2016/06/09 のログ
ご案内:「無名遺跡 地底湖」にフォレスさんが現れました。
■フォレス > (無名遺跡の深部、洞窟のようになっているその場所。あたりはぼんやりと、青白く光っていた。
地底湖になっているらしく、その青白い光を反射している水面は漆黒。光など通している様子もない。
それ以上に、この湖は波紋一つ立っていない。その上、中央には時折、大きな泡が経つ。
粘着性がとても強い地底湖のほとりに、一人の男が座りこけていた。)
―――――…いやはや、まったく。此れは想定外でした。
まさか、アレほど魔力を吸い上げて痛めつけたというのに…まだアレほどのことが出来るとは…。
私としたことが、まったく………。詰めが甘いにもホドがありましたねぇ…。
(男の視線の先には、まるで爆発でもあったかのように岩が抉れていた。周囲を真っ黒に焼き焦がして。
その成果、湖の粘液がそこへと流れていくのだが、その流れも極めて緩慢で、かなりの時間がかかっている。
そこへ到達するためには、後数日の時間がかかるだろう。)
―――……リーゼロッテ嬢、といいましたか…。いやはや……。
(男は、数日前に逃げ出した少女の名前を、とても残念そうに呟いた。)
■フォレス > (リーゼロッテ嬢の魔力は、とても美味であった。彼女から生み出したスライムも、とてもいい食事になった。
それだけに、彼女が捕らえていたミレー族を全て連れて逃げ出してしまったのは、男にとってかなりの痛手であった。
幸い、住処にしている地底湖に被害はなかったが、それでも食料が一つもなくなってしまったのはあまりにも痛手だ。
詰めが甘かったと、男はため息を付きながら項垂れ、これからの事を考えていた。)
―――――…食事は、またこの遺跡にやってくるでしょうから別に構いはしませんがねぇ……。
(遺跡になってくる冒険者は多い。その中からこの場所にまでやってくる人間を襲えば、食料は困らない。
だが、それよりも困るのは魔力のほうだ。食事だけではどうしても補えないものがある。それを考えると、頭が痛い。
魔力のある冒険者を食料にしたいが、そう都合よく行く世の中でもない。)
―――――…かといって、どこに逃げた川からない少女を追いかけるのは、私の主義に反しますからねぇ…。
致し方ありません、再びここに戻ってくるというあまりにも浅はかな希望を胸に、別の獲物を探すとしましょうか…。
(肩を落としながら、男はその場から立ち上がる。)
ご案内:「無名遺跡 地底湖」にアマンダさんが現れました。
■アマンダ > 遺跡の入り口の方より人の声と足音がする。
冒険者が一人、遺跡へと入り込んでいた。
どうやら遺跡に入ったきり戻らない冒険者達の捜索を任されたようで、
道中に遭遇する罠や魔物を手際よく倒しながら奥へ奥へと足を踏み入れる。
だいぶ奥まで進んだはずなのに探している冒険者達を、その死体すら見つけることが出来ないでいた。
嫌な考えが少女の頭の中によぎるが、ともかく依頼を無事終えようと警戒を怠ることなく足を動かす。
やがて、地底湖がある洞窟へと入り込む。
この遺跡にこんな所があるのか。
少女は驚きながらも地底湖へと近づいていく。
ここに探している冒険者たちがいるかもしれないからだ。
「あれ…。」
そして、少女はほとりに立っている一人の男性の後姿を目にする。
遺跡には似つかわしくない上品な服を来た男。
何者だろうかと思いつつ、声をかけることにした。
「えっと、ご同業の方かな?」
警戒させないよう一定の距離から声をかける。
相手が振り向けば、僅かに笑みを浮かべた少女の顔が目に入るだろう。
■フォレス > ――――――…しかし、くっくっく…。彼女はまことに美味でありましたなぁ…。
艶やかでありながら甘酸っぱく、其れでいてどことなく上品で……。嗚呼、出来るならばもう一度お目に…おや?
