2019/05/27 のログ
ご案内:「設定自由部屋(鍵付)」に刀鬼 紫沙希さんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋(鍵付)」にロッソさんが現れました。
刀鬼 紫沙希 > 富裕地区内にある広大な屋敷。
マグメールでは少々珍しい東方風の武家屋敷とでも言うべき建物。

広い庭に大きな池、春には桜が咲き乱れる庭。
中央にある御殿と呼ばれる建物の応対用の部屋の一つで鬼は着座していた。

この部屋はマグメール様式の椅子やテーブルが配置されており、窓からは庭を眺めることが出来る。
部屋の照明は行灯ではなくシャンデリア。

ふかふかのソファに腰掛け、煙管を咥えては客の到着を待っている。

ドアをノックし、子分の一人が先日会ったロッソを連れて入ってくる。

「おう、ごくろうさん。」

子分は深々と礼をしてから退室し、扉が締められる。

「わざわざ来てもらってすまんなロッソ。
まあ、掛けてくれ。」

鬼はロッソの元へ向かう。
彼女の手を取り、来客用のソファへと座らせるだろう。

そして、鬼はその斜め向かいの席へ。
正対する位置は話しにくいと言うのが鬼なりの考えであった。

ロッソ > 王都に…なかなか来ないアラクネ、否 あの格好で人里に来るのは危険すぎて、人の形態でやってきた。

黒ビキニにホットパンツにニーソに上着という露出度高い格好のまま。
地図というか暗記をしてやってきて迷子になる寸前で鬼からの子分による
案内で連行ならぬ丁重な接待を受けて屋敷に到着した蜘蛛は、座れと言われればしなやかに動き振る舞い、
手を取られて来客用のソファに腰を下ろす。足をなぜか組んでゆったり我が物顔で堂々とした態度を。

「…うん、まぁ 何の商いしているの?」

話は聞いてはいたが、なんというか大きくない?この邸宅、といつものニヨニヨ笑顔は何所へやら、
何の仕事でここまで大きくしたん?とコソコソ小声でおっかなびっくり尋ねる様。
視線は丁度 斜め向かいなので見やすい、まぁ正面でなくてよかった…。

刀鬼 紫沙希 > 人の姿で来るときは露出が高くなると聴いていたが、確かにその通りだった。
所々肌の露出が目立つ格好。引き締まった身体ゆえ人目を集めそうだ。

実際、子分の間で今日か明日にでも話題になることだろう。

「まあ、色々だな。 船を使えば何でも売り買い出来る。
うちはそれで儲けてきた。 それにこのご時世、大事な物は自分の家で守らないとな。
となると、自然大きくなってな。」

御禁制の密輸などを商っているので、仕事内容は海運業としか言えなかった。
これからもう少し親しくなれば手札を見せて行ってもいいのだが、それは完全な身内になった時。

部下の一人がノックしてから入ってくる。
北の帝国領の山で造られた清酒を持ってきてはお猪口に注ぐ。
酒瓶をテーブルの中央に置いてから子分は去っていく。

「今日も暑かっただろう。 まずは一杯やってくれ。」

ロッソ > 左半身がタトゥーで覆われて、その上からビキニ。これが季節が暑くなろうが寒くなろうが変わらない。
こう厚着をするという習慣がないのだろう、常に水着みたいな恰好をしてうろうろ。

周りの視線を気にしない寧ろ見せつける言動で周りを翻弄させる、それがアラクネのpride。

「船…海に柵もないですしねぇ。
 まぁ 色々とあるんですねぇ。あたしの家も大概ですけど」

彼女の家が何で儲けて 表立っては貿易商だと思って居る。
昨日位に聞いた話としてはそれ位しか聞いていないし探りもしていない。
裏でのお勤めはお互いに知らない筈だ、此方の裏は闇の…伏せよう。

酒瓶が置かれた、何かいい香りがする。

「ん、まぁ、酒か 酒なのか…」

何酒にいい思い出がないのか、言葉数が少なくなってきた。

刀鬼 紫沙希 > アラクネの習性については鬼は関与することではないので。
そういう物だろうと納得している。
こっちの国に来てから異文化の壁をたくさん感じてきた鬼。
深く追求しないことにしていた。

「一応、見えない柵はあるがそれらを掻い潜るのが俺たちの仕事でな。
まあ、お互い色々あるんだろう。 話したくなった時に話すと良い。」

あんな危ない屋敷に住んでいてまだ裏の顔があるのかと思うと、自然と笑みが浮かぶ鬼。

客人の動きが鈍ると、鬼は子分を呼びつける。
すぐに酒が下げられ、今度は大きな湯呑に入れたお茶が二つ。
どちらも直前まで冷気で冷やされている。

「気付かなくて悪かったな。 これなら飲めるか?」

ロッソ > こう動きやすい格好が好きなだけ。あまり深い意味はない。
角が生えているとか 尻尾があるとか 二本足で動く猫とか、羽があるとか悪魔だとか色々と見てきたけど、
斜め向かいにいる鬼も 鬼だった、種族をどうこう言うほど細かくはないので、普通に普通に会話をしよう。

