2017/10/05 のログ
■リリシア > (そうしてしばらく経った頃、ふと目を覚ます。思いっきり眠りこけていた為に唇から涎を零しだらしのない姿を晒していたことであろう。 ふあ・・・、と間抜けな声をあげた後、口元を拭おうとして、それが出来ないことに気づく。ぎちっ、ぎちっ・・・!という縄の軋む音だけが悲しく鳴って)
なに・・・これッ・・・!?
(流石に少女は驚きを示す。抜け出そうと暴れようにもぎっちりと束縛された縄は刀を失った力ない少女の身では抜け出すことも出来ず、悲しくも体力の浪費と、疲れからかたらり、と汗を流すのみに終わる。はー、はー、と疲労を示すように荒い呼吸を繰り返し・・・少女は森に縛り付けられたまま時間は過ぎていく。
その耳には森が風に揺れる音と、魔物の咆哮が時折響くのみで。)
これ・・・とても、ピンチなやつ、なのでは・・・?
(荒い呼吸を繰り返しながらそう冷静につぶやく。窮地程燃えるし、ゾクゾクするこの身体ではあるものの、今回ばかりは、抵抗さえも出来ない状態で危険な森に放置される。更に良い匂いのする捧げ物も一緒だ。近くを通る者にとってはご馳走が揃って並べられているようなもの。刀もなければ、縄で縛られてる身としては抵抗も、逃げることも出来ず、この状態で見つかってしまえば・・・それこそ、為す術無くされるがままにされる未来しかなく)
■リリシア > (そして、そのまま時がすぎるまま少女は森に捧げられて・・・)
ご案内:「魔種の森(過激描写注意)」からリリシアさんが去りました。