2019/01/14 のログ
ブレイド > いた。
淫靡な少女の…いや、牝の匂いのこもるこの部屋…静かであまり広いようには見えない。
幸運なことに、他の利用者も見当たらない。
なんとなく妙に頭が霞がかっているような気もするが…眼の前にいる犬のような格好をした少女。
彼女こそが、男性客の言っていたそれだろう。
まったく、このようなサービスに頼ることになるとは情けないし、つられてきてしまったのも情けない。

「お、おう…よろしくな」

見たところ、なにか違和感があるが、年若い少女に見える。
それがこんなところでと思うと少しばかり心が痛むが、それを求めて自分も来てしまったのだからなにもいえない。
それに、全裸にも近いその格好に興奮してしまっているのもまた事実。
名前は知り合いににているし…雰囲気も同業者の少女に似ている…が、それ以上のことに思考がいきつかない。

「とりあえず、姿勢は楽にしていいぜ?あんま苦しめる気はねーし」

せっかくだから楽しみたいところだ。歩み寄れば、目隠しをしたままの少女の頭に手を載せてからしゃがみこんで
彼女の秘部から尻孔に走るファスナーに手をかける。
そこを開けば、少し意地悪そうに

「肉便器って言うけど、我慢してるようならいつでも出していいからな?肉なら溜まってるもんもあんだろ。
オレも出すもんは出させてもらうしよ」

そう伝えれば自身もファスナーを開き、半勃ちの肉棒を彼女の鼻先に突き出して

ミュゼ > 部屋の広さとしては四畳半ほど。お世辞にも広いスペースがあるとは言えない。
今ここに設置されている少女は、抱くためのものと言うよりは、便所の代わりに射精や放尿を飲ませる為のもの。
であれば待遇など良い訳がなく、就寝後に回復の術式で治すから、と無茶を強いられているのが現状だ。
数時間程曲げたままでいる膝は治療されなければ翌日は立てないほどに痛むだろうし、爪先も熱をもってしまうはず。
それでも少女は、この宿の女中たちの鬱憤を晴らす的である以上、これより上には浮き上がれない。

閑話休題、眼前にやってきたであろう客は、どこかで聞いた覚えのある声だった。
しかし首輪の魔力で、少女もまた彼を知り合いだと認識できない。それは、助けを求められないのと同義。
彼が頭に手を乗せると、少女の体はびくっと震える。同時に胸元の袋が揺れて、硬貨の重さに乳首が引き絞られていき。

「ひんっ、んん、ふ、ぅうっ……その、首輪で、締まるから、このままじゃないとっ……」

答える最中に開かれるファスナー。その奥にあるのは、熟れた陰核とぴっちり閉じた秘所、そして茶褐色の窄まりだ。
今日は口での奉仕を中心としていたが故、下は手付かず。そもそも今の肉便器染みた奴隷の下に寝ころび、汗と蜜とに汚れる酔狂な客はいなかった様子。
珍しく綺麗なそこを生ぬるい空気の中に晒しながら、彼の言葉には僅かに頬を朱に染めて。

「あ、ぅ……だ、出すって、何を、でしょう?その……え、と――あ、はい、ご奉仕、致します、ね?」

そもそもこの部屋の中で粗相をすることは許されていない――客である彼がそれを命じなければ。
とは言えそれでも、今の少女では放尿が限度。それ以上は、薬や浣腸など、無理強いするための何かを用いることになるはずで。
ともあれ、鼻先に突き付けられる半立勃ちの肉棒。その雄臭さと汗の混ざった臭いに、しかし少女は昂ってしまう。
ぬらりと唾液の溜まった口の中を見せつけ、そしてその先端を舌先で探す。後は突き込めば喉奥まで飲み込むだろう。
そんな折に、少女の後背――首輪のリードが伸びる奥の壁に備え付けられた木扉が小さく数回ノックされると、僅かに開いて。

『当館の雌をご利用中の所失礼いたします。ご入用の物等ございますでしょうか?』

部屋の中の様子を窺っていたのだろうか。女中の一人が客の彼に問いかける。
注文すれば、食事、飲料、淫具に薬物――彼が望むものを、女中は運んでくることだろう。
その代金は全て、客の彼ではなく少女の負債になるのだが、そのような事情を知る者は女中の他にはいない。

ブレイド > 狭い部屋ではあるが、便所としては広く余裕がある。
匂いのこもったこの部屋で、オスとメスの匂いが混ざる。晒した肉棒は少女の声だけで硬さを徐々にましていく。
それほどまでに溜まっていたのだろう。我ながら呆れてしまう。
この少女も災難だ。発散できていれば、彼女を利用することもなかっただろうに。

「はぁ、そら難儀なもんだな。じゃ、後でだな」

この『便所』がどこまで許されているかわからないが、彼女の穿いているそれの形状を見れば
成功までも許された行為なのだろう。
そして、後でという言葉に意味が彼女に伝わるだろうか。
便器で遊ぶ酔狂な客であることが。

「なにって…小便やらクソやら…溜まってねぇならいいんだけどよ。
見せてくれてもいいんだぜ?むしろ、ソッチのほうが興奮するってやつだ…ん、ぅ…」

目隠し故か舌を伸ばして肉棒を探る少女の唇に亀頭を押し当てる。
硬く張り詰めたそれを飲み込ませていく。思わず声が漏れてしまうが、まだ緩い刺激だ。
ご無沙汰と言っても射精には結びつかない程度…彼女の蕩けた口腔を味わ追うというその時に、ノックの音が響く。

「おわっ!?んえ?え…?入用…?そう、だな…えーっと、この娘の下の方もつかいてーんで、マットとか毛布とか…
あと、わりーけど、結構汚すと思うから綺麗にするもんかな」

驚きつつも、答える。
女中に見られていても返答できるのは、部屋の淫気もあってのことだろう。

ミュゼ > 仕切られた個室の中に満ちる、雄と雌の発情臭。もしかすれば、他にも媚薬の類が満ちているのかもしれない。
そんな空間の中、がちがちにいきり立った彼の竿を咥えると、ほんの少しばかり、前に味わったことがある様な気のする塩味が広がる。
しかしそれも、直ぐに気のせいだと思考は流されて、彼の下腹部――薄めの陰毛に鼻先が埋もれていく。
これまでの客にも要求されて、結果として覚えたイラマチオ。にゅるにゅるした喉粘膜と舌による奉仕は、被虐の悦楽が強い。

「んふっ、ん、んぅ――んむっ……♡ん、じゅっ、んふっ――♡♡♡」

相手が知人だと理解していたら、およそ見せられない痴態。肉棒にむしゃぶりつく好色な雌奴隷の様子。
酷い目に遭わない為に、淫蕩である演技を覚えた少女の精一杯だ。こういうのを喜ぶ客は案外多い。
奉仕をしながら聞こえる言葉に、しかし少女は肉棒を咥えたまま。それ故代わりに応えるのは、壁向こうの女中で。

『……それでは、柔らかめのマットとぬるま湯の湧く魔法石を一つ、それから盥を一つお付けしましょう。
 後は――ふふ、お客様も中々良い趣味をお持ちの様ですし、雌の尻穴を穿る道具を用立てましょうか』

そう言うと、まず部屋の空きスペースに現れるのは、薄くとも柔らかな耐水性のマット。
それから木製の盥とその中央に水色の楕円形が一つ収まり、盥の八割ほどまでを清らかなぬるま湯が満たしている。
次いで現れるのは、大小の球が連なる連珠や鬼灯の実の様な形をしたプラグ。様々な薬品を収納した薬箱。
最後に現れるのは、雌奴隷用トイレと銘打たれた陶器の壺と竹の節をくりぬいた浣腸器、それと腕輪ほどの直径の金属製のリングで。

