2018/05/07 のログ
ご案内:「ステッパーズ遺跡」に紅月/コウゲツさんが現れました。
紅月/コウゲツ > 「…さて、やって参りました第三回ステッパーズ遺跡~!」

遺跡の前に赤と黒の女…相も変わらず鉄扇片手にほぼ手ぶら。
その場に他の冒険者がいたらゲンコツでも喰らわされそうな遺跡を舐めくさった格好である。
[1d20→8=8]
紅月/コウゲツ > 「ホントよく当たるなぁ、この部屋…」

[1d20→8=8]
[小さな小部屋の中央に机が一つ、その上に飲み薬の小瓶が置かれている。ラベルには『私を飲んで!』との表記が。
怪しんでそっとしておくのならば何も起こらない。]


「さすがにもうね、懲りるって決めたよね、うん。
…き、決めたんだぞー?」

紅月は見ないふりして通りすぎた。
[1d20→15=15]
紅月/コウゲツ > 「不思議なお部屋に来たなぁ…」


[1d20→15=15]
[あなたはこの遺跡で学問的見地からとても重要な遺物を発見した!それが何であったかは自由に決定して良い。
ただしそれがあなたに理解可能なものかどうかはわからない。重要性を理解できず現金的な値打ちが無いものと見切りをつけてしまっても構わない。]


「…こ、れは……錬金術師の研究室か!
うわぁあ錬成釜に抽出機!しかもグレード高いやつ!!
ぁあん説明書まで残ってるなんて…!
これでアロマもポーションも金属合成も、魔素材だって…!!」

喜色満面に飛び上がって喜び。
その後せっせと機材の取り外し及び梱包作業に入る。

紅月は『魔導式自動化錬金術セット』を手にいれた。
[1d20→17=17]
紅月/コウゲツ > 「ふみゃっ!? っぐ、けほっけほっ…」


[1d20→17=17]
[あなたが室内に入った瞬間ガスが吹き付けられる。それを吸引してしまえばあなたの年齢は変化し体格も変わってしまう。(-10歳~+10歳まで、自由に決めていい)
ガスの効果は3時間程度続くようだ。この効果を無視して冒険を続行してもいいし、効果が切れるまで待機してもいい。ただし時間は刻一刻と過ぎていくことをお忘れなく。]


「…おぅふ、縮んだ。
ん?お?おあつらえ向きに鏡あるじゃん…、……えぇと、15くらい、なのかな?」

紅月はピッチピチになった!
特に問題はないので旅を再開した!
[1d20→14=14]
紅月/コウゲツ > 「あれっ、あの後ろ姿…」


[1d20→14=14]
[遺跡の調査に来ていた同業のドワーフと出くわす。ただしかなりのご高齢でドワーフ語の訛りが強く、共通語では会話にならない。
あなたがドワーフ語を習得しているか、あるいは何らかの意思疎通手段を持っているのならば彼は珍しい鉱石を一つ譲ってくれるだろう。]


「やっぱり!この間の○×カードのおっちゃん!
お元気そうで何よりだよー?」

紅月は前回と同じように、お絵描きによってかいわを成立させた。
『珍しい鉱石』を手にいれた。
[1d20→3=3]
紅月/コウゲツ > 「人影かぁ…って、また盗賊じゃん」

[1d20→3=3]
[あなたは前方に盗賊たちがたむろしているのに気づくだろう。彼らは4人組でまだこちらには気づいていない。
不意を打って襲撃するのも、敢えてやり過ごすのも自由だ。ただしこちらの人数が少ない場合は手強い相手になるだろうことを覚悟したほうが良いだろう。]


「いやいや、やっぱりスルー安定かなぁ…まだまだ、探索しだぁ」
[1d20→7=7]
紅月/コウゲツ > 「嗚呼、また貴様らか…」


[1d20→7=7]
[やけに湿っぽい部屋だ。それに澱んだ空気はやけに甘く、遠くから水滴が垂れる音がする。
ここはテンタクルスの縄張り、天井に潜んだ彼らに気づかなければ長い触手に巻かれて苗床にされてしまうかもしれない。]


