2019/12/11 のログ
ご案内:「平民地区/ショーパブ」にレミィさんが現れました。
■レミィ > (ダイス判定、ステージ上の踊り子の年頃) [2d6+13→5+5+(+13)=23]
ご案内:「平民地区/ショーパブ」にセイン=ディバンさんが現れました。
■レミィ > 「こんなお店があったのねぇ、さながら桃源郷じゃない」
ステージの上で若い女性がセクシーに踊っているのを眺めながら「ねェ?」ってバーテンダーを振り返る。
手にしているのはシャンパングラス。
平民地区にしてはラグジュアリーな店構えに気をよくしてボトルを入れたところであった。
「ん、あれは……」
店内に知己を見つけられれば手招きを。
■セイン=ディバン > 「……くぁ」
平民地区にあるとある店で。男は退屈そうにあくびをしていた。
ステージの上で女性が踊っているのを、見ているのかいないのか。
どうにも気の入っていない様子ではあるが。
「……ん?」
とある席の人物に手招きをされれば、少し表情明るくし、そちらへ向かう。
「なんだなんだなんだなんだ。オイオイオイオイ。
こんなところで会うとはなぁ、レミィ」
なんとも気安い様子で声をかける男。
通りすがりに、バーテンダーに注文をしつつ、相手の隣にぺこ、と座り。
■レミィ > 手招きすれば、こちらに気が付いた様子。
笑みを濃くしていつものパターンの挨拶。
「ハァイ、セイン。
こんな所でも会うなんて奇遇ね。
どお? 楽しくやってる?」
相手が酒を注文すれば、彼の分もシャンパングラスをと頼む。
「こちとら、パーティドレスが特需で大忙しよ。
けどほら、誰かと一緒にお酒を飲めるってだけで疲れも吹っ飛ぶってものね。
ボックス席が空いたみたいね、どう? かぶりつきで見ちゃう?」
ステージ前の最前列のソファ席が空けば、「奢るわよ」とウィンク投げかけて誘う。
■セイン=ディバン > すっかり相手と気心知れた仲、という感じ。
相手が笑みを浮かべるのを見れば、男も楽しそうに笑い。
「ホントだぜ。なんとも縁があるなぁ。
ま、ぼちぼち……いや、最近はちっと微妙かもな。
色々イライラしたりすることもあってなぁ」
具体的には先日、路地裏でチンピラに絡まれたりしたってこと。
しかし、そんな些細なことも相手と共にいれば忘れ。
「ん。時期的なもんか?
んぅ~? それって、俺以外でもいいってことかぁ?
……ふむ。まぁ、それもいいか。席移動しようぜ」
相手の提案に、男は微笑み。奢りならまぁ、楽しむか、と。
ボックス席に移動すれば、そこで男はふと思い立ち。
「そういやさ。お前、いっつもオレに抱かれてたけど。
やっぱアレなん? 女を見たら、それはそれでオスとして興奮するん?」
なんてことをたずねる。
■レミィ > 相手の返答にあら大変、と目を丸め。
「あなたはイライラしたらどうやって解消するの?」
席を移動するついでにシャンパンのボトルをもう1本注文。
ゆったりと座れる席は相手と隣り合ってステージに向くような塩梅だ。
「年変わりの頃は元よりだけど、今年は特にパーティーが多かったり帝国風のものが流行ったり、って感じかしら?
──なぁに? そんな意地悪言わないの。アタシ、あなたほどモテないんだから拗ねるわよ?」
膝前のロウテーブルに運ばれたグラスを取って、乾杯と掲げて。
「うん? そんなの当たり前じゃない。
カッコイイ人には男女問わず抱かれたいし可愛い子ちゃんなら男女問わず抱きたくなるわよ?
……どしたの急に」
答えながらも視線はうっとりと踊り子の胸や腰に吸われがち。
■セイン=ディバン > 「んなもん決まってる。メシ、酒、女。時折暴力」
相手の質問に、シレッ、と答える男。
ちなみに、男は本気でそれらをストレス解消方としている。
とはいっても、そこらのゴロツキのように、弱いものいじめをしたりするわけでもないが。
「ふむ。なるほどね。デザイナーとしてはうれしい悲鳴、か。
悪い悪い。ちっとからかいが過ぎたな」
相手の拗ねるような様子に、軽く頭を下げる男。
そうして、相手の奢りの酒を手に持ち、乾杯、と。
「ふむふむ。なぁるほどね~。
……うん? あぁ、いや。ほら、手紙を受け取ったメイドがな?
