2018/12/12 のログ
■ナイン > その位…の…っふは、その位の、甲斐性…が無きゃぁ、な…
男というなら、やっぱりその方が――――
(無論、乱暴だの陵辱だのは良くない事だと。そういう意見が普通だろう。
だが、そんな普通が罷り通らない環境が。舞台が。生き方が在る。
そんな良くない事でしか、成り立たない事柄も。生かし方も。
…多分男も、其処は解ってくれるだろう。この国の住人ならば尚更の事。
だが、解っても敢えて、それ以上言わずに黙ってもくれたのだろう。
戯れ言じみた物言いの裏。戯れ言で済まさせてくれる事を感謝しよう。
だから、互いの唇の間。一旦置いたその指先を引き戻したのなら。再び己から彼の唇を吸った。
刹那だけの、欲の侭乱れる侭の物ではない…感情にに基づいたからこその、感謝の証。)
――っぃ゛ぃ、っ……っぃ、っぃあ、あ、っっぁ゛ぁあぁあ、っ…!!
は、ひっ、っぁ、ぅあ…!っぁ、ぁ゛、ぁ、……ぅ、っぁ、ぁあ、ぁぁ、ぁっ!?
(それだけを返したなら。後はもう溺れれば良い。
壊れて狂って構わない、牝の悦びだけで満たされたい。
犬の姿勢から更に、引き起こされれば。歪んで反り上がった肉孔は、より狭まりを増して牡の幹と絡み合う。
深々と貫き通された牝の胎は、突き込みの度に震え、引き延ばされ。反り上がった下腹にまざまざと、牡の影が浮かぶ程。
体格差、質量差、それ等を存分に感じさせられ、また、その全てが被虐めいた悦びに置換される繋がり方。
先程迄の言葉など、寸毫すら残せずに喘ぎ、喘ぎ…唯喘ぎ。
その侭更に抱き締められ、真下に近い所から突き上げられるなら。
何処か、牡を扱く為の。精を吐き散らす為の。男が欲を晴らす為だけの繋がりをすら思わせる、その体勢が。
殊更に何かを煽り立てたのか。後頭部を男の肩口へと預け、仰ぐ唇がより高く甘く、悦びばかりを囀り続け…
――引き攣るように。嗤った。)
ぁひ、っぐ…ひぐ…っ………!っい、っぁ、 ぁ、 ぁ゛ ………!?
ぃ――ぃな、それ…ぁ、ぁ゛…次も、その次…も……ぃ、や、今っ……!
今、だけで、壊れるくらいっ、…っぁ、あ゛、お前に――犯して……欲し、ぃ、っ……!!
(…解っている。牡の熱と裏腹の声色も。背後に在るだろう表情も、きっと。
だが解っているからこそ。それが本心からの言葉ではないと、解りきっているからこそ。
何も考えず素直に溺れ、快楽だけに溺れ、悦びだけに浸れるのだから。
有る意味、冷たさこそが優しさなのだと、その距離感に甘えていた。
甘えてしまうからこそ、より素直に、躰は牡を受け容れ悦んで。
遂に最奥すら突き崩され、胎の深まり全てが、牡によって満たされる事をすら。
甘く濁った絶頂の、歓喜の叫声で導き入れた。
求めさせてくれるだけ狂い、狂わせてくれるだけ受け容れ、受け容れるだけ…快楽だけに溺れ。
ぐぼ、ぐぼん、と生温い肉音を胎奥から響かせ、子宮孔を出入りする牡に、引き攣る躰は。
もう、快楽以外の一切を擲った牝、その物でしかなく。)
っぉ、ぉ゛……ひぐ、っぁ、ぁ゛ぁ、っ、ぉ…っぅ゛ぅ、ぅぅ、っ……!!
――――っぁ、ぁ …!!っ、っぁ、ぁ ひ、 ぃ゛ぃ、っ、っぁ ぁ、ぁぁ、ぁ、ぁ、ぁ………!!?
(雪崩を打つ新たな精が。貫かれた子宮その物の中で爆ぜ。
ますます以て膨らみを見せる腹は。その仔袋が牡という栓で堰き止められている為に、より大きくはち切れんばかり。
孕め――と。例えその言葉が、男の本心からではない物であろうと。
有様だけを見たのなら、最早孕んだ胎以外、何にも見えない事だろう。
それでも尚、貪るような男の動きは止まらない。
雪崩れ込ませる吐精もその侭、新鮮で濃密な精を更に掻き混ぜ、刷り込み、牝胎全てを染め抜き続ける。
少女も亦。そうして全てを牡に狂わされる事が、至上の快楽なのだとばかり。
最早膝が浮き上がって結合部で、牡ばかりで支えられつつも。びくつくように腰を震わせ、竦み上がらせ牡を啜り。
狂おしい快楽の暴虐に、際限の無い悦びに満たされ…同時に。此処迄嬲られる事にこそ、暗く心震わせ乍ら。)
っぅ……ぁ、――――ぁ、……ぁ…は …ぁ゛………
(きっと。らしくなってきた、とでも言いたかったのだろうが。
震える唇をついたのは、だらしなく弛緩した、理性の欠片もない牝の喘ぎだけだった。
膨らんだ腹すら揺すり立て、尚、牡を扱く為だけのように振り乱される、犯され方が。
この離れだけと言わず、宿の中別の場所でも…それこそ、最初に男が口にした通り。
さながら従業員たる男の好きに犯され抜いているかの如くに、姦乱を晒して繰り広げられ、晒される事となるのかもしれない。
…誰の目にも、少女が犯され、乱れ、壊され…としか見えないだろうその光景が。
実際には違うのだと。歪な、遠巻きの、それでも二人だけの何かに基づく物だったのだと。
知るのはきっと、最後迄当人達だけだった事だろう。)
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