2016/05/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にタマモさんが現れました。
■タマモ > …おや、こんな場所で目覚めさせてしもうたんじゃな?
そんな風に考えてしまうのは、こうして自分の立っている場所が王都とやらの中だったから。
余程に油断をしていたか、何らかの偶然か、いつもは王都から離れていたのだが…まぁ、そんなものは関係ないか。
何か興味を引くようなものはあるのだろうか?
見回してみれば、その視線に奴隷市場が入ってきた。
なるほど、人を売買している場所かと、それは少し眺めていれば分かる事だ。
興味は引かれた、だから、ふらりと立ち寄ってみる。
■タマモ > 買う側も、買われる側も、眺めていれば色々と居るようだ。
市場の中を歩き回る、更に興味が引かれそうな者が見付かるか?という期待を持って。
こういった場所だ、散々試した人間と、それなりに試したミレー族、先日に1人遊んでやった魔族。
それ以外の種族も居るかもしれない。
まぁ、相手をした事のある種族でも、面白そうな者が居れば、それはそれで良い。
いきなりこの場を支配してやっても良いが、そういった楽しめそうな者が居なければ無駄骨だ。
だから、先ずはこうして様子見をしている。
居なかったらどうするか…暇潰しに、この場所を自分の好きにしてやろう。
そんな事も、ふっと考えたりしていた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフェリアナさんが現れました。
■フェリアナ > (この場に居合わせたのはたまたまだ。)
(というのも、引き受けた依頼の調査の為に奴隷市場に立ち寄っただけで、何も奴隷を売り買いするつもりなどない)
(むしろ個人的な感情を言わせて貰えるなら、『こういったこと』には否定的だ)
(目的は達した―――と、そこへ、奴隷でもない客でもなさそうな小柄な少女が辺りを見渡していた)
(妖狐――というものだろうか。狐の耳や尾っぽ、どこか異国の雰囲気を感じさせる衣装に首を捻る)
お嬢さん――、あまりここでウロウロしない方がいいですよ?
(彼女に近寄り、そう声をかけてみた)
(貧民地区とは違い、それなりに治安はいいものの、こんなところをうろついていたら『商品』と間違われる可能性がある)
(間違われるならまだしも『そう』だと分かっていて、商品として売り飛ばされることもあるかもしれない)
(そう言った意味で言うのなら、自分もそうだが、これでも腕に覚えはある。そう言った危険からは容易く切り抜けられるだろう――そんな自負もあったから、余裕を持って彼女に声をかけることができたのだろう)
■タマモ > どうやら、今日は期待していた異種族とやらは、商品には居ない。
見た目もそうだが、自分は匂いでもある程度の判別が出来る。
今、こうして並んでいる商品とやらは、人間とミレー族だ。
せっかくこうして出てきていたというのに、自分の期待のひとつでも応えて欲しいものだ。
そんな自分勝手な事を考えながら、それとは別に、期待に応えられぬのならば後は自分の好きにしてやろうとも思いだした。
そんな中、考えを巡らせていたところで声をかける相手がいた。
声を向けている感覚から、その相手は自分なのだろうと分かった。
知り合いでも居たのだろうか?それならば少々面倒だが、と、その相手へと顔を向ける。
記憶の中には…無い相手だ、探っても見付からない。
「…?はて、何か問題でもあったかのぅ?」
注意した意図は読み取れない、自分の心配をしている、というよりも、何かしでかしていたか?と考えた。
まぁ、そうだとしても自分にとって大した問題ともならないが。
そんな受け答えをしながらも、自分の好きにするという準備を整え始める。
