2020/10/02 のログ
ご案内:「下着館」にトルテさんが現れました。
トルテ > (夏の蒸し暑さも既に遠く、秋の深まりに合わせて肌寒さの増して来たある日の夜、とある屋敷のエントランスホール奥、暖炉にほど近い位置に設置されたソファに一人のお嬢様の姿があった。少々だらしないくらいに肉付きの良いミルク色の肢体を包み込むのは、黒を基調とした幅広のチョーカーと、瀟洒なレースで全面を飾られたピンク色のブラ、同デザインの横紐ショーツ。後はウェディングドレスを想起させる純白のガーターストッキングだけというあられもない下着姿。しかし、広々としたホール内、ホームパーティめいて人々の行きかうその場所において、お嬢様の半裸姿は違和感を感じさせるどころかむしろしっくりと馴染んでいた。なぜならば、下着館などと呼ばれる事も多いこの施設では、下着姿こそがドレスコード。カクテルグラスを片手に歓談に興じる利用客は当然として、彼らの世話をする使用人までもが一様に水着めいて露出の高い薄布だけを身に着けた半裸状態なのだから。)
トルテ > 「(うぁぁ……っ♡ 見られています、見られていますわ…♡ わたくしのいやらしい身体と、お姉様に付けて頂いたタトゥが見られてしまっていますわ……っ♡)」

(純白のガーターストッキングの食い込むむちむちの内腿をもじもじと擦り合わせ、その膝上に乗せた大きな兎のぬいぐるみをぎゅぅううっと抱き締める。ピンク色のフロントホックにて押しつぶされて柔らかな膨らみを今にも零れ落ちんばかりに拉げさせた白乳が、薄茶の兎皮の圧迫でたわわな半球を更に卑猥に歪ませた。一房だけでもお嬢様の頭部と大差の無い圧倒的サイズの魔乳が、華奢な鎖骨の間際にまで迫らせる純白の丸み。その双丘の左上部には、羞恥の朱を広げた気弱げな童顔とのギャップも著しい黒色のタトゥがハート型の紋様を描いていた。むっちりと肉付いた下着姿のボディラインはただでさえ周囲の淫視を集めてしまうのに、育ちの良さの感じられる淑やかな所作と大人しげな性格の滲む童顔は、それに見合わぬタトゥが刻まれるに至った淫猥な背景を想像させずにはいられない。そして舐め回すかの様に不躾な数多の視線に晒されて失礼な妄想のおかずにされているお嬢様は、羞恥に竦めた双肩に緊張の強張りを漲らせつつも、悩まし気に細眉を歪ませて、乱れた呼吸でぽってりとした桃色の唇を半開きにさせていた。それに合わせて上下する豊満な白乳の内側は、露出行為にも似て倒錯的な興奮で今にも弾けてしまいそう。先日お姉様から分けてもらった高価な錬金薬によって一時的とは言え普通の女の子と変わらぬ身体になってはいるが、もしもいつも通りのふたなり状態であったのならば、抱き締めたぬいぐるみによって隠された下腹部は、桜色のショーツからはみ出した剛直は隆々たる威容を屹立させてしまっていただろう。)

トルテ > (この館に来たのは夏の終わりに開催された夏祭りの露店にて、大好きなお姉様に施してもらった隠微なタトゥを誰はばかることなく見せびらかしたかったから。他の商品と比べれば割高であったと言えど、所詮は祭りの出店の売り物だ。簡易魔術でプリントされた黒色のタトゥは水に濡れたくらいでは消えぬものの、日々の新陳代謝で徐々に薄れて行ってしまう程度の安物に過ぎない。それが完全に消えてしまう前に、プリントタトゥに飾られた己が身を誰かに見てもらいたかったのである。そして、それを晒すからには露出の高い格好が必須となり、必然的に見られてしまう危険性の高まるコンプレックスの塊―――ふたなりペニスを隠す必要があった。その為に入館直前に飲んだ丸薬は、淫魔による永続的な肉体変化の呪いさえ一時的に打ち消す事の出来る強力な物。その効果が続くのはせいぜいが後1時間くらいであり、その後は無理矢理押さえつけた呪いが強烈な発情として返ってくるという副作用のおまけつき。)

「はぁ…っ♡ はぁ…っ♡ ……ん、ぅ……っ♡ はぁ…っ♡ はぁ、ぁ……っ♡」

(乱れた呼吸を繰り返す半開きの唇を一旦閉ざし、白喉を上下させて生唾を嚥下する。その様子はぽわぽわっとした印象の童顔にさえ、匂い立つ程の色香を滲ませる。すっかり発情した雌の風情は、錬金薬の副作用が早くも影響を及ぼしつつあるという事もあるだろうが、左胸上部とは別の場所に刻まれたタトゥと、それを見られてしまった時の事を妄想せずにはいられないお嬢様の淫乱さゆえ。ガーターストッキングの食い込みも淫猥な太腿が、内側の柔肉を歪ませる程に閉ざしたその奥。乙女の秘園を守る桜色のショーツは、クロッチ部分にじっとりと色濃いシミを滲ませてしまっていた。)

トルテ > (――――その後錬金薬の効果が切れるまでの間、幾人かに声を掛けられ、その内の何人かからの軽いボディタッチこそ受けてしまった物の、やんわりとした断りの言葉を無視し、大勢の人目に晒されたその場で無理矢理お嬢様を手籠めにしようとする程の無法者はいなかった。それは本来幸いと言える事なのだろうけれど、お嬢様は素直にそれをよろこぶ事など出来なかった。なぜならば、自分の屋敷に帰着して元のふたなり状態に戻り、下着館で悶々と昂らせた興奮を錬金薬の副作用と共に燃え上がらせたお嬢様は、慰めても慰めてもまるで冷める様子の無い淫熱に苛まれた眠れぬ夜を過ごす事となったのだから。)
ご案内:「下着館」からトルテさんが去りました。