2018/04/20 のログ
ご案内:「宵闇の城・キルフリート(過激描写注意)」にロザリアさんが現れました。
■ロザリア >
魔族の国、その奥まった地域
水晶に囲まれた谷の更に奥にその城は鎮座している
城主の醸す魔素の影響か、その位置から見上げる月はいつも紅く染まっている
「………」
城主、ロザリアが回廊を歩く
この城も腹が膨れ、自分自身も然程飢えていない
城に満ちた魔力───
まるでわたあめを掬うようにして壁から朱色の魔力の帯を絡め取ってその手の上へと浮かべる
「……補充しておくか」
眼を細め、帯を描くようにしてその手を振り翳す
一挙一動、それらが全て魔術を構築する式となり、床か壁へと紅い魔法陣が浮かび上がった
──やがてそこから湧き出すように、ガタガタと骨をならしスケルトンの兵士が複数現れる
ご案内:「宵闇の城・キルフリート(過激描写注意)」にルヴィエラさんが現れました。
■ルヴィエラ > (――ひとつ、試していなかった事が在る。
簡単な事だ、それは、先日出向いた彼の魔城が
果たして、「正しい入り方」以外の方法で進入できるか、と言う事だ。
其の特殊な居城の関係にて、此れまで補足出来なかったのだが
先日訪れた事で、其の城が「何処に在るか」と言う認識は出来た
――城の中を包み込む闇、影、其処に僅かながら干渉する力が感じられるだろうか
影と影を繋ぐ、影使いの移動手段、”影渡り”。
其の力の行使を、この城か、或いは城主自身が許せば
直接場内へと入り込む事が叶うのだろう。
其の場合は、きっと彼女の目の前、ゆらりと陰から抜け出すように、先日の男が現れるだろうし
もし――ショートカットは許されない、ので在れば
素直に城門から入ってくる、ひとつの気配が在る筈で。)
■ロザリア >
「──おや…」
その男は目の前に現れる
どういった手段を使ったか──どの道、人間が入り込まねばトラップや幻影の回廊などといった仕掛けは発動しない
影を渡り、その男はなんの苦もなく侵入を成し遂げるだろう
「虚像ではなく実像の城に訪れるとは、わざわざご足労を…と饗すべきか…?」
言葉を紡ぎながら、久しくなかった魔族の国側の城への来訪者に、愉しげに細めたその眼を向ける
■ルヴィエラ > (――するりと、「繫がった」感覚を得る。
偶然ではない、必然とも思わないが、成る程、許された様だ。
繋がった影を潜れば、其処は喧騒に包まれたハイブラゼールではなく
先日、訪れた虚像の城ではなく、どこか懐かしい気配すら感じる実像の城の中。)
―――……おや、此れは突然失礼を。
どうやら、上手く此方と繫がった様で…嗚呼、何か用が在る時、門が開くのを待つのでは不便でね。
(目の前には――城主の姿。
床へと降り立ち、一寸瞳を瞬かせてから、おや、と首を傾げ
其れから、こうして「直接」脚を踏み入れた事を、初めに詫びては
また、常の様に微笑を浮かべ、そっと会釈を向けるだろう。
一寸したお試しは成功、これならば、また正門から歩く必要も無い。)
それにしても、何処か懐かしいと思えば…此処は故郷側かな?
(そうして、また、先日の様に、少しばかり周囲を見回しては。
先刻感じた懐かしい気配の正体を、何と為しに推測して、答え合わせを。
でしょう? と、城主たる彼女へと向けて声を掛ければ、くるりと振り向いて)。
■ロザリア >
「うむ。今宵は城も満腹故、門を開いておらぬからな」
質問を肯定するように小さく頷き、改めて向き直る
「魔族の国の奥も奥、深い谷に位置すれば、
簡単に行き来できる術があるならば用いるのが至極当然よな」
どうやって現れた…ということは言及しない
名家の血の者ならば、それくらいの力は本来有しているだろうと
■ルヴィエラ > そう、元々、私が挨拶に中々来れなかったのも其れが原因でね。
いや、上手く繫がって良かった。 と言っても、余り気軽に訪れると、其れは其れではた迷惑かも知れないが。
(これで、門をノックせずに済むと、戯言めかして笑み。
其れから、彼女の傍へと建ち並ぶ、複数の骸骨兵へと視線を送り。)
――御付きの者が居るとは、今宵は城の警邏でも?
(はて、と首を傾げ、のんびりと推測。
そっと骸骨達へと歩み寄れば、興味深げに視線を送り)。
■ロザリア >
「ふふ、不便ではあるが吸血鬼の居城などそんなもので良い。
元々そこかしこの魔族や魔王達と親交が深いわけでもないのでな」
普段訪れる魔族など城下、周辺の者くらい
謁見し、貢物を持ち──ロザリアは彼らを力によって守ることを常としている
故に自然と城下の小さな村々には戦えない、力のない魔族達が集まった──
「ああ、いや何、少し数も減っていたのでな…。補充というやつだ」
ガタガタと音を鳴らし、骨の兵隊達は整列し客人──ルヴィエラへと一礼する
迷える魂が入り込み動かしているのだろうが、それらは全てロザリアに絶対服従しているらしい
すっとその手を掲げれば一糸乱れぬ隊列で回廊の闇の中へと消えてゆく
「……して、今宵は何の用で参った?」
■ルヴィエラ > ――白薔薇の君。
誰がそう呼び出したのかは判らないが、其れは畏怖であり、畏敬の念でも在る。
そうは言っても、多くの民を「抱えて」居るんだろう?
(――力在る魔族同志の交流、と言う意味合いでは、己も然程変わらない。
だが、彼女が人間に恐れられる存在で在るのと同時に
力無き同胞からは慕われ、そして敬われる存在で在るとも知っている。
己へと向けて、彼女の言葉を切欠に骸骨達が整列すれば
其の様子を見て、へぇ、と感嘆の声を響かせた。
城の中に住まう魔物達も須く、彼女の従者の様子
廊下の向こうへ、一糸乱れぬ隊列で消えて行くのを見送れば
――掛けられた声に、視線を彼女へと戻して。)
―――ひとつは、無事に此処へ辿り着けるかを試す目的。
もうひとつは…さて、そうだね。 先日は、私も色々な物を背負って訪れただろう?
だから、今夜は逆に、余計なモノを背負っていない私自身が――遊びに、かな?