『この位でよいでしょうか?ちなみにそちらのリングは、転移の術式の込められたリングです。
 なんでも、一方通行ではありますが、中の入れたものが対のリングから出てくるのだとか。
 ――そのリングの対になるものは、そこの雌の腹の中に仕込んであります。排泄好きの雌にはお似合いの品、ですわ。
 もしお気に召しましたら、お好きな物を入れてみてくださいませ。そこの雌は、きっと尻穴から喜んでひり出しますから♡』

等と楽しげに告げると、他にも入用ならばまた呼ぶようにと言い置いてこの場を立ち去る事だろう。
後は二人が残されるだけ。肉棒を味わう水音だけが、室内に響き続けていて。

ご案内:「九頭龍の水浴び場 休憩室(過激描写注意)」からミュゼさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 休憩室(過激描写注意)」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「魔族の国(過激描写注意)」にロザリアさんが現れました。
ロザリア > そこには巨大な城があった
窓の一切ない巨大な古城は月に照らされ、その漆黒の姿を雄々と聳え立たせる

ゆらり、と古城が幻影のように揺らぎ、やがて霧のように消え失せると
 
「──……ふん」

口元から鮮血の筋をつ…と滴らせた少女が何もなくなった平原へと佇む

少女の前には横たわる全裸の少女
顔立ちの整った気品と感じさせる少女は土気色になり、その身体から生気というものを感じない

王都から攫ってきた、王女か貴族の娘か…
そのどちらかだろう

ロザリア >  
徐々に体温の失われてゆく少女は…ヴァンパイアとして蘇生することなくそのまま静かに息を引き取る
──王族、貴族の娘といえど吸血種への適正がなければこんなもの
吸血鬼化に失敗したものはそのまま死を迎え、そのうちにグールとして徘徊することになる

「…まぁ、なかなか美味な血であった。褒めてやろうぞ」

言葉とは裏腹に少女の遺骸を見下ろすその瞳は冷たい輝きを讃えている
高貴な人間であろうと下賤な人間であろうと所詮は血のつまった袋に過ぎない
そこに美味であるかそうでないかの違いはあれど、ロザリアにとってはそれだけの認識だった

ご案内:「魔族の国(過激描写注意)」にルーシェさんが現れました。
ルーシェ > 平原にあった筈の城が蜃気楼の様に消えていく。
その様子を見上げながらも、その麓へと向かっていくと血の香りが少しずつ濃くなっていた。
草を踏みしめる音を響かせ、辿り着いた先には友人と血の気を失った少女の屍。
それを交互にみやりながらも、口元の端に滴る鮮血に目を留めると、そういう事かと納得しつつも、何処か複雑な思いで目を伏せる。

「……それならちゃんと、お礼に埋葬ぐらいしないとね?」

そういって聞く相手でも無いのは分かっており、挨拶代わりの言葉をかけた後、屍の傍で膝をつく。
人差し指を咥え、犬歯で表面を淡く貫くと、鮮血の珠を浮かべた指先で魔法陣を描いていった。
紫色の光が広がると、普段とは違う濃い紫色の珊瑚を屍の下から群植させていき、棺桶の様に包み込もうとする。
彼女が遮らないなら、死体はそのまま土へと引きずり込まれていき、大地へと戻していく事になる。

ロザリア >  
「…おぉ、久しいな」

声かけるその顔はよく知ったもの
口元の朱を指先で拭い、ぺろりと小さな舌で舐めとって、そう声を返す

埋葬を、と口にする友人に対して、特に感情を込めた視線は送らず
その様子をただ淡々と眺めていた
埋葬の術式が終われば、ゆっくりとその口を開く

「どのみち土に還ろうものを、わざわざ埋めてやるのか」

ルーシェ > 「うん、夏のあの時以来かな?」

珊瑚が地面へと飲み込まれていくと、その上へポケットから取り出した種を零していく。
灰が積もったような柔らかな土に変わった地面が種を受け止めると、先程の血と魔力で成長を加速させ、屍の栄養素を吸って花が急激に育っていく。
カーネーションに良く似た魔の国の花が咲きこぼれていき、ブーケのように密集していく。
血を吸ってか、鮮血色に染まった花からは、自身の血と同じ香りが溢れていたが。

「……海辺にも良く来るの、死体が。ぐちゃぐちゃになってたり、膨らんじゃってたり、綺麗じゃなくなってる。女の子なんだから、醜い姿は見られたくないでしょ?」

水死体と比べるまでもないが、このままにしても腐敗して醜く変貌してしまう。
苦笑いを浮かべながら立ち上がると、膝に着いた土汚れを軽く叩いていく。

「ロザちゃんも女の子なんだし、そんな最後見られたくないでしょ? 本当は吸い殺すなっていいたいけど、多分聞かないだろうし」

少し説教じみた言葉を重ねつつ、近づいていくと、その唇へ血の残る指先を押し当てようとする。
子供に駄目と窘めるような仕草と共に、眉を潜めて笑みを浮かべていく。

ロザリア >  
「創建であるようで何よりだ。…変わりも、いないようだな」

あの頃と何も変わっていない
魔王であるにも関わらず人間を魔族と対等に扱おうとする

「さて、死んでしまえばそのようなこと気にすることもできまい。……よさぬか」

自らの唇に振れる指先
血の残るそれを押し当てられれば、その手首を掴まえて横へと逸らす

「人間の血は吾の糧である。──餓えはヴァンパイアを狂わせる唯一のものぞ」

ルーシェ > 「そうでもないよ? 暫く力は弱くなっちゃうし、執事長には怒られるし、薔薇園はまだ完成しないし」

散々だよと苦笑いで呟きながらも、その言葉に秘めた意味には気付かなかった。
敵であろうと、自分より遥かに劣る相手であろうと接し方の変わらぬ事自体、本人にとっては自然なことなのだから。

「またそういうリアリスな事を……?」

唇に触れると、抱きつこうと突っぱねない彼女が手首を掴んで逸らす。
普段と異なる反応に紫の瞳を少しだけ見開いて驚くと、されるがままに指先が流れていった。

「……えっと? それって、私の血が美味しそうに感じるって事かな?」

幾度か瞳を瞬かせた後、あまり飲み込めていなさそうな様子で小首をかしげながら問いかける。
人間の綺麗な娘なら美味しいが、魔の者では同族だから美味しくないのだろうとかと、勝手に思っているからで。
本人が魔族の国より、食べ物は人間の世界の方が美味しいと経験すればこその、想像だが。

ロザリア >  
「絵空事や綺麗事を考えるような年でもない故な。
 ………わかっていてやっていたのではないのか?…困ったヤツであるな…」

わざわざ血を拭うこともせず唇に触れてきたと思えば、まったくそういった思惑がなかった様子に肩を小さく落とした

「同族の血で腹が膨れぬわけではないし、貴様の血が不味そうだとも思っておらぬ」

投げかけられた言葉は否定せず、そのままに返す
同族の血がこの不死の肉体の糧となるかどうかは兎も角、吸えぬわけではないのだと

「だとしても吾に友人の血を飲む気などはない」

ゆえに、その気にさせるなということかもしれないが

ルーシェ > 「分かってたら嫌がる事はしないよ? 困ったって……知らない事は知らないよっ」

がっくりとする様子に、子供っぽく少しばかり頬を膨らませて、不服そうに見つめ返す。
同族でも満ちるし、血の香りがそれなりに食欲を唆るのを肯定的に言わないのは彼女らしいなと、内心思いながら小さく幾度か頷いていく。

「私としてはその分、ロザちゃんが女の子殺さなくなるなら悪くないかなと思うんだけど……なにか害があるの?」

吸血鬼化するとか、意志を奪われてしまうだとか。
そんな何かしらのデメリットがあるから駄目だというのだろうと思うと、今度は反対側に首を傾げながら子供のようにといを重ねる。

ロザリア >  
「もうよい…気にするな」

ふすーっと溜息をついた
こういった手合と言い合いは禁忌である
拗れるにしろ、解決するにしろ、時間がかかることが多いのだ

「さて、吸血鬼に血を吸われて害のないものが珍しい。
 魔王といえど吾に従属するか、同種となるか、適合せずグールとなるか…それは吾にも解らぬ。
 先程の娘は適応力がなかったようだな、蘇生することなく死を迎えた」

