2018/10/11 のログ
ボブ > (愛用のショートスピアとショートソード……更には解体用のナイフを所持して森の中を歩いている褐色肌の男)

「さて……そっちが冬支度をしている時に悪いが、こっちも冬を越す為に保存食を作らないとマズいもんでね、
植物性の保存食は村で何とか確保できるものの…動物性に関しては独自確保が必須だからな」

(自らの食の為に獲物を探し、森の中を歩いていく男……その視線は一切の油断など介在せず、
周囲の気配を察する事に集中しており、もし気配を察する物が近くに居たなら男の事を野獣か魔獣と勘違いするだろうか…)

ボブ > (木々が生い茂っているだけ合って足元にも草むらが生い茂っているが、
むやみに足音を立てさせないようにあまり足を持ち上げず、静かに足音を殺しながら森の中をゆっくりと徘徊していく男)

「う~ん……ウサギとかの小さな獣はちらほらと見かけたが、さすがに手に掛けるのは少し気が引けるな。
やはり人に対しても敵対心があるような大物じゃないとこちらとしても困るんだよな。 罪悪感に苛まれるというか…」

(これまで男が見つけたのは小さな草食動物が大半で、さすがに狩るつもりにはなれなかった。
ただ、そういった草食動物が居るという事はそう遠くない位置にそれを狙う肉食動物も居るだろうとふみ、
男の獲物を狙う意思は着々と強まっていくか)

ご案内:「メグメール (喜びヶ原) 自然地帯」にぼたんさんが現れました。
ぼたん > 小ぶりの背負い籠を背負って、ほぼ警戒心ゼロで歩いて来る。
視線は足元をきょろきょろと彷徨わせ、時折木々を見上げては首を傾げ
「えェと…ここら辺だったと思うンだけどねえ…」
おかしいねえ、と肩を落とす。

ボブ > (右手にショートスピアを持ち、獲物を捜している男の耳に届いたのは草を踏みしめる物音)

「ん?………草を踏みしめている音のタイミング…四足歩行のそれじゃないな。 …という事は人か?
まぁ、薬草取りや果実拾いの者がやってくる事もあるからな。
ここはやり過ごすべきか? それとも人を襲う動物が居るかもしれないから立ち去るように告げるべきか?」

(こちらに近付いてきている存在がおそらく人だとふんだ男は相手が収穫を得る事に重きを置くか、
それとも命をしっかり拾い上げる事に重きを置くか、考えつつ、こちらにやって来るであろう人の存在を確かめようと目を向けていく)

ぼたん > 気配に気付こうはずもなく、ふと立ち止まるとしゃがみこんで「…胡桃の木の恰好、わすれちまったンだよねえ…」下生えを探ってみるが、手ごたえはない。
「…仕方ないね、どっか果物か、きのこでも探そ…」折角だし、と言いながらよいしょと立ち上がる

ボブ > (草むらにしゃがみ、身を潜めているとちらりと姿が見えたのは最近出会った居酒屋の女将で…)

「………この前、栗の木の場所を聞いてきてたが、今度は胡桃か……。
中間に商人を挟まなくていい分、安く店に出そうって訳か……、客としてはそういう心意気は嬉しいんだがな」

(自らの危険を顧みず、収穫を得ようとしている女将にため息混じりの独り言を洩らしていけば、
わざとガサッっと物音を立てた上で立ち上がり、女将の方へと近づいていって)

「ぼたんの姐さん……命知らずだねぇ~。 これから近付く冬に備えて
食い溜めをしている動物達がいる森に足を踏み入れるなんてさ。」

(呆れ顔をしながら女将に近づいていく男は鎧こそ着てはいないが、しっかり武装はしていて
二人の間で面識がなかったら女将は山賊か盗賊に間違えそうな格好をしていた男)

ぼたん > 物音に鹿かなにかと振り返ると、思った以上に大きな人影ー
「!!わぁ!!?」
思わず後ずさって、木の根っこに引っかかって思い切り尻もちをつく。
合間に聞こえてきたのが聞き覚えのある声で…
「…あれ、木こりのにィさん?」尻もちをついたまま相手をぽかんと見上げる