『あの人、雰囲気がなんだか、オスっぽさがまだ残ってる感じですニャ』って言ってたから」
言いながら、相手の横で空間から、小さな袋を取り出す男。
相手に差し出すその中には……相手に渡そうと思っていた、特別製の針が入っている。
青、緑、紫に光り輝くそれは。相手に渡した特別製の生地を縫える、数少ない針である。
ちなみに、相手の手紙を受け取ったメイドは、男の雇ったメイドであり。猫のミレー族の少女である。
相手が踊り子の姿に視線を向ける中。男は、相手の腰に腕を回し、撫で回したりしてみる。
■レミィ > 「メシ! 酒! 女! 暴力!!
いいわね、欲まみれな所にアタシ痺れちゃう」
臆面なく口にできるところも。
クイとグラス傾けてその味わいにも上機嫌。
「うれしい悲鳴だけれど、使い過ぎて手が腫れそう」
謝罪にはいいのよ、と流す。
そうして告げられる言葉に、相手の玄関前にいた少女メイドの姿思い返し。
「ああ、あの子ね。
いいわね、あんな可愛らしいメイドさんを侍らせて。
『オスっぽさ』? ふぅん、まぁね──アタシは女になりたいワケじゃないから、正しいわね」
縫い針を受け取れば一本ずつ、店内の灯りに翳して眺める。
そうして鋏の時のように相手のスラックスのポッケ裏に試し刺しして。
「いいわね、これなら縫えそう。じゃあ、縫製に取り掛からせて貰うわね」
店内で、明るく照らされているのはステージでその足元にあたるボックス席は薄暗いくらいだ。
腕を回されると相手との距離を積めて、その肩へ頭をこてっと預けてリラックスモード。
「──それで? それだけ?
『カッコイイですニャ』とか『惚れちゃいましたニャ』とか『お洋服欲しいですニャ』とかは言ってなかった?」
ふふふ、と含み笑いを口の端に乗せて言葉を続けた。
■セイン=ディバン > 「そりゃあ、そんなんだから冒険者になってるわけで。
イイもんだぜ。主義を貫いて生きてくのも」
時々、悲しくなるけどな、と笑いつつ。
相手が上機嫌なのを、嬉しく思う。友人として、認められた気分、というやつである。
「大変だねぇ。でもま、それだけお前さんの実力が認められてるってこったな」
どれ、貸してみ、と。相手の手のひらを掴み、優しく揉み始める男。
冒険者にとっては、体のケアの方法というのも大事なスキルであり。
案外にマッサージが上手だったりする。
「ハッ。アイツの本質を知らないと、可愛い、って見えるよなぁ。
アイツマジクソだぞ。仕事よくサボるし。
……ふ~ん。へ~。ほ~?」
相手の言葉を、しっかりと吟味するように頷く男。
相手の針の試験については、苦笑しつつ受け流し。
「お、そりゃあ良かった。それも結構高くついたからなぁ。
ぜひぜひ、有効活用してくれや」
針の質の良さに、まず安堵の男。そのまま、相手が自身に寄りかかってくるのなら。
男は、ふ、と笑い。相手の股間をまさぐるように手を動かす。
指先でなぞり。三本の指で幹を包み、きゅっ、と刺激したり。
「ん~? そういうんは無いけど。
『仕事できるオーラがすげぇですにゃ』とは言ってた。
あと、アイツに手ェ出すつもりなら、心しておきなよ?
アイツ、結構歪んでるから。本当に、手間な子なのよ?」
さて、相手が男を見ないのなら、違和感に気づくか。
あるいは、姿を見れば驚くかもしれない。
なんと、男はいつの間にか。黒いドレスの似合う、ロングヘアーの爆乳美女に姿を変えていたのである。
■レミィ > 「まぁね、わかるわ──…
あなたは人の上に立っても人の下に立ってもマズそうなタイプですものね」
もちろんこれも褒めてんのよ、と先手打って笑いかける。
「まぁそう、幸いなことに貧乏な暇なしではないからね?