ルーシェ > 「ぁ、それ完全に子供扱いだよねっ!?」

自分よりもかなり小さく、傲慢不遜がそのまま歩いているような振る舞いも多いのもあって、余計に小馬鹿にされたような気がすれば、突っ込まずにはいられなかった。
とはいえ、それで揉めるのも望むところではなく、ぐぬぬと言いたげな顔のまま、ぐっと胸の中に抑え込む。

「そういう事なんだ……じゃあ、どれにもならないなら吸いたいの?」

なにか当てがあるのか、普段よりは艶っぽさのある企み笑みを浮かべて、人差し指を自身の頬に当てていく。

ロザリア >  
「(童との言い合いなぞ時間の無駄…などとは言わなくて正解だったようだな)」

勢いよく突っ込んでくるその様子にじとっとした目線を向けつつ、そう思った

「………いいや、吾の糧となるのは人間ども血袋だけで十分。
 
 ──ルーシェよ、なぜそこまで食い下がる?……吸われたいのか?
 言っておくが吾は人間を憎悪している故、同族を糧とできたとしても人を喰らうことはやめぬ」

ルーシェ > 胸に留めた言葉が出来たら、それこそ子供の様に不満を爆発させていたことだろう。
ただ、その視線に何かそれらしいものは感じるが、確証はないが故に爆ぜることはないが。

「血袋って、もうちょっと違う言い方ないかなぁ? ……ん~、理由は二つ。一つはさっき言った通り、女の子を吸い殺す数を減らせるかなぁって事。憎悪するなってなんていわないけど、嫌う理由がちゃんとあるなら、嫌うべき人にだけ向けてほしいなとは思うけど」

夏に起きた戦の様に、因縁ある相手に対してなら仕方ないと思うところもある。
けれど、何も関係がない少女を踏みにじるのはやはり、見てて気持ちがいいものではない。
けれど、止めてほしいとは願うが止めてとは言い切らないのも、触れるに連れて感じる憎悪の深さを受け止めてきたというところか。
もう一つ、そう言いたげに血に濡れた人差し指を立てると、目をゆっくりと細めて悪戯っぽく笑う。

「もう一つは、ロザちゃんが吸いたいなら吸わせてあげたいし、それで夢中になるところもみてみたいな~って。私だって魔族なんだから、献身だけじゃないよ? そういう悪いこともしたくなるし」

けれど、彼女が嫌がったり、悲しまない程度に。
その上で夢中に吸い付いてくるなら、見てみたいという好奇心もあった。

ロザリア >  
「ならば餌とでも呼称するか?」

眼の前の少女がそれを好まないことは知った上で、若干意地悪げにそう返した
その様子は、人間に対する恨み、憎悪がただの私怨を超えているのだとすら思わせる

「糧として仕方なく殺しているわけではない。
 吾は好んで人間の命を奪っている。吾が憎悪を向けるべき相手など何百年も前に地獄に堕ちているぞ」

その点に関しては友人といえど相容れぬのだと、理解している
言葉を幾度交わしても、恐らくこれらに関しては歩み寄ることはできないのかもしれない

しかし続く言葉には怪訝な表情になって

「……………阿呆か」

しばしの沈黙の後、そう言葉を投げた

「何度も言うが友人の血を吸おうなどとは思わぬ。
 そんな節操のない吸血を行うヴァンパイアなぞは下の下であるぞ」

ルーシェ > 「変わりないし、もぅ」

分かってて意地悪を言っているのだろうと思えば、相変わらずのふくれっ面で呟く。
望んで殺すのと同じ様に、その憎しみが深いのは分かるが……仇をとって尚、消えぬ憎しみは何なのかと思えば少し目を伏せた。

「……じゃあ、ちゃんと殺したい理由を教えて? 今すぐって言わないから。ロザちゃんが曲げない理由は、ちゃんと知っておきたいし」

根深い恨みの理由を問いかけつつも、すぐに答えは求めず、いつもと変わらぬ苦笑いで強請った。
聡明な彼女が、利害もなにもなく、感情で殺す根深い理由。
距離は詰まっても、それを明かすにはまだ近いのか遠いのか分からない。
それを決める彼女へ、言葉の手を伸ばすだけに留めた。

「……えへへ、何かそこまで言われる嬉しいかも。――じゃあ、私がロザちゃんにエッチな悪戯したいなーって時とか、されたいなーって時……黙ってないと駄目?」

思いの外、大事にされている答えに少し照れくさそうに頬を赤らめながら無垢な微笑みを見せると、いつもの様に無遠慮に彼女へ両手を伸ばす。
とどけばそのまま抱きしめようとしつつ、エルフの様な耳元にぼそっと囁く言葉も、下世話だと思われるのだろうかと確かめていく。

ロザリア >  
「ふむ」

消えない憎悪の根源
これほど言葉を交わせば…否応なく、それに触れねば納得しないだろう
頑なに突っぱねているだけで諦め納得するのは、それこそ距離を縮めようとしない大人だけなのだから

「吾の耳がなぜこのように長く尖っているかわかるか?
 吾が生来のヴァンパイア、いわゆる真祖ではない、ということ。
 そして吾が今、こうやって吸血城の主として君臨しているのは全て人間どものせいであるということだ。
 …込み入った話になる、この場ではそれで十分であろう」

口にした説明は端的、かつ大まかなもの
今でこそ多くの魔王達の血を飲み、真祖を超える力すら持ち得る怪物となっているが
その大元、生まれは…ただのエルフの少女であったのだと、暗に述べた

そして、相変わらず人懐っこく抱きついてくる様子には、やれやれまたかと思いつつも抵抗する様子は見せずに

「貞淑であるならば、黙っているほうが良いだろうな。……ええい、耳元で喋るな」

くすぐったそうに、目を細めていた

ルーシェ > 「耳が尖ってる理由……?」

憎しみの理由は、深い屈辱や悲しみ、そして怒りといった負の感情から大きく育つもの。
それを明かすのは、傷跡を晒すのと変わりない。
その先触れを語る彼女の言葉に耳を傾ければ……あまり賢人とも言えるタイプではないが、察する事はできた。
人がもたらした闇への失墜、それは望まぬ変化ということだろう。
貴様らがこうしたのだ と。
彼女の殺意がそれなのなら、簡単に収まるものではないと胸の奥が痛み、ぎゅっと目を閉ざす顔に悲しみが浮かぶ。

「……ごめん、結構無神経な事ずっといってたかも」

じゃれる前に呟いたのは、彼女が耐えてきた痛みへの詫び。
もう少し早く触れていたらと、こういう時に己の浅はかさが裏目に出ると思いつつも、擽ったそうな声にクスッと微笑みへと変わった。

「貞淑に見える? ふふ~っ、耳が弱いのかな? ふ~しちゃおうかな~っ」

クスクスと楽しそうに笑みを零しつつ、悪戯に耳元に淡く息を吹きかけて、くすぐろうとしていく。

ロザリア >  
「構わぬ。憎悪も恨みもあれど、救いもあった。
 …奴らを糧とする化物に生まれ変われたのだからな…」

もはや1000年を越えようかとするほどに遠い話
魔術の名門であったキルフリート家の館に、自分に、魔女の娘だと吐き捨て暴行を働く人間達
色褪せぬその記憶は時間が止まったままかのように思い出すことができた
しかしそんな忌まわしい記憶は自分に抱きついたままのルーシェによって寸断されて…

「…見えんな、聞き分けのない童に見える──こら、いつまでくっついて……ひゃふッ!?」

息を吹きかけられた瞬間、びくっっ、とその華奢な身体を震わせ、思わずルーシェを突き飛ばすように腕を突っ張ってしまった

ルーシェ > 「……ロザちゃんは化物じゃないよ? ちっちゃいのに頭が良くて、だけど傲慢不遜なところが玉に瑕な吸血鬼さんで、私の友達だもん」

闇に堕ち、血によって人を踏みにじれるだけの力を得たのも事実だろう。
けれど、地獄の底から抜け出せたのなら、今を生きてほしいとも思えば、小さな友人を化物などと言わせたくない。
ふるふると頭を振ってその言葉を否定すれば、耳元に悪戯を仕掛けていったわけだが。