(――大した用事も目的も無い。
顔を身に来た、遊びに来た、ただ其の程度の用件だと
少しばかり悪戯っぽい笑みで呟いては――
其の眼前にて、片膝を突いて屈み込み
何時かの夜、最後にした様に――其の手の甲へ、口付けを送ろう、と)。
■ロザリア >
「さて、古の話ゆえいつから誰がそう呼び始めたかは覚えておらぬな。
──まぁ、このような城と、吾の持つ力にも一応意味は在るということだな…」
過去には一度、人間達によって戦えぬ魔族の村を蹂躙されたこともあったが…
それ以降はよりその眼を光らせているのだろう、すくなくともこの城の周辺ではそういった話は聞かれなくなった
「成程。ヴァーンハイルという大きな名は置いてきたということか。
ふふ、遊べるような場所かどうかは、保証しかねるが…?」
小さな笑みを口元に浮かべ、片膝をついたルヴィエラを見下ろす
手をとり、その甲へと口吻をうけるならばそれを拒否するようなことはしなかった
■ルヴィエラ > 残念ながら、私も伝え聞いた位な物でね…ふふ、不勉強で申し訳ない。
だが、もし貴女に意味が無いとするならば、この世界の大半は無意味に為って仕舞うだろうね。
(――其の行いが無意味で在ると誰かが言うならば。
意味の在る行いをしている者が、この世界にどれだけ存在するだろうか。
其の片面で、人間を捕え、其の血液を飲み尽し
鮮血に其の身を染める”赤薔薇”の側面が在ったとて、だ。)
―――そう、今宵の私はルヴィエラ、ただ其れだけだ。
嗚呼、気にしなくとも、私は色んな物を存外勝手に愉しんでしまう性質でね。
(口付けを、其の手の甲へと触れさせる。
一度目は、この城の主たる彼女への挨拶として。
そして、一度唇を離し、再び触れさせる二度目の口付けは
いつかの様に、其の肌へと、漣の様な感覚を齎す為の。
悦、其の物を、触れさせた肌から魔力回路を通じて直接浸透させる、夜魔の術を
いつかは、戯れの儘で止めた、其れを
ゆっくりと、手首から腕へ、腕から肩へ――遡らせて、行く)。
■ロザリア >
「──っ」
ぞくんっ、と
何かが這い上がってくるような感覚を覚える
そしてその感覚は以前こうした時にもあったもので…
夜魔としての性質がそうしているものと思っていたが
「…人の城で勝手を愉しむとは…随分と、大胆なものであるな…」
言葉は変わらぬ、どこか冷たさを感じる音色
しかしその翠の瞳はゆらりと揺らめき、視線を外す…
■ルヴィエラ > ―――……しがらみと言うのは、時に自由を奪ってしまう物でね。
口説きたくなるような相手が目の前に居ても、先ずすべき事を為さねば為らなくなる。
(時に、其れが煩わしくもなると、そう呟きながら。
其の手の甲へと、口付けと共に、緩く己が舌先を触れさせ、擽る。
とたん、其処から遡る感覚は、より強い物へと変わるだろう。
一瞬、舌が離れれば僅かに弱まり、再び触れれば、波の様に押し寄せる。
掌を支える指先は、決して拘束するような強さは帯びていない
振りほどこうとすれば、容易に振り解けるだろう、其の中で
離さなければ、或いは、制止を告げなければ
這い上がる感覚は次第に、肩を抜けて――身体の奥まで。)
其れが本来の私…と、思ってくれて構わないよ。
ただ…勿論、こうなると大分不躾な自覚が在るのでね。
もし、其れが気に入らないと為れば、其れは其れで怒って頂ければと思うのだよ、白薔薇の君。
(何処か戯言めいた、演技めいた声音の言葉は、確かに勝手に愉快そうな。
けれど、視線を外す彼女の気配を知ってか否か、其の掌を、指先を
そっと己が元へ、手繰り寄せる様に引いては――口付けを、少しずつ這い登らせて行こう、と)。
■ロザリア >
「は、ぅっ───!?」
細く白い肩がぴくりと震え、慌てたように、その手を引っ込める
身体の奥深く、細い腰の下…薄い、腹の奥
小さく灯った、熱を感じて……
「っ……ふむ、本来の貴様、か。なるほどな…。
生き様に気に入るも気に入らぬもあるものか。しかし───」
自らの手を抱えるようにして、その視線を向け直す
やや鋭い、宝石のナイフのような視線…
感じた熱は、その頬に若干の赤みを差し、どこか嫌悪のみを感じる表情ではなかったが
「口説くならばまずは口先からではないか?ルヴィエラよ」
■ルヴィエラ > (――手が、引かれる。
唇が離れたならば、其の掌より伝う悦の漣は次第に引いて行くだろう。
それでも、余韻として其の身に暫くは残り、何よりも其の胎奥へ
一度灯った熱の灯火は、失せる事無く、種火めいて。
肩を跳ねさせながら、少々鋭い視線を投げかけられれば
その内容に、何処か楽しげに一度笑み、其れから己が胸元へと手を添えて。)
―――……其れは失礼、確かに其の通り。
ただ、先日は余り長居出来なかったので…其の分、つい意地悪を、ね。
(まるで悪びれずに、片目を瞑り、小さく舌先を覗かせて見せる、茶目っ気。
其れから、片膝の儘で、改めてエメラルドの瞳を真っ直ぐに見詰めれば。)
―――貴女は美しい。 白薔薇の名が表すに相応しく、美しく、そして剛い。
棘を持つ薔薇を、在る者は恐れるかも知れない。 在る者は崇めるかも知れない。
けれど、私の様な男は――其の薔薇を、打算も計算も恐れも無く、ただ、深く愛でたくなる物だ。
(其の唇から毀れる言葉は、さて、相手には如何届くだろうか。
口先からけれど口先だけでは無い、偽らぬ言葉が響く。
臆する事もなく、恥じる事も無く真っ直ぐに、伝えるならば、少々華美に過ぎるやも知れないが。)
―――……だが、もっと有り体に言えば。
貴女が"白薔薇の君"でなくとも、口説いているだろうね…ロザリア。
(――城主では無い。 目の前に佇む、一人の女へと向けた言葉が。
今までで、最も砕けた言葉で、微笑と共に紡がれるだろうか)。
■ロザリア >
「ふ、ふん…意地悪というのは夜魔の力を使った、この火照りのことか…?」
じ…と今度はその視線から逸らさず見つめ返す
本来熱など失せてしまった不死者のこの身体、熱を感じることなど他者からのもの以外は、なくなって久しい
「まるで恋文の如く、だな…。
しかし吾もそう簡単に愛でられてやるほど素直ではないぞ」
気位が高く、誇り高く、何よりも城主然としたその姿はその城壁のような強固さを感じさせる
口説いてきた魔族はこれまでにもいたが、そのどれもを一蹴してきたものだ
…続く言葉には、思わずその眼を丸くしてしまったが
「…ふ、なにを莫迦なことを。
キルフリートの城主たる吾以外、此処には居らぬと言うのに。
それとも単なる面食いか?クク」
よほど以外な言葉だったのか、身体の熱のことも一時忘れ、笑みを浮かべる
■ルヴィエラ > 其の通り、何故なら口付けくらいで貴女が「揺さぶられる」筈が無いからね。
貴女は強い、なら、私が貴女を揺さぶるには、先ず奇襲をしなければ。
(否定はしない、其れが己の仕業で在る事何て、自明の理なのだから。
先ずは動揺させ、己のペースへ引き込む余地を作る、そんな作戦だと
自らの手の内を明かしながら――けれど、其れすらも愉快そうに告げるか。
華美な言葉だって、そも、己よりも口の上手い輩なぞ幾らでも居ただろう
だが、相手の言う通り、彼女は城主だ。 強大な力を持つ魔城の支配者だ。
だからこそ――掛けられることのなかった言葉も、在る筈だ。)
ふふ、美しい女性は素直に口説き、須く愛でたくなる性分なのは間違い無いね。
だが、貴女がこの城の主で在るからこそ…其の肩書きを、僅かな時間でも置かせて見たくなる。
ロザリア、と言う一人の女を…愛でてみたくなる、そんな性分でね。
(――其の、やり取りの間は。
まるで、一人の、ただ女でしかない相手へと、告げる様に。
例え彼女が、あくまで城主として言葉を交わそうとしても
笑みと共に、そんな試みを続けて見せるのだ)。
■ロザリア >
「…で、あれば明け透けに言葉を垂れずとも言葉巧みに揺らせばよかろう?」
奇襲だの、何だのとつらつらと手の内を明かす男に思わず小さく嘆息し肩を竦める
嘘がつけない性格なのか…そんなインキュバスがいるだろうか?
