2018/06/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区(過激描写注意)」にキュリオさんが現れました。
キュリオ > 市井の調査は非常に重要な仕事の一つだ。
納めるべき税を隠している可能性等幾らでもあるのだから、叩けるだけ叩くのが正しいに決まっている。
態度が良ければ目溢しするのも吝かではない――そんな態度を明け透けにして、今日訪れたのはとある大衆食堂だった。

混んでいる時間帯等、不快なだけなので僅かに時間をずらしてやってきたその店は、まだ歳若い夫婦が切り盛りする穏やかな雰囲気の店だった。
しかし今、そんな店の雰囲気は、微塵も存在していない。
いつも歓談交じりに美味でお手軽価格な食事を楽しむ席に今座るのは、でっぷりと太った貴族の男。
是非ご賞味を、と出された食事の数々には一切手を付けず、目下の所確認しているのは、店主の妻の味だった。

「残念だが、この食事は高貴な儂の舌には合いそうにない。
 食事で楽しませられぬなら税を更に納めて貢献せよ、と言いたいところだが。
 ……まぁそこは儂の気分次第だなぁ。」

ちらと視線を下肢へと落とせば、そこには服を脱ぎ、男の股間に顔を埋める、店主の妻の姿が。
カウンターでは店主が青褪めた顔を伏せ、何も答えられずにその体を震わせている。
その様相と、中々に器量の良い若妻の奉仕に気を良くし、くははっ、と笑うと酒に手を伸ばし喉を湿らせ。

「まぁ酒は我慢できるレベルだがな!
 んん?どうした。もそっと熱心にしゃぶれ。
 音が良く聞こえるようになぁ。客を歓待する気が無いのか?んん?」

更なる奉仕を命じる声は、実に実に、傲慢だった。

キュリオ > 薬でも盛られているのか、妻の様子は明らかに可笑しい。
酩酊した様に目を蕩かせ、口でペニスを頬張る事に幸せを感じているかのようで。
ふぅ♥ ふぅ♥ と陰毛に埋めた鼻を鳴らし雄の匂いを堪能しながら、声に応える様にじゅっぽじゅっぱと下品な音を立ててのご奉仕。

奉仕に夢中になっている妻の尻からは酒瓶が生え、それを支える様にメイドが背後に。
ごぷ、ごぷん、と酒精の強いそれが腸内へと注がれる度、甘さ孕む呻き声が漏れていた。

「くははっ。安酒もそうして飲めば美味かろう。
 儂のアイディアに感謝すると良いぞ…!」

薬で判断力が鈍っているのか、はたまた生来の性質なのか。
若妻はされるがままに酒を尻から注がれ、ペニスにむしゃぶりついている。

外からはその光景は見えぬ訳で、新たに訪れる客は、さて。どんな反応をするのやら。

ご案内:「王都マグメール 平民地区(過激描写注意)」にラフィリアさんが現れました。
ラフィリア > 「何をやっているの!!」

勢いよくドアが開くけたたましい音に続いて怒りに震える甲高い声が響き渡る。
差し込む陽光を受けて銀色の髪を輝かせる小柄な少女は、ドアを蹴り開けたのだろう、右のブーツの裏を突き出した体勢で食堂の中を睨みつけていた。
上げていた脚を勢いよく下ろすと今度は硬い踵が床へと叩き付けられる衝撃音が響き、そのままずかずかと食堂の中へと躊躇もなく歩み入る。

いつものように城を抜け出し街へと繰り出していた少女が食堂の様子を知る民から相談を受けたのは1時間ほど前の話。
聞いた瞬間駆け出したのだろう、しっとりと汗ばむ身体に白いワンピースが纏わり付いている。
影から見守っていた侍従も完全に引き離され、今頃どこへと行ったのか必死に探し回っていることだろう。

「其方、何をしていると聞いているの!
 このような無体が許されると思ってるの!」

若妻を跪かせ奉仕を受ける男の前、まったく気後れする様子もなく仁王立ちに睨みつける。
まだ幼さを残すものの気品を感じさせる顔立ち、輝く銀色のツインテール。
それは悪徳役人にとって目の上のたんこぶとも言える王子の愛妾だった。
私服を肥やす彼らを何かにつけて邪魔をする愛妾は、王子と同様にうざがられている存在でもあった。