とん、と床を踏み、そこから伝う力が市場を覆うように広がっていく。
人払いの力、今より先、解くまでは外から中に誰かが入ってくる事はないだろう。
もちろん、中から外へも出れなくしておいた。
外の者達にはこの場所を認知出来ず、中の者達にはなぜか外に出ようという考えが持てれなくした。
■フェリアナ > 「問題というか……ほら、色々とされるかもしれませんし、気を付けた方がいいですよ?」
極論すれば、強姦されるのではないか――という心配だ。
もちろん、それだけで済むとは思わないが、目の前の彼女はそんな心配もつゆ知らず、ピンと来ていないようだ。
「もし、ここに用事が無いのなら長居は無用ですよ。」
奴隷市場に迷い込んだという雰囲気でもないが、目の前の彼女が奴隷を買う……というようにも見えない。
場違いな彼女と自分の姿に、他の人間も気づきはじめたのか、じろじろと品定めするようなねっとりとした視線が集まりはじめる。
そのことに危険と不安を感じはじめ、急く様に出て行きましょうと促すが―――
「―――え」
違和感が生じる。
目の前の少女が足踏みした途端に、『何か』が生じた感覚を感じた。
おそらくは、彼女が何らかの魔術あるいは能力を使ったのだろう。だが、その『何らか』が分からない。
はっきりとしない不安感に、焦れながらも再び彼女に視線を向けて、何かを告げようとする。
「あ、れ………?」
何を告げようとしたのだろう。
大切なことだったのに、思い出せず言葉にすることができない。
しばらく、口をパクパクと開閉させたが、結局言葉が見つからずに、困ったように首を傾げる。
「ええと……ごめんなさい、急に呼び止めてしまって」
何の用事もないの声を掛けてしまったことに対してバツが悪くなったのか、困惑したように眉根を寄せて、視線を泳がせる。
そのまま立ち去るのも悪い気がして、声をかけた。
「私はフェリアナ。傭兵……あるいは冒険者のような真似事をしているのだけれど、貴女は?何か用事があるならお手伝い致しますが」
『ここ』が奴隷市場だということすら、忌避感や違和感と言ったものを感じることが出来ずに、ごく自然なまま、彼女が何か困っているのかと尋ねる。
元来の性格上、お節介焼きの面がそのまま出てきてしまったのだった。
■タマモ > あぁ、なるほど。
そこまでの言葉を聞き、やっと目の前の女性が自分を心配して声をかけたのに気付いた。
自分の外見が周りにとってどう見えるかは知っている。
一部の連中ならば、下手を打って自分にあれやこれやと甘言を用いて…なんて事もしてくるだろうとも。
それを心配して声をかけた事に…感謝の意を持つ少女ではない。
逆に、自分に対しそんな事をしてくれた目の前の女性へと、これからの遊戯の相手にせんと狙いを定めた。
力が市場を満たす、目の前で違和感を感じるも、その違和感を違和感と感じれぬ様子を見せる女性を見詰める。
…腕に自信があり、この場に1人で居たのだろうが…やはりこの程度だ。
「ふふ…『これより、この市場は売り物の者達による買い手の者達を弄ぶ場となるじゃろう。
売り物は思うがままに襲うが良い、買い手は襲われぬようにせいぜい逃げ惑うが良い。
襲われる側は、逃げ以外の一切の抵抗は許されぬ』」
声を高々に、少女は力ある言葉と共に宣言をする。
同時に、奴隷達の拘束が見えぬ力によって一斉に解き放たれ、不思議と力が漲ってくるようになる。
後はもう、少女の言葉通りの出来事が起こり始めるだろう。
立場が逆転した者達の、狩りの時間。
逃げ惑う市場関係者や買い手の者達、それを追い、奴隷である者達が追い回していた。
捕まった者達は、その場で犯され始める事だろう。
その力はあくまでも関係者に効果を持つもの。
自分は当然だが、売り買いを目的でない女性にも効果はなかった。
女性がお節介で声をかける中で始まるこの出来事に、どういった反応を見せるだろうか?