(少女の魔力の味を思い出し、喉を鳴らしながら男は笑う。もう一度ぜひとも会いたいものだ、と呟いた最中であった。
この洞窟は、音がとてもよく響く構造になっている。基本的に無音であるならばなおさらだ。
その洞窟に、雨水が漏れる音以外の音が響くときは、決まって冒険者か調査団の音。
男は、その音を聞きつけて首を上へと向けた。青白い光がちりばめなれている天上を見上げる。)
――――――…。珍しい、お客さんですかな…?いやはや、本当にここを訪れる方が多くなったものだ…。
まあ、誰も来ないよりも何倍もいいのですがね…くっくっく。
(男は、喉を鳴らし笑いながら、この地底湖にたどり着く冒険者を待った。静かに、静かに。
程なくして、その足音がだんだんと近くなって。そして、その冒険者は姿を現した。)
…嗚呼、此れはどうもどうも。…えぇっと、こんばんわ、ですかな?それともこんにちわ…ですかな?
いやはや、ここにたどり着いて幾星霜…時間が経つという事すら忘れてしまいますな…。
いえいえ、同業…というよりも、貴方様がどのような方がわからぬ以上、同業も何も…。
(男は苦笑しながら振りかえる。そこにいる、彼女の姿を目にして恭しく一礼をした。
微笑を向けている相手に、男もまた微笑を返しながらゆっくり近寄っていく。)
■アマンダ > 「今の時間はこんばんは、かな。
僕はアマンダ、冒険者だよ。」
微笑みを浮かべながら近づいてくる相手に思わず少女は警戒心を頂き始めた。
幾星霜もこのような場所にいると言うことは十中八九人ではない。
そしてここは危険の多い遺跡。 わざわざこんな所に居ると言うことは人里には居ることの出来ない理由があるのか。
少女はさりげなく右手を剣の近くに伸ばしながら話を続けることにした。
「最近ここに冒険者が6人でやってきたみたいだけど、見たことあるかな?
男性4人に女性2人のパーティなんだけど。」
そう言って、少女は左手に持っていた人相書きを男に向ける。
相手がどのような人かはいまだ分からない為、結論付けることはまだ出来ない。
とにかく、行方不明者の情報を得ようと。
■フォレス > ―――…おお? おおおっ!? いやいや、しばしお待ちください!
(男は、さりげなく件に手をかけた彼女に向かって、両手を突き出し静止を促した。)
私はそのような怪しいものではございませんぞ!?名はフォレス、街にて薬剤師をしているもの!
実は…私はとある冒険者の一団に護衛を依頼し、この遺跡に潜り込んだのですが……途中で逸れてしまいましてな。
ここではどういうわけか、魔物や魔族の襲撃はないので命からがら助かってはおりますが……いかんせん、日にちの感覚がよく分からないしだいでして。
ほほう、今晩和の時間でしたか…。…アマンダ様は冒険者であらせられる…と、ふむ。
(男はそのように自分のことを説明すると、彼女、アマンダ嬢が冒険者であることを聞いた。
そして、この場所にいる訳を完結に聴くと、失敬と一言断ってからその人相書きを覗き込む。
その瞳は、ここではよく見えないが日瞳の色が全て真っ白だった。白内障、といえばいいかもしれない。)
嗚呼、よろしければ此れでも飲んでお待ちください。…いかんせん、私は目が不自由のもので、じっくり見ないとよく見えぬのです。
(男は、ポケットのポーチより小瓶を一つ取り出す。小瓶といっても、片手にすっぽりとは収まらない大きさだが。
その蓋を開け、アマンダへと差し出した。)
ふぅむ……、ここに着てどれほど日にちが経ったのかはわかりませんが…あいにく、このような者たちは見ておりませぬな…。
しかし、ここにこられるほどの冒険者様はよほどの実力のはず。…おそらくご息災でしょう。
この中に、お知り合いがおられるのですかな、アマンダ様?