キュリオ > ぎゅぽ、と音を立てて酒瓶をアナルから引き抜くとぐびゅると音を立てて酒精がその穴から溢れ出る。
それを見ると、愉快愉快、と腹を揺らして笑いながら、口からペニスを引き抜き、その顔へと欲望をぶちまける。
びちゅびちゅと粘りついた音を立てて雄の匂いに犯された女の顔は、見るも無残に蕩けきり。
ノーマルな行為では味わえぬ刺激に、有り体に言えば狂っていた。

「料理は今一つだが、この女は良いな。
 ふ、ぅ……だがご自慢の料理なのだろう?
 味付けをしてやるから、そら、食え。」

射精途中のペニスの前に、皿に盛りつけられた瑞々しいサラダを寄せる。
目の前で、ドレッシング代わりにぶちまけられるそれを見て、まるで犬の様に舌を垂らし興奮に潤んだ瞳を見せる妻。
料理人にも、目の前の人間に対しても尊厳を傷つける様な行為を成していると、騒々しく入店の音を立てる存在が現れ。
それは良く見知った顔であった。

「……これはこれは、ラフィリア様。
 何を、と申されましても。歓待を受けている最中でしてな。」

正論ばかり振りかざす件の王子は、簡単に言えば気に食わない存在だ。
機会があれば足を引っ張る様にと、自らの上司たる公爵にも言い含められている。
その愛妾ともなればとる態度は決まっている。

酩酊と興奮にどろどろに蕩けた顔を晒した若妻は、精液ドレッシングのかかったサラダを口に食みながらぐったりと床の上に大の字に。
相手にも見せつける様、その無防備に開いた股間へと足裏を乗せると、ぐりぐり、と踵で刺激し。
ひぃっ♥ と耳障りの良い声が鳴り響き、んん、と機嫌良さそうに喉を鳴らすと、相対する相手へと怒張したペニスを晒したままで胸を張る。

「奉仕をさせて下さいと、懇願するものですからなぁ。
 いやはや、しかし。物足りないと言ったらありません。ほら、起きろ。
 貴様らの言うおもてなしとはその程度か?んん?」

ラフィリア > 「歓待?喜んでこんなことをする者がどこにいるって言うの!」

でっぷりと太った男の姿も表情も言葉も何から何まで気に障る。
自らの権力を傘に民を虐げ自らの欲望を満たすことしか考えていない輩だ。
どうしてこのような奴らは同じような顔つきをするのだろうと苛立ちながら唾が飛ぶほど激しく怒鳴りつける。
足元で犬のようにサラダを貪る若妻へとちらりと視線を向ける。
見た感じ酷い目に遭ってはいるようだが辛うじて貞操だけは守られているように見える。
ぎりぎり何とか間に合ったか……ならば、余計に退かずにこの場を納めなければならないと生まれながらの正義感に燃える。

「その足を退けなさい、痴れ者!
 女性の身体を何と心得る!!」

男が若妻の股間へと足を載せる様を見て、カァっと頭に血が上る。
足元から聞こえてきた声はどこか聞き覚えがあるようにも思ったが、一体どこでだったか……。
あれはそう確か……先妻が旦那様の寝室へと呼ばれた夜に聞こえてくるものと同質の……。
そこまで思い至り男を睨みつけるものの、それと同じような声を自身が週に二度上げていることには気付かない。

「とりあえず服装を正しなさい、失礼極まるでしょ!!」

男の股間からそそり立つ肉棒は雄々しくまさに雄の象徴と言った風情。
大きさは旦那様と同等くらいか……しかし、角度と張り方が全然違う。
旦那様の肉棒との違いに内心動揺を覚えるものの、睨みつける眼力にはいささかの衰えも見えない。

