2015/12/08 のログ
■魔王アスタルテ > 「カレリアちゃんかぁ♪」
(優雅な仕草を見せるカレリアに、アスタルテはにこりと無邪気な笑みを浮かべる。
そして何かを思いだしたかのように、カレリアを見つめる)
「あー、そっかぁ。
君が噂に聞く“魔人兵器”だね。
それで桁違いな魔力を有しているわけだね」
(そして、彼女の二つ名を口にした。
彼女の桁違いの魔力量に納得したように、一度頷いてみせる。
なんでも、その膨大な魔力に物を言わせて物量で攻めるらしいよー)
(男達が舌打ちをしようが苛立とうが『さっさと消えろ!』的な感情が表に現れようが、アスタルテにとっては関係ない事。
四天王はもちろん、配下の高位魔族とて三下に何かしら反応を見せる程小物でもない。
そんな事より、可愛いカレリアとお喋りしよ~♪)
「カレリアちゃんは冒険者だっけ?
つまり今は、冒険中?
このあたり、何かダンジョンとかあったかな……」
(腕を組んで考える仕草をする。
もうちょっといったところに、難易度が低すぎるダンジョンがあったっけ。
あまりにも弱小な魔物しか出てこない上にお宝なんてものもほとんどないから、腕の立つ冒険者は行く事が少ないだろう。
あとは、我々魔王軍が所有する数多のダンジョンの一つもこの付近にあったね。
あそこはかなりの難易度だから逆に、誰も近づかないよ)
■カレリア > 「っ…その名を呼ばれるのはここに来る前以来ですわね…」
古い名を呼ばれ一瞬驚きの表情を浮かべるがすぐに元に戻る
この国に来る前の通り名を懐かしく思いながら肯定し
「いえ、冒険中と言うわけではなく今は…」
どう答えたものかと少し悩む、ちらりと視線を向ければ男達が自分を無視して話が進んでいるのを面白くなさそうに睨んでいる
何故魔王とその配下達の前であそこまで蛾を通そうとできるのか改めて男達の評価を馬鹿から大馬鹿に格下げし…
「…今は降りかかる火の粉を払おうとしていたところですわ。
アスタルテ様へ無礼がある前に片付けようかと思いますが、よろしいでしょうか?」
そう尋ねる、無いとは思うが男達がアスタルテに無礼をこれ以上働く前に黙らせたい様子
魔王に無礼を働く者と知り合いだと思われれば、自分や主の名を汚す事になってしまう。それだけは避けたい
■魔王アスタルテ > 「あははー♪ ちょっと古い名だもんねー。
この地の人はさすがに、“魔人兵器”を知る者はそういないかぁ」
(最も、神代以前から生きるアスタルテにとってそれは、瞬きするかのような一瞬の過去のようにも感じる。
アスタルテは無垢な仕草できょとんと首を傾げる。
カレリアはちらりと視線を男達に向けていた。
そういえば、こんな男達いたねー。
魔王からすれば完全にアウトオブ眼中)
「そっかぁ。
それじゃあ、彼等を片づけ終えるまで待ってるね」
(カレリアは男達をさっさと片づけたいらしいので、アスタルテは軽い調子で頷いた。
元々、割って入ったのはアスタルテだもんねー、順番はあるよね。
ちなみにアスタルテは、男達の無礼など一切気にした様子はない)
■カレリア > 「えぇ、今はメイド冒険者で通していますわ♪」
昔のこととはいえ数年前、今は魔人兵器よりも柔らかい名前で通している様で…
「では…さようなら…」
腕を軽く振るう…ただそれだけで終わった
パン!と男達の頭が弾け飛ぶ
