2019/03/10 のログ
ご案内:「トゥルネソル家」にリスさんが現れました。
ご案内:「トゥルネソル家」にさんが現れました。
リス > 普段はシュロスに詰めていて、家の中に居ない嫁が珍しく帰ってきていた。
 なので、少女はここぞとばかりに嫁を捕まえて引きずり込む。
 とは言っても……ベッドに、というわけではなくてリビングである。
 彼女は純度100%の竜なので、えちをするにしても発情期とかそういうのがあるらしい。
 そういうのがない時に誘ってもしてくれないし、無理やりしても辛そうなのである。
 そういうところもわかっているし、今はその時期ではないことは知ってるので、リビングに引きずり込む。
 少女はまだ、18だ、甘えたい時もあるので、赤々と暖かな炎を作り上げる暖炉の前で、嫁の腕に抱きついて頬ずりするのだ。
 特に今回は、珍しく大人な姿をとってくれているのは、そういうのを許してくれてると思ってる。

「ふふ、篝。
 久しぶりに見たけど、可愛いわ。
 もっと頻繁に家に帰ってきてくれていいのよ?」

 でないとさみしいじゃない、と、傍らに座っている嫁に少女は甘く問いかける。

> ここ一週間以上 トゥルネソル家自宅に帰っておりましたが何か。
寧ろ竜帝シュロスに帰宅しておらずで自宅にいる。天変地異さえ起きるんではと思われたが、特段何も起きていない。

そして一週間の間 人の姿で過ごしていたというある意味相当レアでいたとも。
こう人と違う感性の為、純度100%の竜なので?いや、淡泊なのも手伝って?
発情期とそうでない期間が広すぎて、旦那とか第二夫人とかその他物諸のアンアンとかの嬌声にも
どうと流されず、ただ黙って沈黙のままに商会の勤めをしていたという。

精神的に相当悟ってしまったのか、単に気にしない性質なのかリビングに連れ込まれたとしても、
この外見では甘えるとか寧ろ甘やかし担当として?頬擦りされたまま肩によりかかる旦那を
後ろから腕を回して ナデナデする位しかさりげなく甘やかししかできないでいる。

「…ん。可愛いは壮麗であり一輪で華麗に咲き誇る我が妻にこそ捧ぐ。
 此処一週間程 滞在していたが特に問題になる事が起きなかったのは僥倖である。
 我、発情期長いでな、こうすまんな。」

寂しがっているのも済まないと思うも、流し目の伏せ気味に旦那であり妻にこそに注ぐ。

リス > 「ありがと、可愛いって言ってくれると、それは嬉しい。
 ふふ、謝ることはないのよ?
 エッチは大好きだし、四六時中してるけれど。
 それだけが愛じゃないわ?
 わかってくれてるから、今ここに居てくれてるって思うんだけれど?」

 甘えている自分、その頭を撫でてくれる嫁に少女はもっと、と言わんばかりに頭をこすりつける。
 頬ずりを繰り返して、見上げて、にへ、と笑ってみせて。
 そもそも、嫌がるなら家にはいないだろう、彼女なりに気にして、ここに来て、ここにいる。
 それもまた、愛の形とも言えるのであろうし。
 こういうふうに二人でのんびりするのも、かけがえのない時間とも言えるのだ。

「ちなみに……篝は何時までここにいるの?
 というか、次はいつ出かけるのかしら。」

 彼女の仕事と言うか酒造の活動、それ以外の某は、ある程度は把握しているが細かなところは彼女の思うとおりである。
 商会の仕事であれば、自分が割り振るので完璧に把握しているが、それは必要な時に、依頼をする。
 ここしばらくは、商会で彼女にお願いする件はなく、酒造の活動や、彼女個人の用事で動いてもらっている
 だからこそ、次の用事は何時なのか、と問いかける。

> 「そうか。ならばいい。無理はしない様に壮健有らん事を。
 リスの体はリスだけではない事を覚えるがよい。」

この外見だと何かと大人びたものになってしまう。嫁というか旦那というか。
呼び名をどう考えようかと思ったがどちらでもいいかと思考終了。暫く甘えてくるリスをそのままに見下ろす。
本当に気が滅入るのならば 暫く身を隠すという芸当もするが、それを何度かして
冷戦めいた喧嘩も何度か経て今に至る事を覚えると、中々定期的に渡り鳥ならぬ渡り竜の様にしか
帰宅するという芸当しか出来ない不器用さを発揮する。