ひと段落ついたらぱーっと遊ぶか、みたいな。今日もちょっとした息抜きだけどね」
相手に預ける手は指の関節が若干の熱を持ち、浮腫みがちだろう。
マッサージされると「上手いわね」と目を細めて心地よさげで。
「眺めるにはちょうどいい可愛さってあるのよね。
可愛いってだけでひとつの芸なんだから大目に見てあげてよ」
役に立つのを確かめた針は、ちょうど抜いたばかりのコルク栓に刺して大事にハンドバッグへ仕舞いこむ。
「もちろんよ、消耗しすぎないように大事に使うわ」
同じ色合いの輝きの鋏の働きぶりは知っているから、今回も間違いなかろう。
男の手が自身の股間に伸びると、にやりと笑みを濃くして。
それから妙に勃ちのいい、”疲れマラ”状態を見せる。
「そりゃま、お裁縫仕事くらいしかできないからね?
……ふぅん、あの年頃の面倒臭いのは本当に面倒臭いわよね。
所謂メンヘラちゃんかしら、可愛らしいのに勿体のないこと」
戯作風刺画に出るような言葉を出して笑えば、己の凭れる体の肉質が変わった気がする。声も、変わるものだろうか。
「──あら、これは吃驚──…、」
密着して座っていれば、人が入れ替わったはずがないことは分かる。
ドレス姿の首元に鼻先近づけて、スン、と匂いを嗅ぎ。
「──セイン、あなた人間なのに化けるのね。
……そうしてそれから、やっぱり──『いいお宝をお持ち』ね」
これもオカマの勘だった。
よしんば人違いであったとて、酔狂と許される場だろうと思い切れば ム ニ ィ 、っと柔らかそうな乳房掴んでみる。
■セイン=ディバン > 「おぉぉぉい。いきなり何言いますか」
褒めてねぇだろー、と男は不満そうに言うが。
言葉の割には、表情は明るいが。
「そりゃあいいこった。余裕があるのは素敵なことだからな。
ははははは、いいねぇ。遊ぶ時は遊ばないとな」
相手の手から疲労を感じれば、優しくマッサージを続ける男。
冒険者をやっている以上、ちょっとした回復くらいはお手の物である。
「まぁ、それくらいは理解してるさ。
こう見えても、大目に見てるんだぜ?」
相手の言葉に、男はため息を吐く。
正直、男のメイドへの扱いはかなり甘いと自覚しているのだが。
「いや、そういうこっちゃなくって。
オレの依頼以外でも、バンバン使ってくれって話」
別段、あとで返せ、と言うつもりもなく。
相手に完全に譲渡するつもりなのである。
さて、相手の股間が元気さをアピールすれば、男は笑い。
「メンヘラ、っていうか。ひねくれ者かしらね。
まぁ、スラム出身だし、仕方ないんだけど……。
もうちょっと素直な子になってくれればいいのになぁ……と思うわ」
声が変わり、しゃべりも変わる男。いやさ女。
相手に匂いを嗅がれたりすれば、クスクスと笑い。
「人間だって、魔術さえ使えれば化けるわよ。
あら、大胆。でも……ふふっ。
サービスするのは、私の方よ?」
相手に胸をもまれれば、かすかに身をよじるが。
女は、もぞもぞっ、とイスから相手の足元にもぐりこみ。
なんと、相手の服をめくり始める。
相も変わらず、股間への愛撫を続けるまま。
相手が許すなら、その股間を取り出してしまおうという試み。
■レミィ > 「たつのはナニだけにしときなさいって話よ」
上手い事言ったみたいなドヤ顔になって笑う。
「そうねぇ、いつかカジノに入り浸ってみたりしようかしら。
いい部屋を取って、毎晩飲んで遊んで。いつになることやら」
マッサージに手を任せれば手を浮腫ませる原因はすぐに血管へと流れていくのだろう。関節が柔らかく解れたら「ありがとう」と礼を言って。
「まぁ、女の取り扱いについてあなたに指図すんのは野暮天てものよね」
少女の現在が荒んでいれば、己の雄の匂いなど嗅ぎつけている暇はなかろうから彼女がメイドとしては十分な扱いを受けているだろうことは知れた。
針についてはそういう事、と頷いて。
「もちろん、縫い針も道具だから使って上げないとね。
そしてあんな生地を貫けるのだから、ちょっとやそっとでは折れそうにないわね」
疲れマラはガチガチである。
しばらく溜まっている、ということもあり。
「んー、そうねぇ。
──恋をすれば変わるわよ、なんていうのは当の女の子たちには失礼よね。実際変わる保証もないし。
これで食っていこう、なんて思うような趣味に目覚めたりすれば毒なんて吐く暇もなくなるわねぇ。
何か、その子が”これだけは怠けてない”って特技はあるはずだけど……?」
似た喋りになれば相手との親密感はかなり増す。
手にたっぷりの温かくきめ細かな白い肌の感触にはにたーりと笑みを深め。
「ああっ、セインのマシュマロおっぱい素敵」
しばらくその感触を堪能すれば相手へと身を任す。
店の天井を差すような逸物が顔を出せば、悪戯っぽく笑う。
「ここでこんなことして大丈夫かしら?