「城主でもない、白薔薇の君と呼ばれるヴァンパイアでもない吾なぞをそこまで欲するとは。
性分なのはわかるが、そうやって口説いてまわっていては敵も多かろう」
心に触れようとしていることが理解る
遠い昔に氷の奥底に閉じ込めた、少女ロザリアとしての心
人に絶望し人に憎悪したその心が年月と共に朽ちぬように、凍てついた時の中に置いてきた
目の前の男は、それに触れようとしているのだ
「それに…見た目に騙されては夜魔の名折れであるぞ。
城主という立場を取り払った吾は──ひどく醜悪である故な」
■ルヴィエラ > そう、其処が問題でね…貴女に、下手な嘘を告げた所で見抜かれる。
如何にも、そんな予感がして為らない訳だ。
(くすくすと、己からは、最終的に手の内をあっさり明かした理由を伝えよう。
実際、彼女の勘の良さまでは知る由も無いけれども
所詮口先だけの言葉では、揺さぶる事はおろか、触れる事も出来そうにない、と。)
ふふ、ほら、如何やら見抜かれるのも早い。
そもそも夜魔と言うだけで敵は多いのでね
気にしていては、女の一人も満足に口説けはしないさ。
(――あくまで、己が手を伸ばそうとしているのは
彼女が築き上げてきた、吸血姫としての、キルフリート城主としての姿では無い。
築かれた其の最奥に眠り、凍て付いた儘の――彼女自身。
まるで忠告めいて言葉を紡いだ相手に、今度は此方が肩を竦めて見せれば。)
ならば、其の醜悪さすらも愛せぬ様なら、愛でる事が出来ぬ様なら。
寧ろ、其れこそが、夜魔の名折れでは無いかな?
城主と言う立場が、其の醜悪さに蓋をする為の器なら…手を伸ばさずには居られない。
――それが、私なのでね。
■ロザリア >
「──なるほど」
向き直り、その手を伸ばしてルヴィエラの胸元へとその白い指先を触れる
「悪趣味…いやむしろ良い趣味だと言うべきか。
吾に限らず人間などもまた心を覆い、鎧で守り生きるもの……」
つつ…と撫でるようにして、その指先を下げてゆく
「腹の内にあるのは種としての性分…そして女を愛するという欲求か。
それにしても丸裸にした女を愛でようというのだ…先に届いた"奇襲"とやらだけでは、まだ足りぬな…?」
醜悪さすらも愛すると豪語する男
女であれば全てを愛することすらできるということか
「──そういうことであれば、吾も貴様の見方を変えよう。
城主として、白薔薇の君と呼ばれる吾のヴェールを剥がれるわけにはいかぬのでな…」
つ…
最後にその鋭い爪の先を心臓の位置へと触れさせ、その手を引いた
■ルヴィエラ > 心を鎧で覆う事は、時に必要な事だ。 何せ、魔王ですら鎧を纏うのだからね。
だからこそ、其の鎧の下に触れたくなるのが性と言う物…私は、そう思って居るよ。
(そして――足りぬな、と、彼女の言葉が向けられるなら。
其の時は、其れこそ否定どころか、語らずとも肯定を示すかに
穏やかに微笑んで見せる、か。
己が胸元へと、触れる白い指先を、受け入れる様に逃れる事無く。
其の果て、己が心臓の鼓動、其の真上にて示した指先が、静かに引かれれば。)
―――……勿論、其れは貴女にとって、盛大に都合が悪いだろうからね。
だが、私も其れは判っている。 判っていて、そう告げている。
構わない、例え貴女が応えなくとも。 其れでも私は手を伸ばそう。
其のヴェールに隠れた素顔を、覗ける日が来るまで、ね。
(事も無げに、そう伝えれば。
ふと、伸ばした指先が、離れようとする彼女の指先を捉えて。
――かぷりと、其の指先を甘く、噛もうとする、か。
痛みなど無い、其れが叶えば、先刻の奇襲とは比に為らぬ「熱」が
其の胎奥に灯った儘の種火を――強めて、仕舞う、か)。
■ロザリア >
「ッ!? きさ───」
油断といえば油断だったろうか
幾人もの魔王の血を飲み、怪物となっていた自分自身
その力に、僅かな驕りはあったのかもしれないが…
捉えてしまえばいとも容易く──
「くっ… は、あッ」
慌ててその手を引くも、どくんと己の腹の奥で跳ねる熱に、思わずその身を屈める
小柄な体躯を更に丸め、ドレスの下で思わず脚を内側へと折りたたむ少女は
その存在とは裏腹に非常に小さく見えた──
冷たいはずの己の身体に、己の吐息に、熱が籠もる
■ルヴィエラ > ――もし、貴女が其の力を振るえば、私も唯では済まない。
其れでも、私は私なりに、鎧纏う貴女をも愛でよう。
何時か、其の鎧を脱ぎ落とす事が出来たなら…そう、望みながらね。
(――意図して、流し込んだ熱は、最早時間が鎮めるには足りないだろう。
目前にて、其の小さな身を折る姿を見守れば、ゆっくりと立ち上がり
改めて、其の目前へと歩みを進め、今度は、其の小さな体躯を
己が腕の中へと捕え、抱き寄せ、閉じ込めて――口付けを、奪おうとする、か。
