2020/05/13 のログ
ご案内:「路地裏/物陰(鍵付)」にビョルンさんが現れました。
ご案内:「路地裏/物陰(鍵付)」にアイリースさんが現れました。
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■ビョルン > 夕刻。花街の路地裏。
女の腰に回した手は和服と襦袢の合わせを割り込み、直に秘部へと触れている。
そこに性的な湿りはないが、己を止めるべきものは何も働かずにぐいと二本の指を進め柔らかな女の媚肉をかき回す。
白粉でも汗でもない、色香が女の首筋から立った。
──時を遡るに僅か数分。
娼館通りにどうあっても抱きたいと思わせる女を見た。次の瞬間には体が動き、その細い手首を引いて物陰で無体に及んでいるのが現状である。
はぁ、と己の吐息が自然と唇を割る。
女の中から指を抜くと女の着物を湯文字が見えるまで捲り上げる。
己の獣のような猛りを取れい出せば女の恥部へと押し当てて、後ろを向かせたまま何も言わずにぐいと腰を進めて強引に繋がろうとする。
■アイリース > 「あぁぁ、ぁっ……!」
声が漏れるのを止められなかった。
あるいは、そうして声を漏らせば。
この相手が満足するのかと思ったのも事実なのだが。
……そもそもは数分前。
私は、店の前で娼婦と共に、お客様のお見送りをしていた。
お客様の姿が辻に消え、娼婦に店に入るように促した時。
私に近づく気配に気づいた。
……貧民地区、娼館の並ぶこの一角は。
『そういうこと』は珍しくない。
私には、私の立場があって。娼婦を守る責務があった。
なので、『まぁ、私が痛い目を見る分には』などと考えていた。
「ぁ、い、たっ……」
まだ濡れてもいない陰の中を指でかき回されれば、痛みが奔る。
自分勝手な愛撫。こちらの反応なんてお構いなし。
微かな苛立ちと苦痛に、唾を飲み込んだ次の瞬間。
秘所に熱を感じ、その時が迫っていることを自覚した。
(女は、微かに抵抗しようと身を捩るのだが。
見事に身体を押さえつけられ、それは適わず。
逆に、身じろぎは相手の猛りに腰を押し付けるような形になってしまう)
■ビョルン > 普段であるならば、強引な状況で上がる女の声にはからかいの声のひとつでもかけただろう。
今日はただ、耳を打つ声が己の高ぶりを強めるだけだった。
路地側には己の護衛が立ち、人払いという名目で己の無防備な背中を守っている筈だ。恐らくは戸惑いながら。
ほんの一時、外気を感じた己自身は準備不足な女の体に軋むような摩擦をと一緒に飲み込まれていく。
「──っ、ふ…」
鈴口近くが捲れるかのような感覚。それほどまでに男を許していない女の中は狭い。
身じろぎして己を受け入れた女の柳腰は両手で掴む。
そうして最奥まで突き入れると、スン、と鼻を鳴らして女の首筋を嗅いだ。
それが合図ではないが、続いて腰を引いてはまた深く突き入れた。
自分本位の、無様な行為であろうと判ってはいるが本能が何よりもこの女を犯したがっていた。
■アイリース > 身体を押さえつけられているため、状況を完全には把握できていない。
ただ、私を襲っている男一人、そして、近くに他の人間の気配がいくつか。
……そこで私は、この相手の行為が、『慣れているもの』ではないと気づく。
もしも、この男が主となって女性へと集団で暴行を加えるのが目的の集団であったのなら。
今頃、私はとっくに男達に囲まれて犯されているだろうから。
「あ、ぁ、っく、ぅっ……!」
熱が、体の中に入り込んでくる。
このままでは、碌なことにはならない。
そう思い、私は何とか自分の中を濡らそうと努力する。
多少なりとも、潤滑のための愛液が分泌され。
……結果として幸か不幸かは分からないけれども。
相手の摩羅は、奥まで届くこととなってしまった。
「あ、ぁ、あああ、ひぃっ……!