「童って、いくら何でも酷――っ!? ……ロザちゃんの腕力不足も、そこから来てるのかな~?」

素っ頓狂な悲鳴とともに突き出される腕、可愛い悲鳴に微笑んでいたものの、その衝撃に声が途切れていく。
驚きに呆けているも、その身体はそれほど動いていない。
こんな見た目をしているが魔力だけでなく、身体も魔王相応のものであり、柔らかい腹部の感触を与えつつも、まるでブレない。

「今度からエッチな事する時は~……お耳を悪戯しちゃえばいいのかな? ふふっ、可愛い~」

耳孔を擽るような静かながら息遣いを伝える囁きで擽ると、耳元へ唇を寄せて淡く口吻を重ねていく。

ロザリア >  
厄介なことを知られた、と思う
自分自身の成り立ちではなく、耳が弱いというか超敏感体質であることを知られた気がする

「っ…いい加減にせよ…!」

ぶわっ、と突然その身体が霧化し、その腕から逃れてゆく
少し離れた位置で、なんだかちょっとぜーぜーと息を荒げながら、顔を赤くしているロザリアが現れた

「真面目なことを言うのか茶化したことを言うのかどっちかにせよ全く…」

ぷんすか怒りながら耳をかばうようにして両手で隠していた

ルーシェ > 耳元に唇を重ねようとした瞬間、霧となって消えていけば、前のめりにたたらを踏んでいく。
腕は左右へ交差するように空振りし、瞳を丸くしながら霧の行き先を目で追っていった。

「……あはっ、ロザちゃんも女王様なのか、女の子なのかわからないね」

実体化した姿は普段の威厳ある振る舞いとは異なり、弱点をこれでもかと覆いながら、顔を赤らめて怒る少女。
背丈相応な子供っぽさ感じる様子に、楽しそうに目を細めて笑うと、もうやらないからと言葉を重ねつつそちらへと足早に歩んでいく。

「ロザちゃんの昔話は、ちゃんと時間を取って聞きたいかな。今は……もっと仲良くなれたから、ぎゅーってしたいな?」

過去の物語はこんな草原の中で聞くようなものではなく、ちゃんと二人っきりの空間で聞くべきだろうと。
そして、今求めたのは彼女と狭まった距離感への実感となり、ハグを求めるように両手を広げていく。

ロザリア >  
「吾は女王ではないぞ、城主であるというだけだ。……妙なことをせぬと約束するなら応じてやろう」

横目でじとっと見つつ、ハグを求める様子にやれやれと二度目の溜息をつく

言葉で釘だけは差して、それには応じるように正面を向き胸を開いた

「血に酔いながらでもないと話す気にはなれんが、それでも良いなら、な…」

ルーシェ > 「普段の感じが女王様っぽいって事だよ? しないよ、ロザちゃんの耳が敏感な弱点なのは、私だけの秘密にしておくから」

溜息を零すのも既に見慣れたもので、此方は子供っぽく笑ってみせるのが普段の事。
釘指す言葉に頷けば、嬉しそうに近づいていき、小さな城主様を抱きしめようとする。
耳元には唇はよせないが、代りにと首筋の辺りへと顔を埋めようとしながら。

「それでもいいよ、流石に死体を傍に転がしながらは困っちゃうけど」

埋葬でそれどころじゃなくなりそうと、冗談めかした言葉を重ねていった。

ロザリア >  
抱き合えば、体温のあまり感じられない冷たい肌が触れ合う
いつものことだが、この少女魔王は肌を触れ合わせるのが好きらしい
こうやって抱きついてくるのも何度目かといったところだ

「ふむ…自分ではそんなつもりもないのだが…
 ──当然である、秘密を漏らせば許さぬからな。
 …それでは、きちんと、いずれ話すと約束しよう」

そう言って、今度はルーシェが満足して離れるまでそうしているだろう

ルーシェ > 肌の冷たさも、過去が原因なのだろうかと思いつつも、今問うと何処までも掘り進んでしまいそうだからと留めて。
抱きしめるのは、自身も過去に引きずられているのに気付いていない。
両親が早く居なくなってしまったこと、誰かに寄り添う事への飢え。
だから幾ら抱きしめても、飽きることなどない。

「吸血姫様に平伏せ~って感じがするもん、でもそれがロザちゃんっぽいのかな? じゃあ、内緒の代わりにたまに耳にチューさせてほしいな?」

何れ話そう、その言葉に頷きながら今はただ彼女を直ぐ側に感じ取る。
何時まで抱きしめていたのか、それからどうしたのか。
瘴気が交じる風が吹く草原の一幕の行方を知るのは、二人だけ。

ロザリア > 「口調のせいであろうか…ふむ」

どうやら本当にそんなつもりはないらしい
人間相手には見下した態度をとっているのは間違いないのだろうが

「……それはダメである」

びし、とNOというべきところはNOと言いつつ、
月に雲が陰り二人を闇へと覆ってゆく中で、いつまでくっついているのだろう…と
翆眼の吸血姫は困った顔をしていたのだとかなんとか……

ご案内:「魔族の国(過激描写注意)」からロザリアさんが去りました。
ご案内:「魔族の国(過激描写注意)」からルーシェさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 休憩室(過激描写注意)」にミュゼさんが現れました。
ミュゼ > 【待ち合わせ待機中となります】
ご案内:「九頭龍の水浴び場 休憩室(過激描写注意)」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 牝の匂いが濃すぎたせいか、媚薬の混ざった香が焚かれていたとしても気づくことはできなかっただろう。
店の女中たちが彼女を徹底的に弄ぶつもりであるならばそれも無理からぬ事だが、少年自身はその事実を知らない。
喉奥と舌、口腔に唇…そのすべてを行使したイラマチオ。
久々のつよい刺激に腰が抜けそうになってしまう。だが、それゆえにもっとと求めてしまうわけで…。
いつか見たような空色の髪に手をのせて、こちらからも腰を動かして喉を犯し始める。
彼女ならばこれを快感とするであろうと、その息遣いや声から察したのだ。

「っ…おぉ…そんな激しいと、すぐでちまいそうになるな…
そんな簡単にイッちまったらもったいねー気もするけど」

好色な演技はこちらの遠慮を剥ぎ取ってしまう…彼女も求めていると錯覚させてしまう。
そうなれば、少年もこの少女の体で楽しむことに何ら罪悪感を持たなくなってしまうわけで。
これも彼女にかけられた正体を見誤らせる魔法のせいなのか。彼女の喉奥に無遠慮に亀頭を押し付けて腰を震わせ
女中の残した道具に目をやる。

「こんだけ残してくれるってこたぁ、しばらく楽しめるってことだよな?
一回で終わりってわけでもねぇなら…へへ、あんたも愉しませてやれるかもな」

自身の肉棒を美味しそうに咥える少女を優しく撫でつつも攻めを緩めることはなく

ミュゼ > この店の奴隷であり、冒険者として鍛えた丈夫な体を持ち、生まれは高貴な貴族。
そんな存在が、自分達の言う事や成す事に逆らえない。だから当然、いじめもエスカレートする。
直接以外を加えるよりも陰湿に、客が調教で使う道具を大目に渡して、様々な責められ方をする少女を楽しむのだ。
今も恐らく、この薄い木扉の向こうでは、この部屋の道具係を買って出た女中が中の様子を見ているはず。
客に気に入られる為に、酷い事をされない様に、好色な振りをして肉棒を咥えこむ少女の姿を。

