2019/06/24 のログ
■ミユ > いつもよりテンションの高い男…
そのまま対応して欲しいという願望…
(いつもはもう少し紳士的だったよおなぁ…)
あからさまに鼻の下を伸ばし、言いたいように言う男が少し腹が立って来たが
ここは客対応…
「見せて…て仰るのなら、見せますけど…」
そっと、両手を後ろにまわす…
少しの苛立ちでも反応する尻尾は、ちょっと不満そうに左右に揺れていた…
その時であった…
以前にも感じた、あの蛸脚が今日再びミユの脇腹を襲う…
「はわっ…」
慌てて腰のそれを片手掴むも、既に粘液塗れになった蛸脚はただ手を滑らせるのみで…
脇腹を滑らせ、お尻の付け根にある尻尾の根元から絡みつく触手足…ミユは慌ててお尻を隠す…
(って…まだ居たの!?)
男の目には、揺らぐ胸を見せびらかす様に胸を突き出して、揺らしてるように見えるだろうか…
ミユは悟られまいと、冷や汗をたらしながらも…そのままに接客対応をしようとする…
ミユは手についた粘液を落とすため、小さい樽に並々注がれた安物のエールに手を入れて、粘液を落とすと、
薄くスライスされたハムを数枚皿に乗せて、おつまみとして差し出す…
そして上の方のお酒をとるためにハシゴを取りに行こうとするだろう…
■パンドラスムー > 青年貴族、確かに普段はもう少し紳士的であるが、今宵は獲物と二人っきりであって、仮面を隠す必要は無いと思っているらしく、普段よりもセクハラな言葉も態度も剥き出しで、言いたい放題は変わらない。
特に後ろ手に手を回して胸元を見せてくれるミユに露骨な視線を向けて鼻息を荒くすると、一段と豊かな胸元を強調して見せるような仕草に、今にも手を伸ばしそうになっているが、おすまみを出されると、タイミングを外されて小さな舌打ち共に本来なら胸元を狙った指先であるが、おつまみであるハムへと着陸させるのだった。
「なぁミユ、その服はどうよー?おっぱいの当りきつくない?それ言ったらお尻もか!」
身勝手な悔し紛れで八つ当たりの言葉は卑猥で隠すものなく下品で。
タコのモンスター、パンドラスムーは男女の会話など聞いておらず、店主であるミユという名前の少女が何をして、どうしようとしているのか、等全く関係なく、その柔肌を弄りに掛かる。
あの晩行った行為とはまた手法を変えて、その胎に子種を注ぐことで着床率を高める心算で、それなのに少女は逃げようとする、無論ハシゴを取り客に酒を出す為であるのだが、パンドラスムーは理解出来ない、わかるのは離れようとしていること、だから逃げようとしていると判断をした。
少女の柔らかそうな脇腹を擦り、其処を抜けてお尻のほうへと廻りこませ、伸縮素材のパンツの上から尻尾の根を狙って巻きつかせた触手足、にゅるにゅると強く尻尾の根元に巻きついた後に、ギュ、ギュと締め付けて逃がさない様に絡むと、もう一本の触手足を露出している少女の腰へと伸ばし、腰にその足を巻きつかせながら、足先を少女のヘソへと添えて、そのまま丸い足先で少女のヘソをぐちぐちと小さな音を立てて撫でる。
カウンターを覗くならその闇からタコのバケモノはじぃと少女を見上げ覗いているだろう、視線が重なるならニタッと笑いさえする。
そして、見られるか、見るかなどおかまいなし、少女の身体を手繰り寄せる為にグっと腰に巻きつかせた触手足に力を込めて、カウンターの方へ己の方へ、その柔らかな肢体を逃がすまいと引寄せるのだった。
■ミユ > 「ミ…ミユには…ちょーーっと、早い衣装かもぉ…」
顔を恥ずかしそうに赤らめてそういうも…実際は尻尾を握られている快感からの上気であり…
「ちょっと、胸もお尻も苦しいですよ? こんなエッチな衣装好きだなんて、
