2017/11/19 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート 娯楽闘技場(過激描写注意)」にアイゼンブルームさんが現れました。
アイゼンブルーム > 血なまぐさい空気と沸き上がる歓声。
闘奴と化け物を戦わせる見世物と賭けがこの都市の娯楽だった。
すでに勝負は決したのか、闘技場にはドラゴンの三つの首が転がり、一面血の海になっている。
『くっそー! あのハンデじゃアイゼンがやられると思ったんだがな~』
『アイゼン!次も儲けさせてくれよ!』
賭札が紙吹雪のように舞い上がり、敗れたドラゴンや己の鈍色の髪に花吹雪のように降りかかる

手にする武器はレイピア一本。 防具は与えられず全裸で野獣と対峙させられる上に、観客の前で「ハンデ」と称して雌ドラゴンの精を下腹が膨らむほどに注ぎ込まれて試合開始となるのだ。
今まで何度死地を切り抜けただろう。

「……ハァ…ハァ……」

強力な催淫剤である雌ドラゴンの精を腹が膨らむほどに注がれている。
精は腸から体中を犯し体中がほてり、胸の先端は痛いほどに尖っている。
勝利の余韻に浸る暇も無く股間がじんじんと熱を持ち、淫らな液体が小水を漏らしたようにジョロジョロと太腿を流れてゆく。
それでも、観衆の声に応えないわけには行かない。
倒れたドラゴンの胴を踏みつけ立ち上がれば大きく手を振って観衆の声に応えていたその姿をじっと見つめる商人の姿。

『右脚と左腕…胴から離れよ……』
商人が手元の宝玉に小さく囁きかけた瞬間、まるで人形の部品を外すように私の手脚がポロリと外れもんどり打って地面に這いつくばるように転がり落ちる。
「う…うううっ…クソ……」
栄光ある勝利者から一転、地面に顔を擦りつけ無様な姿勢で転がり敗北者の姿をさらす。

『今日もいつものアレしっかりやれよ!!』
『俺はこっちの方が楽しみで来てんだよ!!』

駆けつけた、下働きの者が私の胴をささえて立たせた。
レイピア一本と、片脚……。
これから私はこのコロシアムで無様にさらし者になるのだ。

『さあさあ! 先ほどまで栄光の勝利に輝いた鐵の華アイゼンブルーム! 皆様には、たった! たったの100ゴルドでこの鐵の華に勝負を挑むことが出来ます。! もちろん、勝利した方は、この闘奴を一晩自由にして頂いて結構です! どなたか! どなたか腕に覚えのある方はいらっしゃいませんか?』

手脚を失いかろうじて片脚でバランスを保って立つのがやっとの状態。
とても戦える物ではない、だれが名乗りを上げようが勝負をする前から勝ち負けが決まっていた。

ご案内:「奴隷市場都市バフート 娯楽闘技場(過激描写注意)」からアイゼンブルームさんが去りました。