2019/05/20 のログ
ご案内:「王都マグメール ホーレルヴァッハ邸」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 御約束待機中です。
ご案内:「王都マグメール ホーレルヴァッハ邸」にクレマンスさんが現れました。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 期待に満ちた彼女の表情を伺えば、期待値が高まっている様な気がして益々言葉が詰まってしまう。
とはいえ、ありきたりな。三文芝居の様な言葉を諳んじる様に伝えたところで彼女は満足しないだろうし、そもそも己の気が済むものでもない。それは、己の想いを自らの言葉にしたものではない。
うーん、と暫し唸る様な悩まし気な声と共に考え込んでいたが———
「……甘ったるい言葉にしようとするのがそもそもの間違いか。
なあ、クレマンス。その身体も、その心も、お前の全て。全て俺だけのモノだ。だから、此の国の…いや、此の世全ての俺以外の輩に、くれてやるつもりなど毛頭無い。お前が祈る神も、お前を慕うた民にもやらん。お前は、俺だけのモノだ」
甘い情緒的な言葉ではなく、傲慢で横暴な言葉。愛を囁くというよりは、独占欲を滲ませた男の言葉。
今の己の本心とは、彼女を手放したくないという独善的な想い。それを包み隠さず、素直に彼女につ伝えるのだろう。――それで彼女が満足してくれるかは、些か自信の無い所ではあったが。
「…当然だ。お前は俺のモノなのだから、その啼き声も、その表情も、全て全て俺のモノ。だから、もっと乱れて、もっと喘ぐと良い。その様が、俺にとっては何より喜ばしいものだ」
長く、永く交わったあの夜を経て、何処に触れれば。何処を弄べば彼女の肢体を昂らせる事が出来るのかというのは、十二分に覚え込んでいる。
それ故に、吐息を乱し始めた彼女に更なる肉欲を注ぎ込む様に、己の掌は彼女の乳房を弄りつつ、そ存在を主張する乳首を軽く摘まみ上げた。
その一方で、下腹部へ。子宮のある場所へと到達し、撫ぜる己の指を受け入れた彼女の言葉には、くクツリと小さく笑みを零して――
「……ふむ?そうだな…いや、お前の身体に順序をつけるつもりなど無いよ。お前の全てが、俺にとっては何もかも最上であり、愛しいものだからな」
そして、指先は下腹部から彼女の秘部を覆う下着へ。そして、下着の上から引掻くように秘部の入り口へ。そして陰核へと刺激を与え始める。
「……そうか。であれば、今宵はお前の幸福の許容量が溢れてしまうやも知れぬな。何せ、俺がお前の身体をどれだけ求めているかなど…十二分に、分かり切っている事だろう?」
彼女の手の中で暴れまわる肉棒は、尿道口を押し付けられればビクン、と跳ね上がい、先端から先走りの汁を零し始める。
僅かに腰を動かして体勢を変えると、彼女の手から太腿へと肉棒を移動させ、その柔肌に肉棒を押し付け、擦り付けていくだろう。
■クレマンス > 正直に言えば、期待していても照れ屋な少年がいかに悩み、言葉を選んでくれるのかが楽しみで
その反応自体が己への情の裏返しだと理解していたのだが、
考えた挙句に紡がれた言葉は想像した以上のものだったために、聖女は目をしばたかせた。
「……まぁ……、…まぁ……」
予想外のことに、饒舌に伝えてくれた彼とは真逆に語彙力を失ってしまった。
だが口元を緩め、頬を朱く染め、陶然と見つめる表情が彼女の感情を表している。
「……どんな物語よりも情熱的で、私の心を震わせるお言葉です。
んっ……あんっ……もう少し聴いていたいのに……体が我慢出来なくなってしまいそう……」
突起した乳首を摘ままれ、腰を震わせると、言葉だけではなく肉体での繋がりを求めてしまう己があった。
あの一晩で学んだのは恋愛感情だけではなく、肉体が焦がれ限界を超えても求めたくなってしまう激情の波。
それに惑わされながら、時に照れては言葉を濁す恋人がスムーズに言葉を続けていることに、ふっと暖かく笑い。
「不思議なお方。こういう時は甘いお言葉がすぐに出てくるのですから……。あ、んっ……ん、あぁぁ……♥」
ついに彼の指が秘部に至ると、急激に高ぶってくる。
かすれるような甘い声が密やかに響き渡り、秘裂が少しずつほぐれていく。
秘裂は膣奥が煮えていくような感覚を与え、陰核はそれに比べると刺激が強いのか、腰がピクと小さく揺れた。
下着を押し上げる程大きくないにしても、硬く膨らんでいく陰核が下着に擦れる感触は分かる。
おそらくは中で充血し始めていることも。
自身も高ぶりながら、相手も同様に身体が反応していることが堪らなく嬉しい。
捲れたネグリジェから覗いた太股に感じる肉棒の猛りが、硬さだけでなく先走りのぬめりがあることに興奮していた。
まるでマーキングのように己の素肌が彼の体液で濡れていく、支配されていくような不思議な気分に。
「……んっ、はぁ……ぬるぬるしています……ね…♥私も……あなたが欲しい……ください……」
指に付いた粘液を確認し、それを舐めるために咥えてしゃぶると蕩けた眼差しを絡ませて。
恋人という一人の少年に酔うように至近距離で囁く。
言葉以上に吐息は熱く、二人の周囲だけ汗ばむような熱気がある気さえする。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 陶然と頬を染めて此方を見つめる彼女の姿に、どうやら己の言葉は彼女を満足させるに相応しいものだったのだと理解する。
しかし、それに安堵する様な事は無い。単純に言えば、スイッチが入ってしまったのだ。
愛の言葉を囁くにもまごつく様な不器用な少年ではなく、眼前の聖女を組み伏せる一人の男として。
「…我慢する必要等あるまい?お前の身体は、俺を求めて疼き、熱を帯びているのだから。それを堪えようと言うならば、此方も少し攻め手を強くしてやらねばならぬな?」
乳房と乳首を弄んでいた手は、そのままするすると彼女の腰へと降りていく。さながら、身体中を這い回る蛇の様に、彼方此方に指先で触れて、刺激を与えていく。
「……多少なりとも、理性が溶け落ちていた方が本音と言うものは話しやすいものだろう。昂り、興奮しているのはお前だけでは無いという事だ」
彼女の言葉に小さく含み笑いを零しつつ、下着越しの愛撫は続く。時に強く、時に穏やかに触れて、引掻いて、摘まんで、押し込む。唯々彼女を乱れさせる為に。性感を昂らせる為に。己の指は、薄布を隔てて彼女に快楽を注ぎ続けるだろう。
とはいえ、絶頂に押し上げる様な刺激は与えない。硬度を得た陰核には、焦らす様な刺激。燃え上がらせながらも燻る様な動きで、愛撫を続けていたが――
「…随分と、出来上がって来たじゃないか。クレマンス。
ならば、強請ってみせると良い。俺のモノでどうされたいのか。浅ましく、淫蕩に、熱を込めて。ならば、最上の快楽をお前に与えてやるとも」
己の先走りを含ませた指を咥える聖女の姿に、更に体積と硬度を増す肉棒。
ソレをより強く彼女の太腿に押し当てながら、緩やかに笑みを浮かべてみせた。
尤も、彼女の熱が移ったかの様に、己の吐き出す吐息も。彼女を見返す瞳も。吐き出す言葉とは裏腹に、じんわりと欲望の熱が灯った色を湛えているのだろう。
「