ねぇ、挟んでみてよ──」
パイズリには夢があるとか。
■セイン=ディバン > 「下ネタかよ」
相手のいきなりの言葉に、思わず引いたような表情になってしまう男であった。
「もうちょっと建設的な遊び方にした方がいいんじゃねぇの?」
カジノ遊びは男も結構やるが。逆に男は、カジノに退屈してきている節がある。
とはいえ、相手と一緒に行くのなら、それはそれで楽しいのかもしれないが。
「さて、どうかね。こう見えてもまだまだ未熟故な。
毎日勉強、だぜ」
女遊びはしていても、女心までは理解できていない男。
ただ、その物言いは、どこか芝居がかったものかもしれない。
「まぁねぇ。魔法の鋏と針をもつデザイナー。
なんてことになりゃあ、また名が売れるんじゃねぇか?」
クスクスと笑い続ける男。相手の役に立てるなら。
それはそれで、とても嬉しいことなのである。
「恋はしてるみたいよ? ただまぁ……。
こればっかりは、本人の素質素養の問題もあるからねぇ……。
あぁ。あの子は、冒険者と暗殺者業は結構成果上げてるわね」
ふむ、と考え込むような仕草の女。
評価すべき点はあると認めているのだが。
素行に問題があるのは事実なので、悩ましいらしい。
「ふふっ。肉体変化の魔術も、使い慣れるとね。
肌のハリも自由自在だしね~」
なんなら、老婆にだってなれるのである。
なので、今のこの肉体のパーツには、自信がある、とでも言うかのように。
「あら。問題があるなら店員が飛んでくるでしょ。
……えぇ。いいわよ。もちろん。
そのつもりだったしね……」
相手がその気になったのであれば。
女はドレスを軽く切り、胸元に穴を作ってみせる。
そのまま、相手の猛りをバストの間に挟みこみ、唾液を垂らし……。
にちょにちょと音を奏でながら、二つの丘を交互に揺らし始める。
時折、ぎゅむっ、と挟み込むようにしながら、適度に圧力をかけつつ、胸奉仕に集中し始める女。
上目遣いで相手を見上げながら。
「……ふふっ。レミィ、きもちいい?」
なんて問いかける。
■レミィ > 「うーん。
もっとも、行ったことないのよねダイラスって。
カジノでゲームしてダンスショーを見ていい物食べてってイメージくらいしかない。
時期によっては、どこか南の島もいいわよねぇ」
同じ遊び方に慣れればどこでも退屈だろうし、初めての遊びは新鮮に楽しめるだろう。
未熟故とか言っちゃう相手に「ご謙遜を」と軽くあしらう。
「魔法の鋏と針があるから、魔法の生地持ち込んでね……っていうのは一般市民にはきっとハードルが高いわ。
冒険者連中に宣伝しておいてよね」
一番恐れるのは宝の持ち腐れ。
決定事項のように宣伝を頼み。
「まぁ、しかるべき年頃だし早い子は結婚なんか意識しちゃうよね。
──そのあたりは、さすがセインのメイドって所かしら?」
足音なく忍び寄り、寝首を掻くのが似つかわしいような印象があるのが世間一般の猫耳ミレー。
妙に納得したように頷き。
「それじゃあ、今の姿はさしずめセインの思う”いい女のタイプその1”ってところなのかしら。
なかなか、いいセンスしてると思うわ?」
深夜も近くなれば、他にも妖しげな席はぽつぽつとあるのかもしれない。
それでも、お目こぼしを願うように一番手近に居た店員にチップを突き出しつつ。
「はぁ、あったかい」
肉厚なバストに挟まれた自身にしっとりと体温が伝わりため息を零す。