ミユ、ちょっと嫌いかも?」
と、口元に手を当てて笑う演技をする…
その間にもミユの尻尾の弱点を的確に狙って、ミユの尻尾を強く締め上げる蛸の触手足
ミユはその蛸の行為を見せまいと…
「ちょっと…待ってくださいね…直ぐに…お酒お持ちしますから…」
とカウンターの下にかがみながら言う。おへその擽ったい感触に、ちょっと戸惑いながらも、
蛸の本体を持って、お腹に吸い付かせようとする…
動けなければ、お酒を取る事叶わず…とりあえずは…といった感じ…
次第に尻尾から腰に広がってゆく快感に躰の芯が火照っていくのを感じて…
■パンドラスムー > 小さな声で思わずアー早くヤリてぇ……等を貴族にあるまじき乱れた言葉をブツブツと吐く青年貴族は無意識にだがカウンターの下で見えないように自らのそれを触り慰め始める。
「嫌われるのは、困る、なぁ……。じゃあ次はドレスなんてどう?真っ赤な奴でさー背中がパックリ開いてる奴。ああーとそうだなお酒早くしてくれるかな?」
ミユの苦労、青年貴族知らず。
先程からニヤニヤ笑いとぶつぶつと陰湿な独り事やめず、やめたと思えばドレスだのなんだ、早く酒をもってこいなどと客だと言う事をいい事に我侭放題。
我侭はカウンター下に潜んで触手足を伸ばして、あの晩のように少女のお腹を一杯にする為、その子宮を子種で満たすために弄り始めたパンドラスムーもである。
それが今夜はタコのモンスターにとって幸運なのか少女自身が求め手を伸ばしてくる、様に少なくともタコのモンスターは感じ取ったのか、抵抗もなくカウンターからぷちぷちと音をたてて剥がれ、タコの身体としては重くもない身体を持ち上げられ、その腹部に寄せられると素直にヒタリと腹部に吸着した。
立ち上がるにも憚られる重さでもなし、足を伸ばしてカウンターから剥がれまいともしない、ので移動をしようとすれば幾らでも可能である、が……弄る触手足はより活発化する。
少女の腹部に吸いついたまま見上げる金色眼に映るのは双丘の曲線か、それとも少女の相貌見えるか、タコのモンスターは見上げながらも、三度タコ足を触手足を伸ばして、ヌポッと伸縮素材のシャツの中に触手足の一本を押し込むと、その素材を盛り上げてシルエットを浮かばせたまま、布と柔肌の間をもぐらせて、行き成り伸縮素材で隠された乳房の片側、心臓に近しい左側の乳房の先端を足先でとらえて、カリカリカリと引っ掻き始める。
そのカリカリと少しだけ硬い触手足の先端で引っ掻くリズムに合わせて、先程から捕まえていた猫尻尾の根元を緩急つけて締め付けて、徐々に前後に動いてその尻尾を逆なでながら、じっとりと粘液を肌から滲ませて毛並みをべたべたにし始める。
■ミユ > ミユはカウンターの下に蹲ったまま、男の言いたい放題の声を聞いて…
「そんなこと言ったら女の子に嫌われますよ。ほんと。」
と、ちょっと呆れた顔を演出して、ため息を吐いて首を左右に振る…
「お酒は直ぐにお持ちしますから――――」
と、急いでハシゴを取りに行こうとするも、蛸の重みと尻尾への快感によって
バランスを崩したミユ…床に押し付けられる、蛸と双丘…
シャツの間から忍び込んで双丘を刺激していた蛸の脚も一緒にミユの重みで
潰されたような格好になってしまう。
「はう~脚が絡んじゃいましたー」
なんて、言いながらも起き上がろうとするミユ…
ミユの股間からは既に愛液が漏れだしていたが、黒いピッチリしたパンツのシミ
はまだそれ程でもなく、男に濡れた股間を晒すことはないと思うが…
ミユはもう必死である…すぐに起き上がろうとして、とりあえず四つん這いになる…
男には、お腹の蛸脚の膨らみは見えないだろうが、尻尾がピンと立って、ピクピク震えるのは
