2018/11/12 のログ
■アザレア > 痛い、苦しい、熱い―――――コワ、イ。
たとえ異物を受け入れることにある程度慣らされていても、
それなりの準備も施されずに飲み込まされるのは、どう考えても無理がある。
必死に四肢を強張らせ、力任せに捻じ込もうとする男たちの暴挙に抗おうとするも、
次第に深く、抉じ開けられて、押し拡げられて―――――繊細な粘膜が傷つき、あたたかい紅を滴らせる。
けれど周囲の男たちは、直接手を下している者も、眺めて楽しんでいる者も、
破瓜の瞬間のようだ、などと言って笑っている。
娘だけが必死になって足掻き、悲鳴を上げ、泣きながら哀願していた。
「ぃ゛、いた………ぃ、無理、こんなの、無理ぃいい、っ……!
お、ねが、助け……て、誰か、お願っ、ぅ゛あ、あああ、あ゛………!」
激しく頭を振り、涙の粒を散らし―――――高く掠れた声で、叫ぶ、叫ぶ。
誰も、何者も、助けてはくれない、と、心の何処かで知っているのに。
何故こんなに必死になっているのか、どうしてこんな無様を晒す必要があるのか。
娘自身にもわからない、本能的な行動に―――――差し伸べられる手は、あるのか、如何か。
■アザレア > どうしても死守したかった、最後の砦が無機物に破られ、娘の絶叫が室内に反響する。
けれど懲罰自体は、未だ、始まったばかりなのだった。
娘が絶望しようと、その身体が脱力し弛緩しようと、陰惨な宴は続く。
木馬の上で揺れる娘の肢体を贄と見立て、いそいそと次の準備に取り掛かる誰かの背を、
ぼんやりと、涙にけぶる視界におさめて―――――娘の意識は、暗転した。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート・地下施設(過激描写注意)」からアザレアさんが去りました。