2017/10/25 のログ
シャーロット >  
憂さを晴らすように
小動物を甚振るように
必死に避けようとする少女を笑いながら何度も打ち付け、叩きのめす

その肌に玉汗が浮かびあがり、その息が僅かに切れる頃
少女は抵抗する力を完全に失いその身体を床へと横たえていた

「はぁ…はぁ…ふふ。
 ほらぁ…寝てないで起きてぇ…?
 私、物持ちは良いほうなの。
 ちゃあんと、壊れるまで、遊ぶのよ」

少女にとっては処刑の宣告にも聞こえるような言葉
そんな言葉を呟きながら、滑車のついた小さな化粧台のようなものを引っ張る

台座の上には、口にするのも戸惑われるような道具がその場狭しと並ぶ

「女の子だし、沢山飾ってあげようかしら…」

チャラリとその手にとるのは一見アクセサリにも見えるが、鋭い針のついた拷問用の道具───

「でもこれも捨てがたいわぁ……あら?」

女貴族は少女が動かなくなっていることに気付き、眉を顰める

シャーロット >  
「───はぁ、つまらない…。
 次を連れてきなさい。さっさとよ」

途端に機嫌悪く、表情を歪めてその場には不相応な椅子へとかけ、命令を飛ばすと
慌ただしく女の部下達が少女を抱えて部屋を出てゆく

余らせている奴隷でも良ければ、
処刑予定の罪人だって構わない

兎に角、シャーロットは嗜虐的な欲求に満ちていた

ご案内:「マグメール王城地下(過激描写注意)」にルヴィエラさんが現れました。
ルヴィエラ > (王城、其の地下たるこの地には、未だ神々の加護が残されている
邪なる者は其の力を弱められ、十全に振舞う事が出来ぬのだ
其れは、恐らくは在る程度の教養が在る物ならば、迷信程度には知っている事だろう
故に王都の民は、直ぐ其処まで迫っている筈の魔族の脅威に対して
比較的気の緩みを擁いて過ごしても居る者も多い
四六時中気を張っていると言う訳にも行かないのが人の集中力だろう

だから、きっと、其の一瞬。
其の部屋の中に居た誰もが、己の侵入に気付くのが遅れた、か。)

―――……随分と、何時にも増して御愉しみの様だね?

(響かせる声は、間違い無く本来、この場所で響いてはいけない者の。
娘の背後にて、装飾に彩られた椅子の影からゆっくりと進み出る様にして姿を表せば
或いは、彼女に仕える御付きの者達が、一気に警戒でも見せるのだろうか)

シャーロット >  
その者が現れ、即座に優秀である彼女の衛兵は剣を抜き構える
──しかし、それを手で制止し、女貴族が一歩前へと出る

なぜならその相手は顔を見知った相手であったからだ

剣を納め、従者達はその後ろへと控える

「お楽しみ?
 ええ、ええ。喜ばしい日ですもの、羽目を外さなければ」

奴隷の返り血を僅かながらに浴びつつも満面の笑みで以て言葉に応える少女の表情は
どこか人間離れ…というよりは悪魔染みたものすら感じさせる
そんな底知れぬ狂気を孕んでいた

ルヴィエラ > (――其れまで、彼女の前には余り顔を見せる事の無かった己が、態々現れた理由
其れは、彼女の父親たるフェルザの家長が、「病によって命を落とした」からだ。
即座に剣を抜き放つ護衛達の腕は本物だろう、けれど、其の切っ先が向けられる前に
主たる娘の手によって制されるならば、これはこれは、と会釈めいて己が胸に手を翳し。)

嗚呼、如何やらその様だ。 此れで、君の為す事を阻む者は誰も居ない。
フェルザの名は君が背負い、そして掲げる事と為る――築き上げた財と権力と共にね。

(故に――娘にとっては当然、喜ばしい事だろう。
故に己も、故人を偲ぶ言葉は掛けずに、唯祝辞を述べる。
返り血に塗れ、狂気に満ちた笑みは、何時かよりも余程歪んだ美しさとなり
――既に人間よりも「此方側」の方に、余程近しいとさえ思える、か。)

―――……だが、上に立つとなれば、其れに伴って障害も再び増えるだろう。
何時かの様に、君を制裁しに来る様な、強き者が現れないとも、ね。

(だが、敢えて祝辞だけでは終わらせない。
己は、敢えてこの場で忠告を与えに来たのだ――喜ぶばかりでは居られない、と。
ただ、フードから僅かに除く其の口元は、忠告ながらに弧を描き、穏やかに笑んで居ただろうけれど)

シャーロット >  
「生涯、ええ生涯ね、ふふ、あはは!」

かけられた言葉に返るは狂笑

「障害なんて全て叩き潰してあげる!
 強い?この国で財よりも強いものなんてあるものかしら!!!
 ───邪魔者も消え去ったこと、フェルザ家の全権限はこのわたくしにある。
 怖いものなんて一つもありませんわね……」

ドレスを翻し背を向ける
そして、見返りに視線だけをそちらへと向けて

「……それとも、そんな忠告をわざわざ、
 件の契約をわたくしへ促すつもりだったのかしらぁ…?」

ルヴィエラ > そう、今君の掌の中には、権力が、そして富がある。
果たして君が駒を転がすだけで、どれだけの人の生を狂わせる事が出来るのだろうね。
それほどの力を今、君は確かに手に入れた――念願かな? 其れとも、これが漸くの始まり、かな?

