2019/06/23 のログ
ご案内:「貧民地区 『Bar 』」にジェルヴェさんが現れました。
ジェルヴェ > (扉一枚隔てた向こう側はまるで別世界のようだった。
店の中から漏れて聞こえる大勢の歌声笑い声そのほか雑多なエトセトラ。表の暗く寂しげな路地とは隔絶された大変な賑わいが、男の後ろ―――名もない小さな酒場で繰り広げられている。)

「―――…ッ、あー…」

(酒気を多分に含んだ息を吐き、店のドアに凭れ掛かったまましゃがみ込む。ずるずると服の背を擦り、重たい頭を掲げた片手で支え項垂れた。

『誰か雇おう。』
そう考えるのは何度目だろう。人員補充を視野に入れるのは大抵こうして酒を浴びるほど飲まされた時だから、これが一体何回目の決心なのかは定かでないが。
けれどせめてもう一人くらい別の店員でもいれば、無限に続く地獄のような一気飲みコールの矛先が自分にのみ向けられることもなくなるのではないか。

一体何度目かも分からない従業員募集を決意して、溜息にも似た深呼吸をひとつ。
常連客による深夜の馬鹿騒ぎから抜け出せたほんのひと時の平穏を余すことなく活用しようと、続けざまにもう一つ深い呼吸を入れておいた。)

ジェルヴェ > (酔っ払った客の一人が奏でる、音程もリズムもでたらめな歌が大サビに入ったらしい。合いの手と大きな笑い声が重なって店の窓ガラスが揺れている。
目を瞑れば手に取るようにはっきりと光景が想像できた。きっとそいつはテーブルに乗っかって大きく腕を振りながら大熱唱しているのだろうし、周りのオーディエンスはてんでバラバラに揺れながら同じく大合唱だ。
そしてそのうち、誰かがおもむろに服を脱ぎだす。釣られてもう何人かそれに続き、ひたすら陽気な全裸の舞が始まるのだ。

無理に流し込んだ酒が胃からせり上がって来そうで、馴染み客の裸体について詳細を脳裏へ浮かべることは控えておいた。

ポケットから取り出した煙草へ火を点けて紫煙を燻らせる。―――ああ、脱いだか。やっぱりか。ついでにグラスが割れた音もした。煙草の苦さを噛みしめながら呑めや唄えやどんちゃん騒ぎの様子を聞き分ける、店主の顔付きは渋く硬い。)

ジェルヴェ > (不意に、寄りかかっていた店のドアが中から押された。反動で後ろに倒していた重心が垂直に戻り背中との隙間が出来ると、続けざま強引にドアをこじ開けようとする客の一人に容赦なく背を打たれる。
ガン、ガンと数回ドア板で叩かれて観念ししゃがみ込む位置をずらした店主を、店から出てきた酔っ払いが覗き込んだ。

どうやら小休憩の終わりがやってきたようだ。)

「いやもー無理だから…、俺もう一滴も飲めないから……」

(長く整えられた真っ赤な爪に腕を掴まれて、店主の泣き言は賑わう騒音に掻き消える。
引きずり込まれた店内と男がそれまで天国かと錯覚していた外の路地とが、再び閉ざされたドアにより隔たれて。

名もない酒場の店の前には、連れ戻される拍子に落とした煙草の吸殻がころりと風に吹かれ転がっていた。)

ご案内:「貧民地区 『Bar 』」からジェルヴェさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋(過激描写注意)」にミユさんが現れました。
ミユ > 「んっ、しょっと…」
トコトコと店の中から現れたのは白髪猫耳尻尾のミレー族。今日も立てられるオープンの看板。
オープンしてまだ間もない居酒屋。そんなお店の雇われ店主。

今日は誰が来るか楽しみに思いながら、店を見渡す店主。
テーブル席2席、カウンター席4席といった、お世辞にも広いとは言えない店内。
まだ接客業に慣れてないミユには丁度良いサイズとも言える。

カウンターの後ろには一級品のワインからエールの樽まで所狭しと並べられている。
たいていのお酒はここで呑めるんじゃないかと思わる種類の数々。
お酒の置かれている多数の棚は上に行くほど高級品のお酒が並ぶ…。
それはミユの意図してやったこと、ミユは上の棚には手が届かない為、
ハシゴを使って登っていくが、上に上がっていくうちにスカートの中が見えて、
扇情するという寸法。だけど、殆どの女性には効果がないやもしれず…
そして、閉店前には殆どお酒が無くなっていても、夕方の開店には全て揃ってる、
そんな奇妙なお店でもあった。

2階より上はミユの雇い主が管理する連れ込み宿。内装が綺麗とあってか人気の宿である。
この居酒屋からも2階繋がる階段がある。
ミユは店の中に入り、手早く来客準備をし、来客を待つのであった…