かけられる問いには答えない、ただ、笑みを浮かべて周りと、女性を見るだけで。
■フェリアナ > 「……? 貴女、一体何を………」
突然、突拍子もないことを言葉にした彼女を訝しげに見つめる。
だが、その疑問を掻き消すように怒号や悲鳴が市場に響き渡る。
『商品』であるはずの立場の人間が、商人や客たちを襲い始めたのだ。
通常、そう言った『商品』には暴動抑止の為の処置や対策が整えられているはずだ。
だが、逃げ惑う商人たちは一切そういった類の対処を行おうとしなかった。
いや、行おうとしていたが、それを実行出来ていない様子にも見えた。
そこでようやく、彼女が口走った言葉を思い出す。
まさか、とは思うもののこの場を混乱に陥れているのは目の前の彼女だというのだろうか。
「………貴女、何者ですか」
『奴隷』の是非は議論すべき余地はあると思うが、だからと言って、それをいたずらに混乱させることが正しいとは言えない。
そして、それを実行させるだけの力を持つ目の前の少女に底知れぬ畏怖を感じ、慌てて携えていた黒槍を彼女へと向ける。
――きっと、この胸中に生じている不安感や焦燥感といったものも彼女が引き起こしたのだろう。
油断ならない――。いざとなれば実力行使してでも彼女を止めなければ大参事になることも可能性としては否めない。
「この事態、混沌に陥れているのが貴女ならば、今すぐ止めさせなさい」
真っ直ぐ彼女の瞳を睨み付けながら、彼女の動きを窺った。
■タマモ > あえて女性の目の前で宣言をしたのは、自分の力を相手に示す為。
市場の中で起こる混乱を目にすれば、どうやら気付いて貰えたようだ。
女性の問いには、相変わらず答えない。
ゆっくりとした動作で女性と向き合う形となった。
「さて、何者じゃろうな?
この様な事を起こした張本人が、止めよという言葉一つで止まった事があるのか?
まぁ…定番過ぎる台詞じゃな、つまらん。
ほれ、止めれるものならば、止めてみればどうじゃ?」
構え、睨み付ける女性に対し、無防備のまま、余裕の表情で何の警戒もしていない。
そう言い放てば、やれるものやらやってみよ、と言わんばかりに両手を広げて見せた。
その表情には、楽しそうな笑みさえ浮かべている。
ついでに、この言葉を添えてやろう。
「『フェリアナの妾に向けた攻撃はすべて空を凪ぐじゃろう。
妾に攻撃を向けたならば、その度にフェリアナの体は耐え難い発情の熱に侵される事となるのじゃ』」
■フェリアナ > 「―――それで止まるなら御の字。つまらない?なら、尚のこと、貴女を捕えて説教しなければなりませんね」
軽口を叩く少女に、大きくゆっくり吐息を吐き出せば、縫い付けるように視線を少女へ突きだせば地面を蹴る。
槍を振りかざし、その穂先を少女の小さな肩へと叩き落とす―――が、それは空振りに終わる。
「え………!」
それには驚きを隠すことが出来ない。
どれだけ武術の達人でも、構えなければ攻撃を回避することなど、容易ではないからだ。
ましてや、槍の扱いに関してはそれなりの自負があった。それを無防備に、無雑作に、避けることなど不可能なはずだ。
―――その驚きのあまり、またしても彼女は気づくことがなかった。
彼女が攻撃を回避しているのではなく、この穂先こそが逸れているのだということを。
「このっ―――!」
少女に対する底知れぬ不安に、焦燥感はますます肥大していく。
やっきになって槍を振り回すが一向に攻撃が当たる気配はない。
体力ばかりが奪われていく中、少女は涼しい顔で槍を回避していく。
だが、そこに新たな違和感が生じる。
「なに、これ……、身体が熱い……!」
激しい運動からによる熱とはまた違う身体の熱に戸惑う。
そう、これは良く知っている。欲情に駆られた時のその熱だ。
もぞもぞと内腿を擦り合わせれば、青い布地のロングスカートの上から股間を揉みしだくように掌をやってしまう。
「あっ、ああっ……こ、こんなこと……!」
