる感じから察するに裸だ。
これまでに少女が身に着けてきた衣服の中でも、桁違いに高級そうなキャミソールドレス。
太腿の中程までしか丈はないのだが、それでもちゃんとした、清楚な雰囲気すら漂っていて。

「ん、一応、レストランのマナーも出来る、よ?そういう場所で、ご飯食べる時は目立たない方が良いし」

状況は理解できないが、彼女と二人の蜜月が始まったことは理解できる。
ここがどこかを問う必要もない。彼女が居て、自分が居る。それ以上に大切なものはないのだ。
くぅ、と鳴るお腹の音。ようやく少女は、完全に平常運行といった雰囲気だった

キルシュナ > 「――――んふ❤ まったく可愛らしなぁ、セルちんは❤」

もそもそと身じろぐ小さな頭部が、繊細な毛髪と柔らかな頬にて与える仄かな擽ったさ。それに対してキルシュナは、少女の狼耳をふにふにと指先で揉み撫でる。

「へぇ、セルちんってば思った以上にちゃんとした子やったんやねぇ。まぁ、変態貴族やらに飼われとった事もありそやし、そこで教えてもろたんかな?」

きっちりとテーブルマナーもわきまえているという少女に、丸くした金眼の瞬きを返しつつ、身を起こした少女の細顎を摘んでこちらに顔を向けさせた。控えていたメイド達の消えた2人きりの室内、曲げた背筋でベアトップから溢れさせんばかりに爆乳を拉げさせて、柑橘の香りを伴い寄せた美貌が少女の下唇を優しく食んで甘やかなリップノイズを響かせた。
緩い円弧を描く大口と細めた金眼が形作るのは、恐らくはこれまで少女が目にした事のない優しげな表情。年の離れた妹に向ける姉の様な温かみが感じられよう。
そのままスルリと滑らせた繊指が撫でるのは、少女の首筋に巻かれた黒革の細首輪。艶の消された黒色は、ほっそりとした金具の黄金と共にチョーカーめいて少女を飾る。
一般的な鉄の枷めいた奴隷の首輪とは異なる、いつでも簡単に外すことの出来るそれは、少女を愛で嬲りつつも拘束するつもりはないという変態猫の意思表示。

「とりあえず、セルちんが寝とる間に奴隷契約は終わらせてしもたで? これでセルちんは晴れてウチの肉奴隷や。今後はセルちんの身体で好き勝手に遊ばせてもらう事になるからよろしぅな❤」

そんなタイミングで可愛らしい音が鳴るのを聞けば、ニカッと笑ませた大口に八重歯を覗かせる。それに合わせた様に『失礼します』と小さく告げて室内へと戻ったメイド達が、ワゴンに乗せられた料理の数々を長机の上に乗せていく。
複数の銀食器とグラスだけが並べられていたテーブルの上を彩る料理群は、堅苦しいまでに上品な個室の内装とは裏腹な大胆な盛り付けがなされている。それでも、分厚く切った肉料理に掛けられているソースの色合いや、大皿からはみ出さんばかりに魚介の盛られたスープの立ち上らせる芳醇な香りは、ここが相当な高級店であると知らしめようか。

エインセル > 「そ、かな?――まぁ、キルシュナは好きだから、媚売らなくても自然とこうなるの、だけど」

さらさらと髪を梳かれながら、少女はにんまりと笑みを浮かべる。
普段は表情筋がサボタージュをキめてる少女であるから、割とレアな表情だ。
テーブルマナーを褒めてもらうと、珍しく得意げに胸を張る。乳首がぽっちり強調された。

「ん、そういうこと。孫娘の様に侍らせながら、夜は犯されるとか、経験したし、ね?」

倒錯した性癖に合わせるのも、娼婦の仕事の一つである。
その内の一つが、貴族の孫娘として過ごす代わりに、夜の相手を受けることだった。
面影が似ていたのだろう。耳や尻尾は見なかったふりで行為に耽った夜が懐かしい。
甘く啄むキスをしながら、由無し事は尽きること無く話に変わる。
首筋をなぞる彼女の指。理解するのは、首輪を巻かれているということ。
それは、少女としても外すつもりのない、彼女との絆の証だ。

「ん、大丈夫。そういう約束だったし――あ、お腹の刻印、流石に普段は困るから止めたいけど、だめ?」

名を呼ばれただけで催すのは、冒険の際に致命的になりかねない。
故に、彼女の前では効果を発揮する様にしたいと暗にお強請りしてみる。
或いは、アクセサリなどで制御して、外してしまったら効果が出る、とかでも良いけれど、と言い置いて。
やがて差し出される料理達は、丁寧な所作で綺麗サッパリ食べていこう。
テーブルマナーに則って、しかしがつがつと。てんこ盛りの料理は、一刻を待たずにお腹の中へ消えていく。

キルシュナ > 「―――むぉっ!?」

飾り立てる事のない声音が、レアな微笑みを伴い紡ぐ不意打ちで変態猫をたじろがせた。悦楽に理性を蕩けさせた行為の最中は別として、普段はこれほどストレートに感情を口にしないと思われていた少女からの言葉に思わずドキッとさせられたのだ。