はっきり見えるだろうし、快感を堪える腰が少し跳ねているのも見えるかもしれないか…
■パンドラスムー > 「じゃあ嫌われないように、貴族としてこう尋ねようか。大丈夫かい?手伝おうか?」
溜息を吐き出して首を横に振る仕草から、何が起きてるかしらぬ青年貴族は転んだ姿も愛らしいと思っているのか、ケラケラと笑いながら、仰々しく役者ぶった感じで手伝いを申し出るが、視線はそのピンと立つ尻尾と僅か弾んだ腰に吸い寄せられ、生唾をゴクリと飲み干す音さえ……少女の耳に聞える程に大きくて。
腹部に都合よく導かれ、結果転んだ少女の腹部と床に潰されたタコのモンスターは、ぐじゅぅ、と大きな音をたて粘液を全身から潰された勢いで滲ませると、ギュっと腰に回した触手足でその少女の腰を締め付けて、苦しそうにすると床と乳房のふくらみに押し潰された触手足も抜けようと暴れ、四つん這いの姿勢になっても尚も、べとべとの粘液で滑りながら乳房の先端を触手足の先端で撫で回していく、ズボと其処にもう一本触手足をシャツに突っ込むと、触手足の先で同様にもう片方の乳房の先端も布を押し上げながら、ニュルニュルと撫で回す。
猫尻尾にも新たな刺激を。
潰される苦しさに少女の猫尻尾を根元からギュと強く締め上げ、触手足の中ほどで締め上げたまま触手足の先端を少女の猫尻尾の様に開いてある隙間からヌルヌルと中へともぐりこみ始め、潜り込む動きに合わせて、猫尻尾をすりながらお尻の肉の狭間でヌプヌプと粘液のねばねばしたそれで音をたて前後に動き出す。
■ミユ > 「ミユは…大丈夫…ですよ…お手伝いは…しなくても…お客様にお手伝い…されても困りますし…」
ミユは次第に荒くなってゆく息を殺しながら、途切れ途切れにそう伝えて…
蛸に刺激された乳首はみるみる膨らんでゆき…
なんとか起き上がるも、このままではハシゴを登った時に濡れた股間を丸出しにしてしまうし、
そんな股間を晒せば、男は堪らなくなってミユを襲うかもしれない…
ただ、流石にここまで堕ちた男に抱かれたくない…
そう考えたミユは急いでハシゴを取り出し…うまく躰に吸い付いた蛸をそのままに、
一番の上級酒…赤ワインの熟成品…こうなるとボトルも豪華であるが、それを取るために、
カウンターに戻ってくると…丁度酒棚の中心だろうか…ハシゴを掛けて、急いで登ってゆく…
「それにしても、今日は羽振りが良いですね…大きな収入でもありましたか?」
と、冷静を装ってゆっくりと言う…蛸が出す音をかき消す為に…
男はハシゴの段を上がる度に捏ねられる様に動くお尻…そして急ぐが為に激しく揺れ動く双丘…
そして汗と漏れ始めた愛液で吸い付き…形を浮かばせた秘裂がちらちらと見えるのを堪能できるだろうか…
そして、不自然に膨らんだお尻の割れ目…触手足の膨らみに気付くかもしれない…
■パンドラスムー > 先程まで散々品の欠けた侮蔑と性的に意地悪い言葉を吐き出していた青年貴族は一瞬言葉を飲み込む、寧ろ言葉を紡ぎだすことできず、口をパクパクと開いて閉じて、まるで陸に打ち上げられた魚の如く。
――…理由は一つしかないだろう。
ピッチリとした少女の為に取り寄せたシャツとパンツ、たわわな双丘の揺れる様子に下り形良いお尻がまた勃起するいやらしさがあるが、気づいてしまった……噂とそれが結びついてしまった。
少女のお尻の辺りの布が不自然にふくらみ、蠢く何かの姿を……だからヒっと乾いた空気を吸う音共に、声を絞り出しパクパクと動いていた口が辛うじて言葉を紡ぎだす。
「ミユ、噂は本当だったのか?」
その一言は恐れ、絶望……混じるのは欲情。
乾いた言葉は少女に届くか、大きな収入、それの返事よりも何よりも疑問をぶつける。
