2019/06/25 のログ
ご案内:「某貴族邸」にナインさんが現れました。
■ナイン > (怠惰な宴は必ずしも。王城のみで行われている訳ではない。
富裕地区は今以て受かれた空気に飲まれているし――その中に在る貴族家等では。
往々にして、堕落に興じる者達が居るものだ。
有る意味己もその一人。斯く在るべしと、貴族の頽廃に身を委ねる。)
――――あぁ。だけど、偶には。此方の方も悪くはないさ。
(そんな中。酒に、薬に、謂わば「出来上がった」列席者達が。
或いは公主を誘い。或いは奴隷を引き摺り。亦或いは同じ物同士で連れ添って。
主催が用意した部屋だのへと引き上げつつある中で。
必然、少女も。宴の名残を惜しみ、分かち合う相手を求めた。
差し伸べさせるよう、相手の手を取り。その甲へと口付けてから。片目を瞑ってみせる仕草。
これからエスコートと洒落込むのなら。する側とされる側、逆めいている気もするが。
時には令嬢の方から誘うのも良いだろう。
相手は、そんな洒落の分かる男かもしれないし。
もしくは、其方も誘われるべき女かもしれないのだから。)