ボブ > (声を掛ければ見事っ!といわんばかりに驚き、尻もちを付いた女将を見おろす様に見つめていって)

「こっちは冬を越す為の干し肉作りの為に森に入っているのにそちらはほぼ普段着といった感じで気軽に来ちゃってさ」

(街中で出会った時とあまり変わらない服装をしている女将に対して、老婆心ながら忠告しつつ、
左手を差し出し、立ち上がる手助けをしていくか)

ぼたん > 「へ…ああ……ごめんよ?」何だかむくれているような相手の言い回しに、まだぽかんとしたまま相手の手を取って
「えっと…何かまずかったかい?」
男の装備を眺めて、首をひねる。恐らくいままで、危機など感じたことがないらしい…

ボブ > (女将の手を掴み、引っ張りあげるように立ち上げれば、いかにもキョトンッとした表情を浮かべているのを見て)

「あのさ……これから冬になってどんどん森の中で食べ物が少なくなっていくんだ。
その前にしっかり食い溜めしていこうとしている肉を食うヤツも居る訳だ。
ぼたんの姐さん……いくら美味しい物を店で出してる姐さんでも自分の肉を動物に食わせるほどお人好しかい?」

(ちょっとした弱肉強食の世界にひょこひょことやって来た無用心な女将を嗜めるように言っていって)

「まぁ、ここであったの何かの縁だ、何を目的にしてるかは分からないけど同行しようか。
俺一人だと肉になりそうな動物も寄って来なさそうだし、姐さんがいたら動物が寄ってくるかもしれないしな」

(右手で持っていたショートスピアの柄の部分で自分の肩をトントンッと叩きつつ、
目を離したらとんでもない事になりそうな女将のお目付け役を買ってでようとしていく男)

ぼたん > 「いや、さすがにアタシもそこまでは…」引っ張り上げてもらって、ありがと、とつぶやき、ううんと考え込む。
確か自分も小さいころ、森で冬を越したことがあったはず…だけど…
「…お国の違いかねえ」ぼそりとそう、結論付ける。同行を申し出てくれた相手に瞬いて
「え、そりゃ、にィさんが一緒ならアタシも有難いけど…」
素直に喜んでいいものかという笑みと、迷惑ではないのだろうかと、済まなそうな顔が曖昧に混ざって、ゆっくり頷く。

「まあ、アタシは胡桃をさがしに来たンだけどね…」
前に見た場所を忘れちまって、と頬をかいて辺りを見回す

ボブ > 「まぁ、土地が広い分、色んな動物がいるからな。
何も知らないで森深くに入り込むのは極力控えた方がいいさ」

(ちゃんと森の事を知っている人から情報収集は最低限しておいた方がいいと薀蓄を語り上げつつ、
森での同行の話を持ち出していけば、遠慮する様子を見せながらも前向きな姿勢を見せている女将を見て)

「あのさ……この森の中を俺が歩いていて、目の前の姐さんが動物に食い散らされた姿なんて対面したくないぜ。
そんな惨状を拝むくらいなら一緒に行った方が何十倍もマシだよ。
……胡桃か……確かこれまで通り過ぎた所でリスが木の上にいる所を何度か見かけた所があったな。
おそらくその近くあたりに胡桃とかの木の実がなってる可能性はあるな……」

(女将ヶ遠慮気味になっているのを見て、思いっきり嫌な想像を頭によぎらせてしまうような事を口に上げ、
その遠慮の気持ちをぶっ飛ばすようにしてから、女将の目的物に関して考えてみていく男。
これまで小動物は見逃してきた男だったが、その小動物によって女将に役立つ情報を与える事ができたようで…)

ぼたん > 自分の惨状については思いが全く至らない。(そうなったら、それまでだし…ねえ)でも、目の前の相手が嫌な気分になるのも分かる。いつものように気だるげに笑って、ありがと、と繰り返して。
「え、どこだい?」
胡桃の情報を聞くと、教えたら直ぐにでも駆けていきそうな様子で少し身を乗り出し

