2019/04/08 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場(過激描写注意)」にアマツキさんが現れました。
■アマツキ >
その日、戦場は荒れに荒れていた
大規模な軍が衝突しただとか、そういった類のものではなく、起きていたのは単なる小競り合い──
突然両軍の間に割って入った一匹の鬼が、敵味方関係なく暴れはじめたのだ
大鉈を軽々と振り回し暴風を巻き起こすその姿に、
すぐに接近するのが危険だと察知した両軍は遠方から無数の矢を射掛けていた、が──
「呵々!その程度朝露にも及ばぬ!」
巻き起こる剣風に吹き飛ばされ、届いた矢も鋼鉄と化したその腕に片っ端から弾き飛ばしていた
ご案内:「ハテグの主戦場(過激描写注意)」にアルテミアさんが現れました。
■アルテミア > 気の向くままに俯瞰で戦場を眺めていると湧き起った小競り合い
どちらかに加担するほど見知った者もなく、他に面白そうな事もなく、暇潰しに眺めている
電が落ちたかのように両軍に割って入った何か
敵味方鳴く両軍と争い始める影、ん?と首を傾げ気配を探ってあらあらとくすっと笑って
「なかなか派手にやっているようね」
雨のように降り注ぐ矢の間を抜けながら戦場へと降り立ち、楽しんでいる鬼の前に姿を現し訊ねて
■アマツキ > 「──貴様!?」
そのかけられた声も、発した声の主も
聞き違えるはずがない、見違える筈もない
矢では埒があかぬと突撃し始めた兵達を大鉈の一振りで吹き飛ばし、
その全身を黒鋼を化すままに、現れた女を睨めつけていた
「──会いたかったぞ!!」
吼えると同時に大鉈を振り被り、その頭めがけ振り下ろしていた
■アルテミア > 「なあに?」
姿を確認したなり向けtられる殺気、上がった声
それまでの常の事を考えれば、向けられる鋭い瞳も間違いではない
お道化た様に返した途端、それまでの相手では物足りないとばかりに大蛇で薙ぎ払う様子
ニック姫相手と振り下ろされた大蛇をツヴァイハンダーで受け止め、くすっと笑って
「頭に血をおぼらせ怒った状態だと以前の二の舞よ」
アドバイスをするかに告げた後、刃同士を滑らせ、小さく火花を飛ばしながら間を詰める
その勢いのままに強く踏み込み、地面に右足を僅かに沈めて鳩尾を狙い、下から跳ね上げるように左肘を打ち込んで
■アマツキ >
「なぁに? では、ないッ!!」
受ければ足元の大地が陥没しそうなほどの勢いで振り下ろされた一撃
それをなんなくその大剣で受け止めてみせる開いて
鬼神の力…というのは伊達ではないのだろう
「以前と同じようになど、いくものか──!!」
ギラリとその眼が光り、稲妻が迸る
その隻腕だけに留まっていた、黒鋼の体色が全身へと広がり──
跳ね上がるような肘打ちを受け止める腹も、頑強な鋼に打ち込んだような感触を返した
■アルテミア > 「そうね、以前と同じだと何の成長もないものね」
馬鹿にしているわけではなく、かといって余裕を見せているわけでもない
成長は互いにするものだから、心しなさいねと自信も気を引き締め直して
「表面的に硬くしても、こんな方法もあるわよ」
ずんと一段と重くなった感じがした後、肘に返るのは肉の柔らかい感触ではなく、鋼の様な硬い感触
そういえばそんな力を持っていたわよねと思い出した後、一旦ツヴァイハンダーを手放して
そうして腹に叩きつけるのは左掌、固い感触を掌に感じた直後。手の甲に右手を叩き重ねる
表面的打撃ではなく、内臓を揺さぶるための内部に通す衝撃を与えて
■アマツキ >
「……!?」
武器を手放した
あの武器なしで、こちらの一撃を受けられはしまいと、再びその大鉈を振りかぶる
その自重全てに己の怪力を乗せ、真っ二つにしてやろうと力を込めた、が…
己の腹に叩き込まれた、左掌
そんなもので止まるわけもなく、黒鋼を化したその身にはダメージもない
