2016/08/20 のログ
ご案内:「とある街の路地裏」からエレクトラさんが去りました。
ご案内:「九頭竜山脈/山中の洞窟」にディン・タウロスさんが現れました。
ディン・タウロス > (山賊達がアジトにしていた、と過去形になった洞窟の中。
触手達が哀れな犠牲者である山賊達を食している風景を見る
とはなしに眺めていて。
皮膚を貫き皮膚の下に入りこんで肉を食み、滴る血を舐めるよ
うに蠢き、孔と言う孔から身体の中に入りこみ、孔が無ければ
自分で穴を開けて入っていくのを見ながら、何も感情が湧かな
いことに溜息を零して)

「普通なら、こんなエグイ光景を見たら気分の一つも悪くなり
そうなもんだが…そうならないってことはもう人間としての感情
とか感覚も鈍ってきたってことかねえ。人間を餌として扱って
る時点でもうそうなってたのかも知れないけど」

(今回の山賊は運よく規模が大きく、2、30人はいてくれた
おかげで触手達も嬉しそうに細い物太い物、長い物短い物と
物言わぬ躯と化した山賊達を貪っていて。見るとはなしに見
ていたその光景から視線を洞窟の奥に向けて、まだ確認して
いないその先に何かあるだろうかとぼんやり考える)

ディン・タウロス > (洞窟の奥を眺めていて、肉を咀嚼する音に混ざってガリ、やゴ
リという音が聞こえ出せば食事が骨にまで至ったらしいことに
気付いて。
相変わらずの食欲に苦笑いを浮かべつつ、これ以上触手が増え
たらどうやって養ったもんだろうかと、頭が痛そうにこめかみ
を解して)

「戦場に出て大量に出る死体を盗んでストックするとか、
森の中に放って獣や人間を手当たり次第に食わせるとか、
海に放つとかもあるけど…一般人を襲わせる訳にはいかない
んだよなぁ…」

(討伐対象のモンスター扱いはされたくないし、とぼやきながら
死体から転がった目玉をぺろぺろと舐めてからぱくんっと飲み
こむ触手の仕草に微笑みを浮かべて。そろそろ山賊達のお宝を
頂こうかと座っていた岩から立ち上がり、洞窟の奥へと再び
視線を向ける)

ディン・タウロス > 「さてさて、お宝が残ってるといいんだけど。
出来れば足のつきにくい現金が一番ありがたいんだが。
人数が多いから稼ぎが多いか、人数が多いから金を使ってる
か、どっちだろうな。
ああ、それと人質とかいたら…どうするか…今回は見られてない
から、処理まではしなくていいか」

(触手を操り山賊とはいえ人間を餌にした、となれば助けたと
しても人の口は軽いもの。そこから噂が広まって自分が不利益
を被るぐらいなら証拠隠滅の為に触手の餌にするところ。
今回は見られていないことだし、触手に隠れるように言ってお
けば大丈夫だろう。そう思いながらお宝があるであろう洞窟の
奥へと向かって)

ディン・タウロス > (慎重に洞窟の奥へと向かい歩いていき、途中に設置されて
いた槍や弓、落とし穴の罠の直撃を受けながらも平然と歩いて。
奥のスペースにそれなりの量が溜めこまれた財宝を見つけて
これはなかなか、と思いながら物色を始めて。
懸念していた人質もおらず、今日はいい日だとほくほく顔で
足のつきにくいものばかりを選んで拾い…背負い袋に入らない
ものは触手に飲み込ませ、ごっそりお宝を持って洞窟を去っていく)

ご案内:「九頭竜山脈/山中の洞窟」からディン・タウロスさんが去りました。