2015/12/03 のログ
ご案内:「忘れられし遺跡」にリーシャさんが現れました。
リーシャ > 久しぶりの冒険家業は、とある遺跡の探索だった。とある錬金術士のアトリエだったとされている、石造りの遺跡。
そこに眠る、賢者の石なるお宝を依頼主はご所望の様子。――なんでも、南の戦争で使うのだとか、使わないのだとか。
正直戦況などというのはどうでもいいが、金払いが良い客を逃すというのも勿体無い。
故にこうして、少女は一人、夜の遺跡を訪れていた。魔の者が潜む気配をくぐり抜けながら、忍び足で奥へと進む。
転移の罠や気体系のトラップには細心の注意を払いながら、幾つもの部屋をつなぐ長い廊下を進んでいく。

ご案内:「忘れられし遺跡」にロトさんが現れました。
ロト > 材料が足りない そうだ 冒険して材料を探そうそうしよう…
廃墟とかジメジメした場所に絶対生えていそうなとある茸を探しにとある遺跡がある方まで
丸腰に近い恰好でやって来た少女、武器を全く持っていないで危険はなかったのかーしかし無傷だ、どうにかしてしまったのだろう。
ついっと見上げたのは石造りの遺跡、何かに使われて居たのだろう的な造りをしている。
夜なのと真っ暗に近いのとで、外から早速茸がありそうな場所をフリークライミングな動き方で移動し始めたー

妙なトラップは バキンとか―クラッシャーで悉く壊しているようだ、そんな音出している辺り 隠密性全く出来ていない。

「…私には 隠れる事など 向きませんわ、と」

先に潜入している存在には気づいていない模様。

リーシャ > さて、何か目ぼしい物は――と周囲を見渡すが、金貨の一枚も落ちていない。キノコは少し生えているが、少女的にはお呼びでない。
現れた魔法生物のスライムは適当に蒸発させて、ぐずぐずの出来損ないなホムンクルスを切り捨てて。
そうして奥へと進むのだが、何やら後ろの方で割れる音やら壊れる音やらがする。――遺跡の崩落?まさかそんな。
崩落するほど老朽化しているわけではなかったし、そういう罠を踏んだような記憶はない。であれば何か。
ふと感覚を研ぎ澄ませると、迫ってくる気配がある。――追手に追われることはしていないから、探索者だろうと辺りをつける。
どうしたものかと考えて、近くの柱の陰に隠れた。色々を壊しながら進んでいるなら、その存在を見極めつつ、後ろをついていけばいい。
使えるものは使える時にしっかり使うべきだ、などと内心独りごちながら気配を隠して、来訪者がやってくるのを待っていた。
――もしも来訪者が実力者であるならば、少女の僅かな気配に気づくことが出来るかもしれない。

ロト > <ドーン、バキャ、ズシャア ゴン ゴロゴロ> …破壊の音が止まっていない。

物理的な罠とか仕掛けられている魔法的な罠ひっくるめて クラッシャーし続けたらそのような音が連発する事になる。
遺跡全体は壊さない程度に壊れる音はしている― <ガ…ドン>…壁か何かが内側に倒れた音がした。
そしてその迫りくる音は遺跡の内側へと入り込んだ、後は時折破壊音がー <にゅるるん ぐちょ びちゃ>
スライムを掴むと握りしめて絞って 壁目掛けて投げ粉砕したー色々な意味で破壊してる。
武器なんぞ持たなくても平気な理由はこれだろう、そして、何の事は無い、
先にいる柱の陰に隠れたリーシャの事は気づかず?いや気付いた素振りを全く見せず?
奥へとずんずんと歩いていく。また、飛び掛かって来た歩く茸がばらばらの何かに変わり果てたー

「茸がないですが……歩く茸は呼んでおりません」

リーシャ > 「いやいや、嘘でしょ……罠も魔物もひっくるめてぶち壊してますよあのお嬢さん……って、これまずい奴!お宝ぶっ壊される!」

目の前を通り過ぎていくのは、颶風のような女性だ。モンスターだろうと石の壁だろうと弩の罠だろうと魔法陣だろうと、全て一切容赦なく破砕しながら進んでいく。
――いやいや、マジで?とも思えど、まずすべきことは。

「ちょ、ちょっと待ったー!お宝探してるからあんまり壊さないで欲しいのだけど!」

慌てて柱の陰から飛び出すと、身軽に跳躍して彼女の前に降り立とう。条件反射に拳が来るならば其れを躱すために身を反らす算段。
仮に食らったとしても、今は腰に愛刀がある。不死の加護も健在だ。故に、油断ではない余裕を纏いながら、彼女の行く手を遮ろう。
止まってくれるなら会話の予定。ふっとばされたら吹っ飛ぶ予定。さぁ、少女の運命やいかに、である。

ロト > 前進あるのみだ 後退?背中を見せて後退はしませんぜ 的に突き進もうとしている―いやしちゃってる。
颶風と称されたのは初めてだが、モンスター?ばらばらにするか薙ぎ払うか。
石の壁?粉砕して何ぼ 弩?そんなもので立ち止るかぁあああ!…だった。魔法陣に至っては バラバラにしてる。
多分茸が見つかるか違う意味で止める存在が居るまで止まらない。

