2019/05/24 のログ
ご案内:「王都マグメール ホーレルヴァッハ邸」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール ホーレルヴァッハ邸」にクレマンスさんが現れました。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 己の頬を撫でる聖女の掌に、僅かに顔を傾けて頬を預ける。
マーキングする獣の様な。或いは、恋人に甘える様な、そんな仕草を見せながらも、浮かべる笑みは獰猛で欲望の焔が灯ったものだろう。
「…俺もだよ、クレマンス。こうして、共に過ごせる事を、何より嬉しく思う。……まあ、屋敷にき来てから構っていられなかった俺が言っても、余り信用は出来ぬかも知れぬが…」
年若い己に見合わぬ野心と、大貴族の嫡男という立場が招く多忙な日々。
立身出世を目論む一人の男としては多忙な事は大いに結構な事であったが、良き恋人。良きパートナー足り得ているだろうかとは、日々頭を悩ませていた。
それ故に、彼女を求め、彼女と交わる己は些か熱が灯り過ぎているのかもしれない。不器用な己がか彼女へ愛情を伝えるのは、結局こうして激しく、荒々しく彼女を求める事でしか現わせないのではと考えてしまうが故に。
「……だからその分。今宵は、お前を愛してやろう。喉が枯れるまで。理性が溶け落ちるまで。私の子種で満ちる迄」
彼女の膣内に打ち込まれた肉棒が、その締め付けを敏感に感じ取る。
元より、幾度となく絶頂へと導いた彼女の肢体の事は、十二分に知り尽くしていた。だからこそ、か彼女が挿入しただけで絶頂へ達した事を察するのは、容易な事であった。
「……とはいえ、入れただけで達するとは、相変わらず感度の良い事だな、クレマンス。だが、此の程度で達していては……持たぬぞ?」
クスリ、とそんな恋人の姿に愉し気な笑みを浮かべながら、緩やかに、しかし止む事のない抽送がつ続く。
蜜液を掻き混ぜ、膣壁を抉り、淫靡な水音を響かせながら、絶頂へと達した彼女を更に快楽の坩堝へと叩き落す様な。唯只管に、彼女に愛情と快楽を注ぎ込む様に、肉棒は蠢き、前後しているだろう。
■クレマンス > いかがわしい欲念だけでなく、笑い合って言葉を掛け合うことでも
充分満たされる関係だということを知っておきながら、それでも快楽を求めてしまう己の浅ましさ。
だがもちろん求めるのはただの快楽ではなく、恋人から与えられるからこそ価値がある。
絶頂直後の肉体には過ぎた腰遣いでも、己を見る彼の表情からは思慕が感じられ、幸福感となる。
「はぁ、はぁ、ふぅっ、弱い……所…っ、当たっています…もの、我慢が難しく、て……ぇ♥
あふっ、ンッ、あぁぁっ、あっ♥あっ♥そんな、またすぐ……イってしまいますわ……あっ♥」
己が絶頂したと知っていながら一旦腰を止めることのない性交は、初夜を思い出す。
まだきつく窄まっていこうとする膣肉を掻き分け、完全に収縮することすら許されず、蜜壺を抉られて腰が震えた。
まだ始まったばかりだというのに、ペニスが出し入れされる毎に掻き出される蜜の量は増え、恥毛をしっとりと濡らし。
雌の声で啼き、甘い吐息とともに嬉しそうに恋人を見つめる聖女は、果てやすくなっている己を叱咤するように耐えている様子がある。
シーツを握る手に力が込められ、爪が立っているのが証拠だった。
そのくせ己だけが感じるのではなく、彼にも性感を感じてもらい、雄の本能を刺激させたくて。
「はぁっ…あ♥ギュンター様…っ、好きです……キス、を……繋がった、まま……ぁ♥」
それは彼との夜伽の間だけに見せる、稚児っぽくも見えてしまいそうなワガママ。
堪えることで眉根を少しだけ寄せているというのに、口元はへろっと微笑みのようなものをのせ、キスをねだって顎を反らす。
膣奥を緊張させるように力を入れ、肉棒を柔らかくも甘く包んだのは上も下も繋がるという行為を意識させたくて。