カレリアが一度話を切り上げこれから再開と思った男達は一言も発する間もなく絶命する
後に残るのは首から上が始めた死体が3体のみ
体内の魔力を一転に集め暴発させる、彼らの体内での出来事なので魔石の効力は働いたまま…
彼らのカレリアに対する判断ミスがまた彼らを窮地に立たせ、今回は次のチャンスがなかった
「終わりましたわアスタルテ様、お待たせいたしました♪」
心配事も全て済み気が晴れる
これで不安要素は消えたと安堵しながら笑顔を浮かべアスタルテに向き直る
■魔王アスタルテ > 「メイド冒険者って事は、今は誰かに仕えているの?」
(まあ、趣味でメイドと名乗る人はいるだろうけどね。
だけどメイドと言えば、大抵誰かに仕えているはずだよね。
あははー♪ “魔人兵器”も容赦ないなぁ♪
そんな事を愉快に思いながら、男達がカレリアによってやられている光景を無邪気に見ていた。
あんな魔石なんて、ある程度熟練した魔術師相手に使用しても何の役にも立たないと少し考えれば分かるはずなんだけどなぁ)
「おぉー。噂通り、見事な手際だねー」
(カレリアの勝利に、アスタルテはパチパチと軽く手を叩く。
まあ“魔人兵器”の実力を持ってすれば、当然の結果ではあるけどね。
実力もないのにカレリアを敵にまわしちゃったり、アスタルテ達に対してあからさまに舌打ちしたりとかで、実は結構勇者だよ彼等。もちろん悪い意味で……)
■カレリア > 「はい、現在は魔王ネス様の元で専属メイドをさせていただいております」
コクリと頷きしたいとアスタルテの表情を交互に見る
気分を害した様子がないのを見て安心し話を続ける
「ありがとうございます…私の唯一胸を張って誇れる点ですので♪」
魔力操作、相手が国王だろうが歴戦の覇者だろうが唯一誰にも劣らないと自負している力
それを褒められれば嬉しくないわけもなく少し照れながらも笑みを浮かべた
「ところで、アスタルテ様はこんな所で何を?
この列を見るにただの散歩と言う事もないと思うのですが…」
そう言って竜車や配下の魔族達を見やる
ただの散歩でここまでの事になることは多分ないだろう…そう予想しながら
ご案内:「メグメール街道 平原」からカレリアさんが去りました。
ご案内:「メグメール街道 平原」にカレリアさんが現れました。
■魔王アスタルテ > 「ネスちゃんかぁ。
つまりカレリアちゃんは今、朱月城アプリコットに勤めているわけだね。
それでネスちゃんの様子はどうかな?」
(ネスはその残虐性から魔王に成り上がった吸血鬼。
アスタルテもよく知る魔王の一柱であり、“夜の魔王”。
カレリアの魔力操作は本当に見事としか言いようがない。
そして、照れながら笑みを浮かべるカレリア、可愛いよね!)
「あたしはね。この平原に魔族都市を造ろうと思って、ちょっとした視察だよ。
この辺りで横暴する魔族の大集団がいるからね、彼等にも住み心地の良い都市を用意するんだよー。
まあ、そうするならば、ある程度この土地を変えなきゃかもだね。
もっと禍々しくね~♪」
(アスタルテは愉快そうに、そして無邪気に語る。
そしてカレリアにゆっくりと接近し、
にこりと微笑みながらその紫の髪に触れようと手を伸ばす)
■カレリア > 「ご存知でしたか...はい、ネス様も最近は多忙ながらも建装でございますわ♪」
つい口調に喜色が滲む
自分の主が知られておりしかも気遣われているのが嬉しい
「魔族都市...ですか?