「ふ、ふふ…今回はきちんと対策考えて来たんだ。
我が眷族たる鬼火よ!舞い踊れっ!!」

紅月の周囲に人魂が現れ、縦横無尽に飛び回る!
触手は熱に怯んで手が出せないようだ。

「ふっふーん!
前回2回も追いかけ回してくれちゃって、根に持ってんだからね!」

あーすっきり、先に進もう。
[1d20→8=8]
紅月/コウゲツ > 「最早安定の休憩ルームとなって参りましたコチラの部屋」

[1d20→8=8]
[小さな小部屋の中央に机が一つ、その上に飲み薬の小瓶が置かれている。ラベルには『私を飲んで!』との表記が。
怪しんでそっとしておくのならば何も起こらない。]


「ついでだ、お昼にしよ…
ティースコーンにハニークッキー、小鍋に水と茶葉…小鍋を掌に置きまして、沸騰するまでファイヤー!
こし器で茶葉を避けたら…ダンジョンティータイム♪」

お部屋の机を借りてランチタイム。
…部屋の用途?しーらない。

さて、後3つくらい進んだら帰ろうか。
[1d20→3=3]
紅月/コウゲツ > 「こいつらも不思議と遭遇するんだよなぁ」


[1d20→3=3]
[あなたは前方に盗賊たちがたむろしているのに気づくだろう。彼らは4人組でまだこちらには気づいていない。
不意を打って襲撃するのも、敢えてやり過ごすのも自由だ。ただしこちらの人数が少ない場合は手強い相手になるだろうことを覚悟したほうが良いだろう。]


「退散退散、ケンカしても良いことないからなー」

紅月はこっそり部屋を脱出した
[1d20→14=14]
ご案内:「ステッパーズ遺跡」にローザさんが現れました。
ご案内:「ステッパーズ遺跡」からローザさんが去りました。
ご案内:「」に紅月/コウゲツさんが現れました。
ご案内:「」に紅月/コウゲツさんが現れました。
ご案内:「」に紅月/コウゲツさんが現れました。
ご案内:「ステッパーズ遺跡」に紅月/コウゲツさんが現れました。
紅月/コウゲツ > 「あれっ、さっきの…じゃないっ!?」


[1d20→14=14]
[遺跡の調査に来ていた同業のドワーフと出くわす。ただしかなりのご高齢でドワーフ語の訛りが強く、共通語では会話にならない。
あなたがドワーフ語を習得しているか、あるいは何らかの意思疎通手段を持っているのならば彼は珍しい鉱石を一つ譲ってくれるだろう]


「あーなるほど、はぐれちゃった、と。
うんうん…さっきあっちで見たよ、がんばれ!」

紅月は、再び鉱石を手にいれた。
[1d20→12=12]
ご案内:「ステッパーズ遺跡」にローザさんが現れました。
ローザ > 暇つぶしとこの国の地理の勉強の一環としての遺跡巡り。

そんなに強い敵もいないので、遭遇したら即逃げを繰り返す。

そうこうしていると赤い髪の女性の姿をみかける。

「こんにちは。 同行しても構いませんか?」

背後から近づき、声をかける少女。

右手には白銀の剣。

服は地味で、見た目の印象としてはそこらの平凡な冒険者といった様子。
ただし、人懐こい笑顔を浮かべていた。

紅月/コウゲツ > ドワーフに手を振っていると、不意に声をかけられた。
振り向けば…普通の、女の子?

「ん、こんにちは!
…初心者冒険者さんかな?いいよ、宜しくね?」

装備があまりに最低限すぎる印象、きっと駆け出しも駆け出しなのだろう。
誰にでもスタートはあるもの、この子の冒険が上手くいくよう極力助けてあげなきゃ!

「私は紅月、お嬢さんは?」

微笑みながら首を傾げて。

ローザ > [1d20→11=11]
ローザ > 「初心者まではいかないけど、あんまり強くなくて。
一人だと大変だし、宜しくお願いします。」

赤髪の女性は気さくな人の様でドワーフにもにこやかに手を振っていた。
どうやら鉱石を分けてもらったようだ。

「僕はローザ。」

赤髪の女性は紅月と言う名前らしい。
服装からして異国から来た人の様だ。


[1d20→11=11]
[床一面に麻痺毒を持つ毒蛇の群れが這い回っている。致死性は無い種類のものだが噛まれれば1時間程度は体が痺れて動けなくなる。
出口まで工夫して蛇を退けるか、避けたほうが無難だろう。]