そして、タコのモンスター動揺する別種の雄を感じ取ったのか、ふふん、とまではいかぬが金色眼をチラと青年貴族に向けながら、足先に感じる少女の乳首の尖り始めに、己の所有物を見せ付ける為に歌を聞かせる為に、左右の乳房の膨らみを同時、触手足の先端をあの時のようにむき出しにして、紫色の肉を呼び覚ますと、かぷりと乳房の咥えこんで、その口内でちろちろと乳首を舐り始める。
隙間と言う隙間はパンドラスムーにとって格好の侵入口である、或いはその狭い布を盛り上げて潜り込むのは心地良いのか、どんなに窮屈でもタコの特有の柔らかさで侵入し、今も少女のお尻とお尻の間で触手足を動かして、尻肉の間で気持ち良さそうに蠢き、何度目か新たな触手足を今度は腰の脇を抜けて、へそのしたを通り、スルリとパンツの中に入り込み始める。
その全ては今宵少女がまとった衣服が伸縮素材であるが故に、中に何か潜り込んでいるのを理解させてしまうし、そこに何がいるのかより露骨に周囲に視認させてしまう。
■ミユ > 「ん…!」
男の声が急に掻き消え…静寂が包み込む店内…ぐじゅぐじゅずごずごとミユの躰を弄ぶ音と、
お尻の割れ目の部分ある谷がなぜか膨らんだり縮まったりする光景…瓶を片手に見下ろすと…
驚いた顔で口をパクパクさせている男が見え…
(やっぱり、バレちゃったか…)
男の次の言葉が紡がれるのを、そのままに待つミユ…
その静寂の間に蛸の触手足が形を変え…そして服の中から乳首を吸い上げられるミユ…
「んんっ!」
ハシゴの一番上に登ったまま、俯き…呻き声を出してしまうミユ…
そして、男が発した第一声…
ミユはまるで聞こえてなかったの様に振る舞い…、
震える脚で辛うじて降りてきて…ハシゴはそのままにまだ客対応をする…
何もないのに、胸は触手の動きによって跳ねこね上げられ、胸の谷間も…そしてシャツの裾も不自然に丸く浮いている状況に、男は違和感を感じるだろう…
耳まで上気しった躰…ちょっとづつ…快感で躰が言う事を聞かなくなりそうな感覚を覚え…俯き加減で顔を隠し…
震える手でワイングラスをホルダーから抜き…そして、ワインの栓を抜いて…カタカタとワインボトルとグラスが擦れる音を響かせながら、ゆっくりとワインを注ぐ…
「急に…何も…言わなくなり…ましたけど、何か…ありましたか?」
男の前に立ち、不自然に揺れる双丘…男にとってはホラー以外の何者でもないかもしれない。
ミユは男に5分目位いれたワインをゆっくり差し出すと…そのままに…
「ふあぁ…」
と熱い吐息と共に喘ぎ声を漏らす…
もうバレてるのはわかってる…でも、肯定してしまえば、噂は更に真実味を増して伝わるだろう…
それだけは避けたかった…
■パンドラスムー > 青年貴族の目には矢張り怯えが強く、劣情もあるが、それを上回る負の感情、何故って貴族は所詮貴族でモンスターなんて見世物小屋で見るくらいしか機会もなく、こうして直接触れられる距離で見るなんて有りない、安全な世界の外、一歩間違えれば自らに危険が及ぶ、そんな非日常。
ゴクリ
生唾を一つ飲み干す。
心臓の鼓動は既に恐怖で早鐘を打つが、同時に貴族らしさも芽吹くか、但しこの国の貴族らしさである。
少女が何も言わず助けも請わず、何時ものように赤い赤いワインをグラスに注ぎ、差し出す姿とまるで現状を何事もなかったかのごとく振舞う姿に少女の望みは想像つく、これ以上噂を広げて欲しくないと、何も今は起きていないんだと、そういいたいのだろう。
だから、ワインを受け取り、此方を睨みつけてくる恐ろしいモンスターに視線を合わせないようにしながら、一口だけワインを喉に流し込むが……高価なはずのワインの味は全くしなかった。