してはならないと分かっていても、身体が無意識に動いてしまう。
それでも、少女を捕えようと槍を振り回す辺り、精神力はまだ残されていた。
そう、なまじっか精神力が強いだけに、それこそがマズかった。
ますます身体の熱は昂ぶって行き、スカートを持ち上げるほどにその膨らみは大きく肥大しており、
彼女自身、唇の端から唾液が垂れ落ちるのも自覚することなく、発情に身を燃やしていた。
「い、いますぐ、やめなさ……ひっ…!」
少女が何かをしかけていることは明白だった。
彼女を捕えようとするも、そう訴えるのがやっとで、力なく槍を薙ぐだけに終わってしまう。
■タマモ > まったく、本当に思い通りに動いてくれる。
自然とくつくつと喉から洩れる笑い声、後は相手が勝手に自滅するのを待つだけなのだ。
構えた槍の先があらぬ方向へと突き出され、女性は驚愕する。
どうせ、ご自慢の槍が当たらない事に驚いているのだろう。
それだけで終わらず、同時に女性の体はじわじわと熱を持ち始めていた。
「ほれ、どうした?フェリアナ、お主の槍は掠りもしておらんが?」
違和感を感じようと攻撃の手は緩めない。
しかも、体の熱に気付いているのに、だ。
自分を止めれば、その違和感も止まると思っているのだろう、可笑しな話である。
もっとも、そんな事は今の女性にとっては不可能な事だが。
愚かな女性、そのまま一人勝手に発情し切ると良い。
挑発の言葉、ゆらゆらと揺れる耳や尻尾は、まだ当てれないのか?と言わんばかりのものと見えるか。
「さて、当てる気もないならば…妾からも攻めてしまうが、良いかのぅ?」
ゆらりと右手を持ち上げる、その爪先をゆっくりと伸ばしていく。
鋼鉄をも切り裂く刃と化したそれを、同じく緩やかな動作で女性へと振り下ろす。
女性には、ただ振り下ろしただけの動作に見えるかもしれない。
そのまま戻す右手、次の瞬間、着ている服や鎧が魔法等で強化されていなければ、細切れになって床に落ちていくだろう。
■フェリアナ > 「くっ――……!」
もっと冷静であったなら、今どのように攻撃を仕掛けても当たらないと判断し、対策を考えることも出来ただろう。
だが、目の前の少女がという驚きや身体を支配しはじめている熱、挑発的な少女の笑みと言葉、そして決して当たらない攻撃と
様々な要因が積み重なって、理性的な思慮は頭の中から消えてしまっていた。
悠然とした態度を崩さない彼女に対して苛立ちも覚えていた。
だからこそ、ますます頭の中は沸騰しきっており、無闇に槍を振り続けるざまとなってしまった。
「―――っ!舐めないでくださいっ………!」
挑発的な言葉を口にする少女。
かっとなって槍を振りかざそうとするが、それは次の瞬間、別の原因で阻まれる。
「きゃああっ!?」
ただ、ただ右手を持ち上げて撫でるようにそれを振り下ろしただけなのだ。
それだけだというのに、いとも簡単に鎧も衣服も全て細切れとなって儚く地面へと崩れ去ってしまった。
当然、素肌も露わになってしまい、だぷん♥と弾む乳房や臀部――そして、股間の中央で盛る肉棒も外気に触れて、みっともなく上下に揺れてしまっていた。
羞恥を感じないわけがなく、そこで漸く槍を振るう腕が止まってしまった。
■タマモ > 周りでは、無抵抗に犯される者達が何人と出始める。
その行為に男女の区別なんてものはない、同性同士だろうと、捕まれば凌辱の対象となっていた。
そろそろ、上がりだすいくつもの艶の篭った声が聞こえてくる事だろう。
目の前の女性と言えば、あいも変わらず武器を振るい続ける。
無様なものだ、理性を抑えきれず、ただただ無意味な攻撃を仕掛ける姿は。
そんな動きも、与えてやった一振りで止まってしまう。
…正確には、右手を振り下ろしている間に、左手が目に見えぬ程の斬速で切り刻んでた訳で。
肢体を晒している事に気付いた女性が、手を止めたからだ。
「舐められる程度の腕で、妾を相手にしておったのじゃ。
それで、もう終わりか?
