2021/05/30 のログ
ご案内:「場末の売春宿」にゼナさんが現れました。
■ゼナ > 「はぁっ♥ はぁっ♥ はぁっ♥ はぁ、あ……っ♥ んっ♥ ふぅぅう……♥ あ、ありぁとぉ、ごじゃまひたぁ……♥♥」
汗と唾液の染み込んだ枕に沈めていた赤面を息継ぎめいて横向かせ、性欲処理を終えて部屋から出ていく客の背に、呂律の回らぬ舌で辛うじてお定まりの挨拶を投げかけた。
淫具の並べられたヘッドボード付きのベッド以外は家具の一つも存在しない狭苦しい部屋は、クリーニングどころかシャワーさえ許されず、信じがたい事にトイレに至っては客の目の前でベッドの下に置かれているバケツへの排泄を強いられた事もあり、柑橘を思わせるゼナの汗匂と、それを塗りつぶす濃厚な精臭、更にはアンモニアの恥臭に満ち蒸れていた。
たわわな豊乳と炎熱した頬をシーツに押し付けたまま、膝立ちで尻肉だけを突き上げたあられもないポーズは、ヒクつくアヌスの下、状時間のセックスで常よりも赤味を増した姫華からでろぉ…っと注がれたばかりの白濁を垂れ零しているのだけれど、健康的に日に焼けて、今は無数の珠汗に艶めいている小麦肌はどこもかしこもザーメンまみれ。
崩れた四つん這いで突き出した尻から放射状に飛散するシーツの液染みは、ゼナが何度も潮噴く程の苛烈なピストンが加えられた事を物語る。
普段は凶悪なモンスター相手にバカみたいに大きな竜剣を携えて斬った張ったの大立ち回りを繰り広げている戦士娘が、何故今日は娼婦の真似事などしているのかと言えば、とある騎士団からの依頼による潜入捜査がその理由だった。
現在ゼナが娼婦として潜り込んでいる売春宿は、既存の薬とは一線を画す感度の上昇、精液量の増加と絶倫効果、そして強い中毒性を持つ違法の精力剤の使用が疑われているらしい。
実際、昼過ぎから入ってここまで10人程の客をさばいたゼナだが、1度や2度の射精で満足してくれる相手は一人もおらず、吐き出す精量も常人の5~10倍はあったと思う。
ほぼ間違いなく黒だとは思うのだけれど、それでも今日一日くらいはちゃんと潜入捜査をやり切って、その上で報告を上げたいと思うのは、生来の真面目さもあっただろうが、近頃ますます膨れ上がって手が付けられなくなっている淫欲の解消を半淫魔の身体が望んでいるからに他ならない。
■ゼナ > その後、更に5人の客の相手を終えて、この店のほとんどの客が違法薬物をしている事を報告してゼナは依頼を終える。
ぐったりと疲弊していながらも、戦士娘の表情はどこか満足げだったらしい。
ご案内:「場末の売春宿」からゼナさんが去りました。