「……いや、ちょっとだけミユに見惚れてただけだから。で、自慰にしては派手なんだけど、新しい玩具でも仕入れたのかい?」
声色は震えている。
でも彼女が日常を演じようとしているのだから、其処にのろう、これはモンスターではなく、玩具だろう?と、答えに逃れるだけの道筋を。
それを台無しにするくらいに大きな音。
ちゅぷっ、ちゅぷっ、ちゅぷっ
その音はシャツの中で頭部を剥きだしにして少女の乳房に喰らい付き吸い上げる触手足の奏でる音、吸い上げて、乳首までも強く吸い上げながら舌先で転がし、ちろっと舐め終えると吸い上げる力を緩めて、少女の気が緩みそうなタイミングで吸い上げて、また舌先で乳首を舐る、左右の乳房を同時ではあるがリズムはバラバラに。
更に其処にあわせて、伸縮素材のパンツの中に入り込み、そのサイド紐の布面積が少ないその中に潜り込ませた触手足、お尻の尻尾穴から入り込んだ1本と、腰から前に入り込んだ一本の触手足が同じタイミングで、お尻の窄みをぺろっと舐めて、割れ目もまたペロッと舐める、そして二つの肉穴を二本がチロチロと舐めて、唾液を擦り付けるのだった。
■ミユ > しばしの間、ミユを襲う触手達が奏でる卑猥な音だけが店内に響く…
男の声は何かに助けを求めるかのように…震えた声で問いかけてくる声に対し…
「んんっ!この…玩具…すごいの…ミユの…痴態が見れて…うれしい…でしょ…」
男の声を肯定し、ミユは蕩け切った顔でそう呟くと、ミユは酒棚に背を預けてしまう…
男からは、ぐっちょり濡れた股間に男根のような膨らみがみえるだろう…
それを隠すようにミユは胸を腕で押さえ…股間を掌を隠しながら…
「ああっ!ああっ… ふうっ!」
腰をくねらせ…次第に喘ぎ声を大きくしてゆく…
「これ…たぶん…魔法系の…アイテムなんですよ…きっと」
悶えながらもそう、男の背中を押す言葉をなんとか紡ぎ…
股間にまで及んだ快感…ミユはもう耐え切れずに立ったまま悶えはじめる…
「んふっ…!ふうっ…!んはぅ…!」
なんとかアイテムだって、思われたく…しかしもう快感に抗う事はできない状態でいた…
店内に響き渡る卑猥な音と共に、ミユの嬌声が重なり始める…
でも、ミユは…理性の欠片は逃さなかった…
後ろにおいてあったポーチに入っていたダガー…バレないようにすっとポーチから取り出すと…
お腹に張り付いていると思われる蛸本体を一閃しようと試みる…
■パンドラスムー > 貴族ゆえに悪徳者ゆえに一部の隙も見逃さず己を食い込ませていく、この場合は商売の才とでも言うべきか、己と他者の立つ位置が先程まではカウンター越しと同じだけ遠かったものが、其処にずるりと闇色の糸が見えた。
そして青年貴族は当たり前に指先にその糸を手繰り寄せる、脆くて細い糸、だが少女を幾分か束縛できるだろうか、糸の名は脅迫(噂を広める)と言う名前の呪縛であり、それを使い操り人形を作らんが為に思考を働かせる。
「そ、そうだな。玩具であるか、噂なんて信じられないものだな?ならもっと遠慮なく見せてもらおうかなワインの肴に。ついでに、使った感触とどうなってるか、教えて欲しいなぁ……。」
薄く薄く上澄みを掬うように卑猥な言葉を踏み込みさせすぎず、だが少女が視線の先で悶え踊るのを見て我慢できるものか、ぐっちょりと濡れて見える少女の股座を凝視しながら、鼻息は何処までも荒く。
「でも、ちゃんと最後まで噂が嘘じゃないか確かめないとな」
これは小さくか細い声である。
言葉は噂は事実であると理解したと暗にかたり、である。
――…ずくっ……
青年貴族の言葉の終りを締め括るのは何かが裂ける音である。
少女の柔肌ではなく、裂けたのは……タコのモンスターの本体であり胴体である。
