2022/02/10 のログ
ご案内:「平民地区/商店」にセリアスさんが現れました。
セリアス > 平民地区にある自身が主をしている店で、なぜかたまたま店員たちの都合の巡りが悪く。
店番を担当する者が相次いで出払っているため、仕方なく自らカウンターに座っていた。
ぱらりぱらりと、報告書らしき書類を捲りながら、時折買い物をしていく客たちに愛想を振りまく。
勿論、黒尽くめの格好と、持ち前の軽薄な笑みでは、どういう印象を与えたのかはお察しでもあるか。

「ああ、ずっと此処に居るのも肩が凝りますねぇ。みんな、良く文句を言わないものだ」

実際は小さい不満くらいはあるが、店員間、あるいはその友人らで済む程度のもの。
王都の平民地区の通りの一つに構えれた店の中では、労働条件はそれなりなので、満足度も不満度もそれなり。
ただ、店員には彼の『同郷』も混ざっていれば、彼と同じく趣味を優先する者も多い。
人手が不足して仕方ないほどではないにしろ、そも人との縁は歓迎している店主の意向で、
店の入り口付近には『店員募集』の要綱も、目立たないが、掲示はしてあって。

セリアス > 閉店の時間が近づくにつれ、段々と客足も遠くなっていく。
御用聞きなり仕入れなりと自分で動くことの多い男も、偶には良いかとゆっくりと店番をして過ごしたとか。

ご案内:「平民地区/商店」からセリアスさんが去りました。