指先に、手の甲に、触れるだけで、其の身を侵した悦の奔流が
もし、口付けを赦してしまえば、今度は荒狂うかに胎奥へ雪崩れ込む
跳ね上がる胎奥の存在感が強まり、種火であった筈の熱が、一気に燃え盛り焔と化して
其の身体を、絡め取って行く。)
―――……そして…時に奪い去るのも、私と言う夜魔だ。
(口付けの合間、静かに、そう囁き零したなら。
其の小さな体躯を抱き締める儘、ゆっくりと抱えて立ち上がろう。
地面と言う支えを失った其の身体を、ゆっくりと熱で翻弄しながら
脳髄までをも、次第、染め上げて行く)。
■ロザリア >
「ま、待て…っ、よすのだ」
小さな身体
腕の中へと捕らわれてしまえば、文字通り子供のような
そして、その腕へと感じる僅かな抵抗は…少女の見た目通りの力程度でしかなかった
「ん、ぅ──ッ」
それを許した瞬間
痺れるような甘い甘い感覚が、己が腹の奥底から全身へと走る
僅かに抵抗のためその肩へと押し当てた手の平からも、
床を支えとし突っ張ったその両脚も
冷たい輝きを秘めていたその眼すらも揺らめかせ、濡れさせててしまう
「っ…よ、よせ…やめ、よ。吾は、吾はまだ…っ」
真っ赤になった顔を背けて逃げる
──勿論抱えられては逃げようもなく、ただその顔を、視線を逸らす
そんなことが精一杯なのだった
その間にも熱は思考をも蝕み、蕩けさせてゆく…
「…………あ、う」
荒く息衝き、その白い肌に僅かながらの朱の染まりを見せはじめていた
■ルヴィエラ > ―――よさない。
一度目は戯れで終わらせたが…二度目は、止めない。
(――十分に、十分に流し込んだ悦。
顔を背ける事で口付けは解けても、全身へと伝わり切った熱は
後は駆け巡り、其の身体の内で増幅され、昂ぶりへと昇華されて
――胎を、思考を、如何しようも無く発情へと導いて行く。
子宮が、隠しようも無い疼きに塗れて理性に抗うだろうか
乱れた呼吸の中で、其の白く冷たい肌へと、仄かな紅が灯り始めるなら
今度は、視線を逸らした事で無防備と為った其の首筋へと口付け
顔を埋めては――吸血鬼が為す様に、其の頚動脈の上へと、戯れに犬歯を浅く立てて見せ。)
――――……まだ? ……まだ…何だと言うのかな?
心の準備が出来ていないのなら、寧ろ都合が良い…。
貴女に、鎧を纏う猶予は…与えてあげたく、ないのでね。
(首筋へと、吐息と共に触れさせる言葉が、彼女の鼓膜を揺さぶる。
抱え上げた其の身体が、抗う事も出来ずに居るなら、一寸笑みを浮かべて。
刹那、ぐわりと女の背後で口を開いた影の扉へ、ゆっくりと脚を踏み入れて行こう、か。
此処へ、訪れた時と同じ、影と影を繋いで――彼女を、この城から連れ出す。
其の先に繫がるは己が居所、ハイブラゼールに位置する娼館の最上階自室。
この城に居る限り、城主で在らざるを得ないのならば、と――其の身を、連れ去る心算で
もし、其れが叶うのならば。
影を抜けた先、サテンの天幕に包まれた、広い寝台の傍へと抜け出し
其の身を、シーツの上へ、横たえて仕舞おう)。
■ロザリア >
「───」
為す術も余裕もない
首筋への刺激に小さな声をあげ、蕩けた視線を向けてしまうほどには、
自身の身に起きた"異常"に抗うことが出来ずにいた
視界が暗転し、世界が変わる
広い、シーツの上へとその小さな身体を投げ出せば、再びその身を丸めるように
自身に起きている異常に耐えるように縮めた
不死者たるこの身に心臓の鼓動などはある筈もなく、
ましてや暖かさなど無縁のこの身体が熱を帯びるはずもない
だというのに……
「はぁっ、はぁ、ぁ…ッ、はっ…はぁーっ♡」
ぐらぐらと翠の瞳が揺らぐ
ドレスのお尻の部分はお漏らしでもしたかのように濡れ、
僅かな刺激でもイってしまいそうなほどに、その身を発情させてしまっていた
■ルヴィエラ > (影の扉が閉じる。
城との経路は閉ざされ、今、彼女と城とを繋ぐ物は無い。
シーツの上で、其の身を丸めて必死に耐える姿を見下ろしながら
――其のドレスへと、指を掛けた。)
……キルフリートの城からは遠ざかった。
ここは、私の部屋だ。 ……最早、貴女が城主である意味など、何処にも無い。
(告げる言葉はきっぱりと、けれど、其れで居て穏やかに紡がれる。
ドレスの背中に指を掛け、其の布を引き下ろしては、露として行く其の裸身
急ぎはしない、丁寧に、慣れた手つきで其の衣服を足先へと下ろし
そして、静かに引き抜いて仕舞えば。
其の布地を近くの椅子へと掛け、そして、身を丸める其の背後へと、己が身を寄せ、身体を重ね
――何時の間にか、消え失せた衣服の下、己が肌と触れ合う感触を、其の背へと伝えて。)
―――ロザリア。
私は、貴女を狂わせて見たいと言ったら…怖がるかな?