「んむっ、ん、んふっ――ん、ぉ、ぉむっ……ん、ぐぅっ♡」

喉を突かれる。拡げられる奥。強めの圧迫感を味わいながら、肉棒の裏筋に舌を這わせる。
亀頭の鰓を、その裏の溝を――と舌先を進め、汗も恥垢も付着しているならば清めて、再び竿を吸う様にして奥へと導いて。
彼の無遠慮な突き込みにも喜びの声を上げてしまうと、制限された鼻での呼吸が雄の匂いを多分に吸わせた。

「んぉっ、ん、んぐっ――ん、ふっ、んむぅっ……♡」

彼が硬貨を胸元の袋に入れるなら、その回数だけ熱い迸りを少女に注ぎ込める。
硬貨の種類や金額は指定されていない為、少女の最低価格は1ゴルド。娼婦も真っ青の叩き売りだ。
それでも、少女の乳首を虐める為に、わざと袋を満たすようなものもいる為、結局売り上げは安めの娼婦と同程度。
目の前の彼はどれだけの金を入れてくれるのか。少女の心配事はその位だった。
何せ、客の欲望次第で酷い事をされるかもしれない運命は、いまさら変わりようがないのだから。

ブレイド > 並の娼婦よりも美しい髪に男が好く声色。
目隠しのせいで顔はわからないが、おそらくは美しい少女なのだろう。
だからこそ、女中たちもこんな少女が身近にいれば面白くはないということか。
そんな裏側を知る由も無い客は、彼女がそれを望んでいるように思うだろう。
そしてこの少年も半ばそう思っている。甘いうめき声を上げた少女の喉に直接、精を吐き出す。

「は、お…っ…!わ、わりぃ…ちょっと我慢がっ…おぅっ!くっ…」

少女の頭を強く引き寄せ、執拗な裏筋への愛撫を受け止めれば果てるのはあっという間。
彼女が覚えた技巧に耐えられるわけもなく射精する…が、なかなかとまらない。
なにせ、久々の吐精。溜まりに溜まった精液を吐き出しているわけなのだから
少女の小さな口に収めていたらあふれるほどの量を喉の最奥に注ぎ込んでしまう。

「んあ…お…はぁ……すげぇな。アンタも。まぁ、一人だけ楽しむのは趣味じゃねぇからな。
あー、回数だけ金払うんだっけ?」

視線を落とせば少女の胸元にぶら下がる袋の中に金属の輝きが見える。
そういえばいくらだったか…特に記載がないということは。まぁ、金であればいくらでもいいということか。
少年は財布を漁れば十枚ほど50ゴルド硬貨を袋に収める。
重さは相当であるが…その程度には彼女で楽しみたいという気持ちの現われだ。

「へへ、そんじゃ…次はアンタの番だな」

早速引き寄せたのは陶器の壺。

「まず…だいぶ我慢してんじゃねーの?みてわかるくらいにゃ腹が張ってるぜ?
しちまえよ、小便」

無論、優しさだけではない。そのさまを見て射精で一度収まった欲望を更に焚きつけるつもりでの提案。

ミュゼ > 望んでいる訳ではない。しかし望まざるを得ない。
そんな生活を続けていると、徐々に自分が本当は淫乱なのではないかと思えてくる。
演技が演技じゃなくなる。そんな、境界線を踏み越えてしまうような錯覚があるのだ。
喉奥の更に奥を、つるりとした切っ先が越える。鼻先が彼の下腹部に密着し、完全に彼の腹部に顔を埋める様な状態。
そうして熱い律動とともに吐き出される滾りは、吐き出すことを許されず、食道を下り落ちていく。

「も、ごっ、ぉ、ぉぉおおっ――んむっ……ぷふぁっ……は、ひゅっ……ご、ちそう、さま、でしたぁ♡」

精液を恵んでもらったときは、必ず感謝の念を込めて言う事――躾けられた成果の一つだ。
一滴残らず吸い出して飲み込んで。吐息に精液の生臭さを感じながら、呆けたように身を震わせて。

「ん、ぅ……えぇ。と、そう、です。一回出したら、一枚、です」

本当はちゃんとそれなりの硬貨を入れて欲しいが、そんなおねだりは許されない。
しかし、幸いな事に彼は優しいお客様だった。十枚の硬貨が両乳首から吊り下げられた皮袋に落ちていく。
ずしり、と重みが増すと、乳首を下に引き下げられるような感覚。紐がキリキリと、食い込む様な痛みが走る。
人によっては態と金貨ではなく銅貨を、或いは一般には使えないカジノのメダルを入れる者もいるから、それに比べれば大分嬉しい。

「え、と……お、おしっこ、です、か?……恥ずかしいですが、その、お望み、でしたら……」

彼が少女に欲望を吐露すると同時、少女の下腹部に一瞬、淡い紫の燐光が生まれる。
それは、この部屋の中に仕込まれた、少女の体調を変質させる術式。
今回の場合は、彼が少女に粗相を望んだ瞬間に、ただでさえそれなりに膨れていた膀胱が急激に満ちていく。
燐光の正体は、利尿の術式。数秒の内に少女の尿意は急激に込み上げていく。
――しかし今は目隠しをしてしゃがみ込んだ様な姿勢。トイレでしゃがむのと同じような耐性ではあるが、狙う先の壺は見えない。
ならばどうするか。その答えは非常に単純。彼に、導いてもらうしかないのである。

ブレイド > 望んでいなかったとしても悦んでいるように見えてしまう。
それも躾の賜物か、だからこそ注いだ側もより良い気分になってしまうわけで。
なるほど、男には都合のいい肉便器だ。
すべて飲み干した少女の頭を撫でつつも、思わず頬が緩んでしまう。
彼女に見えるわけでもないが。おそらくはこの目隠しを外すことも、リードを外すこともご法度なのだろうということくらいはなんとなく理解している。

「おう、きもちよかったぜ?ミュゼ…だっけか」

ズルリと肉棒を引き抜く。友人の名前と同じ名前、同じ髪の色…意識に蓋がされているせいか同一人物という考えには至らないまでも
それでも名前を呼ぶ声には気恥ずかしさがある。
友人と同じ名前の肉便器を利用していることに背徳感をくすぐられるのだ。

「一回出したら、ね。んじゃ、これで十回はアンタと楽しめるわけだ。
終わる頃に行列でもできてたらわりぃな」

冗談めかしつつも、少女の後ろに回る。
目隠しのせいか、引き寄せた壺に反応すらしないのだから…そういう趣向かということは理解できる。
高さをかえないように、彼女の足を担ぎ上げれば幼児に小用をたさせるようなポーズを取らせるだろう。

「はは、わりーな。あんなモン付けてたから結構我慢してると思ってたけどよ、いらねーお世話だったか?
でもまぁ…オレの趣味に付き合ってくれよ」

遠慮がなくなったせいか砕けた言葉を少女に投げる。
少女の放尿を促すように体をゆすりつつ。

ミュゼ > 今の少女は、目の前の雄に媚びて、必死に日銭を稼ぐ卑しい雌に過ぎない。
だから彼が思う通り、男に都合のいい肉便器と言う評価は案外的を射ているのだろう。
最早口の中に注がれた精液を飲み込む事にも慣れた。ジョッキを満たすほどの大量を一気に、と言う訳でなければ。
彼の察する通り、目隠しもリードも外してはいけない。だが、彼が少女を嬲る為にリードを伸ばせ、と女中に注文するなら、その位は許される。
客に不便を強いるのは、例え少女を虐める上でも基本はご法度なのだ。客が不便すら楽しむ酔狂者出ない限り。

「ん、ぅ……ふぁ、ぃ、ミュゼで、ございます……んふぅ……♡」

濃厚な精液の臭いに当てられて、仕込まれた体は火照りを帯びている。
下腹部の奥、子宮もじくじくと疼いてしまって仕方がない。発情期の雌猫、と言う表現が適切かもしれない。
目の前にいる、見えない彼。その声は聞き覚えがある気もするが、思考を浚うと何も浮かんでこない。
認識疎外の術式は、確かに彼と少女を知人によく似た他人に仕立て上げ、忌避や遠慮をなくすことに成功していた。

