2018/04/23 のログ
■ロザリア >
「………」
小さく嘆息する
純粋なことだ、まるで悪意も感じず、こちらに気を使っているのがありありとわかる
「やめだな」
言いつつ、指先を操ればルーシェの足元の触手もまた消えてゆく
──庭園に静けさが戻る、しかし…
代わりにぽふんと、大きなベッドがその場に出現した
「貴様を好きにするのならば、やはり吾が自らの手でやるとしよう」
トン、とその胸元を押すようにして、ふわふわのベッドへと倒し、覆いかぶさるようにして、四つん這いにその上へと伸し掛かる
■ルーシェ > 「……ごめん、また気に障ったかな?」
溜息が重なると、普段どこ吹く風とマイペースな性格でも、不安は重なってしまう。
ましてや、前回も暗い雰囲気を払拭するために振り回した…という自覚は少しあった。
やめだと言われた瞬間、ズキリと胸の奥に深くガラス片が突き刺さるような心地を覚え、体が小さく跳ねる。
「……ごめんね、あの」
もう一度謝罪の言葉を重ねていくも、それを遮るように何かが現れる。
静かになった庭に大きなベッド。
それにパチパチと瞳が瞬く中、簡単にベッドの上へ転がっていくと、月夜を背に彼女の顔がいっぱいに映り込む。
吸血鬼っぽい、色合いと景色にマイペースな感想が脳裏に浮かびだすと、違う濡れ方をした瞳を細めていく。
「……ありがと~、でも名前で呼んで欲しいなぁ? 貴様呼びは冷たくて、遠い感じがするからちょっと苦手…」
いつものような声も戻っていき、すんっと鼻を鳴らしながら無邪気な微笑みを見せる。
両手を伸ばし、彼女の背中へ回そうとしながら奥底の熱は再び燃え盛っていく。
■ロザリア >
「吾は気難しい」
当然自覚はある
こうやって周りに気を使わせてゆくのが常なのだ
「しかし今宵は興が乗った。
月の光の下で乱れ遊ぶも悪くない」
そう呟くと、ロザリアの纏うドレスは大小様々な無数の蝙蝠となって消え去り、その肌が月の下顕になる
「ではルーシェ…まずは血を頂くぞ」
まるでこれからキスを交わすような、濡れた瞳を向け、その細い首筋へと口元が向かう
……程なくしてほんの僅かな、小さな痛み
そして一瞬で身体を巡ってゆくような甘い快楽が訪れる
■ルーシェ > 「……ふふっ、そうだねぇ。ロザちゃん、女王様だもんね?」
自分で自覚があるのだと知れば、何処か子供っぽく見えてしまって可愛いと思う気持ちが再び沸き立つ。
茶化すような言葉が出てしまうものの、夜風に溶け込みそうな小さな声で耳元に囁く。
でも可愛い と、そんな唯我独尊な部分も気に入っていた。
「……良かった、嫌われちゃったかなって心配したよ~。……ロザちゃん、綺麗だね。お胸も大きくてエッチな感じ…」
ドレスが蝙蝠の群となって消えていくと、真っ白な肌と扇情的な局部が顕になる。
前に肌を重ねた時はぼんやりと見た記憶は残っているも、こうして見つめるとやっぱり吸血鬼っぽいと、しみじみと思いながら望まれるがままに顔を傾けて、首を差し出す。
「うん、どーぞ……っ!! ひぁっ、ぁぁ……っ! ロザ、ちゃ……ねぇ、遠慮しないで…ね? 私、死なない…からぁ…ぁ、う、あ、ぁぁ……っ!!」
首筋に突き刺さる牙、ぷつんと肌を貫く感触すら痛みより快楽を強く感じる。
一瞬で体を包み込む強烈な快楽に、紫色の瞳孔が激しく震え、焦点をぼやけさせながら体が壊れそうなぐらいにガクガクッ!と痙攣を繰り返す。
ぷしっとショーツ越しに潮が溢れるほどに快楽を感受すると、掠れた甘い吐息を溢しながら震え続けた。
体の力を抜き、紫色の瞳は快楽に力無く蕩けていき、恥を孕んだはにかんだ微笑みを浮かべながら、吸血姫を見つめる。
■ロザリア >
女王様と言うなら可愛いよりは美しいといえ、などと自尊心の塊のようなことを考えるが、今は──
「ん、ちゅ…は、ふ…ん───」
前にも味わった血
噛まれる相手に狂いかねないほどの快楽を与えながら…