確かに良い考えと思いますが人間側から色々と苦情が来るのでは....?」
首を傾げながらもおとなしく触れられる
きちんと手入れをしている髪は見た目以上に柔らかくキューティクルも申し分無いはず
「えっと...アスタルテ様、何か?」
髪を撫でられているのを不思議そうに見つめながら小首を傾げる
ご案内:「メグメール街道 平原」からカレリアさんが去りました。
ご案内:「メグメール街道 平原」にカレリアさんが現れました。
■魔王アスタルテ > 「そりゃあネスちゃんは、あたしの同業者みたいなものだからねー。
そっかぁ。多忙という事は、ネスちゃんはこれから何かしら大きな事でもやる予定なの?」
(きょとんと無垢に首を傾げる。
まあ多忙だからと言って、大きい事をやるとも限らないわけだが)
「あははー♪ 人間の苦情なんかで考え直すあたしでもないよ~。
それに、この辺の魔族の大集団の横暴を抑える役目も果たしている魔族都市だから、人間達にとっても損ばかりではなかったりするよ」
(まあ人間の国に魔族都市を造るのだから、
じわじわと魔族の侵略が進むとも言えるけどねー)
「カレリアちゃんの髪……柔らかくて綺麗だね。
あははー。カレリアちゃんがとても可愛らしいからね」
(小首を傾げるカレリアの質問にはそう答えた。
優しく、カレリアの髪を撫でていく。
その手触りがとても心地がいいよー。
そして髪を撫でる手とは逆の手で、カレリアの脇腹あたりを触れる。
その後、カレリアの息がかかる位置まで、アスタルテはゆっくり接近していく)
ご案内:「メグメール街道 平原」にカレリアさんが現れました。
■カレリア > 「居城の引っ越しを少し…あとは配下の魔族の者達関連の事務といったところですわ♪」
そこまで大きな内容でもないが一応重要な内容を口にする
彼女にとってはそこまで大きな内容でもないかもしれない…
「確かに損ばかりではないはずですが…ふふ、なんだか魔王らしいお言葉ですわね♪」
クスリと笑う、何と魔王らしい答えかとつい面白くなり
「そ、それは嬉しいですわね。ですが…んっ、アスタルテ様、あまりお戯れは…」
脇腹に当てられる手、そして抱き寄せられれば少し顔を赤くする
お互いの息がかかる距離にまで接近されればやはり恥ずかしいもので…
■魔王アスタルテ > 「アプリコットの場所を移しちゃうんだね。
どこにお引っ越しするの? 引越しの手伝いはいる?」
(居城の引っ越しと一口に言っても、“居城ごと”引越しするのと、“新たな居城”に移り住むのと、二パターンある。
ネスの場合は多分、前者なんだろうけど)
「なるほどねー。それは、ネスちゃんも忙しいわけだね」
(魔王の事務の大変さは当然、アスタルテもよく知る)
「あはは~♪
まあ人間の苦情なんてものは関係ないけど、この土地がどれだけ魔族都市を造るのに適しているか、
それはさすがに考慮すべき点だね。
今調査している限りは問題ないけどねー」
(まあ、あまりに酷く適していない環境じゃなきゃ、土地そのものを造り変えればいいんだけどね)
「カレリアちゃんは、こーいう事されるの……嫌?」
(アスタルテは、カレリアの脇腹に触れる手をスライドしていき、
やがて胸へともっていく。
髪も引き続き、優しく撫で続ける)
■カレリア > 「ネス様の故郷、ハー·メルンという場所でございますわ
ご助力はありがたいですが、今後の為にもネス様だけで行った方がよいと思いますので…」
やんわりとお断りする
魔術の試験運用も含めているので自分達の力で行った方が何かと良いのである
「確かにその点は重要ですわ……ん、その…時と場所が…」
胸に伸びてくる手にピクリと反応しながらも周りに目をやる
アスタルテの配下の魔族達観衆の中外でとこういう事というのはさすがに抵抗があるようで…
■魔王アスタルテ > 「ハー・メルンかぁ。
ネスちゃんは魔族の国から故郷に帰っちゃうんだね。それは寂しくなるね。
そっかぁ。今後の為という事は何か訳ありだねー。
分かったよ~」
(もちろん、それ以上は詮索する事もない)
「あー、皆に見られているのが気になるんだね?
見られながらやっちゃうのは、カレリアちゃんもさすがに抵抗あるかぁ」
(アスタルテはにこりと無邪気に笑った。
そして、あっさりとカレリアから手を放して、ちょっとだけ離れる)
「それはごめんねー」
(胸に触れるとピクリと反応するカレリアもまた、可愛いね!)
「それでねカレリアちゃん。
メイド冒険者を名乗っちゃうなら、メイド服着て冒険しちゃおうよ!
そっちの方が、メイド冒険者っぽくないかな?」
(アスタルテは無邪気に瞳を輝かせた)
■カレリア > 「ご安心を、高位の転移術を習得なされましたのでこれからもマグメール近郊にもいらしますわ♪
ただ住む場所が少し変わるだけですので」
そう答えながらも恥ずかしいかと聞かれコクコクと頷く
逆に彼女は恥ずかしくないのかと少々面くらい…
「メイド服、ですか?