「…またでございますか、今度は喋る少女が罠…  言い方は漢らしく!  止められるものなら…会話できる?…うん、何ですか?」

動きが機敏だ、うん。拳?いや、条件反射というか本能のままに茸が見つからないのは何故じゃー、と
唸る拳を衝撃波を伴って繰り出そうとしたが 繰り出す寸前に何かに気付いた、
喋ってる つまり 会話が通じるのでは、という思考が繋がった。が、
繰り出した拳から 衝撃波と言うか そよ風程度の風は そよそよーと出た位。
構えを解くと 「貴女は誰 茸観ませんでした? この位の青白い茸を」と片手で大きさを示しながら訪ねる積り。

リーシャ > 正しく破壊の化身だった。――下手な男よりも漢らしいのが中々に好感である。正直、お宝目当てじゃなく魔物退治とかなら、放っといたくらいだ。
今回は彼女に色々破壊されると金貨袋が2つくらい無くなってしまうのだから、切実である。そよ風のような拳圧を受けながら、苦笑を浮かべると。

「……ぁー、うん、キノコ?見たねぇ。君がぶっ壊してきた岩壁の裏っ側の隅っことかに。多分この先にもあるんじゃない?ジメジメしてるだけじゃなくて、陽の光が刺さなそうな所を探すとなお良いかも」

キノコについての情報を提示しつつ、それとなくぶっ壊しちゃダメよと忠告。その上で。

「あー、うん、キノコ探すの手伝うから、ボクが探している物も手伝ってくれない?この遺跡の奥にありそうでさ、罠がいっぱいだから正直面倒で」

代わりにキノコは、見つけるの上手だよ?などと首を傾げながら提案してみる。

ロト > 何処から入って来たか一目瞭然だ、前進だけで来て居るから帰り道はその道を辿れば迷子になることなく帰られる。
此処に来るまでに二桁位の罠は粉砕した、モンスターもなまじ近づいてくるまい、近づくだけ命が散される。

構えを全うに解いた、喋るだけ意思が通じるのであれば手は出さない。
彼女にどんなことを思われているか全くわかっていない そもそも心は読めないので腕を組んで破壊活動は止まったー。

「…え、何ですと!? 掘り返せと?…色々と破壊を繰り返せと?…この先…では早速。…ほうほう。いい事を聞きました」

早速再び破壊活動を、と一歩踏み出して 止められると あってって、と足踏みを。

「遺跡の奥まで 罠とか薙ぎ払っても良いので?粉砕分解あるのみです」

ごつんと両手握り拳を宛がい、提案には乗ろうと思う。が。

「何を見つけるんです?  …お前は呼んでない」

とある床板を踏んだ――弩の矢が飛んできた それを掴むと叩き落としたー。

リーシャ > 「あぁ、うん。罠とかは良いよ。モンスターも存分に。ただ、壁ぶっ壊すとダンジョン脆くなっちゃうし、何よりお宝と瓦礫が混ざってよくわからなくなっちゃうからね。壁以外ぶっ壊していく感じでいいかい?」

とりあえず方針を纏める。じゃないと全部ぶっ壊されそうな気配が満点だ。そうされては色々困る。主に稼ぎ場としている冒険者の連中が、である。
というわけで、罠を見つけては壊してもらいながらの進行。魔物は任せる。魔物相手でも剣を抜くのが億劫なのだ。
進む最中、のんびり歩きながら思うのは彼女のこと。キノコを探しているとのことだけど、何に使うのだろうか、なんて。

「――それにしても、こんな遺跡にキノコを探しに来るなんて物好きだねぇ。キノコ食べるの?」

首を傾げながら問いかける。一応、彼女の隙があったら埋めるつもりで居るのだが、とりあえず現状は維持。のんびりと奥へ奥へ、進む目の前には何やら大きなゴーレムの姿。あれもぶっ壊すのだろうか、と内心少し楽しみにしながら、彼女の道行を追随する

ロト > 「…面倒くさいですが、畏まりました、壁以外 粉砕分解滅殺します。」

方針お決まりでしたら 動きます、と基本 冒険者の毛の字もない鬼は思った、壁も壊しそうだから面倒、と。
壁は壊さず <シュン バキ>弩の弓矢を掴むことなく飛んできたものを弾き落としてる。
襲い掛かってくるモンスターは気配はするが来ない あれだけ破壊活動をしたら来ない。
盾と前衛しつつ 順調に奥へと進行中、罠?悉く壊してる。ゴーレム?襲い掛かってきたがー
ゴーレム掴んだと思ったら 余りある怪力で ゴーレムを罅を入れたと思ったら回し蹴りをする要領で体を動かし
衝撃を伴って 壁の汚れとなったー 容赦なし!