「そう、ですね。十枚入れたら、十回、です。行列なんて、出来ないです、よ?
 私は、その……あんまり出来の良くない、雌奴隷、ですので……」

気配が後ろに回る。何をするのか、と疑問に思っていた少女の体は、そのままひょいと持ち上げられた。
膝や爪先が楽になり、血が通う事でじんと痺れた様な痛痒が襲う。そんな中、両足を抱えられて左右に開いた姿勢になると。

「――その、急に、したくなってきてしまってっ……は、ふ……あの、し、しても、いいですか?」

先程迄は平気だったはずなのに、今は尿意が無限に湧いて出るかのよう。
ほんの少し時間が過ぎるだけで膀胱は満杯になり、しかし彼の上で少女は少しばかり我慢して。
そして止めは、上下に軽くゆするような動き。たぽたぽと、腹の奥に溜まった尿も揺れた様な気がして、そして。

「ふ、くっ、ぅんんっ――で、ちゃ、あ、あぁあっ、みゅ、ぜっ、おしっこ、しま、すぅっ♡」

確かに聞こえるように宣言すると同時に、透き通った黄金水が勢いよく、弓なりに吐き出されていく。
本当に限界だった、と理解できるほどに量が多く、お世辞にも良い匂いと言えない液体が壺の中を満たした。
少女が感じるのは、放尿の解放感と甘い快楽。ふるふると身を震わせながらの排泄は、およそ一分近く続いた。

ブレイド > 肉便器であるのならば、性欲処理に使えばいいだけのこと…なのだが
そういう『作法』に不慣れなこともあるか、そもそもそういう気質でもあるせいか
肉便器である彼女を『女』とみてしまっているあたり、女中達を悦ばせられる客ではないのかもしれない。
だからこそ、この短いリードは邪魔であった。

「はは、なんか…知ってるやつとしてるみたいでちょっと興奮するな。
まぁアンタにゃ分かんねーことかもしんねーけど…ちょっと、これ邪魔だな…」

くいくいとリードを引きつつ、後ろから抱えた少女の耳をはむ。
放尿の心地よさに震え、甘い吐息をもらす彼女に排泄させながらの愛撫。
可愛らしい肉便器の痴態は、少年を昂ぶらせるには十分で。

「いっぱいでてるな。肉便器って言っても出すもんは綺麗なもんじゃねーか。臭いはヒトとかわんねーけど」

排泄する姿に感想を伝えるのは、彼女の反応を見たかったから。
羞恥に悶えるようであればしめたもので、そういう姿こそ興奮する。
抱えていた少女を床に下ろせば、次はどうしようかと道具に目をやる。
たしか、このリングは少女の腹の中に繋がってたとか…女中は何かを放り出させるのに使えとのことだったが…

「んじゃ、次は…アンタも気持ちよくなってもらおうか」

おもむろに、一緒においてあった薬箱から媚薬のたぐいを取り出し、少量リングに注いで見る。

ミュゼ > 優しい客である彼は、女中たちからすれば生ぬるいと思うような責めを見せる。
しかし客である以上、この場の支配者は彼だ。女中であっても出来る事は、苛烈な責めを暗に示すくらい。
短いリードは、彼が邪魔だと明確に口にするならば、解かれないまでも少しばかり伸びるようになる。
少女がしっかりと立ち上がって、少しだけ歩ける程度――これ以上の延長はなかなか難しくなるだろう。

「んふ……あ、ひゅっ、みみっ――ん、にゃ、あ、あぁあっ♡くすぐった、ひっ――♡」

くちゅ、ちゅ、と水音が聞こえる度に、頭の中に響いて染みて、いやらしい事をされている自覚を生み出す。
放尿の最中に行われる愛撫は、少女を蕩けさせるには十分な物。その内に股座は尿だけでなく、ぬめりを帯びた蜜にもまみれて。

「は、ふぅっ――ん、ぁ、はぁ……おしっこ、きもちいの……出ちゃった、出しちゃったぁっ……♡」

少女の様子は、頬を赤く染めながらも恍惚としたような雰囲気。
羞恥と快楽の虜、と言った状態で、床に下ろされると、そのままぺたりと座り込む。
そのまま放心状態でいた少女は、腸奥に直接媚薬を流し込まれると――。

「んひゅっ……おにゃかっ、急に、奥ッ……んぅっ――ふ、ひゅっ!?」

瓶から液体が流れ落ちて、リングを通過する。その下には一滴も零れておらず、全てが少女の腹の中に消えた。
代わりに少女の中のリングからは媚薬があふれ出て、腸壁から全身へと、急激に吸収されていく。
皮下注射程ではないにせよ、疼きと熱が下腹部から全身に広がっていく感覚は強烈で。

「はひゅっ、おにゃかっ、これっ、おしゃけ、いれたの!?――熱いの、広がってっ……♡」

徐々に肌が紅潮し、全身が桜に色づいて。その頃には感度も跳ね上がり、風の一吹きですら甘い痺れを感じるほどになっていた。

ブレイド > リードが伸びれば多少は愉しみやすいか。
放尿と愛撫で蕩けた声を出す少女は可愛らしくもあり、少年の肉棒はすでに硬く張り詰めていた。
甘い声と、強くなった牝の匂い。
すぐにでも少女の膣肉に埋まりたくもあったが…

「そういや見えてなかったな。ふいうちになっちまったか…。
でも、気持ちよくなれんじゃねーの?これならさ。オレのぬるい遊びでもよ」

肉便器たる彼女のことだ。苛烈な責めを何度も受けているだろうと
少しでも気持ちよくならせてやりたくもあり薬を注いだが…効果は覿面といったところか。
へたり込むようにすわる少女の肌をなでてやり

「こっちはもうちょっと我慢しろよ?
出させるってなら…もうちょっとほぐさねーとな」

少女の尻穴にも指を這わせてやる。
連珠を手に取れば、薬品をなじませるように塗りつけて、少女の手を引きマットの上へと誘う。
つまり、これからが本番ということを暗に伝える。

ミュゼ > 一度出したはずの彼の肉棒は、どうやら再びいきり立っている様子。
十枚入れたという事は、本気で十発出すのだろうか――だとすれば大分絶倫である。
少女自身は一晩で二桁絶頂を迎えることもざらだが、一人に十回注がれた試しはない。
実際は孕む事もないが、孕まされてしまいそうな程の情交になりそうな予感がした。

「んふっ、ぁ、ふっ……肌がっ、ぞわぞわするぅっ……♡
 わ、私は、その、激しくなくても平気、ですよ……?」

少女としては激しく責められなくても感じられるのだが、そこは壁裏の女中が許さないだろう。
快楽で責めるにしろ、苦痛で責めるにしろ、少女を追い込む責めを期待しているに違いない。
少なくとも、肉棒を今すぐ差し込んで、中に精を放って終わり――等とはいくまい。

「ひゃっ、そ、そっちも、やっぱり、するの?……わかりました、けど、その……恥ずかしい、です」

何度排泄を強いられても、人前で出すことが恥ずかしいのには変わらない。
それが見世物にされていようが、個室で誰かの前だけで出そうが、感じる羞恥は一緒だ。
尻穴に伸びる彼の指。今日の所は未使用の尻穴が、きゅぅ、ときつめの締め付けで指先を締める。
何らかの薬品を塗りつけられながら、彼が取るのは連珠。それも女中がしっかりと用意したものだ。
長さを求めるならば凡そ1mほどのもの。直径を求めるなら3cmから徐々に一回りずつ大きくなっていくものなどがある。
或いは彼が他を望むなら、壁向こうの女中に声をかければ、どんな道具でもきっと引っ張り出してくるだろう。

ブレイド > 絶倫であるという自覚はないが、十二分にためてしまった性欲と
眼の前の少女の痴態があれば、いくらでも射精できそうでもあった。
サービスのつもりもあったのだが…彼女の反応次第では、十枚で足りるかわからない。
そこまで彼女を犯し尽くすのであれば、女中たちも溜飲が下がるかもしれないが。

