2022/07/30 のログ
ジークフリーダ > その奥は広間になっており……
そこに、十匹以上もの浮遊するクラゲの姿があった。
冒険者は喉の奥でうっと唸る。
巣か何かだろうか?
ここで繁殖でもしているのだろうか?
名前も知らないマイナーな魔物である。生態はよく分からない。

とりあえず、駆除しない理由はなかった。
一匹一匹は大して手ごわくもないが、この数ともなるとそれなりに手間だ。
歩合給の仕事ではないこと残念がりながら、冒険者は剣を引き抜く。
そうして、駆除作業はなんだかんだで夜明けまで続くのだった。

ご案内:「浜辺の洞窟」からジークフリーダさんが去りました。