(穏やかな声音で紡がれる、少々不穏な言葉は。
けれど其の実、彼女に悪意を向けた物では無い。
片掌が、ふと其の下胎を包み込むように宛がわれるだろう。
熱が燃え盛り、発情の坩堝と化した其の胎奥を意識させ
煽り立てるように、掌が円を描いて撫で回し、揉み込んでは、子宮を愛で。
其の上で、決して絶頂へと駆け上がれぬ程度に、其の刺激を制御しては
――強烈な飢餓感で。 不死となった其の身に宿る筈も無い、鮮烈な欲で。
理性を、其の身に纏う矜持と言う名の鎧を――剥がして、仕舞え)。
■ロザリア >
黒朱のドレスの下から現れるのは、傷一つない白磁の肌
熱を帯びる筈のないその身体はじっとりと汗ばみ、甘い香りを醸し…
「っ、う──」
ふー、ふーと荒く息を吐くその口元は小さな牙を噛みしめるようにして、何かに耐えている
ルヴィエラの言葉が耳に入るも、言葉を返す余裕などなく、
ただ熱に侵され濡れた瞳を向けて、何かを期待する他──
「ひぅ、あ」
ずくん、と腹の奥に響くような何かを覚え、身体が跳ねる
ルヴィエラの掌が、そのしっとりとした下腹部に触れただけで、その身が悦を求めてしまう──
「──な…なぜ……」
なぜ、何もしないのか
女を連れ去り、その衣服を剥ぎ…
ただ、達せぬ快楽を与えるだけの男の行動に、思わずそんな言葉が漏れ出る
こんな状態が続くくらいなら、いっそ──
そんな考えが、熱と共にぐるぐるとロザリアの思考を支配しはじめていた
■ルヴィエラ > (――掌が揺らめく度に、其の胎奥で跳ね上がる子宮の鼓動が感じ取れる。
跳ねる身体を持て余し、与えられぬ絶頂に、其の身が焦燥を覚えるならば
僅か強く胎を押し込み、子宮を甘く拉げさせて、絶頂に、届きそうな予感を与える――意地悪。
其の背中へと顔を寄せれば、肩口へと唇を触れさせ、舌を這わせて
其の背筋を、肩甲骨の周囲を、じっとりとした愛撫と共に刺激して。)
――――……其れだけでは満たされないから、だ。
……奪うのならば、私は全てを奪う。 其の為に…、……貴女から、求めて欲しい。
(そうして、囁く言の葉が切欠の様に。
ふと、下胎を愛でる掌が揺れ、滑り上っては
其の小柄な体躯には不釣合いなほど、豊かな乳房を鷲掴む。
其の根元から先端へと掛けて、ゆったりと、芯を捏ねる様にして絞り上げて行く刺激を塗り重ねれば
一層、彼女の思考を、其の理性を追い詰めて――懐柔を、或いは屈服を、迫る、か。
陥没気味な其の先端を、ぐりぐりと捏ね上げて刺激し
窪みへと指を押し込んで、隠れた先端を弄んでやり)。
■ロザリア >
「ひくっ、あッ、あひ」
身体にそれほど刺激を与えるとは思えない、背なへの愛撫
それにすらゾクゾクと背筋を震わせて
その掌が握る子宮、それを中心とした悦の渦が、小さな身体を蝕んでいた
「も、もう、耐えれれ…ッくひゅッ♡ひっ、ちくび、ぃ…だ、ら、めっ」
乳房を揉みしだかれ、埋もれた先端を刺激すればその声も色めき、熱を帯びる
甘く蕩け快楽を求める声は、少女としか見えぬその顔とは不釣り合いなほどに雌の声で──
「ほ、ほしい…ルヴィエラァ…♡」
その名を呼んで、更なる悦を求めてしまう
■ルヴィエラ > -――……嗚呼…、……其の唇が、私の名を呼ぶ事の何と甘い響きか。
おいで、ロザリア。 素直な貴女には…素直な快楽で、甘やかしてあげよう。
(女の身体が跳ね上がる、其の度に背後から言葉が鼓膜へと流し込まれるだろう。
先刻まで掌握されていた子宮を、放って置かれた様に募らせる焦燥。
欲しい、と、其の唇が明確に紡いだのを確かめては
其の乳房から隠れた先端を穿りだし、埋もれた其の尖りを
埋もれたままに弄んで、其の果てに
ごろりと、其の身体を背後より抱き上げ、己が体躯の上へと招けば
両脚を開かせ、自ら飲み込む事を欲した其の膣孔へと
押し当てる圧倒的な、熱の楔、其の先端が――其の身体を、ゆっくりと貫いて。)
……舌を、噛まぬ様に…ロザリア。
(忠告、と、共に。
其の身体を貫いて行く、凶悪なる熱塊を、其の威容を
其れまで、掌でしか愛でることの無かった、疼きに満ちて喘ぐ子宮の扉へ
程なくして、ぐちりと、拉げさせるような力強さで衝突させれば
其の下胎へ、卑猥に蠢く子宮の輪郭を――浮き上がらせて、仕舞え)。
■ロザリア >
「(………吾、は……何を、口、に…?)」
ぼうっとした頭で、ぼんやりと考える
ぐるぐると熱が渦巻いていて、次の考えがまとまらない
熱を灯された少女の身体は実に敏感にその反応を見せてゆく
豊かな乳肉に埋もれた先端は固くしこり、
濡れそぼった股座、その陰核もまた包皮の下を狭しと尖ってゆく
与えられる悦と、混濁する意識の内に身体を引き寄せられる間隔を覚えて…
「──ひぐッ?! ふあうっ♡♡」
自身の胎内に剛直が侵入する
ゆっくりとしたそれが最奥を叩くと、両脚をガクガクと振るわせ、その背を逸し──達してしまう
まだ、最初の一突きだというのに
■ルヴィエラ > (腕の中で、其の身体が跳ね上がり、震える。
熱塊が強く締め上げられ、深く口付けた子宮孔が
ぐいぐいと重く降りて、熱塊を押し返そうとする様さえ
きっと、彼女へと自覚させる程の、鮮烈な感覚と為るだろう。
元々が小さな其の体躯に、未だ熱塊は其の根元までを埋め切っては居ない
それでも既に、子宮が拉げる程の深い結合を果たせば
もう、逃れられない。)
――美しく、愛らしい声で啼くのだね、君は。
(少しばかり、からかうような言葉で其の耳元を擽れば。
緩やかに一度腰を引き、そして再び、絶頂へと押し上げられている最中の身体を、子宮を
ぐちり、と艶かしく突き上げ、押し潰して力強く拉げさせ
熱塊の形を、其の動きを、其の熱さを、じっくりと理解させ、堪能させる様に大きな律動で
何度も、何度も、確かめる様に突き崩す。
乳房の先端、尖り立つ部分を窪みから引っ張り出してしまえば
ぷっくりと膨れた乳輪を、指先で捏ね潰す様にして鋭く刺激して。)
脚を閉じない様に…確り、奥で受け止めるんだ。
……凍り付いた君の身体に…熱を、取り戻す。 ……感じて御覧、ロザリア。
■ロザリア >
「へはっ♡ んっ、うっ♡ あっ、んッ…♡♡」
