2023/05/19 のログ
ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」にサウロさんが現れました。
サウロ > (広い王都には冒険者ギルドと称される建物がいくつかある。
 知識として知ってはいるものの、建物やギルドの名ごとにどのような分類がされているのか、
 実のところそれほど詳しくはない青年は、夕方を過ぎて夜に差し掛かる頃一つのギルドへと足を踏み入れた。
 ギルドの名は何と言うのか、それすら確認せずに入ったサウロは周囲を軽く見渡す。
 建物の中に飲食スペースがあり、カウンターがあり、冒険者らしき人物やグループがちらほらと散見している。
 初めて足を踏み入れた場所でもあるので、多少の緊張はあったが、表情には出さないように努めた。
 それでも、騎士風の鎧に剣盾という風貌は、冒険者らしからぬ容貌や雰囲気と相俟って、自然と目を引いたかもしれない。
 一先ずカウンターの方へと足を運ぶ。
 依頼にしても、冒険者という生業について聞くにしても、まずはギルドの職員を尋ねるべきだという思考だ。)

「すみません、少し宜しいですか?」