愛とは何か 愛とは。深くもあり永遠の謎である…多分。

「暫くはいる。部屋と家の魔改造は終わった。後は中庭に苔庭を造らねばならん。
 水琴窟もやってみたいが…これはやめておこう。雨が多いと相当喧しい。
 そろそろ仕入れの時期も終わるし寧ろ いつ出るのだろうか。」

酒造自体の活動。最近の酒の仕込みは冬の時期も終わりを告げて春?になりつつあり。
寒い時に仕込む事が多い為それが終わってくるこの頃は一時の暇日和。
王国軍からの個人的な依頼が休止している。酒造の事実上の経営者だが大事な要件が来ないので、
個人そのものとしては暇人になりつつある。だが、一時の暇人なので
酒造と急便の大型依頼があれば即多忙の極みになるとも。

思案。

「暇になると言えば暇になり 依頼があれば多忙の極みになる。」

そうとしか言えない。んー眉をひそめて考え込む。ぐりぐりと額の真ん中を自身の指で弄る。

リス > 「無理を使用にも、今の体じゃ、今までの仕事は楽になりすぎちゃってるわ。
 とは言え、ちゃんと健康には気を使ってますから?」

 もともとは人間であった、目の前の嫁に竜に変えられた。事後承諾で。
 人間の頃といろいろなものが変わって、戸惑いはしたが最近は慣れたもので、人間ではなくなっていることを堪能もしている。
 力が強くなったり精力が強くなったり、竜と意思疎通ができるようになったのも大きいと思っている。
 竜に聞けば、嫁の行動はある程度聞けるので、把握はある程度できるが、やはり会えないのはさみしいものなのである。
 帰宅するときは連絡くれれば、それなりのご馳走だのを用意して待ってるから、と言っておいている。

「魔改造に関しては、どこをどうするのか、予め伝えて欲しいところよ。
 ……苔庭とか、水琴窟って、なに??」

 聞きなれないのは、この地方にはないものなのだろう、初めて聴くものは、興味があるし、面白いのだろうか、と見上げる。
 しばらく出かけないとのことなので、そこは安心した。
 家の魔改造は、まあ過ぎなければいいのだと思う、既に散々魔改造されてきてるし。

「じゃあ、しばらくは、家にいてくれるのね。
 要件が出来たなら、一言でいいから言って欲しいわ?
 行ってらっしゃいぐらいは言いたいもの。」

 忙しくなったり暇になったりは別に構いはしない。
 自分だって店のことで家を空けていることは多いのだし。
 とりあえず、依頼ができるまでは暇だ、とわかったので十分だと。

> 「竜としての力の使い方をそろそろ教わったら如何かな?
 といっても我は教えるのは下手なので、ヴァールに突っ込んでおこう。」

元自身の参謀、現トゥルネソル商会家令。その辺の教育の仕込みはうまい筈と
昔から面倒な事は丸投げしてきたので、今回もリスの今後戸惑いは更なる混沌を呼ぶ筈だとニヤリとして企む悪い嫁。
まぁ、事後承諾で最初に体を作り替えた張本人だが、ついでに寿命も延びて善かったろう、と
寿命の概念がないというかその辺のんびりな身としては、今後さらなる育ちとして
竜の教育を受けては、と勧めておくというか今後受けさせる予定。

ひとたび動けば 図体大きい身なので竜としては目立つ方。ある程度まで王都に接近してから
人里離れた郊外で着地をして都入りするので分かり易いとも。

連絡する以前に目撃されて竜経由で嫁に通報されていると。

「庭を掘る、金属製か金属並みに硬化した穴の開いた甕を置く、筒の底に小石を敷き詰める、入口塞がない程度に土で覆う、その入口付近に使い古した石臼を置く、水をためる、手を洗う際にその水を利用して 入口に水を灌ぐ。水滴が筒の中で反響して音が鳴る。一滴二滴ならそんなに喧しくないが手連続して鳴ると喧しい。水琴窟の魔改造はそんなところだが、水琴窟その物の説明か。水琴窟その物の語源はわからん。昔から言われている。 苔庭は坪庭ともいうが、是は祠周辺の土の上に敷き詰めるから大した魔改造えはないな。鹿威しとかあればいいが、あれはもういいわ。」