突きこまれる、律動の度その身体は面白いように跳ね、
下腹部へと収められた熱に吸い付き、奪おうとする
まるで快楽の壺───
耳元での言葉に肩を振るわせ、
気がつけばその淫靡な肢体が求めるままに、自ら腰をくねらせていた
「──ッ、い…♡」
背筋を反らせ、顎があがる
刻み込まれた悦の齎す快楽に否応なく達せられる、既に数度───
今だ意識は混濁とし、冷めやらぬままに、とろとろに蕩けた表情を見せる
肩で息をするようにその身を揺らす
完全に発情状態にある自らの身体に支配されたように快楽を求めてゆく‥
「もっと…もっと、ぉ……っ♡」
てろんと紅い舌を垂らし強請る姿は厳かな城主のそれではなくなって
■ルヴィエラ > (再び、そして、続けざまに、幾度か。
絶頂へと達し続け、其の度に身体が、そして表情が蕩け、開いて行く。
貫かれる儘ではなく、自ら貪る様に己が上で腰を揺らし
其の唇から毀れた紅い舌先が、本能の儘に悦を欲して快楽を強請るなら
――応えぬ筈が、無い。)
……其の儘、奥を突き崩して…君の子宮を、屈服させる。
奥に受け止めて、埋め尽くされるのは好きかな? ……今から…堪能させよう。
(寝台から、彼女の身体を抱え込んだ儘で、ゆっくりと上体を起こす。
重力によって、彼女自身の重みによって、一層深まってゆく結合が、次第に子宮孔を深々と抉り
――其の、雌にとって聖域たる扉を、抉じ開け、蹂躙し始める。
腰を揺らせば、寝台のバネが微かに軋みを上げ
子宮孔へとめり込み始める熱塊の先端を、一層押し込んで肉輪を開かせ
――とぷり、と。 鈴口から、不意に滲み始めた蜜が、子宮孔の隙間より、其の奥へと毀れては。
其の刹那。 吸血姫たる彼女の、其の身体に渦巻く無尽蔵の魔力を乱す
別の、夜魔たる己が魔力が、子宮をじわりと浸食して――干渉を、強めて行く、か)。
■ロザリア >
「ひ、ぎゅ、ぁゔ?!」
子宮口を抉じ開けられ、その身が強ばる
「か、ひゅっ……♡」
餌を強請る魚のように、その口をぱくぱくとさせるも言葉らしい言葉は出てこない
ただ、断続的な絶頂を迎えていることを、その薄腹の奥の締め付けが示していた
自身の身体に何が起こっているのか
それを考えるにはあまりにも乱され、熱に侵されすぎている──
「…ふー…っ ふー…っ んぐ、ゔ、ゔぅ…っ♡♡」
何もわからぬまま、身体を駆け巡る快楽に溺れる雌の姿を晒していた
■ルヴィエラ > (次第に濁り始めた甘ったるい嬌声。
子宮孔が亀頭の形に押し開かれ、そして雁首の太さを超えて一気に
ぐぽりと、酷く淫猥な結合音を響かせて、其の先端部を扉の奥へと飲み込ませる。
鈴口が、其れまで最奥だった場所を貫き、更に奥底へと到達すれば
子宮の天井を深々と押し上げ、抉る圧迫感が其の儘、其の薄い下胎へと浮き上がるだろう。)
……奥を、抉じ開け、押し上げているのが判るかな、ロザリア。
此処から、君に私を…刻み付けて上げよう。
(宣言めいた其の言葉と共に――律動は、再開されるだろう。
完全に埋没した亀頭は、子宮孔へと雁首を噛み合せて、最早引き抜けない形に。
先刻よりも小刻みな律動ながら、上下動の度に子宮を引き摺り激しく揺さぶれば
弾ける様な快楽の波が、絶頂へと繰り返し其の脳髄を染め上げるだろう。
繰り返される輪廻は、最早数える事すら無意味な程に、腕の中の小さな身体を追い詰める
其の身体が、もう何度目かの果てを迎え、跳ね上がる頃。
子宮底を、致命的なまでの性感帯へ調教するかに突き上げ続けていた熱塊が、予兆めいて強く脈打ち。)
……一度目…私に抱かれると言う事が、如何言う事か…其の身を持って、知ると良い。
(頭上より、響かせる言葉が、静寂に変わり。
絶え間無く繰り返されていた熱塊の律動が、子宮の奥底へ鈴口を深く押し付けて、止まる
其の瞬間、どくんっ…と、まるで心臓の鼓動めいた強さで脈動する熱塊から、噴き上がる熱、熱…
白濁に塗れ、強烈な粘性を伴う夜魔の強靭なる精が、子宮へと、濁流めいて噴出する、か。
そして――其れは、高純度の魔力塊が、子宮へと詰め込まれだしたに等しい。
物理的に爆ぜあがる快楽だけでなく、魔力を流し込まれる事に伴う、強烈な快楽が電流めいて胎奥に迸り
――次第に、其れが形を為して行く、だろうか。
子宮を捕え、絡め取る――二匹の、黒き蛇の姿を模して)。
■ロザリア >
子宮口を貫かれる感覚
入ってはいけない小部屋を、その先端が満たす
「あぐっ♡あ゛ぅッ♡♡か、はぁッ♡♡♡」
雁首が引っかかり、まるで子宮自体を上下されているような感覚すら覚えてしまう
「ッ、ひ───」
予兆、自らの胎内で、剛直の跳ねる感覚と共に、その奥に吐き出される熱を感じ
背を大きく反らせ腹部をびくびくと痙攣させながら何度目かの絶頂と共に、それを迎える──
「はーーッ♡♡はーー……ッ♡♡♡ ───ッッ!?」
蕩けきった表情を晒し、余韻に身体を溶かされる中…びくん、と身体がもう一度跳ねる
自らの腹の奥底、満たされた感覚とはまた別の…何か
■ルヴィエラ > (片腕が彼女の乳房を競り上げるようにして胸元を抱え
もう片方の掌が、激しい痙攣を見せる下腹を抑え付ける様にして沿う。
其の奥で、強烈な精の噴出音が渦巻き、熱塊が脈打つ気配の度に、小さな子宮が膨れ上がる
純粋な快楽が其の身体を覆い尽くし、染め抜く最中に、彼女が感じた異変は
精に満ち、魔力に満ちた子宮を、甘く締め上げ、戒めるかの如き黒き蛇の存在、か。
精が満ちる程に子宮へと、己が魔力が固着し、馴染み、染み付いて行く
其の段階が進む程に、蛇は其の輪郭を鮮明にし、意思を持って其の鎌首を擡げ
――卵巣へと、其の毒牙を突き立てる、か。
物理的な傷を与えはしない、代わりに其の牙が齎すのは、鮮烈なる媚毒。
不死と成り果てた其の身体に、時を取り戻させる為の刻印。
眠っている筈の、凍りついた筈の、女としての機能すらも取り戻させる強き「呪い」が
――其の胎に、刻み付けられたと知るのは、果たして何時に為るだろうか。)
……ロザリア…此方を、向いて。
(声が、彼女へと振り向く事を求めて。