「色々と【やって】いるんですねぇ。
 お互いに…もう一寸 【深い】仲になったら言い合いましょうかぁ」

毒しかなさそうな屋敷です、寧ろ毒です、本人含めて。視線が合えばニヤリと笑う蜘蛛。

酒は多く飲むとその後の記憶がないのが多々あり、
それがもとで失敗話が大量にあるので手を出しずらい。と、湯呑入りのお茶が出された。これはいけそうだ。

「うん、これならいけそう。」

毒見とか一切気にする様子もなく ぐびぐびと飲み始める。…多分飲み干すだろうけど。

刀鬼 紫沙希 > 「ああ、私は別に構わないが。」

何か言いたげな様子のロッソ。
視線から毒気を感じる。

とはいえ、人間体の時は特に恐ろしい事にはならないと聴いているので、
鬼は普段通りであった。瞳がきれいだなあと眺める位。

「それは良かった。 もっと欲しいのなら言ってくれ。
意外にも近くで取れる茶葉でな。」

鬼のお気に入りの茶なのか、我が子を褒めるような勢いで語っては喉を潤している。
暑かったのか、鬼も瞬く間に空にしてしまった。

さて、どうするか。 茶が飲みたいなら子分を呼ぶべきなのだが、蜘蛛の表情からすると二人きりのほうが良さそうで。

「何か、おりいった話でもあるのかい。」

ロッソ > 「ふふふ。」

言いたげ。お互いに裏がある、あからさまにそう言葉に含まれている位に闇が深いそして底が見えない。
それがいい。深淵なる闇が蔓延る 謀略と腐敗まみれのこの土地では純粋とかは似合わない、と思って居る。

人間形態では毒はあまり出さない、唾液に毒成分が出るとかはあからさまにわかる危険アブナイとかはない。
アラクネの時よりも機敏に小回りが利くので お掃除とか始末の際はこちらの方が…!

「でも 食べるのは 肉ですねぇ。色々な肉が食べられるのでしたら、もっといい事が出来ますよぅ?
 お茶で喉を潤すのも良いのですがぁ。血とか…んーやっぱり人になりきったほうが此処では立ち振る舞いに支障が」

聊か物騒なアラクネだった。人間形態でもその物騒さが顔をのぞかせる。
血が飲みたいとか妙な事を呟いたかと思うと言い直してやはり お茶が、とか。

「…特にないですよぅ?」

ふふふ もっと二人っきりになれる場所じゃないと言えませんよぅ、と艶っぽい笑みを浮かべ焦らすようなそぶりを。

刀鬼 紫沙希 > 「ふむ…。」

何をお望みだろうかと思案しつつ、腕を組む鬼。
今更物騒な話しが飛び出すでもないだろうと思ってはいるが、何か言いたげ。

「肉か…。 一応、今日の食事で出す用意は出来ているがな。
それと、自宅の方にも届ける手配はしてある。
親だけが良い物食ってますじゃ悪いだろうからな。」

まあ、人の姿だと何かと不自由はあるのだろう。
そう理解して鬼は出来る限り滞在中は支障ないように気を回すだろう。

「…そうだな、夕食まで時間があるしちょっと場所を帰るか。」

鬼はゆっくりと立ち上がり、ロッソの手を引いて別室へと向かう。
果たして、どこへ向かった事やら。

ロッソ > 「二人っきりの時の方が お互いに曝け出せるじゃないですかぁ」

望むものは色々と沢山としっぽりと熱烈に濃厚に大量に!
思う事は爛れた事 物騒よりも体力を使いそうな望みな事。

「あ、中身は同等レベルで。
 平等に同じものじゃないとあとで喧嘩になります。蜘蛛の喧嘩は割とガチなのでお願いしますねぇ」

人間の時の食事風景?普通の人間の様に大食いなだけです。
普通に人間の様に振舞い 人間の様に動くだけなのだがアラクネとは違うので不慣れな点が出てくる。

「楽しい事をしましょうねぇ。ふふふ 楽しみです」

鬼に手を引かれて 別室の方へと連れていかれる。暫く二人の姿は戻ってこなかったとかなんとか。

ご案内:「設定自由部屋(鍵付)」からロッソさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋(鍵付)」から刀鬼 紫沙希さんが去りました。