つらつらと息もつかずに説明を延々と。。。
魔改造自粛しろとつい最近、某家令に突っ込まれているので 部屋と温泉で我慢する。

「成る丈声をかけよう。
 ただ 緊急発進めいた出立もあるから それは許してほしい。」

それくらいだな、多分。うん。

リス > 「あー………。」

 そういえば、そういうことは別の人にも言われていた。
 確かに力があると暴走の危険性もあると言われていた。
 彼女の言うことで、それを思い出して、少女は遠い目をしてみた。
 とりあえず、家令と、あの人に教えを請いに行く必要が出てきたらしい。
 でも、喧嘩の方法なんて知りたくないといえば知りたくないのだ、野蛮だし。
 人に迷惑をかけないためにも制御の方法は確かに重要である、と認識は頭の片隅にあるのだ。
 にやりと笑うその表情に、何か良くないものを感じる。直感だけど。

「つまり要約すると、水琴窟というのは、水の力を使った楽器のような、物を作るということね、大掛かりな。
 苔庭というのは……苔むしたお庭、というところ?」

 なんとなくフィーリングで察することにした。東方の知識がないので彼女の言うことがちんぷんかんぷんに近い。
 なので、自分の知識と、言われたことを必死に噛み砕いた結果の認識。
 正しいかどうかは、わからないけれど、否定されなければそれで想像すことになるだろう。
 出来たあとにそれを見ればいいのだ、とはいえ、そのあたりはしない模様。

 それなら、それ以上の追求は無粋か、と考える。

「緊急時は仕方がないわ?
 普通の時、お出かけの時ぐらいは、ってことだもの。」

 彼女の言葉に、それでいいから、とうなづいてみせて。
 じー、と彼女を見て。

「ちゅー、したいな。」

 艶かしい唇を眺め、それくらいはいい?と問いかける。
 こういうスキンシップは、軽いもので考えてるけれど、彼女はどうなのだろう。

> 「ヴァールハイトとユルティムに頼むという手もある。
 ただ、ヴァールより立ち振る舞いが凄まじいのと口調が荒いのであかんだろう。」

そしてその二人どっちでもここにいるメイド長ナーゲルと顔を合わせる度に娘たちの教育方法で派手に喧嘩をする始末。
喧嘩という名の巻き込み型による諍いで色々と場を問わず荒れ果てるという怒涛の迷惑さ。
なので極力 性質と教育と立ち振る舞いで問題のなさそうな?元参謀ヴァールを起用。

ナーゲルについてはそもそも教育が物理過ぎてリスにお勧めできない!
あれは突撃阿呆だ、長女は既に冷めているので ナーゲルさんと顔を合わせる度に寒気のする無言の喧嘩が既に。

「そう。簡単にまとめてくれて感謝する」

あと自身の説明はくそ長い。纏め切れぬ。大体正解だったのでそれで、と感謝の意を示す。
出来る以前に自重しろと言われたので魔改造は暫く苔庭以外はしないつもり。
ただ、庭に鳥居を作ろうとしたので羽交い絞めで三日前に止められたのは記憶に新しい。

・・・

「ちゅーか。ならば」

早く言え 寧ろしろ、とばかりに潔く 密着している事だし
嫁の唇を奪うように?舌を入れる深い口づけを仕出かして。

リス > 「それだったら、ヴァールに頼むわ。」

 ええ、リスの所の家令長は、竜では珍しいレベルでおとなしく、紳士的で礼儀正しい。
 おうちの外にお使いに出しても全然大丈夫なレベルの彼である。
 なので、学ぶなら彼からが一番であろう。
 もしくは菓子折り持参で彼女……であろう。
 とりあえず、メイド長以下、シュロス組は荒々しすぎていけない。

 リス泣いちゃう。

「それでいいのね、なんとなくわかったわ。
 でも……水琴窟だったら、少し手を加えれば素敵になるんじゃないかしら。
 例えば、必要のないときは水が落ちないように、蓋ができるようにする、とか。
 心地の良い音が鳴るのは、私としても好ましいと思うわ?」

 魔改造、ちゃんと相談さえいただければ、こういうふうに提案もできる。
 彼女の作るものに興味が全くないわけではないのだ、だから、ちゃんと相談をすれば許可はすぐ降りるものである。
 なので、勝手に改造とかしないでください、うちの家令も、嫁様を止めるのに全力出さなくて済むようになりますので。

