2019/05/09 のログ
ご案内:「メグメール自然地帯(過激描写注意)」からガラティルさんが去りました。
ご案内:「小さな孤児院」にキサラ・イナザミさんが現れました。
ご案内:「小さな孤児院」にマルティナさんが現れました。
キサラ・イナザミ > マルティナが旅を終え孤児院へと帰ってきた。
内容はまだ教えてはもらえていないけれど…当日はキサラもなきじゃくり、とても小人たちの前では見せられないほど甘えてしまったという
そうして、翌日を迎えて。
子供のこと、今回の旅のこと、将来のこと…話さないといけないことは山のようにあって…今までは先送りにしてきたけれど、もうすぐ子供も生まれるこのタイミングで…とキサラは考えていた

それもあわせて…マルティナの旅の疲れを労おうと、貧民街で…おそらく娼婦向けだろうが、高級入浴剤、なるものを買ってきて、溜めたお風呂に入れ、…どうやら薔薇の匂いがするらしい。
いかがわしい効能はなさそうでほっと胸をなでおろすキサラ
お風呂もきれいに磨き、マルティナにはゆっくり休んでもらっている。
食事も終えて、子供たちも寝静まり…二人で語らい、いちゃつくにはちょうどいい時間と言えた
キサラは浮かれて笑みを零しつつ、…こんこん、と二人が過ごす部屋をノックして…中を伺おうとドアのスキマから覗き込んで…

マルティナ > お風呂に入って体を休めて、何も身につけず全裸で横たわる。
既にお腹も大分大きい。
十月十日には大分早いが、成長が通常よりも遥かに早いみたいなのでもう出産も近いだろう。
あと最近分かった事だがどうもお腹には二人いるようだ。
そのせいか、妊娠したお腹の大きさはかなりのもの。
とりあえず、旅の間一人で色々と考える事があった。
今までは飼い主の事もあり中々言い出す機会がなかったが、その憂いもなくなった今こちらの事情も話せるだけ話しておくべきだろう。
既に出産を間近に控えて正式にプロポーズをしようという直前に、というのは申し訳ないとは思うのだが。
そうして、どう切り出そうか考えている内にノック音。

「どうぞ。
入って下さい」

身を起こしてベッドに腰掛け、妻が来るのを待つ。
尤もプロポーズはこれからなので妻と呼ぶのも少々気が早いのだが。
まあエンゲージリングは受け取ってくれると既に承諾されているのでほぼ内定という事で許されるだろう。
いそいそと包みを取り出すとベッドの上に広げる。

「さ、さてっ、キサラ!
大事な話しがあるのでちょっといいでしょうか!?」

じっとキサラの瞳を見つめながら、少し上ずった声で。
思ったより緊張していたようだ。
一息ついて気分を鎮める。
広げた包みの中には、飾り気のないオープンリングが二つ。
大きさは腕輪ぐらいのようだ。

キサラ・イナザミ > どうやらマルティナはお部屋にすでに戻っていたようだ。
お腹も大きくなって…正直、子供…しかも女性同士なんて想像もしていない事態
マルティナと違い、其のへんの知識はまるでない、普通の一般市民であるキサラはマルティナの言葉があってはじめて安心できる、そんなちっぽけな女性だった
それでも…形はどうあれ手に入れた幸せは守りたい
それはマルティナと同じ、と思いたかった
なんて声をかけよう…と、ノックした後に悩みだしていたのだけれど…

「う、うん…、失礼するね」

こちらは普段どおりの姿、と言っても世間的には変態衣装で。
ニップルに前張り、ペニスケースだけ身につけた姿で現れれば、もじもじと恥ずかしそうに視線を揺らしながら彼女の前へと近づいていく
言われることも、渡されるものもわかってる…でもどうしてこんなに胸がときめくのだろう
焦らず…変じゃないだろうか、とどきどきしながらマルティナの言葉を待って

「はいっ、い、いいよっ
私もマルティナと話したかった…から!」

自分と同じ様にマルティナも緊張していたらしい
いつもは余裕を見せる彼女にとってもこの事は嬉しいとわかり、頬が緩む
包の中から出てきたリングに目を奪われながらも…まずは話を聞こうと、手を伸ばしたりはせずに