も、もっと、優しく……!」
どこまでも自分本位な行為に、思わず抗議の意味もこめて、そんなことを口走ってみた。
……まぁ、たいていこういう場合は。無視されるのが常なのではあるが。
これもまた、こう言っておけば、相手が嗜虐欲を刺激され。
とっとと達して終わってくれるのではないか、などという淡い期待も込められているのだが。
(女は、身を捩り続けるのだが。
やはり身体は上手く動かない。
仕方なしに、視線だけを動かし、相手の顔だけでも見よう、と試みるが。
それも上手くはいかず、苦痛と苛立ちにより乱れた呼吸は。
いっそ、犯されるを喜んでいるかのように、はぁ、はぁ、と艶かしく熱を帯びていた)
■ビョルン > 勢いで抜けようならば、そのまま閉じてしまいそうな孔だ。
女の腰を掴んだまま引き抜いては最奥まで貫き、処女を奪っているような軋みと痛む声を味わっている。
けれど女の体、否、生き物としての雌の体は強行に及ばれてもその粘膜を裂けさせまいと湿る性質があるようだ。
そうして生命に危機が及ぶ前に牡を満足させようと締まるものだ。
と。
いつかどこかで殴った女犯魔の言った言葉を思い出したかどうかは怪しいが。
雑に大きな動きで抽送を繰り返す。
女の口から意味のある言葉が取れれば、幾許か理性を取り戻したかのように瞬間、腰が止まる。
「優しく、ならば許すって──?」
右手を女の肩越しに前へ回し、懐へ入れて弄る。
肌襦袢の上から胸へと触れられれば指先で抓むように転がし。
■アイリース > 身体を押さえつけられたまま、揺さぶられる。
火傷にも似た、ひりひりとした痛みが身体の奥底で生じ。
思わず、悲鳴やら叫びやらをあげてしまいそうになるが。
それはこの状況での最善の選択でないことを知っている私は。
可能な限りは声を殺し、苦痛に耐えていく。
「あ、ん、ぅっ、は、ぁっ」
しかして、漏れる喘ぎは止めるのも難しいし。
あまり声を出さないのも、これまた問題である。
反応の無い女を抱いている時の男の行動など、おおよそ剣呑なのだから。
そこで、私の言葉を聞いた相手の動きが止まり。
「……っ、そ、んなことは……。
あ、あぁっ、ひぃぃぃいいっ!」
初めて。しっかりと聞こえた男の声に返答しようとした瞬間。
胸に触れられ、刺激を加えられる。
出すつもりなどなかった、媚びるような甘い声が溢れてしまい。
思わず、羞恥に頬が熱を持つ。
だが、私の身体は行為そのもの、そして、膣内に感じる熱や、その胸への刺激に反応してしまい。
いよいよ、自然に愛蜜溢れさせ、乳房の先端の嘴は、固さを増していってしまう。
(女の目に、涙が微かに浮かぶ。
ぎぎ、と。鈍く顔を動かし、相手の顔を捉えようとする。
しかし、生じ始めた快楽により、女の腰はぴくぴくと跳ね。
また、両の足はかたかたと震えてしまっており。
まるで、相手に支えてもらっている、かのようであった)
■ビョルン > 「好い声──だけど、それは嘘だね?」
柔らかい肉が締め付けてくる快感は強いが、それでもまだ滑らかにならぬ摩擦を感じる。
「本気なら、優しくしろなんて言わない」
腰の動きを止めたまま、胸乳を撫でまわす。
女の足元が覚束ないなら、より繋がりは深いままだろう。
言葉を返す相手の視界には金糸のような髪がちらつくだろうか。
「そんなことは、ないの?
──どんな風に抱かれたいか、教えてよ。
ねェ、オネーサン」
快感や羞恥や、諸々の色が混じり始めた女の耳元、語尾を粘つかせてそう問いかける。
そうして羞恥に熱を持った女のエロ肉が己を締め上げるなら、遠慮せずまた腰を振って蜜壺を穿っていくだろう。
■アイリース > 「……っ」
息を飲んでしまう。
しっかりと聞こえた声。続く声色。
その中にあった、愉悦と余裕。
それに相反するかのような、軽やかな響き。
「な、に、をっ……。
あ、んぁぁぁあっ……!」
指摘は、実に鋭いもので。私の腹の中を切開していく。
胸を揉まれれば、じんわりと熱が伝わってくる。
奥を刺激する肉槍の刺激は。私の中をムリヤリにでも蕩けさせようというかのよう。
ちら、と見えた何か。金色。髪だろうか。
そんなことを考えている余裕すらなかった。
「……っ、ずいぶんと、変なことを、おっしゃるんで、ありんすね……。
強姦するなら、そんなこと、聞かないものでありんしょうに……。
あ、あぁぁぁあああ、そん、な、奥まで……!」
相手の言葉が、なんだか気に喰わなかったので。
切れ切れの息で、言い返してみるのだが。
無意識に締め付けをキツくしていた膣肉。
それを、こじ開けられるように腰を振られれば。
余裕の無い声が、とめどなく零れてしまい。
(男が一度腰を振るたび、女の肉体から力が抜けていった。
顔は徐々に俯いていき。
女は、体重を、目前にある壁へと預ける始末。
いや、そうするしかなかったのだろう。
もはや、相手の行為に身体を貪られ、ただただ、リズミカルに喘ぐのみとなっていく)
■ビョルン > 「恥ずかしいのが好きなのかい、随分と塩梅良くなってきた」
的外れでも、煽るように。
女の袂から手を抜けば両手でその腰を掴む。
そうして一番深く繋がる角度に固定したまま無遠慮に腰を打ち付けて女を味わうこと暫し。
「そォ、かい。
じゃ、出させてもらうよ──産みな…!」
女の声が高まるのに重ね、我慢することなく最奥へと精を放つ。
余韻の間も腰を揺らすも、女から己自身を抜き去ることはない。
片腕で女の体重を支えながら、空いた側の手を女の頬へ触れさせる。
頬の熱を感じれば顔を寄せて唇を重ねようとする。
■アイリース > 「……そういう、ぬしは……外で動物のようにするのが、お好きなようで……」
相手の物言いが、ずいぶんと失礼だったので。
私も、思わず言い返してしまうのだが。
腰をつかまれ、更に激しく、奥を、中を、刺激されてしまえば。
「あ、ひぃっ! 深、いぃぃっ!
あぁ、後生、後生でありんすから、それはやめてくんなまし……!」
相手の言葉の意味するところを理解し、ついそんな無意味なことを口にしてしまう。
相手が主導権を握っている以上、それを妨害することなど出来ないのに。
そのまま、予想通り。中に種を注がれてしまえば。
その勢いと熱さに、私の身体は、勝手に甘くうずいてしまった。
そのまま、どれほど余韻に浸っていただろうか。
頬に触れられ、顔を寄せる気配。
それを感じ取れば。私は、くっ、と振り返り。
しっかりと両足で身体を支え。
相手のほうを見て、じぃ、と。
私を犯した相手の顔を認識した上で、私から唇を重ね。
「……は、ぁっ……」
息を吐いた。熱い熱い、体の中の熱が伝播したような息を。
唇が釣りあがるのが分かる。笑み、というには。
少しばかり、凶悪が過ぎるかもしれない。
■ビョルン > 【継続予定】
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