2019/01/13 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート(過激描写注意)」にナータさんが現れました。
■ナータ > 奴隷都市のとある区画にある奴隷商店。
重厚な扉には「リリー&ローズ」と札が掛けられていた。
だいぶ年季の入った建物は、それでも老朽化よりも荘厳な雰囲気を醸し出しており、窓はなかった。
扉を開ければむわり、と甘ったるい香りがすぐに鼻を衝くだろう。
それが女の体臭と、決して安くはない麻薬成分の含まれた香が混じったものだと、こういった店に慣れた者なら判断できるかもしれない。
薄暗がりの室内はやや殺風景で、入ってすぐに商談用のテーブルとソファが置かれているだけ。
そしてその奥に四人の……否、四体の「商品」が吊るされていた。
皆一様に手首、足首、膝に縄を掛けられ天井の滑車に先端が繋がれている。
床から1メートル半程浮いた状態で、脚をV字に広げ、手首を一つに纏められた状態で。
商品たちは何れも目隠しにギャグボールを噛まされているが、泣き叫んだりする者はいない。
香の魔力で酩酊、恍惚状態にある。
自分の状態に悲嘆する者は最早いなかった。
「ふ、ふ、ふぅ、ふふぅ、ふっ、ふぅ……」
その四体の向かって左から二番目に、少女もいた。
一切の衣服を剥ぎ取られ、無毛の股間もその下の窄まりをも晒しながら。
宿を探し、仕事を探す中、とある女性に声を掛けられ、間もなく意識を失った。
そして意識を取り戻したときには、この状態であった。
はじめは「捕まった」のだと自覚し戸惑いと焦りを覚えたが
やがて香によって思考は曖昧になり、何より少女自身の心の奥底の願望が、その状況を許容していた。
■ナータ > 四体の商品―――少女たちは何れも十代半ばほど。
肌の色、髪の色は様々であるが、ミレー族は含まれていなかった。
少女をはじめとして皆吐息だけを零し、ギャグの孔から唾液を長い糸として垂らしながら、購入者を待つ―――若しかしたら自分が奴隷とされたことにも気づいていないかもしれないが―――ばかり。
そんな中、ギィ、と音がして最奥の扉が開く。
真紅のドレスに身を包んだ長身の、色の白い女が現れた。
彼女がこの商店の店主にして、商品たちを収集した存在。
その手には四つ……ちょうど商品たちと同じ数の木箱を持ち
一番右の商品少女の背後でそれを開けた。
中にあるのは薬品に満たされた注射器。
女は一本を手にし、商品少女の尻肉を撫で、その菊座の皴に針を打つ。
針の痛みに呻き声をあげた商品少女。
女はそれを気にすることもなく、薬液を注入する。
一定量を注いだところで針を抜き、別の個所に。
計四箇所、皴に薬物と注いだところで一本目は空になり
次の注射器を取り出すと、商品少女の恥丘にまた針を打った。
此方は六ケ所注いだところで空になる。
女はそうして、また尻肉を撫でる。
商品少女の菊座と恥丘、秘所がヒクヒク、ヒクヒクと激しく戦慄き始めた。
注射器の中身は、香と同じ成分の麻薬。
薬物は肌を鋭敏化させ、その肉体全てを性器に変え
同時に脳を焼き焦がすほどの淫欲を与える。
けれど女はそれ以上触れることなく、次の少女の尻肉を撫で、同じように注射器を取り出した。
■ナータ > やがて女店主は三体目……少女の元へと進む。
尻を撫で、そして箱から取り出した注射器の先を少女に―――
ご案内:「奴隷市場都市バフート(過激描写注意)」からナータさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 休憩室(過激描写注意)」にミュゼさんが現れました。
■ミュゼ > 深夜の休憩室――淫猥な行為を求める客が増える時間に、少女は据え付けられていた。