「あ、それは背徳的でええねぇ❤ ウチもそゆん大好きや♪ ウチとセルちんで似たような事するんやったら……………あかん、ウチの場合、仲のえぇ姉妹みたいにしとる日常からしてセルちんにヤらしい事してまうわ」

はぁ…と残念そうにため息を零す間にも、するりと少女の細腰に回した腕が小躯を抱き寄せ、その首筋に寄せた鼻先ですんすんと甘やかな体臭を嗅ぐ。料理を運ぶために退室したメイド達が今この瞬間戻ってきたとて自重などせぬだろう動きは、キルシュナの気紛れ次第でどの様にも嬲られる事となるだろう肉奴隷としての今後を予感させる物だった。

「ん~~~、ウチとしては何でも無いタイミングでいきなり名前呼ばれて狼狽するセルちんも愛でたいんやけど………よくよく考えたら、ウチの居ない場所でセルちんがもよおしても楽しめんやん。しゃーない、可愛らし肉奴隷ちゃんのお願いやし、今後はウチと居る時だけ発動するように変えといたるな」

するっと華奢な太腿を撫でつつ漆黒のドレススカートの内側へと入り込んだ手指が、薄布の裾を持ち上げ純白のレースショーツをさらけ出しながら下腹に触れた。
ベージュの唇が小さく蠢きブツブツと魔言を呟いて、ぽぅっと淡い紫光を発した淫紋がその色彩を薄れさせた。
キルシュナだけが発動させられる様にするというリクエストとは少し異なる、はっきりと淫紋の発現を意図してキーワードを口にする事を条件として書き換える。
その作業の最中に給仕娘が戻ってくる物の、変態猫は気にする事なく、むしろ淫紋の書き換えに必要のない太腿への愛撫なんて悪戯さえ施しながら、料理が並べられるのを待つ。
しっかりと教育を施されているのだろうメイド達が、それでも性的な匂いもはっきりと感じられる戯れにチラチラと好奇の視線を向けるのをキルシュナはにまにまと笑いながら受け入れる。
そうして食事が始まったのなら、変態猫も珍しく淫らなちょっかいを掛ける事無く食事を進める。健康管理こそしっかりとさせていても、奴隷商の元では高価な食事を取る事は出来なかっただろうから、大食らいの少女に久方ぶりの食事らしい食事を堪能させてやろうという心遣い。

食事を終えたキルシュナが引き続いて狼少女を連れ込んだのは、バフートの中心部に聳え立つ高層の宿泊施設の最上階。透明度の高いガラス張りの壁面から街明かりの煌めく奴隷都市の夜景を見下ろす事の出来るロイヤルスイート。
家具一つだけでも平民の数年分の収入に比肩するだろう室内は、広々としたスペースに豪奢な家具を品よく配置した開放的な物。
その中でも一際目立つ巨大な寝台へとドレス姿の少女を伴い、可愛らしい獣耳に寄せた唇で告げようか。

「――――さて、と……したらセルちんの身体、久しぶりに愉しませてもらうで❤」

エインセル > 普段はストレートに感情を出さないが、彼女の前であれば別だ。
心を完全に許しているから、普段は見せない表情も見せられる。
ドキッとさせて悩殺、などとは考えていないはずだ。多分。

「んー、私とキルシュナだと、いつでもえっち、じゃない?それでも良いけど、ね。普通のデート、したこと無い気がするし」

くすくすと笑みを零しながら、体臭は嗅がれるがまま。
彼女が望むならばいくらでも、甘いミルクの様な匂いを馳走しよう。
メイド達が帰ってきても気にしない。彼女達も、主の従僕ならば敬愛の対象なのだから。

「ん、それとも、他の誰かに嬲られる私を見たい、とか?そういうのも、嫌いじゃないけど――」

嫌いではないが、冒険が出来ないのは生活に関わる。食が欠乏するのは大問題だ。
故に彼女に身を任せ、刻印の術式を改変してもらう。その内容は、魔術師故になんとなくイメージが浮かんだ。
淫紋の発現を意図して、キーワードを唱える。これなら、少女の下腹部の刻印を知らない限り、不意打ちは出来ない。
逆に刻印の存在を知るならばその限りではないが、そういうスリルはあった方が好みだ。
料理が並べられる中、好奇の視線には笑みを向けつつ、のんびりと気ままに過ごしていた。

「それじゃ、いただきまぁす――!」

多量の料理はみるみる内に無くなっていく。それこそ、メイド達の目を丸くさせる程。
高級ホテルの最上級な料理達は、全てがとても美味しかった。感動がたっぷりだ。
そうして全てを平らげてしまうと、彼女の言葉にはコクリとうなずいて。

「いいよ。メイドさん達にも見せてあげる?興味ありそうだったし、キルシュナが良いなら、だけど」

自分の痴態がさらし者になる。羞恥も背徳も快楽に変える少女は、不敵に提案してみせた。