ミユ > 「おっと、忘れてましたね…」

白い紙を持って外にでて、看板に貼り付ける…

「今日は貸切」

そう書かれた紙は風でふさふさと揺れる…
だれもまだ訪れていない店内をみつめながら、マスター席に腰を降ろすのであった…

ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋(過激描写注意)」に幻鏡の迷宮さんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋(過激描写注意)」から幻鏡の迷宮さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋(過激描写注意)」にパンドラスムーさんが現れました。
パンドラスムー > 1件の庶民居酒屋を予約したのは以前から居酒屋の店主に懇意であり、露骨に下心を投げかけるあまり他者から好かれることのない男で、噂によれば金にモノを言わせて気に入った女を侍らせているとか、ミレーの奴隷を買い漁って動物と交尾させて子を産ませたら?と実験しただの黒い噂のある青年である。

「やぁ、今夜は貸切にしてくれて有難う、ミユと是非二人っきりで酒が飲んでみたいと思っていたんだ。」

と、店の扉を開けてそんな男がお店に入るなり、そんな一言を投げかける、で口元には傲慢さが表に出るようなスマイル。

顔立ちは悪くないのに滲む腹黒さの所為で全ては台無しであり、早速向ける視線はマスターであるミユの顔ではなく、眼でもなく、マスター席に座る少女の胸元にである。

更に付け加えるならこの青年、両手には紙袋を幾つも携えていて、カウンターの席に腰をかけるなり、カウンターにどんどんっと紙袋を乗せるのであった。

ミユ > 「カラン」と響く店の扉の音…ミユはその音の先を見るは開店直後からお世話になってる青年…

そして、男の声に…
「あっ… ブライケル様、ようこそ!今日は借切頂き感謝致します。」
と、深くお辞儀をする。傲慢な笑みを浮かべる男だが、ミユはこの人の普通の笑顔だって思っていて…ミユは、この男の事をよく知らないが、なにやら色々な噂はあるが只の噂だって信じ込んでいる。

カウンター席に座る男、なにやら紙袋をもっているがいつものお土産かな?なんて思いながら…
そして、置かれる紙袋はなんだろ?と思いながら、見つめるミユ…

「ん?この紙袋はお土産とか?」
なんて、啄きながら問うミユ…

パンドラスムー > ブライケル様とマスターである少女に呼ばれた青年貴族。
ミユと呼び捨てにしている庶民居酒屋のマスターである少女。
それを手に入れたくて、手に入れたくて、仕方なく通い詰めて、やっとの事―本人が言い出せなかっただけかもしれないが―で今夜貸切でミユを独り占めできてご満悦の様子

「そうだよ!ミユの為に遠方から取り寄せた一級品の衣装だよ!後で着て見せてくれよ!」

言葉ひとつひとつがハイなのは、そんな理由である。
そして件の紙袋、自ら紙袋に手を入れて取り出すのは……
黒色の見るからに伸縮性の高そうな袖の長いシャツとパンツ、それともう既に紐でしかない黒いショーツである。

もう片方の紙袋は触らず、こう、着て見せて?とずずずぃっとミユのほうに差し出すのだった。


まあ、それだけならスケベ貴族と居酒屋の店主のやりとりで終わる、ただナンパする金持ちに対して少女はどうするか?なのであるが、今宵は事情が違う。

ブライケルと呼ばれる青年はあの日、あの夜の出来事を同じ居酒屋の常連から何一つ聞いていないのか、酔っ払いの冗談だと思って笑い飛ばしたのであろう、だがしかし、それは本当に存在している。

ありとあらゆるモノに擬態して獲物に近づき、捕食、生殖行動をくり返す小さな悪夢、既に悪夢の種を散々撒き散らしたというのに吐き出したりないのか、少女の体内に流し込んだ種が上手く少女を孕ませられなかったのを感じたのか、寧ろ少女の肉を気に入ったのか、理由様々あるのだが兎にも角にもパンドラスムーと呼ばれた一度は調理されかけた蛸のモンスターはその少女の声と、己の所有物に手を出そうとする他種族の雄を排除すべく、動き始める。

その場所は少女の近くにして、物影となり、誰からの目にも届きにくいカウンターの下である。

ミユ > 「んしょっ…」

ミユはマスター席から立ち上がる…ちょっと遅い気もするが…
ちょっと顔馴染みなのもあって、つい地が出てしまった…

「ほむほむ…衣装ですか~ 一級品とはまた…どんなのが出てくるのでしょう?」
テンション上がってる男をみるも、ミユは先に呑んできたのかな?程度にしか感じず…

「ん~…これはぁ…」

ミユはその衣装を手に取る…ん~とてもシンプル…そして大胆…

「これは、ちょっとミユには…」

と、言いかけた所で、衣装に弾力があることが分かり…

そして確認するように、男の前で引っ張ってみるととてもなめらかに伸縮する。

(でも、いつもご懇意にしていただいてるし…今日くらいはサービスしてもいいかな?)
なんて思って…

「ん~これは恥ずかしいけど…ちょっとお待ちくださいね」
と…言葉を残して、着替えようとキッチンに走ろうとするミユ…

ミユはパンドラスムーがまだ店内に残っていたとはまったく気づかずに…
あの時にもう行為は終わったのだから、海にでも戻った…と程度しか考えて無かった…

パンドラスムー > 一級品、貴族の青年が豪語するだけあって伸縮性は伸ばせば伸ばすほどに広がり、それでいて触り心地はすべすべとしているし、少し少女の体躯には小さいかもしれないが、その伸縮があるため着るのは容易のはずである。