きっと、其の身体を反転させ、互い、向き合って、そして、抱き合う形に。
未だ、其の繋がりは解かれず、そして快楽もまだ、終わりはしない
一度、蕩けきった其のエメラルドの瞳を覗き込む、ルビーの瞳。が。
改めて、柔く、口付けを重ねて、背を丸めれば。
――後は、最早、時間など無意味。
貪り、奪い、そして与え。 幾度も繰り返した、其の果てに
さて、彼女の纏う鎧は、何処まで剥がれているだろうか――)。
ご案内:「宵闇の城・キルフリート(過激描写注意)」からロザリアさんが去りました。
ご案内:「宵闇の城・キルフリート(過激描写注意)」からルヴィエラさんが去りました。
ご案内:「◆嘆きの森(過激描写注意)」にローパーさんが現れました。
■ローパー > 深い深い森の奥。
背の高い藪やシダ、月明かりをわずかに通す森の中。
時折聴こえる嘆きの声は、道に迷った人の声か、ハンターに出くわした動物か、それとも湿った風に揺らされる葉の擦れる音か。
ここは嘆きの森。
そんなどうでもいい逸話のある森の奥で、植物に紛れながら地面を少しずつ移動する魔物ありけり。
ネズミやトカゲを捕食したりしながら生きていたこの魔物は、新たな獲物を求めて息を潜めていた。
ご案内:「◆嘆きの森(過激描写注意)」にフローディアさんが現れました。
■フローディア > (深い深い森の奥。そこまで奥地に入り込んだ一匹のミレーがいた。耳も尻尾も服の下に隠し、一人の人間、として偽装した一匹の狩人を生業とする白狼。それがローパーの活動範囲へと潜り込んでしまった。
顔に玉の汗を浮かばせ、頬は上気し、肩は疲労を感じさせるように上下に揺れる。そんな状態で一人、森の奥で佇んでいた。
その手には血に染まった短刀と傍らにおそらく、少女が刈り取った獲物であるのだろう。ウルフ種、とおもわしき絶命した獣が倒れていた。)
手こずらせてくれて・・・まったく・・・!
(そんな暴言を吐きながら狩り取った獲物を処理していく。こんな奥地まで入り込む予定はなかった。けれど、相手が届きそうなギリギリの距離を維持して逃げるものだからつい熱が入ってしまってこんな奥地まで来てしまった。今日は野宿かしら・・・。そんな事を考えつつ、仕留めた獲物を運搬できるように処理をしていく。
浮かんだ汗と漏れる吐息、そして上気した頬は妙な色気と艷やかな雰囲気を感じさせるか。)
■ローパー > 植物の根を掻き分け、大木の幹をよじ登り。
頭上から逆さまにぶら下がりながら獲物を剥ぎ取る様子を見ている軟体動物。
イソギンチャクのような身体でしっかりと太い枝にしがみつき、そして獲物を解体するのに集中し始めた頃を見計らって音もなく細い触手を伸ばしていく。
細い触手は空中でヨリを作るようにどんどん細くなり、ついにはワイヤーのような繊維ヘまで変異する。
そしてそれがミレー族の少女の周囲へと漂うと、一気にワイヤートラップのように少女にまとわりつく。
ピアノ線のような頑丈で細い繊維は、フローディアの腕に、脚に、胸に、身体に、首に、交差するように巻きつくとその動きを封じるように迫っていく。
■フローディア > (普段であれば、もしかすれば気がついたのかもしれない。それが這いずる音に。それが放つ気配に。それが醸し出す匂いに。けれど、少女は疲労困憊であり、その意識を狩りの成果の解体に集中していた。疲労と、別のことへの集中。その2つが合わさって危険察知が遅れた。その結果が・・・)
――んなっ・・・!
(しゅるり、と身体にそのワイヤーのように繊維にまで研ぎ澄まされた触手が自らの身体に巻き付いて縛り上げられてしまえば少女から漏れたのは小さな悲鳴。少女がその触手の存在に気が付き、反応した頃には既に致命的な状態にまで捕縛されていて、じたばたと身体を動かし、もがくけれど、ぎしぎしと軋み、更にその柔肌に食い込むだけか。)
――こ、のっ・・・!
(かろうじて離さなかった短刀を手首のスナップで振り回し、どうにか触手に刺す、あるいは切り離そうとするけれど、果たしてそれは許されるか否か。けれど、相手はワイヤーのように硬く研ぎ澄まされた繊維。大したダメージは与えられないかもしれない。
深追いした狩人は哀れ、魔物の触手の餌食となった。けれど、その闘志はまだ消えておらず、隙あれば噛みちぎり、脱出を目論んでいるような・・・そんな 気迫 を感じさせるだろう。)
■ローパー > 短刀の刃が触れる繊維質のワイヤーは硬く、切れ味だけではなかなか断ち切ることができない。
時間をかけたりしっかりした姿勢ならわけないだろうが、そう簡単にはいかないのがローパーである。
こちらへナイフを向けられ幾ばくか傷つけられたのに怒ったのか、それとも相手の抵抗力を削ぐためか。
ローパーは腕と首に食い込ませるようにワイヤーを締め上げる。
血管を押し込まれた腕は徐々に痺れ、そして首は窒息死しないギリギリのところで強弱をつけられる。
そしてそのまま首を支点にしてぐいっと身体を持ち上げ始めた。
締め付けは重力が加わり、フローディアから呼吸を奪う。
かろうじてつま先で身体を支えられるくらいへと締め上げると、今度は太めの触手が伸びてフローディアの身体を擽るように弄り始める。
腋、二の腕、お腹、臀部、足の裏、頸、乳首、秘部など敏感な場所を擽るように触手の先で転がして、窒息寸前の苦痛に、くすぐったい刺激を交えていく。
むず痒い刺激と、窒息寸前の苦痛、脳内麻薬が混ざり合い、彼女の意識を狂わせていく。
両穴から不要な排泄物を出し切り、口から泡を吹いて気絶寸前まで追い込んでいき、食事前の掃除のように下処理をしていく。
■フローディア > (少女としても素人ではない。きちんと構えられていたならば、彼にきちんと刃を突き立てることも出来ただろう。けれど、こうして捕縛されている身となったのならば、そうはいかない。突き刺そうとしても、力が入らない身では全く刃は立たず、切ろうとしてもまるで表面を撫でるようにしか出来ず、全くダメージが入っていないようであった。
そればかりか、抵抗されたことで彼が怒りを覚えたのか、ぎちぎちと音を立てて少女の柔肌に食い込んでいった。)
――くっ、あっ・・・!?
