2021/11/11 のログ
ボブ > (しばし待っているとコーヒー豆を挽くミルの音がしてき、きちんと一杯ごとに豆を挽くという
丁寧な店に出会えたという幸運を密かに胸に感じていれば、挽かれた粉をフィルターが敷かれたドリッパーに入れられ、
お湯が注がれ、コーヒーのいい香りがしてくれば、マスターが一足先に皿に盛られた5枚ほどのクッキーを出してくれて、
そして後を追う様にいい焙煎香を漂わせているブラックコーヒーも出されれば)

「う~~ん……いい味だ。 そして香りもいいな」

(ブラックのまま、カップに口を付け、喉を鳴らしてコーヒーを飲んでいけば、
口内から鼻の方に抜ける焙煎香をも堪能し上げ、優雅な午後を楽しんでいく男)

ボブ > (ゆったりとコーヒーと共に午後の時間を過ごしていたが、喫茶店の窓の外から学生たちの賑やかな声がしてき、
そちらの方に視線を向ければ、実に楽しげに笑いながら通りを歩いていく様が目に入って)

「もうそんな時間か……ちょっとゆっくりし過ぎたかな。
さて、そろそろ残っていた仕事……向こうの時間の方も都合が良くなった頃かな」

(カウンターの天板に代金を置いていけば、男は喫茶店を後にし、仕事先へと向かっていった)

ご案内:「王都マグメール 平民地区 喫茶店」からボブさんが去りました。