2022/05/02 のログ
ご案内:「奴隷教育施設」に348番さんが現れました。
■NPC >
「……はい。状態は問題無いようですね。
では、頂いた代金は全額返金ということで……いえそんな。
元々そういった契約でしたので、ええ」
施設の正門前で奴隷商の男と客らしき人物が会話をしている。
男は今後の付き合いも見据えているのか、一貫してにこやかな態度。
客は金貨の入った袋を受け取ると、返還した奴隷を一瞥してから、馬車に乗り込み去っていく。
「移動で疲れたでしょう。さぁ、おかえりなさい」
馬車が見えなくなると、男は奴隷の少女に向き直った。
顔には変わらず笑みを湛えているが……商談中とはどこか異なる雰囲気。
■348番 >
「あ、あの……わたし……ごめんなさいっ。
せっかく買っていただいたのに、ちゃんとできなくて……」
対する少女はひどく落ち込んでいるようだった。
初めて奴隷として買われ──そして、返品されたという事実。
何か粗相をしてしまったのではないかと自責の念に駆られている。
■奴隷商 >
しかし、主人も奴隷商も返還に至った経緯は話さず、少女を責めることもしなかった。
男のごつごつした手が少女の白絹のような髪を優しく撫でる。
「仮契約のようなものでしたから、気にすることはありません。
約束通り、綺麗なままで返していただけましたのでね」
少女の商品価値は損なわれていない、ということ。
むしろ、施設では得られない経験をして奴隷としてはグレードアップしているとも言える。
新たな展望も見え、男は上機嫌なほどであった。
「次に買われるお客様により満足していただけるよう、ここでまた勉強していきましょうね」
■348番 >
「……はい、よろしくお願いします」
促されるまま門を潜り、再び施設の敷居をまたぐ。
一時とはいえ施設の外に出て、無意識に抱いていた淡い期待は、鉄の扉によって閉ざされた。
■348番 >
日中は読み書きの練習。
大半は性奴隷として買われていく奴隷だが、小間使いのような用途を求められることもある。
最低限の教養は身に着けさせるのがこの施設の育成方針だ。
痩せ細った惨めな外見では愛玩用とは呼べない。
一日2回の食事を与えられ、朝と晩には交代で入浴もできる。
市場へ売りに出される前日となれば、より念入りな手入れをされた。
そして、身体を綺麗にした後は実技による性奉仕の演習。
ほとんど局部の隠れていない衣装に着替えさせられ、担当官の相手をさせられる。
担当官は当たり外れが激しく、丁寧に教えてもらえることもあれば乱暴にただ快楽を刻み込まれることもある。
少女の気弱さ、従順さはここで培われた。
「今日から、また……お世話になります。
精いっぱいご奉仕させていただきますので、よろしくお願いします」
椅子に腰掛けた担当官の前で指を着いて土下座の体勢。
指導開始の挨拶のようなものだ。
■348番 >
担当官の合図を待って顔を上げ、膝立ちのままスボンと下着を脱がしていく。
噎せ返るような雄臭さに込み上げる吐き気を堪えられるようになったのは、いつからだっただろうか。
顕になった半勃ちのペニスにおずおずと両手で触れ、顔を近付ける。
「失礼します…………んっ、ちゅ……れるっ……」
亀頭に口付け、小さな舌をちろちろと懸命に這わせて唾液をまぶす。
滑りが良くなったところで竿を扱き、合わせて陰囊も刺激する。
そのまま口いっぱいに頬張るが……徐々に大きさ・固さを増していくペニスに目尻から涙が滲む。
■348番 >
「───むぐっ!? はぶ……っぢゅるる、ぇ゛ほっ……!」
やがて焦れったくなった担当官に頭を掴まれ、喉奥まで突き入れられた。
異物感と息苦しさに苦悶の声を上げようがお構い無し。
少女の、奴隷の口腔を物のように扱う主人を想定されている。
「ご、ぇっ……んぐ、ぶぁ……っ!」
だんだんと腰の動きが激しくなり、ペニスが脈打つのを感じた。
抵抗する術も、意思も持たない少女は喉を動かし、絞り上げるように収縮させる。
数秒の後、熱くねばついた白濁が少女の喉奥に吐き出された。
「んん゛───ッ! ぶぐっ、ぇはぁッ……!」
一度に飲み込みきれなかった分が隙間や鼻孔から溢れ出し、ぱたたっと床に落ちた。
少女の顔も、胸元も白く汚され、ゆっくりと引き抜かれたペニスとの間に粘ついた糸を引く。
酸欠と恍惚の入り混じった胡乱な表情のまま、か細い呼吸を繰り返す。
苦しいだけであるはずの喉を使った奉仕ですら、開発されきった少女の身体は快感を覚えていた。
■348番 >
「はぁ、はぁっ…………はい……続けます。
ちゅむ、ずじゅ……っ」
休んでいる暇は無いぞ、とばかりに白濁まみれのペニスで頬を叩かれ、纏わり付いたそれを舐め取っていく。
隅々まで丹念に舐り上げ、飲み下したところまでで今日の『授業』は終了した。
「あご、外れちゃうかと思った……」
身体中を汚した精液を浴室で洗い流しながら息を吐く。
まだ少し下顎の噛み合わないような違和感が残っている。
一番恐ろしいのは、それを気持ちいいとさえ思ってしまう自分がいることだけれど───
「……女のひと、かぁ」
実際に買われるまで想像だにしていなかった相手。
この施設の担当官は男しかいないので、新鮮だった。
決して豊かとは言えない己の身体を見下ろしながら、あの夜のことを思い出す。
女の弱点を、女の快感を知り尽くしている相手からの愛撫は的確で。
案外、女同士も悪くないかも──なんて、思ってしまうのだった。
ご案内:「奴隷教育施設」から348番さんが去りました。