ボブ > (女将の目的物…胡桃と聞き、リスを良く見かけたという事実から
もしかしたらその近くに胡桃を含む木の実が有るのではないかと告げていけば、
女将は前のめりになりながらその話の続きを要求してくるのを見て、逆に男の方が後ろに一歩下がって)

「お……おぉ……俺が来た方向に戻ってしばらく行った辺りかな?
必ずしも胡桃とは限らないけどな、団栗かもしれないしな」

(とりあえずは放置していたらかなり危ないと思われる女将を案内する為に男は先導して歩き始める)

ぼたん > 「うーん、この際、きょうのとこは団栗でも良いかなァ…」今のままでは収穫なしだ。
先導する男の背を追いながらそういえば、と「にィさん、今日の収穫は?」

ボブ > (女将を先導する…とはいえ、横とか後ろから女将に襲い掛かる獣がいないとも限らない為、
そちらの方にも意識を向けつつ、前を歩いていて)

「とりあえずは俺が見つけたリスが横着モノで何かが生っている木の傍に巣を作っている事を願うのみだな。
……ん? まぁ、見てくれよ、この槍の穂先っ!
今朝、磨き上げたばっかりの輝きをそのまま残してるだろ?
つまりは何もこのヤリで突いてないって事さ……」

(こちらの収穫を問われ、女将の方に向き直り、手に持っていた槍を見せ付けるように口上を述べ、
その長口上の内容を集約していけば『成果なし』となる訳で……)

ぼたん > 穂先を見て、瞬くとふふふと笑う
まあ、お互い頑張んないとね…とぽんぽんと相手を慰めるように叩こうと

ボブ > 「まぁ、こっちはある程度は自由に森の中を動けるくらい警戒はしてるから、今日の所は収穫無しでもいいさ。
姐さんがまたふらりと危ないエリアに足を踏み込まないように姐さんの収穫重視でいくさ」

(そう話しかけながら、男の目線が木の上に向かい、ある木の枝を指差していけば、
そこには二匹のリスが連れ立って枝の上を駈けているのが見えて) 

「そろそろリスたちの住みか近くだ。辺りの木に注目してなよ。
うっかりお目当ての横を通り過ぎるなんて大ポカは無しだぜ」

(男が見かけたというリスが居た辺りまで来た事を伝え、女将に出番が来た事を伝えていくか)

ぼたん > 「そうかい?悪いねえ…」
相変わらずの危機感の薄い様子だが、相手から注意を促されると木立にじっと目を凝らす。
「…あたっ!」
木を見つける前に、足元にあったらしい胡桃をふんづけて再びすてんと見事に尻もちをつく
「…あったね…」自分で踏んづけたそれを確認して、ごまかし笑い

ボブ > (女将に気の上を見るように指差した男、その男の指の先を視線で追う様に頭を上に持ち上げた
女将の身体のバランスが急に崩れ、転んでしまったのを横で眺めていけば、女将の足元でふんだ勢いで転がった胡桃が
男の目にも入って、ちょっと気が弛んでいた様子の女将の姿にプッと噴き出してしまう男)

「ああ、あったみたいだな。 それじゃあここからは女将の仕事だな。
俺は俺でリスを狙ってくる中型の獣でも来ないが、周囲を警戒してるかな」

(女将に自分の仕事をするように告げ、男も自分の仕事をすると話していくが、
その実は女将を狙う獣がいないかの警戒な訳だが……その結果、男の収穫になったとしても何ら問題はないわけだ)

ぼたん > あはは、とそのまま素直な笑みに替えてうん、と頷いて
「ちょっとまってね…」
ぽいぽいと背中のかごに放っていく。
やがて籠の底が隠れるくらいになると「お待たせ…」すっくと立ちあがって男を振り返る。きょろきょろしてから、済まなそうに
「済まないね、さっきからアタシがうるさくしてるから、にィさんの獲物、近寄ってこないのかも…」