ふふ…それにしても、ただの女子と思えば、面白いものが付いておるおのじゃな?」
言葉をかけながら、今度はこちらから歩み寄る。
今まさに服や鎧を切り裂いたと思われる爪先が、するりと肉棒へと触れた。
それは、無闇に今動いたりしたならば、その場所が切り落とされると理解出来るだろう。
■フェリアナ > 「く……っ」
悔しいが、少女の言葉通りだろう。
まず外見で判断してしまったのが不味かった。
客でも奴隷でもなさそうと言う時点でその正体を疑うべきだったのだ。
もちろん、今この瞬間でさえも、彼女が何者かという疑問は解決されていない。
ただ、分かるのは彼女が只者ではないということに限る。
それでも注意深く観察していれば、近寄ることを危ぶむことも出来たはずなのだ。
自身の不注意と慢心が招いた結果を謗られてもそれ仕方のないなのだ。
「……っ、それは、この……そういう体質なので…っ」
後天的にではあるが、男のモノが付いてしまった身体とはそれなりの付き合いになる。
故に、今では半ば自分の身体だと割り切って過ごしていたが、
改めて強調されるように揶揄されれば、当然恥ずかしいし、意識してしまうのも当然だった。
先ほど防具を切り裂いた鋭い爪を宛がわれれば、その危険を感じて動けなくなるのもまた当然だった。
「な、何をする気ですか……っ」
危険がすぐそこにあるというのに、肉棒は悦ぶようにびくびく♥と前後に揺れて、はしたない自身の欲情を露わにしてしまっていた。
周りの惨状も自分がどうにかしないと、という気概も殺がれてしまい、止めることも阻むこともできなかった。
■タマモ > 女性の浮かぶ思考は後悔といったところだろう。
それがなくとも、結果はそう変わらなかったと思えば、無駄な後悔だと嘲笑う。
問うた言葉に返してくる女性の言葉、まぁ、それは見ただけで分かるものだ。
ふと記憶の中に、同じような両性の者が居たのを思い出す。
「ふふ…体質のぅ?やはりフェリアナも、妾の記憶にある者と同じように両方付いておるものじゃろうか?」
火照りと羞恥に赤くなっている女性を見詰め、問う。
まぁ、別に答えて貰うつもりなんてものはない。
どうする気か、なんて言葉を返すつもりもない。
そんなものを待たずとも、肉棒を摘むようにした爪先で、ぐいっと肉棒を引き上げれば良いだけだ。
摘んでいるものの切れ味は知っているのだ、そのまま耐えるように腰を動かさぬ事はないはずだ。
その動きに合わせて腰が上がるならば、爪先がやっと肉棒から離れ、代わりに左手が伸びて無造作に掴むだろう。
掴む事が出来たならば、爪を戻しつつ右手が秘裂のある場所へと伸ばされ、筋に沿ってなぞってみる。
■フェリアナ > ……っ!