そうしてすぐに始まった水音立てながらの刺激には
「ああん、たっぷり楽しんで甘えたいけれどこんなのすぐにイっちゃうじゃない~」
疲れマラはすぐに音を上げて、堂々たる乳房の間で先走りを零し始める。
■セイン=ディバン > 「ま、ある種遊び場には困らない場所ではある。
逆に言うと、あの雰囲気に馴染めないと、楽しくは無い場所」
ダイラスは確かに賑やかではあるのだが。
馴染めないタイプの人間には、とことん刺さらない場所であったりする。
「ん、ソレは確かに。
まぁ、宣伝くらいなら。任されましょう」
キラキラ光る鋏と針の持ち主、ってだけでも十分売りになるんじゃないかなぁ。
なんて思いつつ。相手からの宣伝のお願いを聞き入れる男。
その辺り、律儀である。
「結婚はまだ早くない?
……ま、もともとネコのミレーだからね。
隠密行動は、私より上手いかも」
世の女性はそんなに早く結婚を考えるの? などと問いかけつつ。
メイドの実力について、ちょっと誇らしげに語る女。
「う~ん。どっちかっていうと。男をたぶらかせる女、って感じ?
この姿だと、潜入とかしやすかったりするのよ」
状況に応じて、少年、青年、中年、少女、美女、老婆。
さまざまな姿で仕事をこなすようになったので。
ある種、人間離れしてきているのは確かかもしれない。
「ふふっ。よろこんでもらえてるならよかったわ」
相手の吐く息を感じ取りつつ、奉仕を続ける女。
先走りがにじむのを確認すれば。
「……いいのよ? いつでも出して……」
そう相手にささやき、胸の中に自身の顔をうずめるようにし。
胸だけではなく、口も使った奉仕を重ねていく。
ちろちろと先端を舐めたり、咥えて吸ったり。
当然、胸による奉仕も手抜きなどしないで続行だ。
■レミィ > 「いずれにせよ、行ってみないとわかんないわね」
学はないながらに実学主義で、何事も経験と信じているらしき応え。
冒険者への宣伝は、いい道具を使うため。
「何言ってんの、女の子は初めての彼氏ができたらその人が最後の彼氏になってくれることを夢見るの──…
っていう、しおらしい女ばっかだとチョロいのにね?」
オカマ故女の子の夢などは語れない。けれど、二十歳そこそこで結婚することもまだ、珍しくもない訳であり。
「いいわね、グラマラスサイズドレスのデザイン、よく出来たらショーモデルになって欲しいくらいよ?」
確かにね、と思う。男一人よりは女一人が怪しまれにくい場所も多い。
空想の中で相手に質素な服を着せて昼間の市場を歩かせてみたり、ナースドレスを着せてみたり。
色気たっぷりの女となったセインの許しが得られればあとは快感に溺れ、快感に身を任せる。
数分の刺激の後、
「いい、……ッイくわ──…!!」
高い声を上げてどくりと精を吐き出す。狙えればその温かで艶めかしい舌の上に零しただろう。
後始末も甘えたように相手に任せて、吐精の余韻が疲労に変わる前に席を立った。
「帰りましょ」
ドレスに空いた穴を覆うように彼女の肩口へとストールをかけて歩き出す。この店と自宅は近い。
「またデートしてよね」
別れ際そう囁きかけておやすみのキスして手を振った。
ご案内:「平民地区/ショーパブ」からレミィさんが去りました。
ご案内:「平民地区/ショーパブ」からセイン=ディバンさんが去りました。