2022/12/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 乳加工製品店」にテンドンさんが現れました。
■テンドン > 「バター下さーい!」
今日はバターがお安い日であり、夕暮れ時のタイムセールス中だった、但しお一人様一品限定。
酪農家から直で降ろして貰っている乳加工品店前には軽く行列が出来ている。
そして先頭では、店頭に居る接客担当の店員さんと売買交換中。
■テンドン > 「えへへへ~~、有難う御座います!」
普段よりもずっと安価に交換して貰った切り分けバターの塊を紙に包んで手持ち鞄の中にへと投じる、マイバック。
後ろの行列では行儀良く他のお客さん達が待っているので、ホクホク上機嫌顔で直ぐにその場を離れた。
■テンドン > 状況解説
『これ店員さんと在庫の乳製品(バター)』
↓
□
◎●〇〇〇〇〇〇
□↑
『これはボク』
■テンドン > 「…………」
□●
◎〇〇〇〇〇〇
□
■テンドン > 「…………」
□ミミミミミミ●
◎〇〇〇〇〇〇
□
■テンドン > 「…………」
□
◎〇〇〇〇〇〇●<ス…ッ…
□
■テンドン > 「…くくく…これもバターたっぷりのオムレツの為なんだ…許されよ…」
悪い笑顔で上着のフード部分を引っ張って目深に被る事で顔と角まで覆い隠して。
更にサラシを更に窮屈に締め付けて無理矢理にカップサイズを二回りぐらい誤魔化す。
猫背気味になってさっきよりも見掛け状の背丈を小さくした。
■テンドン > 「お、おお゛、ん?んあー…」
その上で喉を手で抑えて発声を繰り返し、声の調子を調整。
向日葵みたいなオレンジカラーなボイスから露草の如きクールなブルーカラーなボイスにへと変声する!
「これで、カンのぺキ。ボクはテンドンではない、別の誰かさんです。なのでお一人様限定のルールも破ってはいません、クィッヒッヒッヒ……ッ」
後は、素知らぬ顔で行列の最後尾に並んで目の前の列が消化されるのを待つのみ。
■テンドン > 「有難う御座いマース…」
そして恙無く問題も無くミッションコンプリート!
本日二回目のバター購入成功!そそくさと抱え込んだブツを大切に手にしてその場より離れ。
「やったね…!これで今日の夕ご飯は…!バターたっぷりのふわっふわのオムレツ…!大勝利!明日への糧…!待っていてねボクの胃袋ちゃん!」
ピースピース!そして万が一にもルール違反が露見してしまわぬその内に、その健脚を生かしてくるくるぴゅー!
その場を走って逃げて行くのでありました!
ご案内:「王都マグメール 平民地区 乳加工製品店」からテンドンさんが去りました。