(無慈悲に、無遠慮に問う相手に顔を真っ赤にさせて、恥ずかしさに口を噤む)
(だが、彼女はそんなこと知ったことではないとばかりに鋭い爪先で持ち上げようとする)
(当然、それに逆らうようなことは出来ない。いやがおうにでも、腰を浮かすように上げれば、髪の色と同じ草叢が覆っているその奥を指先でなぞられる)
「ひっ……や、やめてくださっ……!」
(爪から解放されたという安堵と同時に今度は無造作に指先で握り掴まれて、びくんと身体を震わせる)
(それでもなお、その手に熱情を伝えるように肉棒はびくびくと震えて、筋に添ってなぞられる度に敏感に甘ったるい声を無意識に溢してしまう)
「や、あっ……はぁっ……」
(先ほどまで槍を振るっていた『副作用』もあってか、もどかしげに身を捩らせて身体をくねらせてしまう)
(そのさまは自ら誘っているようにも見える)
■タマモ > 「そうか、止めて欲しいか。
妾は遊べぬ玩具には興味は無い、せっかくこうして興味の湧く玩具が見付かったというのに…残念じゃ。
ならば、もう壊してしまおうか?」
女性の言葉に目を細め、それならば、と言葉をかける。
その言葉は、遊べないならば捨ててしまう、そんな子供の玩具のような扱いであるもので。
その言葉が冗談ではない事を伝えるように、ぎちり、と肉棒を掴む手の力が強まり始める。
じわじわと込められる力、それは、このまま握り潰されてしまうのだと強く意識させられるものかもしれない。
女性が次に紡ぐ言葉によっては、本当に潰してしまっても良いとは思っているが。
そうしている間にも、秘裂を擦る指は動いていく。
何回か筋にそって往復した後、そのまま指が3本立てられ、ずぶずぶと押し込まれてしまう。
濡れているならば良し、濡れておらずとも無理矢理に捻じ込むだろう。
根元まで埋めてしまえば、中で指を激しく動かし、膣内を掻き回していって。
■フェリアナ > 「ひっ……!!」
肉棒を強烈に握りしめられる。
恐怖が襲ってくる――だというのに、ぞくぞくと興奮が身体を支配していく。
それは無自覚に彼女の心に棲んでいる被虐のものだろうか。
だが、この状況に抗いたいと思っている一方で傅きたい、あるいは蹂躙されたいという破滅的な興奮を得ているのも事実だった。
もっとも、本人はそんなことに気づいてはいないが、
この異常な状況に興奮していることは事実であった。
「はいっ……玩具に、して……ください……」
だからか、そんな言葉もついて出てしまう。
「壊すも、遊ぶも、あなたの自由にっ……あなたの、すきにっ……」
ぞくぞくぞく―――
身体が、熱を上げて言うことを聞かない。
彼女にすべてを投げ出してしまいたい。身体も心も服従してしまいたい。
そんな欲望がふつふつと湧いてくる。彼女になら何をされても構わないと。
残った理性の欠片は、それを許さないと言っている。
だが、その声は、指をねじいられている膣口への刺激によって掻き消されてしまう。
しとどに濡れたそれは、ぎちぎちと指先を締め付けて、ぬめる肉壁で飲み込もうと蠢いている。
刺激と快感に寄って翻弄される身体に、頭の理性はついていくことができなかった。
■タマモ > さて、後もう一押しで潰れるだろう。
潰れたら捨て置いて、次の獲物でも探そうか。
そう思考が向き始めたところで、玩具とされる事を求める言葉が耳についた。
力は止まる、だが、肉棒は強く握られたままの状態だ。
右手は変わらずに膣内を掻き回している。
「ほほぅ?妾の自由にして良いと?
それが何を意味しておるのか、分かっておるんじゃろうな、フェリアナ?」
目を細め、問う。
まぁ、分かっておっても、分かっておらずとも、従属せねばどうなるか。
選択の無い選択だ、選ぶのは分かっていた。
くすりと笑い、真っ直ぐに女性の瞳を覗き込む。
「『フェリアナが妾の物と望むなら、フェリアナには妾の言葉が絶対となるじゃろう。
そして、この中に居る限り、襲われる者達の受ける快楽はすべてフェリアナも受ける事となるのじゃ』
…さて、まずは快楽に、不要な理性は壊してしまおうかのぅ?」
再び力ある言葉をかけ、肉棒から手を離し、膣内からも指を引き抜いた。
床に立つか、崩れ落ちるか、それは女性次第だ。
と、言葉の終わるのを境に、女性の体に異変が起こる。
何も触れてはいないはずなのに、体中に何かをされているような感覚が駆け抜ける。
それは、穴という穴を、指や玩具、肉棒による行為を受けるもの。
それは、様々な調教道具を使って肌を打ち、焼かれ、食い込んだり擦りあげたりされるもの。
それは、中に何かを注がれて、排泄させられるようなもの。
奴隷がされていた事を、相手に返しているのだろう。
その受けている相手の刺激が、一斉に女性に襲い掛かってくる。
それを受け、この女性はどんな姿を見せるだろう?