肌の色と同じ色へと擬態したものが、徐々に蒼く鮮やかな色へと染まり戻り、ダガーの刃が滑り遅れて裂けていく刃傷からはだらだらと粘液が滝のように流れて落ちて床に粘液の水溜りを生み出す。
ぼとん
落ちる。
少女の腹部から落ちる。
腰に巻きつかせていた触手足は落ち、落ちた胴体は転がり、カウンターの影へと勢いのまま転がり物影へと消える、が、落ちたのは本体である胴体と少女の腰に巻きつかせていた1本の触手足のみで、残りは胴体から自ら切り離されて未だに少女の身体にしがみ付いてる。
それに少なくとも青年貴族の視線には見えてしまった。
落ちたタコのモンスターの胴体の行方が、その亡骸?より何かが這いずりだしている姿が視界の片隅に。
そして本体から切り離されても尚生きる触手足、もう足ではなく触手だろうか、それはより激しく、音を立てて吸っていた少女の乳房を今度は噛み付き始めた。
かぷ、かぷ、カプ、と甘噛みを乳房を乳首を乳輪を角度を変えて何度も噛み付いて、歯ではなく硬い顎で噛み付いて見せる。
伸縮素材のパンツに入り込んだ元足である触手達は見てわかる程に二本が暴れて身体をくねらせて、更にパンツの奥へ奥へと入り込もうと蠢きのた打ち回ると、尻尾穴から入り込んだ触手だけが力及ばずか、それでもしがみ付こうとショーツとそのパンツに巻きついたままズルズルと尻尾からも抜け落ちて、その穿いているモノを巻き込んで落ちようと。
もう一本はそれよりも生命力が残るのか頭部をくねらせて、愛液の滴る其処に頭だけでも押し込こもうと暴れるのをやめない。
■ミユ > 「んんっ!」
ミユにとっては、自分の腹を切る様な勢いだった…
手には何かを切り裂いた感触…ミユにとって初めてのダガーでの切り裂く感触である…
お腹の上から剥がれ落ちる感覚…そして一時停止する粘液の音…
ミユはそこで終わったと感じた…が…
気付けば…両腕両足に絡まった闇色の糸…それに拘束され、カランと掌からダガーが床に落ちる…
男が指を動かす度に闇色の糸はミユの四肢をどんどん引っ張ってゆく…
「なんでっ…殺した…筈なのにっ!」
ミユは涙を浮かべて泣きはじめるミユ…ミユは闇の糸の感触と残った触手の区別がつかず…自分が拘束された事に激しい戸惑いを覚える…
再び、ミユの双丘と、膣口…そしてお尻の窄みを刺激していた触手が、先ほどよりもより激しさを増してミユを刺激し始める…
そして既に濡れ濡つ膣口は侵入を簡単に許し…そして尻の窄みも溢れ出した愛液で滑りがよくなっていて…
そちらも簡単に侵入を許してしまう…
四肢を拘束されたミユは…最初は抗おうとするが、脚や腕を広げられていくに連れて、その力は弱々しくなってゆき…酒棚に貼り付けにされた様な状態になったミユ…
目の前に満足そうに微笑む男…
「ふああっ…ああっ…」
頭を振り…涙を浮かべながら…快感に抗おうとするも…双丘を激しく揺らし…そして腰を捩らせ、躰を震わせるしか道はなかったか…
■パンドラスムー > 粘液の音、何かの糸が張る音、凡そ居酒屋に似つかわしくない音、そこに重なり響くのは少女の嬌声。
貸切ゆえに誰も入ってこない、誰も訪れることのないお店はまるで密室のようで……。
その日、触手達に残った生命力の残滓が尽きるまで、甘い声は鳴り響き続ける……だろう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋(過激描写注意)」からパンドラスムーさんが去りました。
■ミユ > 【次回継続】
ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋(過激描写注意)」からミユさんが去りました。