マルティナ > このリング、結構な曰く付き。
といってもマジックアイテムではあるが呪いの類ではないし人間の作った物であるが。
というのも、飼い主から下賜されたものなのだ。
報告というか嘆願に行ったら何故か上機嫌で特にこれといってキサラには干渉しないし子供にも手を出すつもりはないのだとか。
とはいえマルティナ自身に関しても現状維持のようだが。
無理難題を吹っかけられると思っていたので拍子抜けである。
とはいえキサラとの生活に憂いはなくなった。
ちなみにリングはエンゲージリングとして使うようにお土産で渡されたのだが、効果は装着中は射精を封じられるというもの。
マルティナ達の肉棒に合わせてあるので腕輪のようなサイズになっている。
キサラに対しては、これは飼い主から貰った事だけは秘密である。

「ええと、ダイラスで面白い掘り出し物を見つけたので。
出立前に言っていたエンゲージリングなんですけど……、受け取って下さい!」

もっとロマンチックな渡し方が出来れば良かったのだが、結構マルティナもテンパっている。
何のひねりもなくキサラにリングを差し出した。

キサラ・イナザミ > 魔法の知識すら無く、まだマルティナの身の上話も知らないキサラにとっては、これはマルティナからもらった大事なプレゼント
きっとエッチな効果でもあるのだろう、なんて思いつつも…素直に受け取るキサラ。
しかし…リングと言うには大きすぎるそれ
腕輪だろうか…、なんだかんだで普通の結婚にも憧れているキサラは普通の指輪にも未練があるので腕輪と自分の腕を見比べていた
…腕より大きい。
細腕のキサラではこの腕輪はすかすかで、とても入る気がしなかった
困ったようにマルティナに腕輪を持って話しかけて…

「マルティナ…ぅ、これ、私には大きすぎるかも…
腕、こんなに太くないし…どうしよう…」

自分の体でこれより太いとしたら太腿と…あれ、だけ。
もしかしたら、という思いをいだきつつ、リングをマルティナに差し出して…

マルティナ > コックリングを渡されたキサラの反応は極めて自然なもの。
流石にこれを今渡されてコックリングとは思うまい。
キサラの反応を見てようやくその事に思い至るマルティナ。

「あー、ええと大丈夫です。
私のサイズで合わせてあるのでキサラにも丁度いいはずです」

まだ少し迂遠な言い回し。
というかマルティナも流石にちょっと気まずい。
今のこの状況を狙っての下賜だとしたらすごく微妙な嫌がらせである。
こういうのはパートナーにしてあげるものだし、リングを一つ手に取ると困惑しているであろうキサラの肉棒の根本にそれを嵌めていき。

「ほら、ぴったり。
受け取って貰えますよね?」

場所が場所だけにどうやっても締まらないが、リングを嵌めるとにこりと微笑むマルティナであった。

キサラ・イナザミ > やっぱり…、がらがらと理想の結婚像はこっそりと崩れてしまうけれど…変態なのもマルティナの一面
しょうが無い、なぁ…と笑みをこぼす

「う、うん…それは、わかった、けれど…」

本当なら指を差し出して…愛の言葉を囁かれて、なんて、まだ諦めきれてない妄想がキサラの頭でぐるぐると展開されていて
しかし…これでマルティナとの関係を悪くするつもりはない
勿論、後でカップルらしいことをぐいぐいと要求してやろう、なんて内心決意しつつもペニスケースを外してマルティナに近づけてみては…

「うん…ふ、震えたりしない、よね…?」

射精封じなんて思っていないので、責め具かも、と警戒するキサラ
マルティナがいない間ずっと子宮をマルティナの責め具で調教されていたからまだ記憶に新しい
それでも、リングを嵌められてはマルティナに見せるように少し距離をとってみる当たり、嬉しそうではあるのだけれど

マルティナ > 「えへへ、ありがとうキサラ。
つけてる間は射精出来ないだけみたいなので、そんな心配しなくても大丈夫ですよ。
これでペニスケースとかしなくても精液漏らさずに済みます♪」