「茸を酒の中につけるんですよ 新作の酒を造ろうと思いまして、青白い茸じゃないと出来なくてでしてね…」

リーシャ > 「ん、その調子で――うわぁ……あれ、冒険者が結構頑張って倒せるやつなのに一撃かぁ……」

少女も一応、一撃でどうにかすることは出来る。ただ、回し蹴りの一撃でふっ飛ばして破砕するのは流石に無理だ。
精神を研ぎ澄まして、岩でも鉄でも両断する一撃を見舞うよりも、彼女の蹴りの方が早いし、何より楽である。これは中々楽だった。
彼女が進む最中、少女は暇を有効活用して、鋭敏な嗅覚を頼りにキノコを探る。ひょい、ひょい、と彼女の後ろで着実に数を増やしていく青白いやつ。
ひょい、ひょい、と茸をしっかり集めると懐にしまって彼女の後に続いていく。

やがて目の前に大きな部屋――多分最奥だろう、にやってくると、何やら金属を元にしたらしい強そうなスライムが4体現れる。
さて、彼女ならどうするだろうか、と後ろから眺めつつ。

「ん、もしかして……?いや、昨日すごく美味しいお酒を出す魔族の杜氏がいるって聞いてさ。――あぁ、キノコはしっかり集めといたから、そのスライムちゃんよろしくだよー?」

ざっくりやっちゃってくれ、とお願いすると、高みの見物を図る。

ロト > 「一撃 粉砕! …もうちょっと骨を入れて来んかい、です」

回し蹴りの一撃で バラバラに 最終的には壁の一部と化した。ふん、と拳は汚れていないが拳の汚れを落とす素振りをした。
罠と魔物と得体の知れない何かを破壊中、こう衝撃波を地面に―それをしたら 遺跡が崩れるか。却下。
進む道すべて前進、通過する道 全て罠粉砕、散らばる命を失った、若しくは動かない魔物たち。

最奥に来たところで 金属を基にしたスライムが4体。
…少し考えた スライム…スライム。粉骨滅殺がモットーな鬼は、『圧潰』一言 咒を唱えた。
目に見えない何かが空間から 3体の金属スライムをー見た目で説明するのならば、ぐちょぐちょのべちゃべちゃに
潰して平たくした―3体を。
1体はそれを逃れて リーシャの方へと―3体潰した鬼には敵わなくても少女はやれる!と本能のままに襲い掛かろうと!

「っち、逃した、です! …魔族じゃないけど 杜氏ですがっ」

特別機敏でもないので、逃したというか意外と早かった金属スライム1体をどのようにやるのか見たいというか間に合わずに―

リーシャ > 金属製のスライムは3体があえなく潰れた。流動的な金属だったそれらが、平たい板のように変化する。
圧倒的、とでも言うべき様子に目を丸くしていたのも束の間、彼女の撃ち漏らした一体が迫る。
その様子に微笑みを浮かべると、即座に構えるのは一本の曲刀。腰溜めで体制を低く、剣を抜くと同時に切る――居合である。

「……世間一般じゃ、液体は切れないって言うよね。スライムは剣士にとって相性が悪い――けどさ」

目を瞑り、感覚を研ぎ澄ませ、息を吐き、刀を抜き放つ。刹那、同時に無数の鎌鼬が吹き荒れる。
一瞬の後、納刀の鍔鳴りを響かせる。目の前に居た筈の金属のスライムは核を含めて粉微塵――塵のように姿を変えていた。

「ま、ボクを普通の剣士だと思ったら大間違い、ってことさ。おーけい?」

一瞬で超加速し、分け身を生み出して同時に多方向から切断する、というのが今の技の種明かし。
瞬きすら許さない剣戟を見せた少女は、はふ、と息を吐くと、刀を空間の隙間に戻して。

「ふぅ、ざっとこんなものだね。ちょっぴりかっこいいとこ見せられたかな?」

などと得意気に微笑んで見せた。

ロト > 撃ち漏らしたとしてもたかが1体 されど1体。平のぺらぺらとなって金属の何かに為り果てたモノ
そのまま回収して何かに使えないだろうかと思いつつも 間に合わない、
ただー心配は無用だった、領土で割かし見る人族がやって居る、居合で粉微塵に キラキラ煌めく金属片になったのは 動きが止まった。

「… 居合ですかー… 核もバラバラに…。取りあえずこれらは回収しますね…」

金属板と化したスライム3体の骸 核まで平になったが それを異次元収納していく。
と気になった事は、「ちょっと待って」と拍手をそこそこに、

「納刀の際の鍔鳴り 鳴って居たら 目釘がガッタガタです。普通鳴りませんわ。あと、居合自体は懐かしいです。」

何かずれていたが、至極真っ当な事を言いたいと。正 居合の使い手が他にもいた事には驚いた。

「…ここが最奥な訳ですが そちらの探し物有ります?」

と、ざっと空間の様子を見渡したり。

ロト > 【後日 持ち越しと相成りました】
ご案内:「忘れられし遺跡」からリーシャさんが去りました。
ご案内:「忘れられし遺跡」からロトさんが去りました。