(狂った笑い、高揚、自信、其れらに彩られた驕り無き傲慢さは
きっと、暴君とよばうに相応しきモノだったろうか。
此の世全てを手に入れたと、確かにそう考えても不思議ではないだろう
フェルザ家の権力、そして財力とは、其れだけの絶対的な「力」に等しいのだから

――嗚呼、けれど。
此方へと背を向け、そして彼女が放った揶揄めいた言の葉には
くすりと、此方を緩く笑って、緩やかに肩を竦めて見せ。)

まさか、アレは保険だからね。
保険と言うモノは、平時に無駄遣いするような物ではないだろう?
……だが、忠告を促すのには…私が態々と出向いたのには、其れなりの理由も在る。

ほら、アレは何かな?

(娘が、此方へと視線を重ねた、きっと其の刹那に。
フードの下に隠されていた、紅い瞳を、其の一瞬目にする事と為るだろうか
アレ、と、娘が進もうとしていた方向へ向けて、指を指し示せば

――きっと、もう、其の刹那には。
己と娘の二人だけが、先刻までの地下では無い
まるで暗闇の中へ閉じ込められた様な空間へと、転移しているだろう
己と、娘と、そして其の指の先に、ふたつの絡み合う人影だけを浮き上がらせて)。

シャーロット >  
その言葉の通り
多くの人間の生活を、命を、家庭を
まるで玩具のように扱い、そして壊してきた
そしてそれはきっとこれからも、更に苛烈に、更にこの国の有り様に沿うように

「───?」

豹変する空間
男の言葉と共に、辺りは暗闇へと包まれ……
指し示される先にある何かに、その視線を奪われる

ルヴィエラ > (――力の在り様とは、力を得た者の振舞い次第で光とも闇とも変わる
狂気を孕んだ者が力を得たなら、其れが如何言う未来を手繰り寄せるか
そんなものは、きっと娘を知る物ならば誰しもが予測できる事だろう
けれど、其れを良しとする者が集うこの場ではきっと、無為な事だ。

暗闇の向こう側、其処に揺れ動く人影は、二人分。
片方は、片方へと圧し掛かるようにして身体を揺らし
そして片方は、其れを自ら受け入れているかの如くに無抵抗を貫き
獣めいた交尾を、或いは種付け染みた結合を繰り返している男女の物
男…だろう姿は、容姿こそはっきりとせず、ぼんやりと人の輪郭だけは判る見目
其の下に組敷かれる雌の姿は、今の娘の位置からでは、唯両脚と尻だけが揺れ動く様が見えるだけ)

―――近付いてごらん? さぁ、良く見てみると良い、其処に居るのは誰なのか。

(促す言葉は、何時もと変わらぬ穏やかさで。
もし、娘が其の言葉に従い、其の光景が、誰と、誰による物なのかを確かめるなら
――或いは、見ずとも途中で気付くやも知れない。
響き渡る其の嬌声に、喘ぎ啼く獣めいた音色に、聞き覚えが在るならば

――其処で犯されているのが、過日――魔術師によって穢された
居な、穢され、陵辱されている最中の、彼女自身であると言う事に)。

シャーロット >  
「!」

言われるがままに
獣のように重なる男女を眉を顰めつつも覗き込めば、一歩その足を後退させる

「…どういうつもりかしらぁ、
 こんな幻をわたくしに見せて!」

振り返り、手にもつロッドを突きつけるようにして振り翳す
しかしその表情はどこか色めき、狂気の中に混じり合う何かを感じさせる

ルヴィエラ > ―――おや、幻だ何て、心外だね?

(――彼女が、後退る。 其処に僅かな動揺を見て取れるなら、其の背後で笑みを深めただろう。
振り替えし、突きつけられるロッドを前にしても崩れる事のない調子で
寧ろ、彼女へとゆっくり歩み寄り、互いの距離を縮めて行きながら
ゆるりと首を横に振り、それから、幻であると糾弾された其の光景へと視線を向けて。)

君は覚えていないのかな? ……嗚呼、そう言えば記憶は封じられて居たのだったかな。
確かに、アレは君の中に眠る記憶の再生…過去の姿だ。
だが、例え権力を、財力を手に入れたとて…、……君も、ああなると言う事だ。

(ふふ、と、穏やかな笑みの儘に。
彼女の構えるロッドの先へと手を翳せば、其の杖を
まるで風化して行くようにさらさらと砂屑に変えてしまい。
それから、其の眼前にて其の美しき、悪華の眼を覗き込めば。)

―――改めて聞かせてくれないか、フェルザ家の当主。
……君の金と権力は、本当に万能の力かな?

