2018/06/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区(過激描写注意)」にキュリオさんが現れました。
■キュリオ > 市井の調査は非常に重要な仕事の一つだ。
納めるべき税を隠している可能性等幾らでもあるのだから、叩けるだけ叩くのが正しいに決まっている。
態度が良ければ目溢しするのも吝かではない――そんな態度を明け透けにして、今日訪れたのはとある大衆食堂だった。
混んでいる時間帯等、不快なだけなので僅かに時間をずらしてやってきたその店は、まだ歳若い夫婦が切り盛りする穏やかな雰囲気の店だった。
しかし今、そんな店の雰囲気は、微塵も存在していない。
いつも歓談交じりに美味でお手軽価格な食事を楽しむ席に今座るのは、でっぷりと太った貴族の男。
是非ご賞味を、と出された食事の数々には一切手を付けず、目下の所確認しているのは、店主の妻の味だった。
「残念だが、この食事は高貴な儂の舌には合いそうにない。
食事で楽しませられぬなら税を更に納めて貢献せよ、と言いたいところだが。
……まぁそこは儂の気分次第だなぁ。」
ちらと視線を下肢へと落とせば、そこには服を脱ぎ、男の股間に顔を埋める、店主の妻の姿が。
カウンターでは店主が青褪めた顔を伏せ、何も答えられずにその体を震わせている。
その様相と、中々に器量の良い若妻の奉仕に気を良くし、くははっ、と笑うと酒に手を伸ばし喉を湿らせ。
「まぁ酒は我慢できるレベルだがな!
んん?どうした。もそっと熱心にしゃぶれ。
音が良く聞こえるようになぁ。客を歓待する気が無いのか?んん?」
更なる奉仕を命じる声は、実に実に、傲慢だった。
■キュリオ > 薬でも盛られているのか、妻の様子は明らかに可笑しい。
酩酊した様に目を蕩かせ、口でペニスを頬張る事に幸せを感じているかのようで。
ふぅ♥ ふぅ♥ と陰毛に埋めた鼻を鳴らし雄の匂いを堪能しながら、声に応える様にじゅっぽじゅっぱと下品な音を立ててのご奉仕。
奉仕に夢中になっている妻の尻からは酒瓶が生え、それを支える様にメイドが背後に。
ごぷ、ごぷん、と酒精の強いそれが腸内へと注がれる度、甘さ孕む呻き声が漏れていた。
「くははっ。安酒もそうして飲めば美味かろう。
儂のアイディアに感謝すると良いぞ…!」
薬で判断力が鈍っているのか、はたまた生来の性質なのか。
若妻はされるがままに酒を尻から注がれ、ペニスにむしゃぶりついている。
外からはその光景は見えぬ訳で、新たに訪れる客は、さて。どんな反応をするのやら。
ご案内:「王都マグメール 平民地区(過激描写注意)」にネコさんが現れました。
■ネコ > 『あ~、腹減った~』
平民地区の通りを、そうぼやきながら駆けるメイドが一人。
ネコの耳にネコの尻尾は、ミレー族である証だ。
本日も一仕事終え、お腹に栄養を届けるため。
メイド少女はそれなりに馴染みの大衆食堂へと入るのであったが。
『オッチャーン! 焼き魚定食焼き魚大盛りで!
……で……って、ニャフン?』
どかーん、と。元気良く戸を開けて食堂に入るなり注文する少女。
だがその注文は受領されることはなかった。
目の前では店主の奥さんが裸で床に。
店主はカウンターで怒りと悲しみに暮れている模様。
そして奥さんはなにやら男に奉仕していて、その男の体からは『持つ者』特有のオーラ。
『……チッ』
その光景だけである程度を察したのだろう。少女は舌打ちと苛立った様子を隠しもせず。
入り口前に立ち、頭を掻く。食事に来たのにトラブルに巻き込まれるなんぞ、ツイてねぇ、という様子だ。
■キュリオ > ぎゅぽ、と音を立てて酒瓶をアナルから引き抜くとぐびゅると音を立てて酒精がその穴から溢れ出る。
それを見ると、愉快愉快、と腹を揺らして笑いながら、口からペニスを引き抜き、その顔へと欲望をぶちまける。
びちゅびちゅと粘りついた音を立てて雄の匂いに犯された女の顔は、見るも無残に蕩けきり。
ノーマルな行為では味わえぬ刺激に、有り体に言えば狂っていた。
「料理は今一つだが、この女は良いな。
ふ、ぅ……だがご自慢の料理なのだろう?
味付けをしてやるから、そら、食え。」
射精途中のペニスの前に、皿に盛りつけられた瑞々しいサラダを寄せる。
目の前で、ドレッシング代わりにぶちまけられるそれを見て、まるで犬の様に舌を垂らし興奮に潤んだ瞳を見せる妻。
料理人にも、目の前の人間に対しても尊厳を傷つける様な行為を成していると、騒々しく入店の音を立てる存在が現れ。
「…なんだ、あの無礼なミレー族は。
おい店主。不快だ、貴様が追い返せ。」
隠しもせず、舌打ちを――当然の反応ではあるが――見せる相手を一瞥すると、興味はもうないとばかりに視線を戻し。
よりにもよって店主へと、その客の撤去を促した。
無礼者には罰の一つでも与えてやるのが常なれども、今日は珍しく気分が良い。
何とも嬲り甲斐のある目の前の妻に、再度ザーメン塗れのサラダを促し。
その光景を背後に、精気を失った表情を見せる店主が、力ない声で今日は帰ってくれ、と告げていた。
人の迷惑なぞ露とも気にせぬ貴族は今日も、こうして自らの楽しみを優先し。
腐った貴族の生き方を満喫するのだった――――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区(過激描写注意)」からキュリオさんが去りました。
■ネコ > 少女にしてみれば楽しい楽しいご飯タイムだったのだが。
残念ながらそれはお預けのご様子。
目の前で行われている事や関わっている人間の姿から、状況はある程度察した少女。
さてどうしよう、助けるか。それともトンズラするか。
そう考えていれば、問題の貴族らしき人間が自分を追い出すように店主に命じ。
『……こんっ、の……痛い目みせてやろうか……』
小声で呟くものの、店主の声を聞けば少女は苦々しい表情で頷く。
恐らく、客たる自分にこの状況を見られていては余計悲しく、余計に惨めになるだろう。
そう考え、少女は小さく頷くと、食堂を後にした。
『……ちっきしょ。腹減った……』
見事ご飯を逃したことをぼやきながら、少女は通りを歩く。
世の中には様々な人間がいる。食う側、食われる側。本当にいろいろだ。
そんなことを考えながら、少女はきゅるきゅるお腹をならすのであった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区(過激描写注意)」からネコさんが去りました。