首輪から伸びるリードは、少女が立ち上がれない長さでぴんと張っており、犬の『お座り』の様な姿勢を半ば強いられている。
その股座は、尻穴の辺りまで伸びるファスナーが付いた黒革下着で覆われており、乳首には細い紐が括り付けられ、革の袋がぶら下がっている。
そして少女の滑々した臍下には『ご奉仕強化中。フェラ・お掃除・アナル舐め・ザーメンジョッキなんかも出来ます。使用後は乳首の袋に御捻りをお願いします』と、特殊なインクで書かれていて。
「ん、ふ、んぅ……ぁ、ぅ……ひざ、きっつ、い……」
ずっとしゃがみ込んでいれば、膝が鈍くずきずきと痛んでくる。
足が震えて、汗がじっとりと滲んでは、畳に滴り落ちていく。
冒険者としての鍛錬よりも厳しい、長時間の座り込み。爪先はジンと痺れて、感覚がなくなりつつあった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 休憩室(過激描写注意)」にブレイドさんが現れました。
■ブレイド > 「………」
来てしまった。
気のない素振りをしつつ、この部屋の前。
よそ見のフリをしながらも周囲を警戒する。誰もいない…はず。
「…あぁ…ダセェ」
最近ご無沙汰というか、依頼にかまけてばっかりで性欲の処理を怠っていたせいか
どうもムラムラとすることが多くなっていた。
そんなおりに休憩にと立ち寄ったこの九頭竜の水浴び場。他の男性客の会話から『いい性欲処理用の便器』があるときいて
ついつい足を運んでしまった。
正直今まで女を買う…なんてことは自発的にしたことがなかったわけだが…
「中にも…だれもいねぇな?」
感じる気配は…一人分?ともあれ少数のはず。
期待半分自己嫌悪半分で引き戸をそっと開ければ、まるで泥棒のようにすばやく部屋に入り込み後ろ手に戸を閉める。
■ミュゼ > 静かな部屋の中に、少女の汗の匂いが満ちる――甘酸っぱさに淫猥さを混ぜた様な匂いだ。
気を抜けば足元から崩れてしまいそうな姿勢の少女は、しかし屈んでも立ち上がってもリードが限界を超えて首を絞める仕様だ。
そして何より紐は壁の中に伸びており、薄壁の向こう――従業員用の通路に備え付けられた支柱に括り付けられている。
親切な客が来ても少女を逃がさない様に。そんな意図が込められている、悪意に満ちた仕掛けだった。
そして少女の身に着けた首輪にも、簡素な認識疎外の術式が込められている。少女の身元を混濁させるだけの、非常に簡易な物。
それは少女が貴族の娘であることを隠す為のもの、などと言う親切なものではない。少女の知人が、少女=知り合いだと気づかないようにするものだ。
無論、何らかの方法で解呪するか、魔力への耐性があれば効き目も弱まるだろうが、大抵の客はそのような事を気にしたりはしない。
何せ、使える雌奴隷がいれば良くて、射精が出来れば他に求める物はないのだから。
「く、ひゅっ――かふっ!?……けはっ、ぇ、あっ――は、ひ、へひっ……」
一度バランスを崩して膝がもつれると、首輪が少女の息を絶つ。
慌てて膝に力を入れ直し、両手を用いて姿勢を戻すと、せき込む様な吐息が漏れた。
その後呼吸を整えていると、何者かが入ってくる音。相手の容姿は目隠しで見えない。
だが、そのような些事はこの場で意味をなさない。重要なのは、ただ一つ。
「いらっしゃい、ませっ……ミュゼを、お好きに、ご利用ください、ませっ!」
名乗りを上げて、相手の出方を窺う。もし仮に、客が少女の知人であっても、首輪の魔術が認識を誤魔化す。
少女との有効度にもよるが、良くて『よく似た知人だろう』『他人の空似か』――そんな感情を抱くのが精いっぱいだろう。
無論、彼が魔術に対する術を持っているならばその限りではないのだが、何もなければ、目の前の少女はそこらにいるただの奴隷と変わらない、一匹の雌に見えるはずで。