2020/05/17 のログ
ご案内:「女郎屋」にビョルンさんが現れました。
ご案内:「女郎屋」にアイリースさんが現れました。
■アイリース > 「そう思うなら、女子への接し方は気を配りなんし」
少なくとも、私は『相手が女だと居丈高になる男』というのは好きになれない。
そういう相手は、やはり生理的に受け入れられない。
……ところで。どうして世の男性は胸が好きなのでしょうか。
夢中になって吸うあたり、まだまだこの相手も若いと思う。
「んぁぁぁっ……! ……一応、聞いておきんすが。
漏らしてほしい、ってことでありんすか?」
腹部への圧迫感や、胸への刺激に。
次第に体が解れていくのが自覚できる。
ただ、一応確認だけはしておこうと、そう問うてみる。
もしもそういうのがお好みなら、お応えしても構わないので。
「ん、ぁ、あ、あああ、ぅっ……。
そういう、ことなら……。ただ、よろしいので……?
『血盟家のビョルンは、商売女にお熱だぞ』などと、噂されるのでは……?」
私自身は、その辺りは気にしないが。
相手がそんな噂を立てられても大丈夫なのかが気がかりだった。
(揺さぶられるうち、女の体は、次第に仰け反っていく。
あきらかに快感を感じているのは一目瞭然。
腕の力も強くなっていき、抱きつく、というよりは。
相手にしがみ付くかのような形になっていく)
■ビョルン > 「外では猫被るさ。御したいなら、
教育してみなよ、お姉さま?」
母親も居らず、男社会の長い己に深い悪気はない。筈。
己に忠告しながら硬くしている胸の先、ちゅっと吸って離す。
「──俺も逆に聞くけど、ココ、押すの止めて欲しい?
漏らさないように尽力してくれた方が、すごく締まっていい塩梅だけどな──…?」
ぐりり。と。
己が逸物の切っ先で押し上げている子宮口あたりを、女の腹の上から指先でピンポイントで突く。
そうしたからまた、粗く激しく女の中を犯していく。
「っ、ん……構わないさ。
よくある、話じゃないか──女を囲って、店持たせるなン、んって……。
それに女将としてなら、本当に良い男にだけ身を許せばいい」
今のところ、舎弟の護衛よりも女の忍を信頼していると大っぴらにしられるよりは、と。
言葉を乱し、息を荒げながら快感を貪っている。
その動きはそのまま、相手へ視線を絡める。
「あやめ……」
己だけの呼び名で囁いたらまた唇を重ねようか。
■アイリース > 「別段、手なずけよう、などとは思いんせんが。
痛い目見ても助けんせんよ」
窮地を助ける義理はあるかもしれないが。
女関係で痛い目を見るのは自業自得というものだろう。
「……はぁ……。どちらでも……。
我慢しろ、とおっしゃるのでありんしたら」
それが命令なら、従うまで。
ぐい、と押し込まれ、子宮口周辺を刺激されれば。
反射的に腰が跳ねてしまう。
「良くある話、かは分かりませんが……。
そういう、ことでしたら。かしこまりました……。
……男以外には、身を許してはいけないので?」
相手の言葉を、命令として受け止め。
そのついでに、冗談のようなことを聞いてみる。
……この国には、ふたなりという存在が普通にいるとは聞いているので。
念のための、確認、のようなものだ。
「……あい。ビョルンさま……」
名を呼ばれたので、返事をする。
そのまま、唇を重ね。
私は、相手に体重を預けるようにしていく。
そのまま、少し力を抜き。
相手に、突き上げられるがまま、という状態に。
■ビョルン > 「手厳しいな」
当たろうと思えば肩透かしを食い、距離を空ければ詰めてくるような。
駆け引きとも思えぬ、言葉の応酬には飽きつつある。
「シノビの女ってのは、全部そんななのかい──…」
我もなく、ご主人さんのよろしいようにと言いながら気配を消して去って行ったり。
ふと、醒めた声で吐いて女の腹から手を離す。
続いた言葉を聞けば尚更、相手から興味を無くしたように突き放す。
そのまま床へと組み伏せて己だけが上り詰めようとするように腰を振る。
「──ああ、やっぱりな……。