紅月と二人で歩いていると早速蛇の集団と出くわす。
恐らく毒蛇の類だろう。

「紅月さん、どうしよう。 蛇だよ蛇。」

右手に剣を持っているので、自然左手で紅月の腕を掴み泣きつく少女。
しかし、どちらかと言うとワクワクしている様子。

この先輩冒険者がどのような対処をするのか楽しみなようだ。

紅月/コウゲツ > 「ローザか、宜しく!」

なんて、和やかに挨拶していたのに…乙女を泣かすなど無粋な。

「大丈夫大丈夫、落ち着いて見てな?」

引っ付く彼女は微笑ましく、なだめるようにローザの頭を撫でてやり。
蛇を眺めながら口を開く。

「ローザ、野生の生き物が本能的に嫌がる物…つまり怖がる物だけど、なんだと思う?」

薄く笑みを浮かべ首を傾げて問うてみる。

ローザ > 頭に紅月の手が触れ、撫でられる。
少女は心地よく、腕に顔を押し付けた状態でニヘヘっと笑っていた。

「…火?」

この手の相手は本当は一人で追い払ったこともあるのだが、今日は先輩に思い切り甘えることにしている。
問われた事に楽しそうに答える少女。

紅月/コウゲツ > 「ふふっ、大正解!」

かわいらしい少女のかわいらしい笑顔、ダンジョン内で癒されるとは思わなかった…思いがけないトレジャーだ。

さて、蛇の方を向いて手を前に出す。
「ほれっ、さっさとお退き!」
蛇の道へと直線状に火の魔術を放ち、驚き逃げる蛇を確認すると…

「さ、走るよ!」

笑顔でローザに手を差し出す。
うっかり置いていかないように。

ローザ > 「やった。」

腕に抱きついたまま、はじけんばかりの笑顔を浮かべる。
知っている事でも褒められると嬉しい。

「おお~~~~。」

魔法で火を出せるようだ。
蛇たちは炎を恐れ一目散に逃げ出している。

「はい!」

差し出された手を掴み、共に駆けだす。
人の手を掴んだ状態で駆け抜けるのは久しぶりだ。
以前パーティーを組んでいたとこを思い出し、走っている間も楽しそうだ。

いい加減走り、蛇との距離が空くと自然を手を離す少女。

「次はどんな部屋だろうね。」

すっかり乗り気である。
[1d20→14=14]
紅月/コウゲツ > 「ね、どんな部屋…ん?」


[1d20→14=14]
[遺跡の調査に来ていた同業のドワーフと出くわす。ただしかなりのご高齢でドワーフ語の訛りが強く、共通語では会話にならない。
あなたがドワーフ語を習得しているか、あるいは何らかの意思疎通手段を持っているのならば彼は珍しい鉱石を一つ譲ってくれるだろう。]