楽しみにするように、傍らにあった手頃な箱なりに腰をかけ、女性を眺める。
■フェリアナ > 「……は、はい」
こくんと頷いてしまう。
それがどういうことであるか、頭の中で理解しつつもそれを上回る自身の欲望に、その答えを無視した。
嗜虐に身を捧げたい。
それは、決して是とするべきものではない。
だが、握られる肉棒に、掻き回される膣内。そしてその先の向こうにある快感と興奮。
それを手放すと考えると我慢することができず、是とする返事を首肯で返した。
「…………はい、分かりました」
そして二度目の肯定。
彼女の言葉に何か強制力があることは、先ほど思い知った。
そしてその言葉の内容。それを受け入れればどうなるかはある程度予測できた。
だが、それは―――それこそ、自身の求めるものだったのだ。
指が引き抜かれれば、蜜液が糸を引いて滴り落ち、膣口もまた卑しくわなないていた。
そして、少女の言葉が終わると同時に、全身に未曽有の刺激が走り渡る。
「い、ひっ、ぃぃういいいっ!? いっ、イグイグイグッぅぅぅっ…?!」
挿入の痛み、あるいは快感。
穴と言う穴に射精される苦悶と熱。
肌を苛み、浸食する痛みと背徳感。
異物を挿入され、あるいはそれを排出する違和感と解放感。
背反する幾多の快感と刺激と苦悶が一気に襲いかかる。
感覚の共有――言葉にするのは簡単だが、それを実行するのは魔術を齧っていたとしても難しいことだろう。ましてや、それを他人に施すなど―――
「ひっ、ひっ…ぃっっ!あっっああああっ!!おっほ…しゅ、しゅごいっ……お、おかしくなっちゃい、ましゅっ…!!」
呂律が回らないほどに、様々な刺激が全身を支配し、のたうちまわる様に下手糞な踊りを見せれば、そのまま地面へと崩れる。
喘ぎ狂う様にばたばたと、地面で暴れる様は何かに憑かれているようにも見える。
だが、たったひとつ違うのはその表情が愉悦に満たされていると言うことだった。
■タマモ > 女性に葛藤なんてものはない、迷いもなく頷く女性に笑みが深まる。
結局、人間なんてものはこんなものなのだ、という思いと共に。
この市場の中に張った力でどんな事が起こるかは、ある程度は予想は出来る。
だが、出来るのは予想のみ、実際に起こっている事がすべて見えたりする訳ではない。
だから、その反応を見て、どこまでのものが女性に伝わっているのかは分からないのだ。
身悶えるのは分かっていた、何度も達してしまうのも。
「ほれ、そんな言葉だけでは妾には伝わらぬぞ?
何をされておるのか、妾に分かるように伝えてみるのじゃ。
すべてとは言わん、フェリアナが分かる程度のものはすべて伝えよ」
床で淫らに踊る女性、その姿を見下しながら、指示を与える。
時間が経てば経つ程に、なんとか逃げていた者達も捕まっていくのだろう。
そうなれば、また女性の受ける凌辱の爪痕は増えていく。
漲る力は収まらない、女性を襲う刺激は増える事はあっても、減る事は一切無かった。
と、ふと目に付いたのは女性が持っていた槍。
視線は女性の姿を楽しむように見詰めながら、槍に歩み寄り、軽く手に取ってみる。
■フェリアナ > 「ふぁ、ひっ………」
数多の刺激を身体中に受けながら、何とか少女の言葉に返事を返すことが出来れば、身体を震わせながら、自身に襲う凌辱の端々を言葉にしていく。
「ち、チンポで口も、おまんこもケツ穴も全部串刺しにしゃれて……精液を流し込まれてまひゅっ…!」
「お腹の中もっ…身体も、全部精液漬けにされて…精液の匂いが染みついていき、ましゅっ…」
「おほっ…!お尻も叩かれてっ、いひぎぃいいっ!?や、焼印まで…牝豚ってっっ…♥」
「縄が喰いこんで…胸やおマンコまでぎちぎちにっ…や、いやあっっ、う、うんちまで漏れちゃううぅっっ…♥」
「おっぱいも、揉みしだかれて、乳首がビンビンにっ……ひぎぃいいっ、千切らないでぇっ、お、おひぃぃっ♥」
蛙の潰れたような悲鳴じみた嬌声で、自身に起こっている凌辱の数々を実況していく。
無様に地面で転げまわりながらも、全身汁という汁を溢れさせて、自身も肉棒の先からどぷどぷっと時折断続的に射精していた。
■タマモ > 「ふふ…さすがは奴隷市場じゃ、やる事も多彩で面白いものじゃのぅ?
