2021/07/26 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 砂浜」にタピオカさんが現れました。
■タピオカ > 砂浜眩しいダイラスの海辺。昼間。
男女問わず誰もが開放的な水着を身にまとって太陽と海と夏の真ん中で涼しげな水飛沫を上げている。
そんな光景を見て心踊らない者が居ようか。
水着に着替えた褐色肌の冒険者も、ビーチの端に立つなり眼の前に広がる水平線を見て片手をひさしに瞳細め。
「海……!
日差しも風も気持ちいいー……!
今日はいっぱい泳ぐぞー……!」
夏は王都よりも海辺のダイラスのほうが過ごしやすい。
夏前までに十分な稼ぎを得る事が出来た。暑さが落ち着くまではこの砂浜を本拠地に羽根を伸ばす予定だ。
その1日目、足の裏に気持ちいい白い砂を踏みながら小走り。
波打ち際から腿あたりまでの深くなるあたりまでジャンプ。
冷たい海水の中に身を躍らせると立ち上がって。
短い銀髪を額になでつけて空を見上げ。
濡れた褐色肌に陽光、きらきら。
■タピオカ > 北方の高原出身ではあるけれど、丘陵地帯と山の合間によく川が流れていた。
水浴びをしていれば自然と覚えた泳ぎで気の向くまま泳ぐ。
立ち泳ぎで水面と一体になる。
ほどよく冷えた身体を波打ち際に横たえ、海に透ける砂を見下ろす。
打ち上げられた砂の間に隠れた貝を拾い集めて綴り合せ、首元を貝殻細工で飾る。
ちらほらと開く天幕の下に売られている冷たい飲み物や食べ物に興じる。
木陰で目を瞑るのもいい。
青い空が茜色になるまで気ままに過ごそう――。
ご案内:「港湾都市ダイラス 砂浜」からタピオカさんが去りました。