キュリオ > 割れ目をぐちゅ、ぐちゅ、と踏まれる度に腰を痙攣させて喘ぐ若妻。
舌を唇からぴんと伸ばし、涎を垂らしながら鳴く様は旦那も見たことがない雌の顔そのもの。
挿入行為には至っていないことが寧ろ、焦らされている効果に繋がり、くすぶり続ける熱に悶えている様だ。

「こんなにひぃひぃ喘いで悦んでいるではありませぬか!
 女性の体を、ほれ、この通り。っほほ、潮を噴いて悦んでおりますぞ?」

んああぁぁっ♥と一際高い声が鳴り、押し付けた足裏の隙間から、ぷしっ、ぷししっ、と透明な汁が飛沫となって床へと散り。
次いで、匂い立つアンモニア臭と共に黄ばんだ尿すらも溢れる始末。
瞳孔にハートマークを浮かべ喘ぐその様は知る人が見れば確かに女としての幸せをかみしめているのだろう。
それが心から求めたものであるかどうかは、知れないが。

「失礼とは、これまた異な事を。
 儂は職務に則り、歓待を受けていただけですぞ。
 それを突然やってきてお叱りするラフィリア様こそ…嗚呼、失礼。
 兎角、まぁ、このままではズボンも穿けませぬ。少しお待ちください、今、この者を使って鎮めます故な。
 嗚呼、それとも―――ラフィリア様がお手伝い下さいますかな♥」

にちゃ、と濡れた肉棒を手のひらで扱くと、失禁して喘ぐ若妻を見下ろし口の端を緩め。
ぐりっと踵で股を押し潰し、気付けとばかりに高い嬌声を絞り出す。
一拍の間を置いた後、もしくは代わりに、と。
下種な欲望を込めた視線を相手へと向けると、その服に包まれた肢体を透かし覗く様、にまぁりと表情を歪め。

ラフィリア > 「悦んでいるわけがないだろ!
 なんで愛する人の前で踏まれて蔑まれて悦ぶって言うの!!」

男の言葉を全否定するべく叫ぶ。
だが、確かに……気持ちよさそうに見える。
そう見えるだけかも知れないが、上がる声もまた先妻達のように甲高く甘い。
もっとも先妻達に言わせれば末妾が一番可愛らしく甘く大きな嬌声を上げているのだが。
そして、自身は経験がないものの先妻達は本当に気持ちよくなったら色んな汁が噴き出すとも言っていた。
まさかこれが……?
足元に掛かる若妻の小水から逃げるよう思わずたたらを踏んで数歩下がる。

「例え職務だとしても、仮に歓待されているにしても其方らにそれを受けていい道理はない!
 賄賂っていうの、そういうのは!!」

男の言葉を真っ向から否定する。
しかし、まだ幼く青いが故の言葉は、男を収賄で咎める為には若夫婦もまた贈賄で咎められる立場であると宣言したようなもの。
無理矢理であることが証明出来ればその罪で咎められようが、果たして一介の市民である夫婦に子爵に逆らうだけの気概があるかどうか……。

「な……!
 そ、そんな処理メイドにやらせればいいだろう!」

男のモノが腫れ上がったら出さないと収まらないことは知っている。
正確にはそうではないのだが、少女の経験と先妻達からの教えではそうなっていた。
そして、自慰などと言う行為を知らぬ少女は身体の中へ受け入れる以外の発散のさせ方を知らなかった。
自らをかばうよう、オフショルダーのワンピースから覗く肩を両腕で抱き数歩下がって叫ぶ。
思わず出た言葉は、下賤なメイドであれば衆人環視の中で犯されてもいい……そう言っているようなもの。

キュリオ > 相手の否定の言葉に合わせ、踏みしめる踵を振動させる様にぐちぐちぐちと膣を解す。

ああ゛あ゛っ♥ らめっ♥♥ しょれらめっ♥♥♥ いっきゅぅぅぅ…!!♥♥♥

その刺激に身を痙攣させ、びっくんっ、と身をブリッジさせてまた潮を噴く若妻。
そら見ろよろこんでいるだろうと、これみよがしに笑みを浮かべながら再度相手へと視線を向けると、相変わらず見せつける様に肉棒をにちゃりと扱き。