「あー、そういやさっきのドワーフが、水に流されて仲間が散り散りになったって言ってたなぁ」

やれやれ、と言った様子で後頭部を掻く。
そしてローザに視線を向け。

「ローザ、ドワーフの言葉わかったりする?
私はサッパリだからメモ帳にイラスト描いて会話してんだけどさ」

苦笑しながら、いままで如何に対応していたか語る。
…もしローザがドワーフ語を知らないなら紅月はまたお絵かき戦法をつかうのだろう。

ローザ > 「またドワーフ…。」

流石に少女も苦笑する。
どうやらこの遺跡はドワーフの集団が出入りしているようだ。

「あ、じゃあやってみます…。」

青紫の瞳をじっと見つめてから、ドワーフの一人に声をかける。
といっても言語を知っているわけではなく魔法で互いの意思を伝えることが出来るように
するだけだが。

傍で効いても何を言っているのか分からない音を口から発啜ること数秒。

少女はピカピカの石を受け取る。

「先程居た仲間の場所を伝えたら、この石をもらいました。
どうやら浮く石みたい。」

掌で石に魔力を少し注ぐと、光を発して浮いている。
魔道士などに売ればそこそこの金額になるだろう。

「はい、どうぞ。」

少女はそれを紅月に差し出す。

紅月/コウゲツ > 「おぉ…やーるぅ♪
…ダメだな、私にゃフガフガ言ってるようにしか聞こえん」

心底感心する、といった様子で二人を眺めて…しばし後、浮く石を差し出されれば、きょとーんと。

「…ん?いやいやいや、これはあんさんのだよぅ!
私なんもしてないし、ね?」

自分の前でわたわたと手を振り、ローザが貰っておきな、と、にこりと笑んで。

ローザ > 「それじゃあ貰っておきますね。」

服のポケットに石をしまう少女。

無欲な先輩なんだなあと感心していた。

「そろそろ休憩できるところに出たいよね。」

優しい先輩の手を取り、奥へと歩き出す。
[1d20→15=15]
紅月/コウゲツ > 「お、不思議の部屋!」


[1d20→15=15]
[あなたはこの遺跡で学問的見地からとても重要な遺物を発見した!それが何であったかは自由に決定して良い。
ただしそれがあなたに理解可能なものかどうかはわからない。重要性を理解できず現金的な値打ちが無いものと見切りをつけてしまっても構わない。]


「やったぞローザ、アタリだ!
お前さん運がいいねぇ?」

特に警戒せずスタスタと次の部屋へ入っていく紅月。
くるりと振り返ると。

「この部屋はね、まぁ何だかよくわからんのは何処も一緒なんだけど…マニア涎物のアイテムとか遺物とかがあるんだ!
よくわからなくても一応もって帰っとくといいぞ?」

ニコニコと嬉しげに説明して。
再び室内を見回しながら、口を開く。

「それに、不思議と魔物が出ないから休憩には持ってこいだ!」

ローザ > 「やったね。」

そろそろ休みたいと思っていた所でタイミングよく大部屋に辿り着く。
ガーディアンの類も居らず、おまけにお宝がある部屋の様だ。

紅月の後から部屋に入った少女はまたもや褒められて嬉しそう。

「なるほど、多分これのことじゃないでしょうか。」

少女は部屋の中央のテーブルに置かれてある魔法機械に魔力を注ぐ。
すると、魔法機械から天井に向かって光が放たれる。
やがてそれは立体映像に切り替わる。
内容的にマグメールの大昔の情景を記録した物のようだ。
じっくりと全ての映像を見るのは大変だろうが、中にはとんでもない映像も収められていそうである。

「…これ、多分持ってるのが知れると当局に狙われちゃうんじゃないですか?」

少女は部屋の中に映されている映像を見やりつつ、紅月の横顔を覗く。
二人とも異邦人とは言え、彼女はこれをどうするだろうか。

「とりあえず、休憩しながら考えましょう。」

少女は埃だらけの椅子を見つけ、埃を払ってから座る。

紅月/コウゲツ > 「わぁ、今も昔も緑豊かなのは変わらないんだな…ん、でも、昔の方が豊かそう、だねぇ」

のほほ~んと映像を楽しんでいたのだが、続いたローザの言葉に、うっ…、と困った顔をして。

「あー…追い回されんのは、ちょっとなぁ……いや、とりあえず休憩だ休憩!」

苦笑して、おなじく古びた椅子に座る。
そして虚空に、何やら歪んで見える空間に手を突っこむ…そこから瓶を2つ取り出して。
瓶の中にはこんがり焼けたらクッキーのようだ。

