2023/03/14 のログ
ご案内:「平民地区・小酒場」にアッシュさんが現れました。
アッシュ > 自身の住まう事務所からそう遠くない、慣れた小規模な酒場へとこの夜も訪れると、空いていれば概ねそこへ座っているカウンターの端の席へと腰を下ろし。
ふう、と少しお疲れの様子なのか珍しく小さなため息などこぼしつつ。

「……いやぁ、あれこれ変化が激しいね。おじさんにはちょっと大変だよ」

なんとなく、まずはエールを一杯、と店主に頼み。
遠出もしてきたからね、少し食べるものも欲しいか、と思うがあまり重たいものも気分じゃない……とごちていれば、鶏肉を混ぜ込んだ野菜盛りでもどうだい、と勧められ。

「お、いいんじゃないかな。それも一つお願いしよう」

出されたエールをあおりながら、慣れた空気の中に居れば、やっと少し落ち着いてきたか、とだらけることにして。

アッシュ > 暫しして、渋い色をした大きめの木の器に盛って出てきた鶏肉入りの野菜盛りを、最初はわりと勢い良く。
ある程度食べて気が済んでくると、合間にエールをはさみながら食べるペースを落として、半分くつろぐのに回しながら。

「休んだ後は、もうひと仕事……かな? 届け物を済まさないとな」

腹が減っている時に、壁を登ったりなどあれこれは大変だ。もちろん食べ過ぎもよくないが。
何をするにせよそれなりの準備と言うものは必要なのである。

落ち着く場所で腹ごしらえ、は良いとして、落ち着きすぎると今度は何もする気がなくなってしまいそうではある。
少しの考え事を交えながら出されたものを食べ終わり、それで丁度飲み物も無くなった所だ。

「……よし、ではやるべき事をやるとしますか、ね」

何となくどこへ向かうか想像がつくが、と店主に言われれば、はっは、とわざとらしく笑って返してやりながら。
支払いを済ませて、酒場を後にする。

ご案内:「平民地区・小酒場」からアッシュさんが去りました。