「おやおやおや?
 賄賂とは心外な。なぁ、店主よ。
 貴様、儂に賄賂を贈ったというのか?ん?
 そのつもりは無かったのだがなぁ。いやぁ、困った。困った。
 ならば相応の罰を受けねばならぬなぁ―――お互いに。」

店主へと確認の声を発するものの、視線は相手に向けたまま。
状況説明のための、小賢しい芝居だ。
口を開きかけた店主は、結局は黙り込み。
況や若妻についてははっきりと会話できる状態には無い。

「ほほう!カルネテル家の愛妾様はメイドであれば外で好きなように犯せば良いと!
 成程、成程。カルネテル家の方々の考え方がよぉく判りましたぞ!
 このことは、確りと喧伝させて頂きましょう。まぁしかし、儂は部下を大事にする口でしてな?
 そういう事ならば仕方がない。おい、貴様の妻の穴を借りるぞ?」

相手の足を掬うにも、目障りな王子の名声を落とす事にも出来る実に都合の良い言葉を頂いた。
パン、と手を打ち鳴らし、大仰に驚いたような仕草を取り、声高々にその所作を弾劾し。
店主へと選択肢の無い確認を向けると、それを受けた店主は弱々しく、救いを求める様に相手へと懇願めいた視線を向けていた。

ラフィリア > 「う……ぐ、待て。賄賂は言葉の綾よ。
 とりあえずその足を退けなさい。」

男の指摘で、はっと自分の言葉の意味に気付く。
語勢が弱くなったのは自らの失態に動揺してしまったが故。
嬉しそうに善がる若妻の姿もまた少女の正義を揺らがせる。
こんな行為で気持ちよくなるなど絶対あり得ない。
でも、目の前で起こっている事態は現実で、若妻が性的な快楽を得ていることはもはや否定仕切れない。
何かおかしいと思いつつも、幼く人生経験の浅い少女ではクスリの存在になど気付けず、動揺の色ありありと視線をさまよわせる。

「ちょ、ちょっと待て!
 それも言葉の綾よ!」

向けられる店主の視線は弱々しく子爵に逆らえないことがはっきりと見て取れる。
そして、自分に縋り付くよう助けを求めていることも。
正義か貞操……どちらを守るべきか……。
当然その言葉に従う必要などないが、すでに少女は失態を重ね、少なくとも少女の中では後戻り出来ない場所まで来てしまっていた。

「わ、わかったわ。
 此方が相手をする、それでいいんでしょ?
 だから、その者を解放なさい。」

悔しさに下唇を噛み締め、絞り出すよう低い声で答える。
愛しい旦那様の顔が頭を過るものの、きっと許してくれる、きっと褒めてくれると自らを鼓舞する。

キュリオ > 若妻は、自ら股を開き、ブリッジをする様な姿勢で股間を足に擦り付けている。
明らかに刺激を欲するその動きは、かくんかくんと下品なもので。
時に感じるポイントを強く擦られるのか、その度に、ひんひん♥ と甘く切なく鳴き声を上げている。

「……うん?
 おぉ、おぉ、そうでしたか。これはこれは、早合点し、申し訳ない。
 流石は民の事を第一に考える、カルネテル家!我が身可愛さにその平民や下賤な職のものを見捨てることなど、えぇ、有り得ませぬな。」

相手がしようとしたことは、つまりはそういう事だと、言外に再確認するように。
太く重い釘を刺し、身を捧げる発言に、興奮に乾燥してきた唇をべろりと舐めて湿らせた。
あの気に食わぬ王子の妻を!自身も正義と青臭い思想を掲げる妻を!相手の同意を得て犯せるのだ。
ぐふ、ぐふふふ、と醜悪にその面を歪めると、顎を軽くしゃくり。

「それでは、さっさと服を脱いでくださいますかな。
 なぁに、ほんの少し縁を深めるだけのこと。今日の事は儂の胸に仕舞っておきましょう。
 おい、貴様らもそれで良いな?判ったなら、店の扉を閉めてこい。」