…が、不可思議…その一撃が双掌となって重なった瞬間…
ズン…、と衝撃が波紋のように鬼の体内へと走る
「──がッ、は……?!」
大きな眼を見開き、そのダメージに驚愕の表情を見せ、その動きを止めていた
■アルテミア > 「上手くいったようね」
剣を手放すと大蛇を振り被る姿
それが振り下ろされるよりも早く、腹の上で重なる双掌
体内に走る衝撃に目を見開き、驚きの表情を向けられると予想は間違っていなかったと確信して
「内臓まで硬くするのは無理だと思ったから、逃げ場がなくなるだろうと衝撃を体内に透したわけよ」
勝負はついたと思うけれどと説明し、手放したツヴァイハンダーを拾って鞘に収める
無理矢理も嫌いではないけれど、私はともにが好きなのよねとにっこりと微笑んで
何が言いたいかは分かるはずよねと唇にトンと指先を置き、暖かさと柔らかさを確かめるようになぞり、己の口元に持っていくとペロッと舐めて
■アマツキ >
鬼が崩折れ、片膝をつく
「ぐ、ぬ…ッ」
口惜しげに睨めつける鬼の唇をするりと撫でる女の指
この女の考えそうなことなど、当然理解っている、が…
此処は戦場、大暴れしていた鬼が傷ついたとわかるや否や、両軍から兵達が押し寄せてきていた
■アルテミア > 「どうしたの?」
唇をなぞり、その指先を舐めると少し頬を赤くして俯く様子
何か考えているようにも、観念して恥ずかしがっているようにも感じ訊ねて
二人の争いが落ち着いたと感じたのか、それまで大人しくしていた両軍から鬨の声が上がるとはぁと溜息を吐いて
「少々邪魔よね、ちょっと待っていなさいよ」
両軍の命令系統をある程度理解すると、そこの主となる人物に向かい催眠の力を使う
しばらくは抵抗する様子も見られたが、しばらくすると両軍とも大人しくなり、一定の距離を取って二人を眺めているだけとなって
■アマツキ >
「………なんでもありじゃな、きさま」
跪きながら、両軍が大人しくなる様子を見て、溜息をつく
いとも簡単に…つまりはこの女は単体で、この両軍に匹敵する戦力を持っているとも言える
「じゃが、油断しすぎではないか」
ぐ、と大鉈を握る隻腕に力が籠もり、肩の筋肉が隆起する
強者故の油断か、余裕か…相手はもう自分を辱めることしか考えていないだろう
隙に差し込むかのように、その胴を分断するべく大鉈を横薙ぎに振るった
■アルテミア > 「何でもではないわよ、要所に上手く使っているだけよ」
実際に使ったの全軍に対してではなく、指令を下せる人物のみを操っただけ
他の者たちに対しては餌となるべき要素を伝えさせただけであり、それが何なのかはすぐに分かる事だろう
「油断というか、やっぱりそうくるのね」
まるで観客だとばかりに全軍が一定の距離で止まると振り返る
大蛇を掴んだままの手、筋肉が膨れ上がったのを見るとはぁと溜息を吐き、呆れたとばかりに告げる
そうして魔力を込めてぱちんと鳴らす指先、その魔力は大蛇が胴に達する直前に快楽で全身を苛ませる
何もせずに逃したと思ってたのかしら?と言わんばかりの様子で見つめ、無理矢理にされる方が良いのねと着物の袷を掴み左右に開いて
■アマツキ >
「当たり前じゃろうが!!」
やっぱりそうくる、などとどの口がのたまうのか
この女を叩き斬ることこそが、この鬼の今の第一の目標だというのに
「───ッひあ?!」
…が。その大鉈が振り切られる前に、その身体は動きを止める
ぷるぷると身体を硬直させ、その頬には赤みが差してゆく──
そんな隙を見逃すでもなく、何をするのかと思えば─……
がば、と左右に開かれた布切れの奥からは張りの強い乳房が二つ、まろび出て
■アマツキ > -中断-
ご案内:「ハテグの主戦場(過激描写注意)」からアマツキさんが去りました。
ご案内:「ハテグの主戦場(過激描写注意)」からアルテミアさんが去りました。