(男は、人相書きから顔を離して苦笑を浮かべた。アマンダを気遣うように、言葉を並べて)
■アマンダ > 「別に貴方をどうこうするわけじゃないよ。 ここは物騒だから用心のためだよ。」
両手を突き出す相手に対し、少女は笑みを浮かべたまま首を横に振る。
「フォレスさん、随分と苦労されたんですね。 ここで一人は大変だったでしょう。
良かったら入口まで僕がお送りしますよ。」
薬剤師と聞けば品のよりみなりをしているのも、一人で何日分か滞在できた理由が一応つく。
完全に信用したわけではないが、少女は剣から手を離し男へと近づく。
元々甘い所の多い少女。 こういう苦労話には弱かった。
そして、ここの暗さでは少女は相手の眼に色については気付かなかった。
「えっと、これは何の薬かな? 流石に初めてあった人からいきなり貰っても飲めないよ?」
人相書きを左手に持った状態で、右手で薬瓶を受け取る。
流石に少女も目を瞬かせる。
いきなりあった人に飲めと言われても飲めない。
とはいえ、蓋の空いた状態で手に持っているので匂いでも効く薬だと不味いことになるのだが。
「確かに皆名うての冒険者なんだけど、最近ここも前より危ないのがうろつくみたいでね。
失踪者の報告が多いんだよ。 だから僕に声がかかったんだけど。
もっとも、僕もそれほど強くはないんだけどね。
あ、僕の知り合いはこの中にはいないよ。」
人相書きを腰につけている道具袋にしまいながら、苦笑する。
ここに居ないとなるとどこにいるのか。
持ち物すら落ちていないことを考えると、そもそもこの遺跡には入らなかったのか。
少女の頭の中で様々な考えが巡っている。
■フォレス > (剣から手が離れれば、男は安心したように息を吐いた。胸に手を当てて。
男を労わるアマンダの言葉に、男は苦笑のままそれはもう、と少し大袈裟に見えるような態度で答える。)
―――…ええ、まったくです。少しいけば魔物に出くわしますし…。
うぅむ……そうですなぁ…。少し考えさせていただけますかな?
ここの水はとても良質なようで、とても酔い飲み薬が出来るのですよ、ええ…。
(男は微笑を浮かべながら答える。瞳の色には気づいていないようで刃あるが、男も別に自覚はなかった。)
おおお、此れは失礼をば。いえいえ、薬などというものではありませんよ。まあ、少しそれを作る家庭を応用したもので。
薬物などは入っていません、ただの濃厚なジュースです。お近づきの印というわけではないのですが、よろしければ。
(飲まないという選択を選んでもいいと言うように、男は急かすことはなかった。
匂いといえば、とても甘いりんごジュースの香りが立ち込めているだけで、特に怪しい効能はない。)
――――――…ほう、失踪者の…ですか。そういえば、先日もとある組織の団員が何人か行方不明になっていた、とか。
彼らがどうなったのかは私も知る由では在りませんが、無事であれば酔いのですが。
おお、お知り合いの方はおられないとなると、些かは安心でしょうか…。ああ、いえ安否が気になるのはいたし方がないことでありますが。
(男は、確かにここには着ていないと告げて人相書きが離れていくその様子を見ていた。
彼女が気になっている事柄、知る由はナイが何か考えている様子を見て取ると、特に何も語ることなく。)
■アマンダ > 男の大げさな仕草が、普段鈍い少女にも違和感を持たせていく。
不信とまではいかない、まだ違和感の段階である。
だが、口にすることは全て尤もな内容な為に特に何かをするわけでもなく。
「考えるのはいいけど、チャンスはそう何度もやってこないよ?
僕が出て行ったら次に人が来るのはいつかなんてわからないんだし。」
奥に流れている水が良質なのだろうかと泉の方に視線を向ける。
薬に関しては詳しくない少女。 見た所で何か分かるわけでもなかった。
「そうだね、確かに良い匂いがするね。 では、頂きます。」
違和感が消え去ることはなかったが、少女は男の言葉に押されて口を付ける。
ゴクゴクと渇いたのどにリンゴの味が染みわたる。
「そうだよね、皆無事で戻ってきてくれるといいんだけどね。
知り合いでなくても心配だよ。 冒険者は危険の多い仕事だからね。」
男の言うように、依頼の出ているメンバー以外にも冒険者などの失踪が続いている。
あった事のない人がほとんどだが、皆が無事であることを祈っている。
「えっと、これはお返しすればいいのかな?