「そりゃ良かった。そんで聞きたいんだけどさ…」

意味ありげに言葉を途切れば、目隠しをされている少女の手をはなし
陰核をつまみ上げる。
突然の強い刺激。不意打ちぎみに受けてしまえば、媚薬で敏感になっている体には相当堪えそうではあるが。

「オレよりも先にイッちまったらなんか罰とかあんのか?」

少しばかり刺激された嗜虐心。
それと、ただ単純な興味。女中がみているのは明白なのだ。
だとすれば、この店の順列で最も下であるだろう彼女のしごとぶり…とくにヘマなどしたときに何かを課せられることは十分に考えられた。

「はずかしいか。ま、それがみてーんだけど…。おー、カワイイ反応してるな。
ミュゼの穴はよ。んじゃ、こんなもんでいいか」

手にとった連珠はぬめる薬液にまみれている。
これならばすんなり腹に収まるだろう。容量はともかくとして。
ぬめるだけではつまらないと、媚薬の傍にあった適当な薬も少し混ぜたが…効果の程がどんなものか。
体調を崩すような成分は含まれてないだろう。多分。

「力、ぬけよ?」

少女の体を正面から抱き寄せれば、その尻に回した手…少女に尻孔に連珠をおしつけていく。

ミュゼ > ひたすら犯され続ける――それも輪姦ではなく、一人の男性に、と言うのは経験がない。
精液を注がれ続けて、ぐったりと疲弊しきるまで犯す。そこまでいけば、女中達も認めるかもしれない。


「えぇと、なん、でしょう?」

問うてもいいか――対する答えは是しかない。
そもそも拒否権が存在しないのだから、答える事は絶対だ。
しかしそうでなくても、彼に問われる内容が思い浮かばない以上、拒否する必要もなかった。
問いの後、一瞬の間。そして不意打ち気味に、陰核を摘まみ上げられる。
ぐにゅ、と指の中で僅かに形を変える肉芽は、少女の目の前を真白に染めて。

「ふきゅぅうっ!?そ、そういうのは、にゃい、けどっ、ぉおおっ♡♡♡」

元より少女が相手にする客の大半は、少女に一方的な絶頂や可逆を強いる。
それ故、少女が客より先に絶頂を迎えても、罰するようなことはなかった。
そうでなくても、大抵一夜の稼ぎがノルマに達しない為、懲罰を受けるのはほぼ毎日だ。
だから結局、少女が虐げられ、嬲られること以外に女中の興味は向いていなかった。

「ん、ふぁっ、ぁ、ひぅっ――んんっ、おし、りぃっ……♡」

ぬるぬるした薬液にまみれた連珠が、尻穴に押し当てられる。
ローションだけではなく、また別の何かも混ざっているらしいそれ。
隣の瓶と同じく媚薬なのか、それともまた別の薬剤なのかはわからない。

「――ふぇ、わ、わか――んふぅううっ♡♡♡」

解れた穴に押し当てられる連珠。それが緩やかに、ずるりと奥に入り込んでいく。
腸壁を擦り上げて、奥へ奥へ。やがて少女の肉穴は連珠をすべて飲み込んでしまう事だろう。

ブレイド > おそらくは、そうしてしまうだろう。
そうなってしまうだろう。図らずも。
少女の体は魅力的だし、遊べる道具もいくらでもある。
自分の中に溜まった獣欲はそうしてしまうだろう。
しかし、自分だけではない。彼女にも…何度も快楽による絶頂を与えたくもあった。
そのための質問でもあったのだが…

「へぇ、そりゃよかった。んじゃ、何度もイッちまえよ?
こんなことしてんだ。我慢されるよか派手にイッて声出してくれたほうがいい」

コロコロと指の腹で陰核を転がしつつ、少女の尻穴に飲み込ませていく。
少し強度の強い媚薬と多幸感を与えるいわば麻薬めいた薬をまぶした連珠を。
そのすべてを飲み込んだ彼女を引き寄せれば自分はマットに横たわる。
剛直を上に。
彼女を跨がらせるように誘導して、だ。

「それじゃ、せっかく動けるようになったんだし…ゆっくり座ってくれよ」

何をするとはあえて伝えないのは、彼女の目隠しがそうさせること。
多分女中の意図にはそれも含まれるのだろうと。

ミュゼ > 「んひゅっ、ぁ、ひぁっ、う、ぁ、ぁあっ♡♡♡にゃに、これっ♡♡♡頭、真っ白に、にゃ、あ、あぁあっ♡♡♡」

塗りたくられた薬剤は、媚薬の他に麻薬めいた何かも混ざっていたらしい。
その性質故に依存性もあすはずのそれが、腸壁から頭の中へと巡って、強烈な多幸感を生み出した。
痺れる、蕩ける、全てが光に満ちて輝いて、ぱちぱちと爆ぜていく。黒い目隠しの裏に、宇宙の様なきらめきが見える。
突き込まれた連珠もまた、星を生むのに一役買って、熱く絡みつく腸壁は擦られる度に悦楽を運んだ。

「ふ、ひゅっ、んぃっ、くりとりひゅっ、つぶしゅの、や、あ、あぁあっ♡♡♡みゅぜ、いく、いぐぅうっ♡♡♡
 いってりゅ、のにっ――ひひゅっ、わかり、まし、た、あ、あぁああ――あひゅぅうううっ♡♡♡」

下から聞こえる声、腰を下ろせという命令。ならば想像できることは少ない。
騎乗位か、張り型を使っての自慰か――ともあれ少女は、確かに彼の言うとおりに腰を下ろす。
そうして始まる本来の性交。ぐちゅ、と濡れた肉穴を押し広げられると、少女の子宮は肉棒の先端に吸い付くように降りて。
きゅぅきゅぅと絡みついて締め付けながら、彼の精液を搾り取ろうと試みる。

ブレイド > 「んお…だいぶきいちまってるみたいだな。
どんな薬かわかんねーけど…腹に詰まったままだと苦しいと思うけどよ
もうちょっと我慢だぜ?」

甘く蕩けた声を上げる少女の姿。
肉槍はすでにはちきれんばかり、どれほどまでの効果が薬にあるかはしらないが…
少女の反応を見ればかなりの効果を発揮しているようだ。
おそらくは、今から自身を収める肉の鞘もうねり、波打ち、収縮しているだろう。
それこそ、男を絞り尽くす器官になっているはず。

「だいぶイキやすくなっちまってるみたいだな。いいぜ?イキながらイッちまえ。
ほらっ…う、おっ…お!?はぁっ!」

腰を下ろす少女の中に収まれば、絡みつく膣壁と強い締め付け。
そして先端に吸い付く子宮口。
男の本能が射精をうながすほどの名器であるが、なんとかこらえる。

「アッハ…これ、十回なんてすぐ終わっちまいそうだ…なっ!」

意地もある。少女をもっと感じさせたくもある。
降りてきた子宮を下から突き上げれば、その控えめな胸にも手を伸ばし、少女を堪能しようとする。

ミュゼ > 「へひゅっ、ぁ、ぁ、ぁあっ♡♡♡これ、ひゃめ、なのっ♡♡♡おにゃか、とけひゃ――お、ひゅ、おぉおおっ♡♡♡」

連珠全体に塗りたくられていた麻薬が、全て少女の腸壁から吸収されていく。
少女をいびる女中たちが用意した品だ。効果も、その代償となる依存性も強烈な物品に違いない。
こうして始まるのは、薬物で酩酊した状態での性交――所謂キメセク、というやつで。
秘所も貪欲に彼の肉棒を圧搾し、射精を受けようとうねりながらざらついた表面で先端を擦り上げて。

