2018/11/03 のログ
セイン=ディバン > 「ははっ、違いない。
 ……なのにツケは認めてもらえないんだな」

相手の言葉に同意するものの、出会った時の事を思い出し、ついからかってしまう男。
相手がじゃれつくのに任せたまま。頭を撫で続けるのだが。
流石に、股間に触れられれば、びくり、と身を震わせる。
達した後で敏感になっている性器を触れられれば、くすぐったさはかなりの物で。

「へぇ、なるほどね。……だったらホラ。
 ん~……」

相手をじろ、っと見るものの。甘えるような声に、くすり、と笑うと。
男は相手の体を抱きしめながら、更にキスをする。
ちゅ、ちゅと軽くキスを繰り返したかと思えば。舌を入れ、深い口付けを。
だが、相手の体に必要以上に触れたりはしない。あくまでも、後戯としての触れ合いだ。

チェルトト > 「……いいのよ。今日はそのおかげであんたに貢物をもらって、恩恵を返せたんだもん」

 思い出したような仏頂面で視線を逃がし、唇を少しとがらせて言う。
 その尖らせた唇に触れられるとまた表情を緩め、チェルトトは自分からもキスを返した。

「んふ……。したあとは醒めちゃうオスも多いのに、丁寧ね……。
 いいわ、いいオスに認定してあげる、セイン。
 まだ与えたい恩恵残ってるから、また会う時を楽しみにしてなさい……」

 声は、次第にささやきに変わって。
 やがて、彼にもう一度寄り添うと、そっと目を閉じ――。

セイン=ディバン > 「なるほど、そういう考え方もありか。
 だったら、オレがこの店に来たのもチェルトトの導きだったのかも?」

前向きな言葉だ、と。相手の様子に笑う男。
そのまま、キスを繰り返す中。男もまた、疲労に襲われ。

「いやぁ。オレだってそのタイプさ。
 ただ……チェルトトとのキスは、心地いいからな。
 ……はは、楽しみにしておくよ」

相手の声が小さくなり、目を閉じたのを見れば、男はベッドから抜け出そうとするのだが。寄り添われていてそれもできず。
やれやれ、柄じゃないんだがな、と小声で呟くものの。
結局、男も相手の体を抱きしめながら眠りに落ちていくのであった……。

ご案内:「酒場「獅子神亭」」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「酒場「獅子神亭」」からチェルトトさんが去りました。