2019/05/19 のログ
ご案内:「喫茶店 Nodding anemone」にリスさんが現れました。
■リス > お約束待ち、です
ご案内:「喫茶店 Nodding anemone」にセレーナさんが現れました。
■セレーナ > 相手が自身をどう思おうと。少女にしてみれば救いの女神様。
お仕事をくれたのもこの人。愛してくれてもいるし。
今回もまた手を差し伸べてくれているのだから。
「本当に、何から何まで……。
ありがとうございます……ありがとうございます!」
相手の言葉に感謝し、何度も何度も、頭を下げる少女。
これで肩の荷が下りた、というのもあるのだろうが。
もう一つ、お願いしたいことを思い出し。
少女はそれについて切り出そうとする。
「えっと、その。あの。
お、夫が、ケガをしているわけなので……。
そ、その……え、エッチが、ご無沙汰で……」
しかして、少女はそれを口にした瞬間、赤面し、俯いてしまう。
私は、何を言っているんだ。そんな気持ちが芽生える。
真剣に相談に乗ってくれている相手に、こんなことを言うなんて、と。
怒られるかもしれない。軽蔑されるかもしれない。
そうも思うが、口にしてしまったことは取り消せない。
■リス > 「大したことでもないわよ?
今のままのセレーナを放置していたら、早かれ遅かれ体調を崩してしまうでしょうし。
それに、別のところから金を借りたりして泥沼にはまるかも知れない。
ひいては、商会の看板にも響くかも知れない。
だから、手を打っただけ、なのよ。」
気にすることはないわ、と、もう一度頭を下げる彼女に、軽く言おう。
打算が多くあるから、と少女はアイアスコーヒーを軽くすすって見せて。
「あら。
あら。
あら。」
彼女の言葉、ご無沙汰らしい。
確かに怪我をして動けないなら仕方がないところである。
その状態でもできるぐらいなら仕事をしているだろう。
これから施術院に入れるぐらいの大怪我なのだから、出来るはずもあるまい。
なるほど、と少女はひとつ頷いて。
「旦那の代わりとして?
それとも………。」
どちらかしら?意地悪な質問をしながらも。
少女はマスターに目配せして金貨を出した。
奥の部屋の鍵を、と。
■セレーナ > 「いえ、それでも……。あぁ、その。
も、もしかしてこういう風にお礼をするの、ご迷惑ですか!?」
どこまでも冷静な相手に、更に頭を下げる少女であったが。
そこでそんなことに思い至る。
おしゃれな喫茶店で、ぺこぺこ頭を下げて感謝し続ける、なんていうのは。
ちょっと見た目的に良くなくて。相手に恥をかかせてるのではないか、なんて思った。
「え、えっと。ですから。その。
も、もちろんそんなことを言っている場合ではないっていうのは分かってるんです」
それでも。少女自身、女だっていう自覚もあるし。
もともとの母体である肉体の持ち主は性のケダモノみたいな男だし。
まぁ、そんな訳なので。待てを喰らうというのは実は結構苦手な少女である。
「……そ、それは……。
……代わりなんかじゃないです。
その、リスだから。リスに抱いてほしいんです」
相手の質問に、困ったような表情になるものの。
すぐさま、心の奥の言葉を吐き出してしまう少女。
相手が手筈を整え始めれば。少女は赤面し。
しかし、肉体自体はこれから起こることに興奮し始めてしまう。
■リス > 「いいえ、お礼をするのは、すべてが終わったあと、でしょう。
今は入口に立っただけ、これから、セレーナは頑張らないといけないのよ?
旦那のためにも、子供のためにも、ね。」
そう、解決したわけではない。
解決の糸口を与えただけである、ちゃんとお礼を言いに来るのは、旦那が快癒して、元の生活に戻ってからでいいでしょう、と。
なぜなら、怪我が治ったとして、リハビリも必要だろう。
今、全てが終わったのではなくて、全てが始まるのだ、と。
「ふふ、別に咎めているわけではないのよ?