自身もまたその血の味に酔ってゆく───
遠慮をするなと言われれば、更に吸血欲求は深まってゆく
その血に混ざる魔力も含めて─まるで飲み込むように
──そして長い長い、吸血が終わる
「っ、は……♡」
牙を抜いて、ルーシェの体の上にまたがるような形で上体を起こせば、
その余韻に僅かにふるりとその肢体を震わせて
■ルーシェ > 綺麗と言われたいというのは、少し想像が及ばなかったものの、今は求めてくれる牙に応えたい。
差し出した首筋から啜られる血は甘く濃厚で、相変わらずワインの様に深い味わいを与えていく。
吸い上げられる度に、奪われ、弱っていく喪失感に被虐心は幾度も煽られ、もっともっと強請るよう力を抜き続ける。
彼女の無遠慮な吸い方に、殺されちゃいそうだと思うだけでも、はぁ……と恍惚とした吐息を溢れさせながら、背中に走る失血の悪寒すら快楽に錯覚して、ショーツをしどとに濡らす。
「ひ、ぁっ……すご…ぃの、ロザちゃん……本気で吸ってくれた……。おいしぃ? 私の血……ロザちゃんも……興奮した…?」
背中に回した掌を起こした体の胸元へと伸ばしていく。
自分にはない大きな双丘に重ねていくと、おぉ と感嘆の声を溢しながら指を食い込ませるように揉み込もうとしつつ、ひっそりと先端を探ろうとした。
「女王様は私をどうしちゃうのかなぁ……吸い殺しちゃう? それとも、壊しちゃうぐらい……ぐちゃぐちゃにしちゃう?」
さらなる快楽を愉悦を、遠慮のない牙を求めて少し血色の悪くなった顔で普段のような微笑みを作る。
無理しているといえばそうだが、もっともっと求められたい。
貪られたいと被虐の心が煽られていく。
シーツの上に広がる鮮血、それを上書きするようにミントとシトラスが重なり合う爽やかな甘い香りが届くかも知れない。
■ロザリア >
「──ああ、吾も昂ぶってしまう、甘く良き血である…ん、ッ──」
ルーシェの掌が柔らかな乳肉に沈む
ぶら下がるようにたぽんとした乳肉は少し重いくらいだろうか
埋もれた先端は血に酔った影響かこりこりに突起しかけていて
「…そうであるな、ぐちゃぐちゃに…というのも面白いが。
──ふふ、そんなに濡らしてしまっているそこを放っておくのもな…前は手であったが」
上体をお越し、汗ばんだ自らの下腹部にするりとその手を這わせ…自分自身の秘部へと触る
くちゅ…と指が沈み、小さな声が漏れる──と
ずりゅ───
ルーシェの眼前に、ロザリアの包皮に包まれた小さなクリトリスが変化した…男性器が現れる
…クリトリスと同様に皮は被っている、少年のようなサイズだ
「…今宵はこちらを使うとしよう」
■ルーシェ > 「血……吸われちゃうの、癖になりそぅ」
彼女だけでなく、自身を求めてきた吸血鬼に吸われた時も獲物にされてしまう心地に被虐の興奮は止まらなかった。
こうも二度三度と重なっていくと、それが弱点の様に変わってしまいそうで、怖いと思う半面、弱点になって狂おしいほど悩まされたいと甘美に思えてしまうと、恍惚とした表情で口ずさんでいた。
「……ロザちゃん、ここ弱いの…?」
乳房の肉に埋もれた先端は、柔らかな感触の下で固く存在を主張し始めていた。
それを軽く擦っただけで甘い声があふれれば、問いかけながらも指先はそこを優しくほじくり返すように撫で回し、柔らかな房から括りだそうとしていく。
じっと見つめる紫色は嗜虐性はなく、気持ちよくしてあげたいと、探るように見つめていた。
前は手で触りあった場所を、今度違う方法でと告げる彼女の指が、己の陰核を皮の中でつまみ、甘い声を滴らす。
自慰のような仕草から、肉芽があっという間に変化すると小さなペニスの様に膨れたクリトリスが目の前に揺れる。
珍しそうにそれを見つめていたものの、これを使うという言葉とほぼ同じくして、ぐっと顔を傾けていく。