事に完全に至るまで、若妻を解放する気は無いと。
服を脱ぐよう促しながら、股座をぐちゅりと踏み込みまた甘く声を鳴らす。

実際、王子の愛妾を犯した、等と知れ渡り過ぎればこの身など吹き飛んでしまう。
故に、知る者は最小限に。
無論、この事は公爵閣下には報告する腹積もりではあるが。
言葉を受けた店主は青い顔の侭、相手に向けて頭を下げて。
店の入り口を施錠すると、closeの札をかける。
これで余計な横やりも入りにくくなるだろう。

ラフィリア > 「そ、その通り。
 誇り高いカルネテル家は決して無辜の民を見捨てたりはしないわ。」

音を立てて施錠されるドア、そして、家の名まで持ち出し揶揄する男の言葉。
物理的にも精神的にも逃げ道を塞がれた少女は、覚悟を決めたように力強く頷く。
怯えた様子の店主へと心配いらないと金色の瞳を向け、そして、腰を突き出し喘ぐ若妻も同じように見下ろす。
もっともクスリに狂った若妻からすれば快楽を取り上げる泥棒猫のように見えてしまうかも知れないが……。

「ちょ、ちょっと待って!
 いくらなんでもここはイヤ!
 場所を変えなさい!
 それくらいはいいでしょ、逃げたりなんかしないから!!」

旦那様との初夜以来、秘め事は暗い部屋で二人きりが当たり前の少女に取って、今この場でというのはあまりにも想像の外。
人に見られながらなど、少女の王族としての誇りが許さなかった。
せめて奥の部屋……もしくは男の屋敷……。
誇りと羞恥心から求めた譲渡は、しかし、逆にさらに助けの手が及びづらい暗闇の中へと自らを誘うものでもあった。

キュリオ >  
「いやはや全く、頭の下がる思いです。
 これは儂も見習わねばなりませぬなぁ。是非とも、このハッセンブルク子爵、仕事に邁進致しますと王子にお伝えください。」

殊勝な物言いではあるものの、変わらず若妻の股を足蹴にし、雄々しく反り立つ肉棒を曝け出したままでは説得力の欠片も無い。
媚びる様に腰を擦り付ける若妻だったが、このままで終わると知ればさて、どのような感情を持つものか。
縋る様にへこへこと腰を揺らし擦り付けてはいるものの、今はそれよりも極上の獲物が目の前にあるのだから、欠片も情欲がわかなかった。

「ふむ。
 ならば仕方ありませぬな。では外に馬車を待たせておりますので、移動しましょうか。
 狭い馬車ですが、まぁ、直ぐです。」

相手の言い分に、少しばかり思案するも、逃げられぬ場所になるならば都合が良い。
邪魔をしたな、と非常に良い笑顔を浮かべ店主へと労いの言葉を掛けると、最後に若妻の股を強く踏み込み、再三に渡る絶頂を体験させ。
アヘ顔を晒し、かくかくと腰を痙攣させる妻と、項垂れる店主を残し店の外へと移動して行く。

下品な程に華美な馬車は何時でも出立できる準備が整っており、相変わらず股間を晒したままで先んじて乗り込み。
見目の割に狭い車内、一つだけあるソファ張りの席にどっかりと座り込み。

「さて。申し訳ありませぬが、ラフィリア様には床に座して頂きたく。
 なぁに、短い距離です。それに、床は柔らかいですからな。」

無礼極まる態度は、もう今更だ。
自然、股間に顔を寄せる位置でしか座れぬ車内の状況を可笑し気に説明すると、顎をしゃくりメイドに香を焚かせた。
密閉された空間に満ちるのは芳しい香気――火照りを助長させる媚香だ。

一礼し、メイドが外へと出ると行者の元へと移動し。
密室で2人きりになると、ぎぃ、と小さな揺れを見せ、馬車が、屋敷へと向け動き出した。

ご案内:「王都マグメール 平民地区(過激描写注意)」からキュリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区(過激描写注意)」からラフィリアさんが去りました。
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」にラフィリアさんが現れました。
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」からラフィリアさんが去りました。
ご案内:「タナール砦(過激描写注意)」にタマモさんが現れました。