まぁ一応支給していただいたものはありますが…」
メイド服のままダンジョンと言うのは舐めすぎでは?と思案する
このドレスも独自に改造し見た目はそのまま利便性を追求している
だがメイド服もある程度改造すれば面白いか…とプランを練っていく
■魔王アスタルテ > 「それはよかったよ~。
ハー・メルン地方にはあたしもあんまり行く機会がなかったからね。
この機会にでも赴いてみるのも悪くないかな」
(アスタルテは微塵も恥ずかしげなところを見せない。
なにせ、微塵も恥ずかしくないからである)
「せっかくメイド冒険者だからね。
メイド服を着てかっこよく決めたいよね!
あたしがね最近読んだ小説が、戦うメイドの物語だったんだよね!
メイドちゃんがメイド服のいたるところに暗器を仕込んでいるんだよー」
(まさしく、その戦うメイドになり得る人物が目の前にいる。
暗器を仕込むタイプというよりかは、魔術師タイプだけど、
それはそれでいいよね!)
■カレリア > 「その時はぜひ、案内をさせていただきますわ♪」
手が離れれば少し安心
やはり魔王だと羞恥心や内面の意味で色々違うのかもしれない…
「暗記でございますか…針や小さい物であれば使えますが…鍛えてみるのもいいかもしれませんね♪」
メイドが活躍とはどんな小説なのだろう…その一転がとても気になる
けれどもそう言った自分では思いつかないアイデアと言うのは実に面白い
■魔王アスタルテ > 「その時はよろしくねー、カレリアちゃん。
是非、お勧めスポットとか行きたいよー」
(アスタルテは、カレリアににこりと微笑んだ)
「おぉ~。カレリアちゃんも暗器を使い始めるんだね♪
そうなればまさしく、あの小説の戦うメイドちゃんだね!
きゃはっ♪ 使いこなす時を楽しみにしてるよー」
(アスタルテは嬉しそうに、子供っぽくはしゃぐ。
やっぱり、メイドちゃんは強くてこそだよね!
小説に影響されていると言えなくもないけど)
■カレリア > 「お任せを、きちんと観光名所はおさえておきますわ♪」
頷き、帰り次第主にそう言った場所があるのか聞かねばと頭の隅に置いておく
そういった物がなければ作るのもいいかもしれないと考え…
「精進いたします…ではアスタルテ様、私はそろそろ…」
視察をこれ以上引き伸ばしてしまっては申し訳ないと進言する
後ろの魔族達もただ棒立ちで話を待っているだけと言うのは辛いだろう
■魔王アスタルテ > 「ハー・メルンに行く日を楽しみにしてるよ~」
(最後にハー・メルンに行ったのはいつ頃だったかな。
その時はなんか、とんでもない病が蔓延していたような、そうでなかったような……)
「そうだねー。気を使わせちゃってごめんねー。
それじゃあまたね~、カレリアちゃん」
(アスタルテはカレリアに軽く手を振る。
まあ後ろの魔族達も、アスタルテに忠誠を誓っているとは言え、待っているだけというのは確かに退屈なものだ)
■カレリア > 「私もアスタルテ様をご案内する日を楽しみにしておりますわ♪」
その時までに八里を全て頭に叩き込んでおかなくては…そう決意しアスタルテを見送る
「それではまたどこかで、ごきげんようアスタルテ様…」
竜車と魔族の行列を見送る
そして残った死体は草むらの中にでも放っておく、流石に未知の真ん中に置いておいては景観が損なわれるので…
■魔王アスタルテ > (アスタルテと四天王は竜車に戻り、
そして高位魔族達と共にその場を去っていく。
それから数日後……。
この地には、そこそこ大きな魔族都市が出来あがっていた。
そして、この周辺で横暴していた魔族の大集団は魔族都市に住みだした事により、比較的大きな事件を起こさなくなったという。
だが、魔族によるマグメールへの侵略の手は着実に進む事となった)
ご案内:「メグメール街道 平原」から魔王アスタルテさんが去りました。
ご案内:「メグメール街道 平原」からカレリアさんが去りました。