(その表情は痛みに悶え、少女の抵抗もいっそう激しくなり、足を強くばたつかせるものの、それは決定打とはなりえず、やがて腕と手に力が入らなくなり、だらん、と垂れ下がり、最後まで握っていた短刀もその手から離れ・・・からん、と音を立てて地面に転がるだろう。
その上で窒息寸前まで締め上げるならば、最初は痛みを訴える声や苦しみから咳き込むような反応を見せていたものの、やがては反応らしい反応もなくなるだろう。意識は明滅し、声もあげられなくなり・・・やがては彼のなすままに。
そして、ローパーが反応の薄くなった少女を吊り上げ、各種の敏感な所を声こそ上げられず、こひゅー、こひゅー、と苦しげな吐息が漏れるだけだが、時折痙攣するようにぴくっ、ぴくっ、とこそばゆそうに反応を見せる。未だ意識はかろうじてあり、小さな反応は見せるけれど暴れられる程の余裕はなく。けれど・・・意識が明滅する程の苦しさ、それに加えて狂いそうな程各所を擽られたならば・・・意識がどうにかなってしまいそうであった。性器を弄られたことでとろとろと愛液を漏らし、死の恐怖と各所を弄られたためか、しょろろろ・・・と音を立てて尿を漏らし、下着を黒く濡らし、それが受け止めきれなかった部分は太腿を伝い、愛液なのかお漏らしなのか、どちらなのかわからない液体となり、混ざりあい、足の指先からぽた・・・ぽた・・・と垂れて地面を濡らすだろう。 最早少女にまともな思考回路は残されておらず、壊れかけの人形のような状態になりつつあるだろう。)
■ローパー > ビクビクと痙攣し獲物を落とす姿を確認すれば、触手が緩み、フローディアの膝をつかせるように支える。
だいぶ体力を消耗させたと見れば、ローパーのイソギンチャクのような頭の中心から太い触手が顔を出し、フローディアの頭上へと近づいて行く。
そしてワイヤーで顎を持ち上げて上を向かせると口を開かせて、その太い触手を飲み込ませるように、口内へ忍び込むと、口の中で先端が裂けて、触手の中からヒルのような虫が顔を覗かせる。
その虫はフローディアの喉を滑るように通り抜けて胃の中へ入り込むと、胃壁を食い破り同化するように体内に侵入する。
フローディアに感じるのは飲み込まされた感触と、胃の中で一瞬走る痛み。
その痛みは徐々に熱となって膨れ上がり、尋常じゃない発情を生み出して行く。
乳首とクリトリスはガチガチに硬く尖り、蜜液は止まらず、舌は風に触れるだけでゾクゾクと快楽を生み出し、アナルはひくついていく。
それどころか、体内に寄生した虫は、少しずつフローディアの身体を侵食するとフローディアの身体を操って行く。
指先がピクピク痙攣し始めれば意思と反して動きだし、乳首とクリトリスを服の上からつまみ上げさせ、激しく扱かせる。
身体の内側から膨れ上がる熱は収まることはなく、ゆっくりと広がっていき…そしてフローディアが絶頂すれば、その熱は加速して広がって行く。
絶頂すればするほど侵食は進み、侵食が進めば進むほど絶頂しやすい身体になって行く負の連鎖。
窒息寸前で虫の息のミレーの少女はどこまで抗えるか。
■フローディア > (拘束が緩み、とさり、と地面に膝をつかせれば最早抵抗はなく。・・・むしろ、しようと思っても消耗しきった身体ではまともに動かない、というのが正しいか。最も、意識さえも朦朧とした現在では抵抗する、という思考そのものが生まれないような・・・そんな、瀕死の状態になっているだろうけれど。
そんな状態であれば、無論頭上から近づいてくる触手にもまともな反応が出来ず・・・魔物のさせるがままに。顎を持ち上げるのも、口を開かせるのも、その触手を飲み込ませるのも。驚くほどあっさりと進むだろう。その視線も最早焦点があっておらず、自分が何をされているのか。今、どういう状態なのか。それすらも理解していない様子だろう。)
――ッ!!? ――ッ!!
(そして、その謎のヒルを飲まされたのならば、思わず目を見開き、のたうち回るだろう。その全身を苛む熱に、快楽に。ゆっくりと寝ていることが出来ずに、一気に意識が覚醒するだろう。されど、きっちりと拘束されている身ではやはり抵抗は出来ず。それどころか、全身を苛むその熱と発情に、顔や頬、肌を真っ赤に染めてその瞳すら色欲に浮かされたように。服越しでも乳首やクリトリスといった突起が存在を主張するようにビンビンに尖っていくだろう。
そして、その発情と色欲が最高潮に達していけば、最早我慢できずにその指を使って服越しに扱き上げ始める。いつものように、いつもより激しく。あられもない痴態を魔物の前に見せつけ始める。身体はその疲労とは関係なく元気に動き、惜しげもなく、その痴態を見せつけていく。・・・まるでそれは何かのショーのように。)
――ッッ!!??
(そして、色欲の熱に浮かされて止まらない激しい自慰を見せつけていけばその果てとして絶頂を迎えるのは当然の帰結か。身体をのけぞらせ、声にならない絶叫を響かせ、周囲に響くのは哀れな雌の甲高い嬌声。その後も少女の身体を操り続けるのならば、そのペースは加速していき、少女の理性という理性は蕩けていくだろう。
やがては、地面に自らの愛液で水たまりを作り、甘ったるい雌の匂いを周囲に充満させ、フー、フー・・・と鼻息荒く呼吸する様は発情期の獣そのもの・・・いや、それよりも更に浅ましく、はしたないことだろう。狂った雌狼の嬌声が、森の中に木霊し、響き合う。
やがて、ローパーに少女が向ける視線からは敵意が消えていくだろう。そして、新たに刻まれるその視線の色は――誘惑。
犯して欲しい、壊して欲しい。蹂躙して欲しい。そんな浅ましくもはしたない、淫乱な雌の媚びるような視線が魔物に向けられた。なんでもいい、誰でも良い。この火傷しそうな程の熱を昇華してくれる、何かが欲しい・・・! 元より疲労困憊。そこへ更に窒息寸前まで意識を刈り取られ、そこへトドメとばかりに色欲と発情を強制的に植え付けられ・・・誇り高き白狼の狩人は、淫らに雄・・・それも魔物を誘惑し、誘う。そんな畜生へと堕ちて)