「ふふ。」

 腕を伸ばして彼女の首に絡めて、唇をこすりつける。
 ちゅ、ちゅ、と唇をこすりつける少女は、嬉しそうに頬を染めていた。
 深くなる口づけにたいしては、ちゅぅ、と強く吸い返して舌を絡めるのだ。

> 「では二三日中に始まると思ってもらっていい。」

近日中ではなく二三日中。元繋がりなので微妙に頼みづらい。
紳士的で礼儀正しいが曲がった事は確か応用が利かない筈。独断専行は似合わない筈だ、確か。
いや、家令なので独断専行はする筈、命令系統に支障がない程度ならば割と。
その辺仕込んだ記憶がぼんやりとある。応用利かないとあかんぞ、といった事ももやもや。

シュロス組は竜帝一家のあだ名を持つ 荒々しい職人気質だどうにもならん。

そしてその筆頭たる篝は 微妙に脳筋である。学はリスに及ばず足りない。

「うん。我が作ると罠かそれに準ずる物だとヴァールが疑っている。
 我がやるよりリスがやった方が後腐れせんで物事進むと思う。
 ネタと仕込みに関する資料は渡すから やってくれないか。」

やり過ぎてヴァールに睨まれている元主(阿呆)。
報連相が足りなかった過去を踏まえて最近やる即座にヴァールがくる止められるしかない。
相談した筈が通用してきていない気がする、勝手に改造は温泉と部屋以外していない筈なのに。
鳥居事件は未遂で終わった、うん、あれは残念だった。(こりていない)

暫く 口づけは続く。

リス > 「こ、心の準備が……!?
 せめて、私からヴァールにつたえるから、それで……!」

 二三日中、とか明日とかあさってとか、そのレベルではないですか。
 ヴァールならきっと優しく教えてくれるとは思うけれど、矢張り竜という強大な力を扱うのは一般市民の町娘には荷が重たい。
 わたわたわた、としてしまうのは仕方のないことであろう。

「それは今までの篝の行動が全部を物語ってると思うの。
 少しは改めたほうがいいわよ?」

 罠とかそんな風に思われる、うん。それは彼女の今までの行動的に仕方のないことである。
 それに、彼女、なにげにそういう知識は多いのである。
 初めて出会った頃には、警備のための知識を彼女から仕入れていたのであるし。
 仕方のないことである。

「ええ、じゃあ、今回は、水琴窟は、私が作るから。
 ちゃんと資料と計画書とかの提示をお願いね?」

 ちなみに、個人の部屋は治外法権なので、魔改造は黙認します、現に娘のうち一人は部屋の空間拡張とか、そんなことをしているので。
 部屋の外に出るような魔改造はNGだしてますが、部屋の中であれば、個人の好きにしていいというルールがありますので。
 部屋の中なら、ヴァールさんは来ません。

「ん、んふ、んっ、ん。」

 しっかりと抱きついて、唇を押し付けて、キスを堪能します。
 久しぶりのキスだから、もう、いっぱい楽しませてもらおう、と唇を押し付け、唾液をすすり。
 うっとりと、彼女の唇を貪るのです。

> 「仕方ないな」

仕方ねぇな的なやさぐれようだ。
本当に残念そうに言うのだった。今更竜に囲まれた生活を送っておいて心の準備??
いや、あーた、家令やメイド長を筆頭にメイドの半分は竜だろ、と突っ込んで差し上げたい。
もうかれこれこの生活半年以上経っているだろうと!

「っち」

舌打ち。思いつき即行動 後悔は後で。で至ってきた。
無駄な知識は幅広く 使える知識は最低限 無駄に魔改造で脱線し放題。
色々な時点で正しい知識より脱線している知識の方が多い。

「これとこれだな。あと 材料諸々は庭の隅に積み重なってる。
 祠の近くにあるから分かり易いだろう。」

何処からともなく資料と設計図と計画書の束をリスの前にドサドサと置く。
部屋の魔改造というかタイトルは一つ 「禅」 自身の部屋はそれ一色ただ。
後娘たちと嫁と諸々の部屋の中身は知らない。

…暫く口づけは続いて えっちに続かず程無くして口づけという名の挨拶は終わった事だろう。
夜はまだまだ続きます???

ご案内:「トゥルネソル家」からさんが去りました。
ご案内:「トゥルネソル家」からリスさんが去りました。