2019/06/21 のログ
ご案内:「平民地区 雑貨店(過激描写注意)」にピングさんが現れました。
■ピング > 相変わらず閑古鳥の無く某所にある雑貨屋。
人気のない店の中、けれども本日は珍しく、と言って良いほどに店主は動き回って何かの作業を行っていた。
「試供品」とタグをつけた一欠片ずつの小さなチョコと温かなお茶を保温瓶に詰め込みカウンターの上に設置。
次いで、貼り紙を店内にある男女共用の方のトイレの扉へ取り貼り付ける。
「故障中の為使用できません」の文字と共にノブには針金を巻き付ける徹底っぷり。
試供品は媚薬と利尿剤の入ったチョコとお茶――つまりは本日も、結局碌でもない準備ではあったのだが。
最後の仕上げとばかりに、トイレに行く場合は一択となる一室――男用、とでかでかと表示されている――へと足を踏み入れ。
その室内には便器の類は無く、壁の下の床に沿って排水用の溝が掘ってあるという簡素極まるトイレ風景。
しかも男子のみを想定している為か、仕切りの類は一切なく、並んで致せば隣の小用事情が丸見えの状態だった。
芳香剤の代わりとでも言うように、甘ったるい匂いのする媚薬効果のあるお香を焚いておく。
■ピング > さて本日はこの店に訪れる客はいるのだろうか。
カウンターに座し、茶を啜りながらのんびりと店番をする時間が過ぎていくのだった。
ご案内:「平民地区 雑貨店(過激描写注意)」からピングさんが去りました。