2019/04/14 のログ
ご案内:「市民講座 絵画コース教室」にボブさんが現れました。
ボブ > (絵画講座の午前の部が終わり、控え室の椅子に腰掛け、腿に肘を付き、頬杖をしながら憮然とした表情を浮かべている男)

「はあぁぁ~~、モデル役が急にキャンセルになったからってこっちになんでお鉢が回ってくるかねぇ~。
午前中は本当に針のむしろだったよな…特に男性陣からのお呼びじゃねぇっていう視線が痛かったぜ」

(頬杖を突きながら愚痴を洩らしていく男。
それもそのはず…、本日のレッスン内容は『人体デッサン』
この教室の人体デッサンは娼婦のお姉さんをモデルに呼んで、午前中は薄衣を纏った状態での写生、
午後になったら全裸になったお姉さんを写生…というのが売りになっていたのだが、
本日呼んでいたお姉さんが突如キャンセルになり、他の娼婦にも話が付かなかったため、男が呼ばれる事になった訳で)

「これは午前中に居た連中はほぼサボるだろうな…数少なく居た女性陣もさすがに男の裸体は引くだろうしな」

(真面目に絵画を志してくれている者なら残るだろうが、それも難しいだろうなぁ~と男は思っていて)

「おそらくこの昼休みの間にモデルが俺……男だって事は噂が流れるだろうから、運良かったとしても一人くらい残るくらいかな?」

(もう少ししたら午後の部の時間になるだろうと思いつつも、おそらく無人の教室に行く事に少し憂鬱になっている男)

ボブ > (片肘を突いている体勢のまま、とりあえずは休息を取っている男)

「それにしても主催者の高尚な意思とは全く違った連中ばっか集まってるって事だよな。
俺の事をお呼びじゃないって目で見てたヤツらはここでのモデルの仕事を終えた娼婦のお姉さんをナンパして
その夜にいい目を見ようと思ってたんだろうしな」

(男自身もそいつらの邪な思いに普段だったら同意しないでもないが、思いっきり敵意の視線に晒されれば
男性陣にむかつきの気分しか覚えなくって)

「まぁ、これで誰か女性が残っていたのであれば逆バージョンもありえるのかな?
俺の身体に興味があってその全てを見てみたい…とかな。
……まぁ、そこまで美味しい展開にはならないだろうな…こっちに都合が良すぎだもんな」

(男性陣が女性モデル…娼婦のお姉さんを見ていた見方で女性参加者が男の事を見てたなら…という事を
頭に浮かべ、独り言を洩らしていくが、即座に調子が良すぎると打ち消す言葉も洩らしていく男)

ボブ > (男が居る控え室に絵画のテクニックを教える職員がやって来て、午後の授業の時間だと伝えてくるのを聞き、
やれやれ…といった感情を表に出すようにしながら椅子から立ち上がるが)

「一応、助っ人として一日拘束される事は受け入れたが、教室に誰も居なかったらこっちの仕事がないって事で
その場で帰らさせてもらうからな。
その際、仕事料は一日分もらうぜ、当たり前の話だけどな、こっちは与えられた仕事をやろうとしたけど
生徒の方がすっぽかしたんだから、こっちには非はないからな」

(絵画の職員にそう告げ、教室へと二人で向かっていく……
教室の扉を開けた際、生徒の数がどれだけ居たのかはその二人の目だけが捉えていたとか)

ご案内:「市民講座 絵画コース教室」からボブさんが去りました。