「くひゅっ、ぅ、ぃ、ぁ、ぁあっ♡♡♡い、きゅっ♡♡♡また、いく、いくのぉおっ♡♡♡」

絶頂が止まらない。呼吸すら満足にできない絶頂の連鎖。
かひゅ、かひゅ、と浅い呼吸が何度も繰り返されて、少女は彼の腰の上で跳ねる度に絶頂し続ける。
直ぐに二桁を超えて、しかしそれでもなお終わらない。口の端は緩んで唾液が垂れて、徐々に喘ぎに獣の様な声が混ざって。

「ひぐっ、ぅ、ぁ、ぉおぉおおっ――む、ねも、お尻もっ、くりもなかもっ、全部、無理っ、無理ぃっ♡♡♡」

控えめな胸元は、どうにかお椀を揉めるくらいのもの。
パイズリなど到底できなさそうなそこには、代金入れの革袋が垂れ下がっている。
入れれば入れる程乳首を引き延ばして苛む淫具とかした皮袋は、少女の汗や唾液を受けて、緩やかに前より重くなっていく。

ブレイド > 「あっは、すげ…とろっとろだな、ミュゼ!はっ…あっ…!」

その効果のほどを知る由も無いが、薬の効果も手伝って
うねり暴れ、何度も絶頂を繰り返し引くつく牝孔が容赦なく肉棒を扱き上げていく。
耐えられるはずなどない。だが、乱れる彼女の姿は自身の牡を刺激するには十分で

「くっ!オレも…っ!ぐうっ!!」

蕩けた彼女の子宮に穿たれる精液は熱く激しい。
酩酊した彼女には余計にその性感は伝わるだろう。
そして、射精したにもかかわらず、今度は萎えることなく少女を貫き続けるそれは
子宮口を押しつぶすように突き上げられる。

「はぁ…んっ!すげぇな…はは、無理…か?
でも、もっと気持ちよくなっちまえ!」

騎乗位ともなれば手がフリーだ。
ならば、少女の体を弄ばないという手はない。汗、涙、唾液、愛液…それらをうけて
控えめな…自分好みの体に触れる。
陰核も、袋を下げた胸にも無遠慮に指を食い込ませていく。

ミュゼ > 「くひゅっ、ぅ、にゃ、あ、あぁあっ、はひっ、ぃ、んぅううっ♡♡♡
 お客様のっ、おちんぽっ、硬くて、ごつごつしてっ、みゅぜのおにゃか、ぐりぐりしてまひゅっ♡♡♡」

彼の突き上げに、少女の懸命な奉仕が合わさると、肉棒を扱く速度はより加速していく。
子宮口を突き上げて押しつぶすようなピストン。ばちゅ、ばちゅ、と湿った肉を叩く音。
幾重にも重ねられた甘い快楽の痺れが飽和し、少女の中に満ちていく。

「はひゅっ、ぅ、にゃ、あ、ぁあっ、中に、出てる、出てるのぉおっ♡♡♡」

熱く蕩けそうな射精を子宮で受け止め、少女もまた絶頂して。
なおも夥しい量の迸りを全て飲み込むと、尻穴から連珠の尻尾を揺らしながら。

「へ、ひゅっ、ひゃめっ、や、ひあ、あ、ぁあっ、ひゅ、ぁ、ぁあぁっ♡♡♡」

彼に好き勝手に弄ばれながら、少女はただ甘く鳴き続ける。
そんな彼のすぐ横で、一度無くなった薬箱の中身が再び満たされていく。
女中達による、転送を用いた補充なのだろう。先程用いた麻薬の瓶は、追加で数本増えている。
激しい交わりを眺めながら、少女をより麻薬漬けにしてしまえという魂胆なのだろう。
瓶の中身の薬品は、とろりとした濃さを持つもの。先程使ったものよりも強い、いわゆる原液と言う奴だった。

ブレイド > 「ん、お…へへ、いいぞ…ミュゼっ…!」

友人の名を呼びながらの乱れに乱れた情交。
その背徳は強い興奮になって、彼女の体を貪ろうという雄の本能が強く現れる。
少女の中に射精しようと、まるで止まらない彼女の動きと自身の突き上げ。
それこそ十回などあっという間に終わってしまうだろう。

「あは…もっとよくなっちまえよっ!溜まってんだ、もっとスケベな姿見せろって!」

こうなれば歯止めなどないに等しい。
少女の尻穴から覗く連珠をつかめば一気に引き抜いてしまうだろう。
いつの間にか補充されてる薬瓶にも気が付かず、手を伸ばせばリングへと注いでしまう。
知らないにしても、少女には過剰な投薬になりそうだが…

ミュゼ > 都合十度の射精を全て子宮で受け止めると、流石に下腹部がぽっこりと、子宮の膨れに応じて張ってしまって。
最後の方は膝も腰も砕けてしまって、完全に彼に突き上げられるまま、悦楽に流されて声を上げるばかりだった。
やがて、ずるりと抜かれる連珠。尻穴がめくれ上がるように擦られて、頭の中で火花が散って。

「くひっ、ぃ、んぅうううっ――はひゅっ、ぁ、ぁ、ぁあっ、おひ、りぃっ――♡♡♡」

ぽっかりと緩んだ肉穴は、ひくひくと物欲しそうにうごめいている。
そんな中、彼は薬箱に手を伸ばし、その中身を躊躇することなくリングの中に開けていく。
ドロドロした粘性の濃縮麻薬が、少女の腸内に転移して粘膜にへばりつく。
そして行われる薬剤の吸収。先程の薄められた状態とは訳が違う、腸壁を焼くほどの焦熱が腹部を襲って。

「ひおっ!?お、おぉおおおおっ!?お、ぉおっ♡♡♡おにゃ、がっ、とけっ、とけりゅ、やけりゅうぅううっ♡♡♡」

媚薬効果で焼かれ、麻薬効果で理性の全てが蕩かされて。
強すぎる薬効に、ぷつりと鼻の奥の血管が切れて、赤い雫が伝い落ちる。
脳味噌は幾度も怒る快楽の爆発に正常な機能を失っていて、秘所も急激に収縮して。
ちかちかと、無数の瞬きが見える様な瞬間を味わいながら、少女は薬と言う悪魔の様な存在に溺れていく。

ブレイド > 「はぁ…あっ……へへ、あっという間だ…ほんとに…
こりゃ、もうちょっと遊びたくなっちまうな…」

十度も注ぎ込めば、少年にも疲労が見える。
こんなにも連続で吐き出したのは初めてで、陰茎に痛みすらも感じるのだが…
射精しすぎたせいか、肉棒が馬鹿になってしまったのか…硬いままに跳ねている。
尻孔快楽と薬物にとろけた彼女の姿に、興奮するなと言う方が無理なのだが。

「んお?やりすぎちまったか?
ははっ…鼻血とかでちまって…!?ぐうっ!?おっ…!?」

強い薬物反応は、自身を更に絞り上げる。
急激な収縮は11回目の吐精につながり、その異常なまでの反応に
少年も少しばかり目を丸くする。

ミュゼ > 「はひゅっ、ちかちかっ、真っ白っ、きもちいのっ、ぉおぉぉおおおっ♡♡♡
 おひゅっ、あ、ひっ、へひっ、ぁ、ぉおおおっ、おぐ、お、ぉおおおっ♡♡♡」

なおも圧搾のうごめきが止まらないのは、薬物によって疲労を忘れてしまったから。
腕をうまく使って、膂力によるピストンを繰り返す。吐き出される精液は全て飲み干す。
過剰摂取した薬物は、対に少女の頭の中を完全に犯し切り、依存症の萌芽を促して。
硬貨の弱い媚薬であっても条件反射で酩酊してしまう体にされながら、十一回目を受け入れた。
息も絶え絶え。そんな様子なのにもかかわらず、少女は恍惚としながら腰をくねらせて。

「はひゅっ、ぅ、ぁ、はぁ――もっと、もっと、すりゅ、のぉっ――♡♡♡」

完全に性欲の箍を外されてしまった少女は、尻穴を寂しくひくつかせながら、十二回目を搾り取ろうと粘膜を絡み付け始めていた。