くのいちってのは、よっぽど女の見た目にチンポつけたような生き物が好きなんだな──」
相手が己を呼ぶ声はもう耳も心も打たない。
ただ乱雑に相手を犯しては、最奥へたっぷりと種付けして果てた。
■アイリース > 「厳しくしてるつもりもありんせんが……」
この相手との距離の測り方は、正直まだまだ中途。
ハッキリと言ってしまえば。どこか……。
『わざと、対する相手と最初からある程度の距離と壁を作っている』ように見えるので。
恐らく、私の対応もまた、それを助長してしまっているのではないか。
……いや、だとしても。相手にどれだけ踏み込んでいいのかがわからなければ。
なかなか踏み込めないのだが。
「……難しい質問ですね。
確かに。それが任務や命令であれば。
どのような行為であれ、受け入れるのが忍でしょう。……限度はありますが。
ですが……んくっ!」
問われたことには答えようと思うのだが。
これは実に難しい……というか、線引きの説明が必要なことである。
どう答えると一番分かりやすいか。そう考えていれば、急に、激しく突き上げられるようになる。
「ぅ、ぁ、うっ……。
……それは、趣味によります、がね……。
そういう、意味では……んんっ……」
そのまま、いきなり中に射精され。
私は、思わず声を上げてしまうが。
すぐに、膣内を収縮させ、精液が零れないようにする。
……のと同時に。更に膣壁を蠢かせ、相手のモノを締め付けるように。
「……そういう意味では。ビョルン様はその定義に当てはまりんすぇ。
……くふふ。そもそも、クノイチは色に溺れたりはいたしんせんよ。
それが任務なら、醜く肥え太った男性であろうと。
バケモノ並みの一物をもった女性だろうと、抱かれるだけ。
ただ……心までは明け渡さず。
……だからこそ。忍が色に狂う時は。
……恋か愛に傾倒した時だけでありんしょ?」
忍の女が全てそうなのか。その答えは単純だ。……私の中では。
『もしも本気で恋に落ちれば、欲に溺れることもある。
ただし、そうでない相手なら全て同じ。
ただ肌を重ねるだけ。ただ行為を繰り返すだけ。
そこに何の感情も無い』
……とはいえ、それが全ての忍に共通か、というのは。
分からないのではあるが。
(女は、相手のモノを締め付けながら笑う。
それは、どこか慈しむ様でもあり。
どこか、小馬鹿にする様なものでもあった)
■ビョルン > ぬらりくらり、ゆらりふらりと蠢く正体のない寒天の壁を殴っているような気持になってきた。
精を出しきれば女から体を離す。
後始末を命じる気も起きず自らごそごそと身繕いを整える。
「──そうか、これも任務だったな。
少し喋りすぎた、忘れてくれ」
寝間着から腕を抜くと着てきたスーツに着替える。
帯刀して格好を整えて、振り返らず部屋を出る夜明け前。
■アイリース > 相手が身だしなみを整え。
外に出ようとするのを見つつ。
「……って。もう出ていかれるので?
朝食の手配をしろとおっしゃったのは──」
残念ながら、私の言葉はそこでドアに遮られる。
しぃん、と静まる部屋。
「……アンタでしょうに……。
ったくもぅっ」
手配した朝食をキャンセルしなくてはいけなくなり。
思わず悪態が漏れそうになるが。
ちょっとだけ呟いて、それを飲み込み。
私は、ドアを開け。顔だけを出して。
聞こえるかも分からないが、叫んでみる。
「どうせなら! 明日の朝、朝食だけでも食べに来なんしな!」
もしも食べにこなければ……。
どうしようか。私が食べるか……?
そう考えつつ、ドアを閉め、ベッドに寝転がる。
「……これはこれは。
なんとも難物と見た……」
(そのまま女は、ベッドの上でうんうんと唸り始める。
相手のことがまだまだ理解できていないが故。
とりあえず、出会ってからのことを情報整理しようとするのだが。
どうにも、上手く思考がまとまらず。うなったままベッドの上で。
じたばたと身もだえする始末であった。)
ご案内:「女郎屋」からビョルンさんが去りました。
ご案内:「女郎屋」からアイリースさんが去りました。