皮被りのそれをぱくっと甘噛みするようにしてしゃぶりこむと、熱い唾液でトロトロに粘膜を転がしながら、皮の中にまで舌を柔らかに滑り込ます。
ちゅるちゅると吸い上げながらフェラチオを自ら行っていけば、唾液には自身の淫猥な毒を交えた。
媚薬成分だが、彼女を腰砕けにさせるよりも充血を長く維持できるように熱くさせ、程よく感度を上げる催淫剤じみたもの。
「んは……っ、ほら、くりゅんて剥けちゃったね?」
クスクスと微笑みながら唇を離していく。
舌先の慣れた動きは離れていくまでの合間に何度も皮をめくりあげて、剝きたての格好にさせてしまおうとするだろう。
また皮が戻っていってしまうかは、彼女の体次第ではあるけれど。
■ロザリア >
「…血を吸われ心地良いのは、当然そういった意味もあるからな」
血を吸われ、癖になってしまえば自ら吸われたいと思うようになる──
ロザリアの従者の中にはそういった者も多くいるのだったが…
「ん、ふっ………よ、弱くないものがいるのか…?」
埋もれた乳頭をほじくられると甘い吐息を漏らす
すっかり突起したそれは頭を見せるようにして尖っていて、引っ張り出そうとすれば簡単にその姿を現せばふるりと美味しそうに震える
「さて──ふあう!?」
今日は攻め立ててやろうと思っていたら先手を取られた
その柔らかな口の中で刺激されたそれはすぐに固くなってゆく
「あっ、あひ♡ ひゃあうっ」
皮の中へと舌が潜り込む感覚にその腰をがくがくと痙攣させてしまう
クリトリスと同じくらい敏感なそれは、びくんびくんと脈打ち震えて
「は、あう……♡ 」
ピンク色の亀頭がぬるりと光る、その先端からは先走りがぴゅるぴゅると漏れ始めていて…
■ルーシェ > 「でも……そうなっちゃったら、お友達じゃなくなっちゃうよね」
今は対等で、自分としては小生意気で可愛い女友達だと思っていた。
それが快楽に屈して、牙の虜になれば主従の関係へと壊れてしまう。
そうなってしまったら、今みたいにじゃれられないと思えば、緩く頭をふって心が流れてしまいそうなのを抑えていく。
「私は……ここの奥のほうが弱ぃ…かなぁ?」
人それぞれと言いたげに微笑みながら答えると、割れ目から顔を覗かせる先端の可愛さに思わず顔が緩んでしまう。
えいっと掛け声を口にしながら指先が乳頭を捕まえると、きゅっと引っ張り出していき、白っぽく見える先端が顕になった。
それをくにくにと上下へひねるように押しつぶしながら、彼女の感度を確かめるようにその顔を見上げる。
「んっ……はふ、ぅん…ぁ」
口の中に招き入れた擬似的な肉棒は、舌先の動きにすぐに固くなっていき、包皮の中から括りだした瞬間、上ずった甘ったるい悲鳴とともに彼女が自分の上で踊っていた。
唇が離れても、まだ腰砕けぎみな吐息と一緒に先走りを垂らすのが見えると、キスをするように鈴口に唇を当て、大切なお汁をちゅっと吸い上げていき、舌の上で転がすようにして堪能してから喉を鳴らした。
「んんっ……ふふっ、ごめんね? ちょっと強かったみたい……ロザちゃん、私のここに…おまんこに、ロザちゃんのおちんちん……頂戴?」
彼女の片手を股座へと導いていくと、既にそこは紫色の布地をドロドロに汚し、押し込むだけで蜜が浮かび上がる熱い泥濘へと変わっていた。
欲しい と、その肉棒を求めながら、こちらも肉欲に酔いしれていく。
■ロザリア >
「……ふふ、お友達か──」
さて、お友達とは身体を重ねるものだろうか、
そんな彼女の面白い言葉を反芻しながら、迎え入れるようにその身を覆い、重なり合わさる──
まるでカーテンが降りるように、光を詐欺ってゆく
薄暗い中で、身体を身体が重なって………
また一晩の遊びが、はじまる
■ロザリア > ~中断~
ご案内:「宵闇の城・キルフリート(過激描写注意)」からロザリアさんが去りました。
ご案内:「宵闇の城・キルフリート(過激描写注意)」からルーシェさんが去りました。