2018/01/31 のログ
ご案内:「個室マッサージ店「フェザータッチ」」にコニーさんが現れました。
コニー > 街の一角。地下に入っていくスペースにこっそり作られたマッサージ室。
思いつきで場所を借りてはじめたのは、もちろん自分が楽しむためだ。
『美肌、痩身、豊胸、魅力アップ間違いなし』
……と、そんな看板を立てている。

客引きを人に任せて、本人は室内で待機。
簡素ながらしっかりしたベッドに清潔で柔らかい毛布を敷いて。
傍らには、たっぷりのローションが溜められたボトル。もちろん、色々と便利な成分が配合されている。
「あとは、お客さんが来るのを待つだけ……っと♪」

うっすら汗ばむような陽気の部屋の中。
甘い香りの香炉を焚いて、薄明かりの下。明らかに、単にマッサージするだけではないのだけど。
『今ならキャンペーン中で格安!』なんて客引きの言葉を信じて、やってくる誰かがいるかもしれない。

ご案内:「個室マッサージ店「フェザータッチ」」にティネさんが現れました。
ティネ > 甘い香りに誘われでもしたかのように、ふらふらと一匹のてのひらサイズの妖精がマッサージ室へと迷いこんでくる。
薄い布の服に重たそうな背負袋をヒモで結わえて担いでいた。

「美肌に豊胸ってどんなことするんだろ……」

ない自前の胸を手のひらでさする。一応の女性としてちょっと気になるらしい。
もっとも、それが真実だったとしても妖精に効くものかどうかは謎だった。
してもらえなくても、こっそり見学ができないかなあと、ふわふわと浮かびながら
入り口から中を覗き込んで。

コニー > 掌を擦りあわせて、客が現れるのを待っていたところ。
ふと、気配を感じて顔を上げれば、見覚えのある小さな姿。
「あれ……おいで。妖精さん♪」

と、温かい室内から手招き。軽く掌を指しだして、ここへどうぞ、とばかりに。
「ひとり? どこかに行く途中かな?」
重たげな背負い袋を眺めつつ。細い指先でスリスリ、頬を撫でてあげようと。

ティネ > 「あれ、よく見たらコニー? だよね?」

顔見知りがこんなところで商売をしているとわかって、首をかしげる。
誘われるままに、手のひらへと乗って撫でられる。

「ひとりだよ。
 ……えっと、ここにはたまたま通りがかったんだけど……
 マッサージ、っていうのが気になって。その、美容にいいとか」

ちょっと恥ずかしそうに言って、手の上で身体を揺すると背負袋の中がちゃりんと鳴る。
どうも硬貨が入っているようだ。

コニー > 「そうだよ。久しぶり、かな。ふふー……前は、もっと温かかったから、外で服を脱いでも平気だったんだけどね」
くすくすとイタズラっぽく笑いながら、そのときあったことを小さく囁きつつ。
かわいらしい姿を、くしくしと撫でてやって。

「ん。そうそう。いろいろ、勉強して、身につけてるところ。……ティネは、小さいから練習にはいいかも、ね」
重たくない? と、背中の袋を軽くつまんで重みを減じつつ。
にこ、と笑みを向けると、
「練習中だし、友達だから。お金は要らないよ。受けてみる?」

ティネ > 「うん、ひさしぶり。……あははは、裸でもくっついてれば寒くないよ?」

撫でられれば撫でられるほどにくにゃくにゃと表情を緩める。
紐を緩めて、ヨイショと背負袋を下ろさせてもらう。やっぱりちょっと重いらしい。

「へぇ~、しっかりしてるんだね!
 え、いいのー。太っ腹ー。マッサージって、ボクはじめてかも。
 ……ねーね、どういうことするの?」

こく、こくと素直に頷いて。見上げる笑顔は期待に満ちている。

コニー > 「ふふ、そうだね。この部屋は暖かいし。裸になっても平気」
目を細めて笑うと、受け取った袋……彼女にとっては荷物を、そっとテーブルに置く。
お金はいくらでもあるから、わざわざ手をつけたりはしない。
……にしても、人間の街で生きていくためとはいえ、大変だな、と思ったりはする。

「体をほぐして、気持ちよくするんだよ。それじゃあ……これを塗り込んでいくから、服を脱いで?」
と、彼女にとっては大きすぎるベッドの上にご案内。
ボトルの中身を自分の掌にこぼすと、とろぉりとした粘液を、くちゅくちゅ、手の中でなじませるようにしてみせて。

ティネ > 「はぁ~い」

ちょん、とシーツの上に着地して、そう恥ずかしがることもなくもぞもぞと服を脱いで
素肌を晒していく。
目の前で粘度の高そうな液体が捏ね上げられるのを見ると、ちょっと顔を赤らめる。
肌着などは身につけていない。
マッサージの邪魔になりそうだからか、背中の蝶翅が空気に溶けるようにして消えていく。

「なんか、やらしー感じしない?」

率直に思ったことを口にする。それでも興味津々といった感じでコニーの手から目を離さない。

コニー > 「そうかな? もしかしたら、やらしーマッサージかも」
相手の言葉には、否定するつもりなんかないらしく。
にちにちと指のあいだに糸を引く粘液を掌に広げて人肌に温めると、そっと両手で妖精の体を抱くように包む。

「それじゃあ、ゆっくり。まずは、体を温めて気持ちよくする薬が効いてくるまで、肌に塗っていくからね?」
掌にたっぷりのローション。優しく、小さな体を撫でて、くちゅり、くちゅり、と全身に伸ばしていく。
細い腕もそっと指で包むようにして、首から下はたっぷり粘液にまみれさせ。

「ここは、特にじっくり、ね♪」
人差し指を胸に当て。くりゅ、くりゅっ。たっぷりと塗り込むように、膨らみをなで回していく。