(片掌が舞い上がり、娘の其の顎先を指で捉えようとすれば。
――まるで、戯れの様に、其の唇を、奪い去ろうとする、か。
金も、権力も使い道のないこの空間にて――無力さを、示す様に)。

シャーロット >  
「記憶…封じられて……?
 は───何を、バカなこと」

視線が搖らぐ
男が魔術師であればこのような幻影など作り出せるだろう
記憶だと嘯くことも容易いかもしれない

しかしそれはどこか、現実味が強い光景で───

「───あ」

顎先に触れられ、ぴくんとその身体を震わせる
突き出すようにして握られていたロッドが振るわれることはなく、
まるで為す術なく唇を奪われる

まるで夢見心地
リアルな光景と非現実的な感覚が共存する中で
抵抗を試みない自分自身に困惑を覚える

ルヴィエラ > ――思い出させるのは容易い事だ。
だが、記憶を弄った等と逃げられては致し方無いからね。
君が、自ら思い出せるならば、きっと其の方が余程信用に値するだろう。

(――其の封印は、己にしてみれば然したる事は無い魔術だ。
けれど、所詮は人間である彼女にには十分な代物だろう
態々解いてやる事も無い、こうして、其の記憶にほんの少し皹を入れてやるだけで
皹は少しづつ広がり、やがて封印を砂糖菓子の如くに瓦解させるだろう。

其の証拠に――否定の言葉は、何処か弱い。
狂気めいた笑みと共に、誰にでも容赦無くロッドを振るうのがこの娘だと言うのに
抵抗すらなく、己へと唇を奪われる姿は――何処か、恭順すら、感じさせる。)

―――――……金も、権力も、所詮は鎧に過ぎない。
如何に無敵の鎧を纏おうと、其の鎧を剥がされて仕舞えば…、……今の君は、一人の女に、雌に過ぎないのだよ。

(僅かに口付けが離れると共に、紡ぐ言の葉。
そして、再び口付けが、先刻よりも深く、吐息をも貪る様に重ねられては。
もう片方の掌が、娘の腰元を辿り、ゆるりと其の脇腹を撫ぜ上げては、其の下胎へと押し当てられる。
其処に、其の柔らかな肉の奥に在る、雌の証を意識へと植えつける様に
ゆったりと円を描き、艶やかに撫ぜ廻してやれば。)

―――……脚を開きなさい、シャーロット。

(柔らかな声音が、そう、娘へと命じる。
――命じられる立場ではない筈の彼女が
今は、最早何者でもない雌であるのだと、知らしめる様に)。

シャーロット >  
───言葉をそのまま受け入れ、信じることなど出来ない
否、できなかった
しかし縺れた毛糸がほつれるように少しずつ、少しずつ

「(───どうして、言葉に逆らえない…?)」

命じられるままに、その肉付きのよい太腿が外側へと開かれてゆく
身体を撫ぜられるたびにぞくぞくとした感覚に身体を震わせ、
その結果はすぐに己の秘部、高級なショーツを透き通らせるようにして、現れはじめる

「(わたくしが、わたくしが雌……?ただの、一人の女……?)」

ルヴィエラ > (己が命じるに従い、娘の脚が開かれて行く。
抵抗ではなく、確かな恭順を示すように。
下腹を撫ぜる度に、其の身を震わせて悦を示す身体が
雌として、雄を待ち侘びる其の証を滲ませ始めれば
顎に添えていた指を解き、其の身に纏う薄布のドレスへと指を掛けて

――其の裸身を己が前に晒させてしまおうか。)

―――……期待、だろう? ……雌として、雄に屈服させられる時を待ち侘びている。
……どんなに否定した所で…其れが、今の君だと言う現実は変わらない。

(言葉が、娘の意識を絡め取る様に囁かれ、そして。
己が身にに纏うローブが、次第に闇に融ける様に端から消え去って行けば
娘の前に、其の裸身を晒す一人の雄の姿が、現れる。
紅い瞳、銀の髪糸、一目で人の其れではないと知れる其の容姿。
互いの裸身同士を重ね合わせる様に、其の腰へと片腕を廻し、其の体躯を抱き寄せれば
其の下胎へと、そして、蜜に濡れ始めた其の赤子の様な秘裂へと
ずるり、圧倒的な、雄の威容を――熱塊の熱さを、伝えて、押し付けて。)

……嫌悪、侮蔑、恐怖…、……其れとも、今の君ならば寧ろ…歓喜、かな?
いずれにしても、最早抵抗する猶予は残されていないよ、シャーロット。
……飲み込んで御覧、君の其の身体で。 ……雌であると、証明して見せなさい。

(――堕落への、屈服への誘惑は、娘の脳裏に如何響くだろうか。
きっと、其の答えが導き出される其の瞬間に。
この場で、この娘が何者で在るのかが、はっきりするのだろう。
其の応えを、果たして、どんな言葉で聞かせて貰えるかは、まだ、判らないけれど――)。

ご案内:「マグメール王城地下(過激描写注意)」からシャーロットさんが去りました。
ご案内:「マグメール王城地下(過激描写注意)」からルヴィエラさんが去りました。