2018/05/13 のログ
ご案内:「秘密倶楽部(過激描写注意)」にリリシアさんが現れました。
リリシア > (夜の街、あれは富裕地区だったと思うのだけれどそこをぶらり、と歩いていたら突然、スカウトを受けた。なんでも、本日二人一組で披露するショーがあるのだけれど、その片方が体調を崩してしまった、と。しかし、既に手配は済ませてしまっている。今更キャンセルはできない・・・。なので、どうか代理としてショーに出演して欲しい、と。
・・・踊りなんて本職ではない。頼まれてちょっとやったことはあるけれど・・・そんな程度だ。だから、どうか他を当たって欲しい・・・そう伝えたのだけれどスカウトに来た男の熱意は本物で言葉巧みに丸め込まれ、気がつけばいつの間にかショーに出て踊ることになっていた。 なんか、前もこんなことあったような・・・、と、るー・・・と心の涙を流しながら、なんでも秘密の公演であるとかで道を教えられない・・・そう伝えられて目隠しをされた上で馬車に乗せられた。 ・・・もう既に怪しさ満点だけれど、乗りかかった船だもの。覚悟を決めて、やりきるしかない。

――そうして、連れられてきたのはとある酒場の地下。桃色の怪しげなライトが照らす室内の隅を通り、控室に通される。そこで、踊り子としての服・・・として渡されたのは)

ちょっ、ちょっとこれ・・・ほん、きなの・・・?

(渡されたのは最早服の体裁をなしてなかった。紐、と宝石。それがこの服の全てであった。ちょっと揺れるだけで大事な所が見えてしまいそうだし、股布があるとはいえど、ちょっと翻っただけで、秘所だって見えてしまいそうだ。にこにこと笑いながらこちらを見守るスカウトの男性に図ったわね・・・!と視線を送りつつも、もう引き受けてしまったことだ。覚悟を決めてそれを身にまとう。あまりにも露出度が高すぎる・・・それさえ我慢すればきらきらと輝く宝石は美しく、悪い気はしない。恥ずかしいけど・・・すごく、恥ずかしいけど・・・!
そんな 最早下着とも呼べないただの紐と宝石・・・それと美しいヴェールに腕輪と足輪・・・そして、ミュール。そんな服を身にまとい少女は舞台に立つ。隣に並び立つのは本来このショーを他の誰かと演じるはずだった少女・・・エキゾチックな褐色の肌に爛々と輝くルビーの瞳を持った美しい女性だ。彼女に手を取られ、幕開きを告げる声と喝采に包まれて、少女は、舞台へ――。)