ごちそうさまでした。」
空になった瓶を男に向ける。
■フォレス > (もともと、物事を大きく見せるために大きな身振り手振りをすることはあった。
その性で警戒心をもたれてしまうことも多々あるが、その場合は適当な話をして取り繕うことにしている)
むむっ、確かにそれはもっともですな……。しかし…ここに次いつこれるかも解らぬゆえ、出来るならば…。
(見た目で何か変わっているところはあまり見受けられない。ただ、青白い光を反射させて光っている程度。
それ以外は、光を通さず黒一色に染まっており、別に何か変わったところはみられないだろう。
ただ、一箇所だけ不思議なのは、波紋が一切立っていないところか。)
ええ、どうぞどうぞ。私の自信作ですゆえ……。
(いともあっさり飲んでしまったが、濃厚なりんごジュースはかなり粘着性が強く、なかなか喉を流れてくれない。
しっかりと喉を動かさないと、居間で運ばれることはないだろう。そして―――飲み干してしまうと、その効果はすぐに現れる。
まず、思考力が一気に弱くなっていく。まるで頭に霞がかかっていくかのように。)
ふむ……確かに、冒険者は何事も危険と隣りあわせといいますからな…。
しかし、そのおかげで我々一般市民も、このように危険なところに出られるというものですからな。
(感謝しても仕切れない、と男はにこやかに言ってのけるだろう。だけど、アマンダにはもうその余裕もないはずだ。
頭に霧がかかったように思考が回らなくなり、そして体が徐々に高ぶっていく。
その性欲が、強烈に煽られていく―――…。)
■アマンダ > 「そんなにここの水が貴重なのかい? 僕にはなにもわからないよ。」
波紋が一切立っていないことに少女は気付かなかった。
というよりは、意識が目の前の男の方に向いていたから。
未だ少女の中の疑問は残っている。
「これ、随分と喉にひっかるね。
…え、何、これは…。」
少女は額に手の平を当てながら己の身体に生じた変化に戸惑う。
魔術の類には多少耐性がある少女も薬に関しては一般人とそれほど差はない。
「……こんな回りくどいことをしなくても、僕に用があるなら最初から言えばいいじゃないか。
僕に、何をしたいんだい。」
急激な体の変化に、渡された液体に何らかの薬が入っていたであろうと理解する。
が、既にもう手遅れだ。
体内で点いた火は全身を瞬く間に駆け巡る。
服の上からでもわかる位に大きくはったイチモツ。 秘所からは愛液が滲み始めていた。
そして、足がふらつきいよいよ思考もおぼつかなくなっていく。
だが、最後の力を振り絞り男の顔を見上げると少女は眉尻を下げ困ったような表情を見せる。
■フォレス > ――――…くっくっく、いえいえ、用があるかどうかは後で決めようかと思いましてね?
警戒されて、先ほどのものを飲まれない方も大勢いらっしゃるので…。
(アレを飲んだことにより用ができた。思考がだんだんと落ち込んでいくアマンダ上へ、男は更に一歩近づく。
近づいたときに、その足音がまるで大量に水を含んだものであった。まるで粘着性の高い泥の上を歩いているかのよう。
回りくどいやり方ではあったが、見上げるその顔を男は覗き込むと、そっと頭に手を置く。
まるで、なにかの粘液を頭の上に乗せられたような、そんな感触を味わうだろう)
何を、とは既によくわかっておられるでしょう?くっくっく……実は先日、食料に逃げられてしまいましてね。
貴方には私の食事になっていただこうかと思いまして…。嗚呼、いえいえ後心配なく、命まではとりませんよ。
ただ、貴方の魔力をくらい尽くすというだけでして…くっくっく。
(彼女の股間を見てみると、随分と大きなものがテントを張っていた。男か、と少し残念に思いかけた。
しかし、その胸元を見ると随分立派な山が二つ、そして顔立ちは女性。この子は陰陽どちらも持っているらしい。
男はそれを見て、顔に笑みを張り付かせるとアマンダの着ている服に、粘液を飛ばした)
くっくっく……両具もちとは珍しい。此れは楽しめそうですな…。
(さて、先日逃げてしまった彼女らと比べてどうだろうか。男は、毒粘液で、アマンダの服を溶かしながら笑みを浮かべて舌なめずりをした。)
■フォレス > 【継続】
ご案内:「無名遺跡 地底湖」からフォレスさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡 地底湖」からアマンダさんが去りました。