性欲なんて誰にだってあるもの、それは、生きている存在であれば絶対に、ね。
どんな時だって、したくなる時は、あるわ。」
それを咎めるのは頭がおかしいと思うのよ、と。
だから、少女が気にするのは性欲ではないのである。
「良く、出来ました。
いいわ、しましょう?セックス。
セレーナに、たっぷり、種付けしてあげるから。」
人妻だとしても、容赦はしない。
少女は彼女の唇を、そっと人差し指でなぞってから、おいで、と。
店の奥へと招くのだ。
喫茶店の奥には、扉があり、そこを開くと広い通路。
そして、通路にはたくさんの扉が有り、扉は全て個室となっている。
マスターにもらった鍵で扉を開けばその奥には小さな部屋がある。
ダブルベッドがひとつ、雰囲気の良い香りの香炉。
暖色系で纏められた壁は厚く、隣の部屋の音など聞こえない。
窓はなく密室であることが分かる。
―――端的に言って、ヤル為だけの部屋、なのであった。
■セレーナ > 「……は、はい。そうですね……。
でも、本当に。ありがとうございます。
頑張ります、私。この恩を返せるように、頑張ります!」
相手の指摘に、納得したように頷く少女。
確かに、これから先、全てが解決するまでは気は抜けない。
それでも、胸の奥から生じる感謝の気持ちだけは、言葉にし、伝える少女。
本当に、どれだけ感謝しても感謝しきれない、ということだろう。
「そ、その。あぁ、本当に恥ずかしい……」
相手に優しい言葉をかけてもらうと、逆に恥ずかしさがこみ上げてきた。
自身の浅ましさを、見抜かれているような気すらするのだ。
本当は、このことが目的で会いに来た部分もあるのだ、ということを。
「……ぁっ……。
は、はい。お願いします……」
ハッキリと告げられれば、息を飲む少女。
そのまま、唇を撫でられれば、まるで相手に魅せられたかのように。
素直に相手の誘いに乗り、店の奥へと向かっていく。
多くのトビラの中の一つを相手が開け、室内に入れば。
「……は、ぁっ。はぁ……」
少女の呼吸が、大きく乱れ始める。
相手のほうをちら、と覗う瞳は揺れ。頬の紅潮は強くなっていた。
胸元で組むようにした手は震え、両足を、切なげにもじもじと擦り合わせている。
そう。明らかに少女は期待し、発情していた。
■リス > 「ふふ、頑張りなさい。」
感謝の言葉、それはもう、うけとったわ、と少女は微笑んでみせる。
彼女の能力ならば、仕事には問題はなかろう。
それに何か問題が出来たなら、こういうふうに相談をしに来てくれる。
だから、もう、心配することはないわね、と。
少女は彼女を共に小さな部屋に入って、扉を閉める。
鍵を締めればあとはもう、二人きりの空間なのである、部屋は朝まで借りているから。
問題なく行為は行うことができる。
「そんなに緊張する?」
息を何度も浅く繰り返す様子を眺め。
少女は問いかけつつもそっと手を伸ばして彼女を抱き寄せる。
まずは落ち着きなさいな、と彼女のことを抱きしめて頭を撫でるのだ。
「したくなったら、遠慮せずにいつでも遊びに来なさいな。
ふふ、旦那を忘れるぐらいたっぷりと、奥まででマーキングしてあげるから。
私は、セックスには遠慮はしないわ。
するなら、セレーナの卵子を犯して、私の子供、孕ませてあげるわ。」
するからには、本気で愛するから、ね。
少女はそう言いながら彼女の顎を上げてそっと重ねるように口付ける。
■セレーナ > 「はい、はい!」
相手の微笑みを受けながら、またもぺこぺこ。
いっそそういう置物なのではないか、というほどに頭を下げ続けている。
少女にとってはやはり相手は救いの女神様。
東の国風に言うのなら。「足を向けて寝られない」という言葉に該当するか。
いざ、相手に連れられ個室に入れば。
少女の様子は一変する。見た目こそまだまだ幼いが。
これでも人妻、二児の母。そして何よりも元の肉体は性欲魔人。
まぁ要するに、ガワは熟れずとも中身は熟れているわけで。
「……い、いえ。緊張っていうか……。
……今日は、どんな風に愛してもらえるんだろう、って……」
もはや、本性を隠す必要がなくなったからだろう。
相手に抱きしめられたまま、頭を素直に撫でられ。
そんな言葉を漏らす少女。期待してしまっている。
どんなことをされるのか。どんな風に自分が変わってしまうのか。
その全てに、期待してしまっている。
「そ、そんな。でも、店長だってお忙しいでしょうし……。
……あぁ、そんな……ダメ、です店長……。そんなこと言われたら……。
ん、っ……は、ぁぁ……店長、店長……。
犯して、孕ませて、ください……」
旦那を、と言われれば羞恥も蘇るものの。唇を奪われてしまえば、もはや抗うことなどできない。
相手に縋るように、手を相手の体に這わせながらも。
欲に塗れた輝き放つ瞳で相手を見て、それを求めてしまう。
犯し、暴き、壊し、胎の奥に種を注ぎ。
その奥の奥底に、命を宿してしまって欲しい、と。
そう、訴えかけてしまう。