ボブ > (時折視界の端に女将の姿を収めながら、周囲を警戒している男。
自分一人だけならば気配を消し、獣が近付いてくるのを待って狩る所だが、近くでドタバタ騒ぎを起こし、
女将を巻き込んではマズいと思い、殺気めいた気配をあえて発し、獣除けをしていれば、
ある程度収穫があった女将から声を掛けられて)

「ん? まぁ、こういう日もあるってこった。
毎日毎日大収穫だったらこの森から獣が一切いなくなっちまうってもんだ」

(自分からあえて獣が来なくしたのだから、女将のせいにするつもりはさらさら無く、
こういう日もあると運の問題だと切り捨てていけば)

「さて、森からちゃんと出るまでが木の実拾いの一環だ。
ちゃぁ~~んと森から出て、街まで戻るか見届けさせてもらうぜ」

ぼたん > 男の思惑など知る事もなく、自分だけが森の恩恵に預かって申し訳なく思う。
気にする風もなく、まだ暫く同行してくれるという男に気だるげに笑って
「ありがと…そだ、街に寄ってく時間はあるかい?」何か思い出したようで、首を傾げて
「この間、燻製をつくったンだ。たくさん作ったし、良ければちょいと持ってっとくれよ…」いいでしょう?というように相手を覗き込む

ボブ > (男の殺気である程度の距離の獣は追い払った為、女将一人でも森を出るくらいは出来るだろうが、
また一人で森に入るという事をされない為にも武器を持った者が傍にいるという事である程度の危機感は持ってもらおうとして)

「ん? 時間? う~ん?これから街に行って村に戻るか………
帰り着くのは夜か……、まぁ、何とかなるかな。それじゃあ、遠慮無しに貰っていくよ」

(移動距離などを頭に浮かべ、少し考え込むが好意を無にしてもなんだしと思い、その善意を受け入れる事にした男)

ぼたん > 提案を受け入れてくれた様子に、ほっと微笑む。あんまり世話になってばかりでは、気の毒だ…
「済まないねえ…あンま遅くなるようなら、お店に泊まってってくれても大丈夫だから…」
酔客をひとりくらい、泊められるように場所は用意してある。

ボブ > (店に泊まる……と言われて、椅子を並べてのゴロ寝くらいだろうと勝手な推測をしていく男)

「いや、そこはちゃんと村に帰るよ。 
いつ、ふらりとやって来るか分からない相棒がたまたま今日来てて、
夜飯抜きなんて事しちまったら思いっきり噛み付かれるからな。
食い物の恨みは恐ろしいって昔々から語り告げられている事だしよ」

(相棒の事を持ち出し、村に戻ると言った男。
……ちなみに噛み付かれるというには比喩ではなく、本当に噛み付かれるから恐ろしい話なのだが)

ぼたん > 噛みつかれる、の言葉にけらっと笑って
「そォなの…そりゃァ早く帰ったげないとね」
早くいこう、と自分で帰り道と思しき方向へと足を踏み出す。ちなみに、たぶん逆方向だ。

ボブ > (町と村の相対位置は男の頭の中に入っている、それを加味しての夜帰宅の予想な訳だが、
「早く行こう」と女将が歩みを進めた方向はこの森の奥へと向かう方向で……
男は女将の服の後ろ襟を掴んで止めていく)

「おいおい、そっちは森の更に奥深くの方。 街に戻るならこっちだ」

(男一人だったら道なき道も踏破して早く街に辿り着く事も可能なのだが、女性でも苦労せずに歩ける道を選んで
街へと…そして店へと送り届けられるように配慮はしていく)

ぼたん > 「ンぐ」
後ろ襟を掴まれて足だけが前に向かって目を白黒させる。方向を正されればごめんごめん、と笑う。

凡そ危機感は相変わらず持てていない様子だが、男の案内には大人しく従って街への帰路につく…

ご案内:「メグメール (喜びヶ原) 自然地帯」からぼたんさんが去りました。
ご案内:「メグメール (喜びヶ原) 自然地帯」からボブさんが去りました。