2019/12/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 エステ店「オブシーン」」にモールドさんが現れました。
モールド > 平民地区と富裕地区の境目に居を構える、エステ店「オブシーン」。
清潔感が見て取れる店構えと、利用者の声、そしてその値段設定から平民、貴族を問わずに評判の良い店だ。

その実態は、優良店とは間違っても言い難いものであるけれど。
今日もまた、愛しの恋人や旦那の為、または自身の美を磨く為にとその身を嬲られる客が一人。
淫らで変態的な施術を受け、それでも認識上は「素晴らしいサービス」を受けて満足そうに店を後にする。
その胎には雄の種がたっぷりと仕込まれ、つい先ほどまでその証を魔導具に晒して記録していた事を知るのは今、店の主ただ一人だ。

店に一歩足を踏み入れれば、設置された魔導具の効果で認識に影響を受けてしまう。
エステの効果を宣伝するように店内へと飾られたパネル一つをとっても、それは美貌を喧伝するものではなく。
素肌を晒し、卑猥な落書きを施されて玩具を銜え込む姿であったり。
男のペニスを美味そうにしゃぶり、恍惚とした表情を浮かべているものであったり。
更には犬の様に首輪とリードをつけられて、屈辱的なポーズを取らされながらも矢張り蕩けた表情を浮かべるものであったりと様々だ。

女の、否、牝の美しさを象徴するという意味ではそれは一部で納得できる写真の数々であるかもしれない。
けれども、此処は表面上は普通のエステ。誰もが、それを見た途端に逃げ帰るだろう
――それも魔導具の効果で「ちょっと過激だが魅力的なスタイルを見せる女性」とでも変換されるのだろうが。

さて。今日は後一件、予約があるがそれまでにはまだ時間がある。
獲物となる客が来るか、それとも予約の時間まで暇を過ごすこととなるか。
のんびりと受付を続けながら、次なる客をどう料理しようかと、にやけているのであった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 エステ店「オブシーン」」にレリアさんが現れました。
レリア > まだまだ人の波が引くことの無い、夜の街。
平民地区と富裕地区にある一つの店に一人の女が訪れたのだった。
店の扉を開けた瞬間―――、何かの魔術的な要素を受けたのだろう女は店内にある卑猥なパネルの数々を
視界に入れたとしても嫌悪の表情を浮かべず、寧ろ、まっとうな施術のワンシーンを見るように一瞥するだけ。
そして受付にいる店主らしき男に軽く会釈をすると、懐から一通の便箋を取り出し、カウンターの上に滑らせた。

「初めまして。知り合いから紹介で来たんだけれど……、こんな時間でも大丈夫かしら?」

店主である男へ視線を向けながら、他の予約などが入っていないかなどと思案しつつ、返答を待つことに。

モールド > そんな折、店を訪れる客が現れる。
問題なく魔導具は作用している様で、相手の反応を確認し、満足そうに目を細め。

「あぁ、いらっしゃい。
 はいはい、大丈夫ですよぉ。今なら丁度、待ち時間も無く施術に入れますぞ」

便箋の中身を確認し、問題ない事を確認すると立ち上がり。
どうぞ奥へ、と指し示す先にあるのは間違ってもエステと言えない淫靡な道具ばかりのある部屋だ。
にこりと営業スマイルを浮かべながら案内すべく足を進め。
今日もまた獲物が一人。人知れず悪徳エステの餌食となるのだろう。

レリア > 「それは良かった。では、宜しく…。」

店主の言葉を受け、笑みを浮かべると促されるままに奥の部屋へと共に向かおう。
その先で何が待ち受けるのか―――それは二人のみぞ知ることに。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 エステ店「オブシーン」」からレリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 エステ店「オブシーン」」にレリアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 エステ店「オブシーン」」からレリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 エステ店「オブシーン」」からモールドさんが去りました。