2018/03/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 武芸修練所」にボブさんが現れました。
■ボブ > (木槍を構え、武芸初心者である行商人を名乗る男に稽古を付けている褐色の肌をした男。
この修練所で専属の教官と稽古でたびたびいい勝負をしていたこの男に臨時の教官になってくれという依頼を受けて
それに応じた男は厳しく初心者である行商人を仕込んでいて)
「よしっ! いい切り掛かりだ。 その動きを忘れるな。
それじゃああまり一気に詰め込んでも身体がついていかないだろうから、今日の所はこれまで。
しっかり張った筋肉を解すように足首や手首を動かしてからあがれよ」
(稽古をつけていた行商人に本日の稽古の終わりを告げれば、相手は会釈をし、男の前を立ち去り、
その後姿を見送った男は軽く息を吐いていけば)
「さてと……今日の稽古予約はあと一人の予定か。
どれくらいの腕前の持ち主がやってくるものなのかね? 時々熟練者も混じってやってくるから油断ならねぇんだよな」
(手に持っていた木槍を壁に寄り掛ける様にし、フリーになった両肩を回す様にしながら、次の稽古相手を待っていて)
■ボブ > (朝から休憩を挟んで数人の稽古の相手をしてきた男、その休憩の最中でも緊張を解かないように…でも力み過ぎないように
適度な緊張感を保ちながら、呼吸を整えながら身体を小刻みに動かしていて)
「さてと……確か次の相手は無手の組み手だったかな?
打撃・投げ・極めとなると手加減の加減が本当に胆になるからな……そこら辺は気をつけていかないとな」
(男に知らされているのは稽古相手がどのような稽古を望んでいるかだけで、どのような相手が来るかは
相手が来て、対面してやっと知る状態で……対面した相手によって力加減も考えようと道場で一人呟いていて)
■ボブ > (前の稽古からずっと柔軟体操をしながら、本日最後の稽古相手を待っていたが、そこに窓口の係員がやってきて、
『どうやら規定時間になっても来ない様なので、本日のお仕事はこれまでといたします』
…と告げられれば、屈伸運動をしていた男はそのまま道場の床に座りこんで)
「なんだぁ~~、しっかり準備も整えて待っていたのにそりゃないよぉ~。
まぁ、来なかったんだったらそっちの落ち度でもないから仕方ないか、また訓練するヤツの手が足りなかったら呼んでくれや。
こっちも本職の仕事が埋まってなかったらまた顔を出すからよ」
(最後の訓練者が来ない事を伝えてきた係員に軽く愚痴を洩らしながら、
修練所の助っ人はこれからも継続する意思がある事を伝えていけば、褐色の肌の男は係員の肩をポンッと手で叩き、立ち去っていった)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 武芸修練所」からボブさんが去りました。