微妙そうなリアクションだが、無理もない事だ。
飼い主は本当に地味な嫌がらせをしてくれる。
だがこの程度の干渉で済んで本当に幸運であったと思わなければ。
そしてキサラにリングを嵌めると今度はマルティナが股を開く。
全裸なので肉棒もむき出しで、キサラの手でコックリングを嵌めて貰うためにそのまま待機。

「ふふふ、素敵ですよキサラ。
お揃いなので、こっちにもお願いします」

これでマルティナもコックリングを付ければ飼い主に対しての義理は果たしたと思っていいだろう。
マルティナだって折角のプロポーズをこんな風にされた怒りは少しあるが、キサラとこの先一緒ならいくらでも挽回出来る機会はあるのだし。

キサラ・イナザミ > 「そっか…ぅ、その…、これからはこれ、見せつけながら生活するの…?」

今度は別の心配が頭をもたげる
一度不安が頭を過ぎれば、元々恥ずかしがり屋のキサラ、不安がよぎるのは仕方ないこと
マルティナなら肉棒をむき出しにして生活もあり得る、とキサラは思っているために、それを想像してしまえばひく、ひくと肉棒が震え、マルティナには興奮してると思われたかも知れない

「う、ん…こう、かな…?」

マルティナに手早くコックリングをつけるキサラ
悪戯もすること無く…軌道修正できるかなぁ、と一度大きなため息を一つ
肩を抱いて、大きなソファまで移動して…仕切り直すつもりでマルティナの方を無言で見つめ…

マルティナ > コックリングをキサラの手で嵌めてもらえば、全裸で勃起してコックリングだけ。
しかも妊娠してお腹が膨らんでいるという中々凄まじい絵面となった。
こんなのでも受け入れて愛してくれているキサラには感謝しかないといっていいだろう。

「流石に町中でそれは捕まってしまいますよ。
まあペニスケースや尿道ディルドをしなくても射精で漏らしてしまう事がなくなったので、色々なファッションを試してみてもいいですが」

苦笑しながらソファに移動。
改めて見つめ合う二人。
キサラの髪に手を伸ばし、軽く指で梳く。

「断られるとは思ってませんでしたが、流石に緊張しました。
私と結婚してくれて、ありがとうございますキサラ……」

緊張が抜けてほっとしたのか、少し目が潤んでいるマルティナ。
そのまま抱き寄せると自然にキサラの唇に口づける。

「旅の間、不安にさせてしまいましたよね?
私も早くキサラに会いたかったです……。
これからは、なるべく一緒で離れませんから」

軽いキスの後、真剣な目でそう告げる。
幸い旅の間もそれなりに稼げたし、出産後の費用を考えても余裕はそれなりにあるから暫くは無理をする必要もない。

キサラ・イナザミ > 流石に長時間全裸、というのは今のマルティナにはさせられない、とキサラは考えていた。
大きなお腹…安定期ではあるだろうけれど、それでも無事生まれてくるまでは神経質くらいでちょうどいい
でも…なんて言えば服を着てくれるかな、とマルティナを変態と思っているキサラは頭を悩ませていて…

「うん…というか、出産までは普通の服を着て、普通の暮らし、でいいんじゃない、かなぁ…
その、せっかくの子供が駄目に…なんて、私は…いやだ。
マルティナといやらしい姿になるのが嫌なんじゃなくて…今は、って。」

ぴったりと体を寄せ、少し泣きそうなくらい感極まった表情でマルティナを見つめる
マルティナの指の心地よさは変わらない、嬉しさは感じているものの、彼女のお腹をなでながら真剣な表情は崩さなかった

「うん…まあ、これからがきっと大変、だけれどね
いろいろしないといけないことは多いだろうから…」

そっと背中に手をそえ、舌などは動かさずに唇は触れるだけ

「…約束、だからね。
未だに私はマルティナのこと、知らないことが多いし…私はもっともっとマルティナのことを知りたいもの
…ずっと一緒にいたいから。」

こくり
気持ちばかりが先走って、気を抜いてしまえば本気で泣いてしまいそうだった
すぅ、と努めて深呼吸を繰り返し、感情的にならないようにと