ひとつは首から腹部まですっぽりと包むタイプのそんな不思議な素材のシャツ、もう一つは膝を包むまでの丈の長さの同様の素材のパンツ、そして黒色の紐ショーツで両サイド紐で前後を隠す布は狭くて、シルク素材で上質のものであるのは間違いない、それにだパンツの方は尻尾穴までついていて、ミユの為にオーダーメイドで作らせてまるわかりで。

ただ全て着込めば全裸とは違うけども、身体のラインを滑らかに艶やかに伸縮素材のそれが張り付いてシルエットを浮かばせる、それを想像するだけで股座が滾るのか、ニヤニヤしながら、いってらしゃいと少女の後姿を見送る。

「何時もの制服の中か、それとも渡した服プラスエプロンとか?何でもいいや、早く着てこないかな……。」

ぶつぶつぶつ、青年貴族の独り事は激しく怪しく、もし周囲に他の客が居たらどんびきだろう。


待ちわびているのは何もその青年貴族だけではない。

カウンターの下で眠りを貪っていたパンドラスムーも同様である。

まだ寝起きなのか見た目通りの鈍重な身体を引き摺るように起き上がり、少女を追いかけるかと思えばポスンとその場に座り込んで、またうつらうつらと重たげに金色眼をひらいたり、閉じたり、とカウンターの中で追いかけるのをやめたタコのモンスターは触手足の数をじわりじわりと増やしながら、大切な孕み袋が戻ってくるまでの時間を他種族の雄に気付かれないようにじっとなるべく物音を立てないように待機している。

ミユ > キッチンに入り着替え始めるミユ…
それにしても…と見るは紐ショーツ…
(見えないのに必要あるのかな~)

なんて思いながらも着用し…
「はわっ」
尻尾穴に尻尾を逆撫でされる感触に…
「久しぶりだから…ちょっとこの逆撫ではきついですねぇ…」
ちょっと冷や汗が垂れるも紐ショーツを履く…

黒のシャツとパンツはミユのラインをきっちりと浮かび上がらせる…
股間の恥丘やお尻のライン…胸なんてプルンプルン震える…
もうお腹は見えてるしで、パンツは上まで履けないしで恥ずかしさ極まりない…
紐ショーツも腰のラインの部分は丸見え…
(ほむ…これは完全に過剰サービス)
着るだけでも十分にミユを刺激する。でも着て見せて!って言われた限りは
この格好で出るしかない…

そう色々と思いを巡らせながらも、ゆっくりとキッチンからカウンターに戻る…

「こ…こんな感じ?」

動く胸と、股間を隠しながら、少し声を震わせながら問うミユ…
(やっぱりこの格好は恥ずかしい…)

パンドラスムー > 思わず無言の拍手である。

青年貴族はキッチンより戻ってきた想像以上に卑猥な着こなしの少女の姿をニヤニヤと口元を緩め鼻の下を伸ばし、股座を熱くしながら聞こえる程に大きな拍手をした後に、ゲヒと思わず変な声で笑い……。

「いいじゃん、いいじゃん!ミユ最高にエロくていいよ!ほらその格好で酒の相手をしてよ!勿論店で一番高い酒ね?あと……こっちの紙袋は後でベッドの上で着て見せてよ。今は居ている紐ショーツよりエロいの入ってるからさ!」

青年貴族の中では今夜はベッドを共にする予定と妄想していて、「ほら、もっとおっぱい見せてよ隠さないでよ?」とか言葉の終りに付け加えて、その胸元を穴が空くほどに見詰めるほどに調子にのるくらいに矢張りテンションは高い。

青年貴族が酒を用意しろだのなんだの言うのに反して、カウンターの影でまどろんでいたタコのモンスターは徐々に意識が覚醒してきたのか、少女がカウンターに戻ってきたことで、一度子種を注ぎ込んだ相手に無条件で反応をしたか、あれだけ注いでも尚も孕んだ様子のない少女に対して、再び子種を注いで子を産ませようと動き始める。

あの晩、あの一夜、少女は終わり悪夢は海へと戻ったとそう思っているだろうが、少女がその胎を大きく膨らませ、タコのモンスターの子を産み落すまで、極上の苗床をタコのモンスターは逃す筈もない、それに此処は食料もあり安全で既に幾つかは死肉に卵を植えつけて物陰に隠してある。

カウンターへど戻る少女、あわせて伸ばすのはあの触手足。
声を震わせて股座を隠す少女をあの金色眼で無表情に見上げながら、まずは際どい衣装から見える素肌に触れるため、伸ばした触手足で少女の脇腹をヌチャと濡れてぶよぶよの足で触ると、もう片側にも触手足を伸ばして脇腹を通り抜けて、少女の伸縮素材に包まれたお尻の方に伸ばすと、猫尻尾の付け根、其処にニュルと足先から螺旋に絡まっていく。