「疲れたときは甘いもの、ってね?」

紅月は瓶の一つをローザに差し出して。

ローザ > 「不思議ですね。 僕も最近ここに来たので詳しいことは何も分からないんですが。」

映像の中で特徴的なのは今と違いミレー族が虐げられていない様子が映っていた。
今の状況へと切り替わった理由が映っているかもしれない。

「じゃあ、これは僕が貰っても構いませんか?
僕ならこれを人目に触れない場所に置いておくことも可能ですから。」

椅子に座って寛いでいると、紅月がどこかに手を突っ込んでいた。
瓶を二つ取り出し、一つが手元へ。

「うわ、頂きますね。」

両手を伸ばして受け取る少女。
早速瓶の中のクッキーを手にし、ほうばる。

「甘~~い♪」

バリバリとクッキーを口に入れる。

そして、食べながら気になっていたことを尋ねた。

「紅月さんはこの辺りの人ではありませんよね?
どうしてここに来たのですか?」

見た目だけではシェンヤンの人に見える。

紅月/コウゲツ > 「そうだねぇ…
あぁ、やっぱりミレー可愛いなぁ…もふもふだ、もふもふ。
可愛い子達が虐げられんのはホント嫌なモンだ」

やはりのんびり映像を眺めながら苦笑して。
クッキーの瓶を開けつつ。

「うん?あぁ、いいよいいよ。
さすがにまだ深淵を覗く気は無いからねぇ…私はのんびり眠っていたい」

どこか遠い目をして言う。
首を1度、横に振って…クッキーをサクリ。

そして嬉々としてクッキーを頬張る彼女に
「今日は本当に上手く焼けてね、お口に合ってよかった」
と笑い。

「…うん?どうして来たか、かぁ…
元々は、見聞を広めるために東の果ての国を出たんだよ…狭い範囲だけじゃ色々片寄るから」

自分の土地を守るためにね?とつけたし笑顔を見せて。

「けど私、ちょっとすんごく怪奇現象に巻き込まれやすくってさ…次元の間に落っこちて、気付いたらマグメールの遺跡にいた」

いやぁ参ったねぇ、と後頭部を掻いて。

「ローザは?その辺どうなんだい?」

ローザ > 「でもこの時代はミレー族も普通に暮らしていますね。
治安も今よりも良さそうですし。」

良い所だけを切り取って映している可能性もあるのでなんとも言えないが、
クッキーを食べながら映像を見るのもなかなか楽しい。

「じゃあ、これ持って帰りますね。」

少女が右手を翳すと、映像が消える。
そして、機械そのものが少女の右手に吸い込まれてしまった。

「紅月の手作りですか? おいしいです。 また今度下さいね。」

まさかの手作りクッキーに驚く少女。
瓶の中もすっかり空になっていた。

「今の話しだと、別の世界から来たってことですか?
そんなことあるんですね。」

話しには聴いたことがあるが、実際に目撃したのは初めて。
少女は栗色の瞳を丸くする。

「僕ですか。 僕はこの国から結構離れた国の出身で
あちこち旅をして最近この国に来たって状態です。
面白いことがたくさんあるのでしばらくは滞在しようかと。
紅月さんみたいに優しい人にも会えましたし。」

紅月/コウゲツ > 「本当、今の穢れ具合が信じられないくらいだねぇ…」

もうすっかりただの御茶会な雰囲気に…けれど楽しいから良しとしよう。

「おー、頼むよ。
危ない奴等に見付からんようにな?」

苦笑し、次いでクッキーの話になれば嬉々と。

「泊まってる宿屋の厨房借りてね、シケる事を気にしなければ簡単な保存食にもなるし…次はフルーツのでも作っておくよ!
あ、喉渇くでしょ、はい、お茶」

また虚空から、今度は水筒を取り出す…中身は温かい麦茶らしい。

「真実は小説より奇なり、ってね?」

ケラケラ笑って、しかし…

「マグメールは…長期滞在には向かないかもよ?
こわいひと、多いから」
真剣に、まっすぐ見つめて。

ローザ > 「僕としては今の状況も面白いからいいですけど。」

映像の検証はこの場では仕舞にする。
誰かこういったことに詳しい人に今度持ち込むとしよう。

「いいんですか? ありがとうございます。
おお、今度が麦茶ですね。」

渡された水筒からお茶を飲んでいる。
麦茶は以前居た別の国で飲んでいたようで。

「ですね~。」

紅月が笑うと、一緒になって笑う少女。

しかし、相手の表情が固いものになると少女は更に笑みを深める。

「大丈夫ですよ。 どちらかと言うと、僕の方がその怖い人かも知れませんよ?」

紅月/コウゲツ > 「そりゃまぁ楽しい事もあるけどね」
と、苦笑して。

「ふふっ、本当は紅茶が良かったんだけど…ダンジョンでおトイレしたくなると困るからね」
あまり語られないダンジョンあるあるである。
困った顔で頬を掻く。

「ローザが、こわいひと…?」
きょと~ん…驚いた顔で見つめるが冗談だろうと笑って。

ローザ > 「その時はその辺の隅でしちゃうしかないですよ。」

トイレの話しになると、苦笑する。
少女も一度や二度経験はあった。
最近はそういう苦労もしなくて済むようになるのだが。

「ええ、僕です。
紅月さんがお望みならお見せしましょうか。
何を見せればいいでしょう。
戦ってみせればいいですか?」

せっかくできた先輩なので、嫌われない範囲で力を見せても良いかもしれない。
少女は不思議そうな顔をしている先輩をじっと見つめていた。
その小さな体に魔力を漲らせていく。

ご案内:「ステッパーズ遺跡」からローザさんが去りました。
ご案内:「ステッパーズ遺跡」から紅月/コウゲツさんが去りました。