それで、それを全部受け止める事が出来ておるフェリアナはどうじゃ?
こういった経験はそうないじゃろう、楽しめておるか?」
女性の紡ぐ内容を聞きながら、なるほど、見えぬところで色々とあるものだとある種の感心をして。
それを受け続ける事の感想を問うてみる。
右手に取った槍を眺めながら、女性へと寄って左手を伸ばす。
その肩を掴めば、ぐいっとうつ伏せの格好へとさせて床に押し付けた。
「尻を上げよ、他人の快楽だけというのも何じゃろう?
フェリアナ自身にも楽しませてやろう…これでな?
後は、こうしてやろう。
『フェリアナのちんぽはフェリアナのおまんこへと繋がっておる。
腰を振る姿を想像せよ、フェリアナのおまんこがフェリアナのちんぽで犯されるように感じれるのじゃ』」
右手でくるくると回し、槍の石突を手前にしてぴたりと止める。
女性の想像で自身を犯させる状況を作りながら、石突をぴたりと尻穴へと宛がう。
躊躇はない、ごりぃっ!と捻りながら一気に奥まで突っ込んだ。
■フェリアナ > 「―――は、はひ……♥きもち、いいでしゅ……おかしく、なりゅ……ぐらいに、あ、ああっ…!!」
もはや、彼女にまともな思考は残されていなかった。
こくこくと頷けば、全身を支配する刺激と快感に身体を苛ませる。
身体をうつぶせにされれば、その尻へ自身の槍の石突を宛がわれて―――
「ふぁ、ふぁい……自分を、自分自身で……♥」
またも未知の快感を与えようとする彼女に小さな怖れと、それ以上の期待に身体を震わせる。
そして、躊躇いの無い槍の挿入に目を見開いて、絶叫のような嬌声を挙げれば、どぴゅどぴゅとはしたなく射精をしてしまう。
「で、でてりゅっ、沢山出してりゅぅうっ!チンポを、自分のおまんこにっ、おまんこにぃいっ♥」
へこへことみっともなく腰を前後に振れば、挿入された槍ごとそれにつられ、揺れ動く。
最早、行為に夢中になった彼女は自ら腰を動かして、際限なく射精し続けた。
「ひぁ、あ、あああっ!!いぐっ、ま、またイッちゃいましゅっ……お、おおぉっ、チンポ、いくぅううっ♥」
そんなケダモノのような喘ぎ声を挙げたかと思えば、最後に精液をぶちまけて、そのまま地面に倒れ伏せて気を失った。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からフェリアナさんが去りました。
■タマモ > 問う女性の様子を見れば、もはや思考は快楽に塗り潰されているのは分かるか。
満足したように頷き、槍を押し込んだ後の反応を見遣る。
尻穴への挿入に、自らの射精も含む自身より受ける快楽に、腰を降り始めた。
捻じ込んだ石突、腸内に飲み込ませれば、ごりごりぃっと何度も引き抜いては捻じ込んでいくだろう。
何重もの快楽に何度もの射精、たっぷりと楽しんだ後に…倒れ伏した。
尻穴へと槍を捻じ込んだままにして手を離し、放置する。
意識を失おうと、力は止める気もない。
この宴が終わるまで、女性はその身を震わせ続けている事だろう。
では、その宴が終わるのはいつだろうか?
それは少女の気紛れが起こるまでか、その意識が薄れていくまでかであって。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタマモさんが去りました。