2017/05/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/按摩屋(過激描写注意)」にモーリッツさんが現れました。
モーリッツ > 富裕地区に程近い、平民地区の境に存在する一見の店。
立派とは言えない店構えのその看板には按摩屋、と簡素に記載されている。
本日はその看板の脇に「本日料金半額 100ゴルド」という表記あり。

扉を潜れば薄い照明に照らされた受付があり、老人が一人、置物の様に座っていた。
本日も絶賛魔道具の力が施された詐欺の様な按摩屋は営業中。

一律200→100ゴルド、と書かれた本日のメニューの内容は以下の通り。

Aコース:全身マッサージ ※玩具、中出しセックス付き
Bコース:アナル拡張、体内放尿や浣腸による腸内、胎内洗浄(苦手な項目は御申しつけ下さい)
スペシャルコース:全身ザーメンマッサージ ※複数人からの搾りたてを使用する為、少々お時間がかかります
その他オプション:搾りたてザーメンドリンク(尿ブレンド可)、玩具追加、剃毛、拘束具…各種10ゴルド
コースの複合可。記載コース、オプション以外のご希望がありましたらご相談下さい。

普通の客であれば見た瞬間に踵を返すだろう内容の数々。
けれどもこの店は今、その内容を理解しつつもメニューを吟味してしまう空間となっていた。

さて今日は客が来るのかはたまた、老人の独り身を心配してくれる親切な人が顔見せにくるのか。
静まり返った店の中、一人老人は黙して座っていた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/按摩屋(過激描写注意)」にモモカさんが現れました。
モモカ > マッサージ、半額、のキーワードに反応して深く考えず様子を伺うように店内を覗き込んだのが運の尽きだったらしい。
美容と健康に興味が深いのは何処の世の女たちでも同じことなのであろう、料金が安ければ物は試しと入ってしまった

「ごめんください、初めてなんですけど、どのようなシステムなんでしょう、か…」

戸を開け中に入り受付の老人に話しかけながらも、店内のいささか異様な雰囲気に今更ながらに来たことを多少後悔する。
話を聞いて合わないようなら帰ればいい、と思いながらモモカは受け付けの老人へ笑顔を向けた。

モーリッツ > 程なくして来客を告げる声がすると、ちろりと其方へと視線を向け。
女性客であると確認すると、にか、と皺だらけの顔を笑みの形に緩め。

「あぁ、いらっしゃい。
 難しいことは無いですぞ。ここの、ほれ。これ。
 この中から適当に選んで貰っても良いし、気になる部分があるなら相談してくれてもえぇ」

とん、と指さすのは受付の隣に貼られているメニュー表。
そのどれもが性的な表現を示しているが、何も可笑しなことは無い。
エッチでスケベな事だらけだが、それはマッサージの一環で何も変な事はないのである。

「お名前と、住所と年齢に職業。希望コースとオプションはまぁ、後程でも構わんからの。
 それを書いてくれれば受け付けは終わりですぞぃ」

特に難しいことは何もないのだと、受付用の記入用紙を差し出し。後は相手の決定を待った。

モモカ > 受付の老人と目が合い返事が返る、高齢なようだが笑顔で出迎えてくれた
口調も硬くも無く話はしやすそうだったので、少し安心しモモカも笑顔で受け答えする

「マッサージのお店によってシステムが違うから、少し勝手が分からなくてごめんなさいね、このメニューの中から選べば良いのかしら…

老人が指さしたメニュー一覧表に掛かれた文字を見詰めながら、モモカは何の違和感も感じなかった
極めて性的でいやらしい内容であるのだろうが、何故かそれらを認識する事が出来ない
モモカの中で常識的な価値観も危機意識や羞恥心さえもマトモに働かなくなってしまっていた

「それじゃ、あの…Bコースでお願いしますわ…胎内洗浄は要りません…」

Bコースの浣腸による腸内洗浄を指定して料金についてもいくつか質問し
ふと、また、にっこりと女神のような笑顔を老人へ向けた

ご案内:「王都マグメール 平民地区/按摩屋(過激描写注意)」からモーリッツさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/按摩屋(過激描写注意)」からモモカさんが去りました。